台風進路
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0712l.html
資料:気象庁ホーム・ページ内
9月20日 朝
9月19日、午後9時ごろに台風は熱帯低気圧にかわりました。
ただし、低気圧の雨雲は、今後朝鮮半島を通過後に日本海に抜けることには変わりがないので注意が必要です。
北朝鮮は20日、台風12号で刺激された前線と、台風12号から変わった温帯低気圧の影響で、強風を伴う豪雨が18日から20日午後にかけて中央部や南部地域を襲い、大きな被害が出たと報じた。
北朝鮮南部では最大で368ミリの雨量があり、平壌では268ミリを観測した。
北朝鮮は8月、過去40年間で最悪とされる長雨に見舞われ、約600人が死亡、または不明になり、約10万人が居住地などを失ったとされる。
今回の豪雨でも、先月の大雨と同じ地域で被害が出ている模様で、国民の生活に影響が出ている模様。
9月19日 夜
中心気圧990hPa。午後8時頃、上海の西250キロメートル周辺から、北西に向かっています。暴雨風域はなくなりましたが、衛星画像では、しっかりとした回転運動を持ちこの台風が予想以上に強い勢力で中国大陸に上陸した様子がうかがえます。
中国にとって台風のコースとしては、最も被害の出やすい進路をとっているように感じます。
暴風の心配はありませんが、回転運動からもたらされる雨雲の進入がゆっくりとした速度で中国大陸の広い範囲で大雨を降らし、インフラ整備のされていない地域では災害の恐れも心配されます。
中国では20日現在、7人の死亡が確認され、3人が行方不明になっている。
人口1700万人を抱える上海では、学校を閉鎖したりスポーツイベントを中止するなど混乱に備えていたが、台風12号の進路がやや西よりに進行したために、大規模な被害を受けることはなかった。しかし、上海市内で18日に、垂れ下がった電線が水たまりに接触。男性がその水たまりに足を踏み入れた男性が感電死するという事故が発生した。
中国では、この台風が過去に上陸した台風の中でも特に危険な台風と認識し、対規模な避難命令や外出を避ける方策を打ち出していたが、コースが西の山岳地帯に進んだために被害は少なかったと分析している。
中国では、過去に1997年の台風17号で236名が死亡、建物の倒壊が8万棟余りの被害をだした。
9月19日 朝
中心気圧960hPa。暴風域の直径:約170キロメートルで、中国大陸に上陸した模様です。
台風12号は、台湾北部を北上し、台湾の多くの学校、企業、株式市場が閉鎖した。台湾では、現地建設作業員1名が死亡した。
9月18日 夜
先島諸島は、暴風域からは抜けたものの、強い雨雲の区域に入り暴風雨の危険はしばらくは続きそうです。
台風は、今後勢力を弱めながら中国:浙江省沿岸に上陸し、北上する予報が出ています。
台風は、高密度の雨雲を持ち中国大陸沿岸部を縦断する見込みで、上海を含め朝鮮半島まで、広い地域で被害や影響がでそうです。
大陸では19日、人口密度の高い上海周辺まで、暴風域に入る可能性もあり、交通機関等を中心に影響がでそうです。
さらに、台風は温帯低気圧に変わり、20~21日には朝鮮半島に強い雨雲をもたらしそうな予測がでています。
9月18日 朝
中心気圧が930hPa。暴風半径が170キロと昨晩より、さらに強烈な台風となり、西北西に進んでいます。(たぶん、発達しても925hPa。今が最盛期と思われます。)
気象庁の当初の発表は960hPaとやや軽めの見解でしたが、予想以上に海水温が高かったようです。
ただ、11号が、940hPaで久米島近海を北上したことを加味すればそれ以上の想定も出来たような気がします。
先島諸島は、すでに暴風域に入っていますが、まもなく台風の暴風危険領域の右下半分(東南部:時計の針の2時~8時位)に入ってきますので、さらなる暴風雨の恐れがあります。
瞬間最大風速は、南風が70~65メートルと予測されます。
先島諸島の方々は、経験されていると思いますが、本当に危険な数字なので絶対に風がおさまるまで外出は避けてください。
また、台湾北部は、今日は終日交通を含め大混乱に陥りますので渡航者の方は室内で待機してください。
非常に強い台風12号は18日未明、八重山地方を直撃しました。
西表島では同日午前8時、観測史上第2位となる最大瞬間風速65・9㍍を記録しました。
また、石垣島では午前6時半に最大瞬間風速59・5㍍を観測しました
9月17日 夜
中心気圧950hPa。暴風半径140キロと朝と比較し、強く大きくなりました。
発達する時間速度が速く、海水温が予想以上に高くなっているようです。
非常に強い台風12号は、935~940hPaまで発達すると予想されます。
また、雨雲の範囲も大きく予想以上に沖縄本島~先島諸島には、長時間の雨が降り続くようです。
さらに、先島諸島は暴風域にすっぽり入る見込みで、長時間の強い風にもご注意ください。
瞬間最大風速は、55メートルにもなりそうで、外出は出来るだけ避けてください。
9月17日 朝
980hPa。
沖縄地方の南海上にあって北西に進路をとる台風12号は、大陸に上陸しそうです。
しかし、今夜から南西諸島西部が暴風域に入る可能性が高く、また早い時期で目も形成されているので予報以上に発達する可能性もあります。
この台風も今のところ、暴風域の大きさはコンパクトなので進路の微妙な変化で強い暴風の箇所がことなりますのでご注意ください。
9月16日 夜
今日のお昼頃に台風12号が発生しました。
暴風域はありませんが、今後発達は必至で、9月に発生したこれまでの台風よりは、幾分は大きな暴風域を伴うような気がします。
今のところは、台湾の北を通過し大陸に上陸しそうです。
ただし、台風が上陸後消滅しない限りは北に進路をとった後に偏西風に乗って日本海に進入してきますので油断せずに見守りましょう。