mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

NHK-BS 『茶道裏千家・千玄室』:100年インタビューに出演。

2010-09-29 23:00:00 | テレビ番組


 100年インタビュー
 「裏千家大宗匠:千玄室」

 放送局:NHK-BShi
 放送日:2010年9月30日(木)
 放送時間:午後8時~午後9時30分(放送終了)

 放送局:NHK-BShi
 放送日:2010年10月2日(土)
 放送時間:午前10時~午前11時30分(放送終了)

 放送局:NHK-BShi
 放送日:2010年10月7日(木)
 放送時間:午後0時30分~午後2時(再放送)

 <mimifukuから一言>

 日本人にとって最も日本的な精神。
 それは禅にも通ずる、
 “和敬静寂”の心かも知れない。
 和敬=心を和らげて敬う事。
 静寂=静かで寂しい事。
 
 茶の湯について日本人がイメージする言葉
 “わびさび=枯れた風合い=味(年輪)”
 侘び=心細さ。気落ち。
 寂び=寂しい気持ち。閑寂な風趣。
 ~以上広辞苑を参照(別な意味も多数)。

 広辞苑で言葉の意味を調べていくと、
 ネガティブ(マイナス思考)なイメージ。
 しかし日本人が抱く、
 日本的な“和敬静寂”の意味は、
 精神的な覚悟をも表わすと感じる。
  
 当ブログで以前に記述した文書に
 “茶の湯の沸く音を心静かに楽しむ”
 の意味を後で調べてみると、
 “茶の沸く(煮える)音は六つ”
 に分かれるのだそうだ。
 <釜の六音=魚目、蚯音、岸波、遠浪、松風、無音。>
 ~または魚眼、蟹眼、雀舌、小涛、大涛、無声とも言う。
 茶席に招かれた人達が心をひとつに同じ音(茶の沸く音)を楽しむ。
 無駄な言葉を排し自然が生み出す音に耳を傾ける日本的な精神文化。
 禅の教えである“無の境地”に含まれる“一心(不乱)”
 一心とは、
 “邪念を排除し無に入る道理を持つ”とされる。

 邪念を排除し無に入る道理を目指す、
 日本的精神は“道”に通じる。
 文武両道は、
 柔道、剣道、弓道や茶道、華道、書道など。

 “道を究める=邪念を排除し無に入る”

 
陽気な中で心を無にする事は難しい。
 反省の念を抱くとき、
 静かに自分を見つめる事は自明である。

 
“文に於いての精神修行=自分を見つめ直す作業”
 だとすれば、
 “和敬静寂”の境地に至る自然や人心との対話。
 ・自然を観察する心=洞察力や想像力を養う。
 ・人心との対話=無言の内に相手の思いやりに気付く。
 ・相手を思いやる気持ち=もてなしの心。
 
 楽しく騒々しい事。
 場をわきまえぬ行動・行為は、
 多くの人々の心に傷や嫌悪を残す。

 日本的な文化を否定し“自分を意識”しだした日本人が、
 辿り着いた平成の憂いと精神的な貧弱は日々顕著だ。
 ~必ずしも平成の世が悪い事ばかりではないのだが。

 戦後の日本人が否定し排除してきた、
 日本的文化や日本人の精神。

 一杯のお茶も、
 “心がけひとつ=観察力”で多くの事を知る。
 そんな日本の文化(精神)を学習してみたい。

 果たして千玄室さんの口から何が聞けるのか?
 日本文化の先導者の発言は楽しみでもある。

 
 

 <世襲について>

 裏千家大宗匠:千玄室さん。
 千利休から数えて15代目にあたる裏千家の家元(宗室)。
 ただし、
 家元職はご子息(16代)が引継ぎ現在は大宗匠の肩書きで活躍。
 1923年生まれの87歳。

 千家について調べてみた。
 千利休の血筋を受け継ぐ家元は3つ。
 三千家と呼ばれ、
 “武者小路千家、表千家、裏千家”と分類。
 裏千家は戦後最も大衆に普及した流派であり、
 千玄室さんの功績は極めて大きい。

 三千家に分かれた理由は、
 3代目家元:千宗旦の意志と伝わる。
 政情不安が起きた時を想定し、
 3人の息子を別々の藩主に使えさせた。
 次男:宗守(武者小路千家)を高松・松平家。
 三男:宗左(表千家)を紀州・徳川家。
 四男:宗室(裏千家)を加賀・前田家。
 以後三千家は途絶えることなく現在に至っている。

