【マイケル・ジャクソン】：ワールド・プレミアム・ライブ/ NHK-BShi 番組情報。

　ワールド・プレミアム・ライブＳＰ　
　マイケル・ジャクソン
　～デビュー３０周年コンサート～

　放送局 ：ＮＨＫ－ＢＳhi（ハイビジョン）
　放送日 ：２００９年１２月３０日（水）午後１０時～午後１１時２５分（放送終了）

　放送局 ：ＮＨＫ－ＢＳhi（ハイビジョン）
　放送日 ：２００９年１０月２日（金）午後８時～午後９時２７分（放送終了）

　放送局 ：ＮＨＫ－ＢＳhi（ハイビジョン）
　放送日 ：２００９年７月１９日（日）午後９時～午後１０時２７分（放送終了）
　番組HP：http://www.nhk.or.jp/wplive/wrlspl_090719.html


　＜mimifukuから、一言＞

　先日７月１０日深夜にＮＨＫ総合で放送された、
　『マイケル・ジャクソン：“ＫＩＮＧ ＯＦ ＰＯＰ”の軌跡』は、
　素晴らしい番組制作になっており６０分弱に凝縮された、
　映像編集の妙が堪能できる良質のプログラムだった。

　特に番組開始直後にオルフのカルミナ・ブラーナの音楽に乗せて、
　フラッシュ・バックのように編集された２分弱の短い映像センスに脱帽。
　まるで有能なアニメーターが作成した高速カットのような繋ぎ合わさ技術は、
　完成度の高いマイケルのパフォーマンスに敬意を込めているように感じた。

　番組映像を見た１１日の内に衝動的に
　『ライブ・イン・ブカレスト』（ソニー）と、
　http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHBP-61

　映画『ムーン・ウォーカー』（ワーナー）のＤＶＤを、
　注文している自分に苦笑。

　人（大衆）の消費意欲はこうした社会熱に連動するように行動され、
　７月１３日発表のオリコンチャートでマイケル作品が、
　ベスト１００の内１６を占拠し史上初の事態になっている。

　『ライブ・イン・ブカレスト』は、
　１９９２年アルバム「デンジェラス」の発表に合わせ、
　全世界で３５０万人以上を動員したライブ映像。
　映像作品としての品質は論議の余地があるが、
　パフォーマンスの高さは、マイケルの映像の中でも圧巻。
　ご覧になられた多くの方が気付かれると思うがカメラは、
　オーディエンス（観衆）の表情を執拗に追いかけている。
　そして失神する者や涙する者の姿が永遠と流される。
　（ＮＨＫ『“ＫＩＮＧ ＯＦ ＰＯＰ”の軌跡』の映像でも確認できる。）
　１９９２年のルーマニア・ブカレスト。
　１９８９年の１２月にチャウシェスク政権が倒され民主化が実現して３年。
　オーディエンスの異様な熱気はそのような社会背景をイメージさせる。
　（日本でもビートルズの初来日公演は同じような状況だったと伝え聞く。）
　世界の途上国に於いてのマイケルの存在は、
　自由の象徴であったのかも知れない。
　映像を観てそんなことを感じた。

　そうした社会熱の中で絶妙のタイミングで放送されるのが、
　『マイケル・ジャクソン：デビュー３０周年コンサート』
　地上波でなくデジタルＢＳ波のみの放送は残念だが、
　２００１年の９月７日と１０日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで、
　行われたコンサートは、４時間以上に渡る長時間のコンサートだったようだ。
　このコンサートに関する詳細な情報は下記（米：Ｗｉｋ）にリンク。
　＊Michael Jackson 30th Anniversary Celebration
　http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Jackson:_30th_Anniversary_Special
　
　贅沢な出演者がマイケルのデビューを祝っている。
　２００１年９月１０日。
　お祝いの翌日に同地ニューヨークで同時多発テロが起きた事は、
　マイケルの心に深いキズを残したとも考えられる。
　９．１１米同時多発テロが契機でもあったかのようにその後のマイケルは、
　音楽活動やコンサート活動に積極性が見られなくなっていく。
　（その後、スキャンダルの日々が続きマイケルは次第に消沈していく。）
　
　１９８０～９０年代がピークであったと言われるマイケルの
　不思議な因縁を感じる貴重な２１世紀のライブ映像。
　ワールド・プレミアム・ライブの再放送の有無は微妙なので必見。
　午後９時からの放送なので家族団欒でテレビの前に集合。
　極上のエンターテインメントをお楽しみください。
　３連休の真ん中なのでお出かけの方は必録画（急げ）。
　ぜひ友人や知り合いの方にも紹介してあげてください。
　特にマイケルを知らない若い世代の人達へ。
　＜努力は必ず報われる。＞
　マイケルの残した映像遺産が事実を証明します。

