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『映画 ギヴン 柊mix』

2024年02月14日 | 映画(か行)
『映画 ギヴン 柊mix』
監督:橋本能理子
声の出演:矢野奨吾,内田雄馬,中澤まさとも,江口拓也,今井文也,坂泰斗他
 
明日UPするこの日の本命作品を観るためにはTOHOシネマズ梅田か西宮まで行かねばならず、
電車で行くならともかく、車で行くなら西宮しかあり得ません。
というわけでTOHOシネマズ西宮へ向かい、本命までの時間潰しに観たも同然の作品。
 
とはいうものの、前作の『映画 ギヴン』(2020)はちゃんと劇場で観ています。
原作はキヅナツキのボーイズラブコミックで、TV版アニメもたいそう人気のようです。
男性同士の絡みそのもののシーンはありませんが、それなりにそんなシーンはあるので(どんなシーンやねん(^^;)、
鑑賞に年齢制限ありかと思っていたら、なしのG指定らしい。へ~っ。
でもこれ、親子で観に行ったら「あれは何をしているの?」とか聞かれたりしませんか。
イマドキの子どもはこれしきで驚かないのかしらん。(^o^;
 
さて、客はかなり入っています。そして私が観た回は100%女性客。
登場人物は全員イケメンだし、アニメといえども目の保養になります。
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』を観て以来、Netflixで“SPY×FAMILY”にハマっている私としては、
黄昏ことロイド・フォージャーの声を担当している江口拓也が出ているのも嬉しい。
 
本作は2020年の劇場版の続編で、2部作として作られた前編。
 
“given”のギタリスト上ノ山立夏は、ボーカルに佐藤真冬を迎えてライブを成功させたものの、
フェス出場を賭けたコンテストで惜しくも脱落。
そのコンテストに通ったバンド“syh”はデビューを決める。
 
syhのベーシスト鹿島柊は、ギタリスト不在のsyhの一時的なサポートメンバーとして立夏を抜擢。
「なんで俺が」と思いつつも練習に参加するようになった立夏。
 
柊はsyhのドラマー八木玄純(しずすみ)と小学校時代からの幼なじみ。
いつも一緒にいるのが当たり前で、特に意識したことはなかったはずなのに、
柊はある日、自分がどうしようもなく玄純を愛していることに気づき……。
 
本作に関してもほかのアニメ作品と同様に前知識ゼロ、予習も復習もしていませんから、
どうやら誰かが亡くなっていて、それが真冬の恋愛相手だったと私が知るのはかなり話が進んでから。
 
年齢制限なしであることに驚いたように、目のやり場に困るシーンや台詞はまぁまぁあります(笑)。
でも、『世界一初恋』なんかもそうでしたが、会話のテンポが良くて面白いし、
恋愛もので男性と女性というところが男性同士に変わっただけと思えば、直視してもよいか。
いやいやいや、男性と女性だとしても、これはこれで親子で観ると恥ずかしいでしょ。(^^;
 
演奏される曲自体は好みではないけれど、いろんな音が聴けるのは楽しい。
楽器の練習ができる格安物件を探していた梶秋彦(声を担当するのは江口拓也!)が
屋上の事故物件を見つけるシーンも楽しかった。
 
この後まだ後編があるわけですね。前編を観ちゃったら、後編も観なければなるまい。

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