  ＜ブログ内関連記事＞

　＊マイケル・ジャクソン追悼特集：ＮＨＫ総合 ＆ ＢＳ番組情報。
　 → http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/c21e962830172fe5ac149d8562cd85e7

　＊ＮＨＫ制作『マイケル・ジャクソン・KING OF POPの軌跡』：番組詳細。
　 → http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/dff10009a1de7eadb2f5beff86085a22　

　＊マイケル・ジャクソン：デビュー３０周年コンサート。
　 → http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20091001

　＊マイケル・ジャクソン：ＴＨＩＳ ＩＳ ＩＴ/映画鑑賞と感想。
 　→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20091121
　
　＊マイケル・ジャクソンの死を東京で知る。
　 → http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/886d7498b4d81a32cf1907fc234a317e


　～下記、ＮＨＫホーム・ページより記事転載：再編集。

　２００９年６月２６日に急逝した、
　“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンが２００１年９月に、
　アメリカ：ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催した、
　マイケル・ジャクソン：３０周年記念スペシャル・ライブの模様を放送。
　ホイットニー・ヒューストン、アッシャー、デスティニーズ・チャイルド、
　エリザベス・テイラーなどゲスト陣も豪華。

　前半はアッシャー、ディスティニーズ・チャイルド、ホイットニー・ヒューストン、
　ライザ・ミネリ他が登場し“マイケルの持ち歌”などを歌う。
　そして、
　後半はマイケル・ジャクソンの圧巻のパフォーマンス。
　まずはマイケルと彼の兄弟たちジャクソンズと共に、
　（ジャーメイン、ジャッキー、ランディ、マーロン、ティト）、
　グレイテスト・ヒッツ・メドレーを披露。
　ラストは、
　マイケル・ジャクソンの圧倒的なパフォーマンスが全開。
　ガンズ・アンド・ローゼズ：スラッシュとの「ＢＬＡＣＫ　ＯＲ　ＷＨＩＴＥ」。
　ギャングにふんしたバック・ダンサーを従え大ヒット曲の「ＢＥＡＴ　ＩＴ」。
　圧巻は「ＢＩＬＬＩＥ　ＪＥＡＮ」。
　ムーンウォークを始めとしたパフォーマンスはまさに、
　“キング・オブ・ポップ”であることを眼前の聴衆に見せつけている。

　【出演者リスト】

　マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、マ　イ　ア、
　アッシャー、ビリー・ギルマンシャギー、リックロック、モ　ニ　カ、
　タ　ミ　ア、デボラ・コックス、ラー・ディガ、マーク・アンソニー、
　デスティニーズ・チャイルド、ライザ・ミネリ、グロリア・エステファン、
　ジェームス・イングラム、ルーサー・ヴァンドロス、ナインティーエイト・ディグリーズ、
　ジャクソンズ、イン・シンク、スラッシュ、クリス・タッカー等

　【曲目リスト】

　１：「ＷＡＮＮＡ　ＢＥ　ＳＴＡＲＴＩＮ’Ｓ　ＳＯＭＥＴＨＩＮ’」
　～ＷＨＩＴＮＥＹ　ＨＯＵＳＴＯＮ、ＭＹＡ、ＵＳＨＥＲ
　２：「ＢＥＮ」
　～ＢＩＬＬＹ　ＧＩＬＬＭＡＮ
　３：「ＩＴ　ＷＡＳＮ’Ｔ　ＭＥ」
　～ＳＨＡＧＧＹ　ｆｅａｔ　ＲＩＫＲＯＫ
　４：「ＨＥＡＬ　ＴＨＥ　ＷＯＲＬＤ」
　～ＭＯＮＩＣＡ、ＴＡＭＩＡ、ＭＹＡ、ＤＥＢＯＲＡＨ　ＣＯＸ、ＲＡＨ　ＤＩＧＧＡ
　５：「ＳＨＥ’Ｓ　ＯＵＴ　ＯＦ　ＭＹ　ＬＩＦＥ」
　～ＭＡＲＣ　ＡＮＴＨＯＮＹ、
　６：「ＢＯＯＴＹＬＩＣＩＯＵＳ」
　～ＤＥＳＴＩＮＹ’Ｓ　ＣＨＩＬＤ
　７：「ＹＯＵ　ＡＲＥ　ＮＯＴ　ＡＬＯＮＥ」　
　～ＬＩＺＡ　ＭＩＮＮＥＬＬＩ
　８：「Ｉ　ＪＵＳＴ　ＣＡＮ’Ｔ　ＳＴＯＰ　ＬＯＶＩＮＧ　ＹＯＵ」
　～ＧＬＯＲＩＡ　ＥＳＴＥＦＡＮ、ＪＡＭＥＳ　ＩＮＧＲＡＭ
　９：「ＭＡＮ　ＩＮ　ＴＨＥ　ＭＩＲＲＯＲ」
　～ＬＵＴＨＥＲ　ＶＡＮＤＲＯＳＳ、ＵＳＨＥＲ、９８°

　１０：「ＣＡＮ　ＹＯＵ　ＦＥＥＬ　ＩＴ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ
　１１：「Ａ　Ｂ　Ｃ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ
　１２：「ＴＨＥ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ　ＳＡＶＥ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ
　１３：「Ｉ’ＬＬ　ＢＥ　ＴＨＥＲＥ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ
　１４：「Ｉ　ＷＡＮＴ　ＹＯＵ　ＢＡＣＫ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ
　１５：「ＤＡＮＣＩＮＧ　ＭＡＣＨＩＮＥ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮＳ、ＮＳＹＮＣ
　１６：「ＳＨＡＫＥ　ＹＯＵＲ　ＢＯＤＹ　ＤＯＷＮ　ＴＯ　ＴＨＥ　ＧＲＯＵＮＤ」
　～ＴＨＥ　ＪＡＣＫＳＯＮ

　１７：「ＴＨＥ　ＷＡＹ　ＹＯＵ　ＭＡＫＥ　ＭＥ　ＦＥＥＬ」
　～ＭＩＣＨＡＥＬ　ＪＡＣＫＳＯＮ
　１８：「ＢＬＡＣＫ　ＯＲ　ＷＨＩＴＥ」
　～ＭＩＣＨＡＥＬ　ＪＡＣＫＳＯＮ、ＳＬＡＳＨ
　１９：「ＢＥＡＴ　ＩＴ」
　～ＭＩＣＨＡＥＬ　ＪＡＣＫＳＯＮ、ＳＬＡＳＨ、
　２０：「ＢＩＬＬＩＥ　ＪＥＡＮ」
　～ＭＩＣＨＡＥＬ　ＪＡＣＫＳＯＮ
　２１：「ＹＯＵ　ＲＯＣＫ　ＭＹ　ＷＯＲＬＤ」
　～ＭＩＣＨＡＥＬ　ＪＡＣＫＳＯＮ、ＵＳＨＥＲ、ＣＨＲＩＳ　ＴＵＣＫＥＲ

　【番組ナビゲーター】：クリス・ペプラー、ＲＥＮＡ


　＊マイケル：史上最多１６作がオリコン１００位入り。
　http://mainichi.jp/enta/music/news/20090714mog00m200012000c.html

　～下記、毎日新聞リンク先記事転載。

　１４日発表されたオリコン週間ランキング（２０日付）によるとアルバム部門で、
　２００９年６月２５日に急死した米歌手のマイケル・ジャクソンさんの作品が、
　１００位以内に１６作ランクインした。
　アルバムで同時に１００位内にランクインした数では１９８７年８月に、
　俳優の石原裕次郎さんが死去した直後に１３作が同時にランクイン。
　マイケルさんは２１年１１カ月ぶりに記録を更新した。
　１００位以内に入ったのは、
　先週１３日付の４位から３位（週間売り上げ８万６０００枚）に上昇した、
　ベスト盤「キング・オブ・ポップ　ジャパン・エディション」をはじめ、
　７月８日に紙ジャケット・シリーズで再販された
　「スリラー」（５１位）
　「デンジャラス」（７３位）
　「バッド」（８５位）など、
　先週の５作を大きく上回った。
　（マイケルさん名義の）トップ３入りは、
　１９８７年１０月２６日付で３位の「ＢＡＤ」（８７年８月発売）以来、
　２１年９カ月ぶりとなる。
　また、
　ジャクソン・ファイブ名義の「ベスト・オブ・ジャクソン・ファイブ」（０２年６月発売）も、
　８４位にランクインしておりマイケル・ジャクソン名義の作品と合わせて、
　関連計１７作のアルバムがトップ１００入りした。
　関連作の週間総売り上げ枚数は、
　１３万５０００枚で死去後初の１０万枚突破を記録した。
　さらにジャクソンさんの作品は、
　２０日付のＤＶＤランキングで総合１０位内に２位の、
　「ビデオ・グレイテスト・ヒッツ～ヒストリー」（０５年１２月発売）など６作がランクイン。
　ミュージックＤＶＤ部門では上位４位までを独占した。
　これまで同一アーティストによるミュージックＤＶＤの上位独占は、
　２００５年３月にＶ６が記録した上位トップ３までが最高で上位４位までは史上初。
　またマイケルさんにとって映像作品でのミュージック部門１位は、
　１９９５年７月２４日付にビデオ「ビデオ　グレイテスト・ヒッツ　ヒストリー」で、
　獲得して以来１４年ぶりでＤＶＤでは初となった。
　（2009年7月13日：毎日新聞記事転載。）