 世襲の継続
 裏千家:当代宗室さんは16代目。
 400年も続く茶道の継承者である。
 日本に於ける世襲制度=家督制度。
 代表される世襲としての天皇家。

 昨今巷では世襲制度への風当りが強い。
 今日(9月29日)のトップ・ニュースは北朝鮮の後継候補の決定。
 国家の指導者が3代も続く世襲に首を傾げる人も多いだろう。

 また今朝の新聞に記載されていた、
 「民主党:羽田孜元首相は後継候補に長男の羽田雄一郎氏を要望し、
 同党:岡田克也幹事長は党の方針から容認できないとの認識を示す。」
 とのニュースも世襲絡み。

 世間(一般庶民)では世襲制度に対し嫌悪感を示す方も多い。
 世襲制度は民主主義の根底にある“機会の均等”を妨げるし、
 優れた能力が世襲の名の下に埋没するとの危惧もある。
 しかし、
 
昭和の名人と言われる落語家:古今亭志ん生さんの2人の息子。
 金原亭馬生さん(長男)と古今亭志ん朝さん(次男)は、
 サラブレッドの中のサラブレッドとして類例のない大活躍。
 陸上:ハンマー投げでは、
 父:室伏重信さん、息子:広治さん、娘:由佳さんの、
 室伏ファミリーの大活躍は誰もがご存知の通りであるし、
 血筋(血統)の真意を考える上での好例のひとつと言えよう。
 さらに、
 歌舞伎界や能楽等の伝統芸能でも面々と受け継がれる世襲制度の意義。
 
 世襲(生まれながらに道が決まる)することは、
 子供時代からの環境や本人の自覚を促すことで、
 思いもよらぬ才能として開花する事も多い。

 世襲の是非
 この場で問うべき問題でないことを承知の上で、
 日本的観念の王道教育(帝王学=家系と覚悟)が失われつつある現実。
 再びしかし。
 戦後の日本が推し進めた官僚機構のキャリア制度に見られるような、
 新しい王道教育(偏った選別教育制度)は本当に正しかったのか?

 サラブレッドの才能×管理教育で養われた才能。
 否定されつつある世襲と家の継承。

 世襲にせよ機会の均等にせよ。
 必要なのは選ばれる事ではなく、
 選ばれた後の(指導者としての)覚悟だ。
 選ばれる事の意味よりも選ばれた後の責任。
 責任を背負う覚悟こそが人の上に立つべき資格である。

 400年の系譜を背負う重み。
 それが如何程に困難なものか?
 そんな社会の疑問に対する、
 受け継ぐ者の答え(世襲を受け継ぐ覚悟)を、
 裏千家大宗匠:千玄室さんの口から聞きたいものだ。

 <番組感想:9月30日>

 今年87歳になられた千玄室さん。
 何よりも驚いた事は若さ、力強さ、明快な頭脳。
 兎にも角にも、
 “元気な方”であることに驚かされた。

 番組が進行していく中でふっと頭を過ぎった事がある。
 終始正座を要求される畳上での稽古。
 
~茶道には立礼(りゅうれい)もあり番組は立礼席で収録。

 日本の住居から次々となくなる“畳”の文化。
 その大きな理由に“正座”する事で、
 “膝に悪い”からや“足が短くなる”から。
 本当なのだろうか?

 筋違いの話ではあるが、
 近年海水浴は多くの人々に敬遠され海水浴は、
 夏のレジャー(観光)になりにくくなっている。
 それは“シミ”や“皮膚癌”への懸念。
 しかし私達の世代は、
 子供の頃の甲羅干しは脊髄の免疫力を活性化し、
 風邪を引かない元気な身体を作ると励行された。

 “私達は言葉巧みに誘導されてはいないだろうか?”

 
番組を観ながら日本(日本人)ってなんだろうと感じた。

 茶室に見る日本の文化
 ~構造は朝鮮伝来とされる。
 日本の国宝に2件の茶室がエントリー。
 『待庵:たいあん』
 『如庵:じょあん』
 犬山市にある如庵を拝見したが、
 小さな空間にさりげない多くの細工。
 無駄を排し必要なものだけが、
 茶室に入る事を許される空間。

 千玄室さんも言及した、
 人が楽しく“片寄せあって”の団欒。
 言葉少なに空間(時間)を楽しむ。
 
 言葉で言ってもらわなきゃ分からない。
 言葉に出さなきゃ理解されない。
 言葉で言えば分かるでしょ。
 平成に入って盛んに聞く言葉だ。

 勿論言葉は必要だが(玄室さんも多弁)、
 言葉では伝わらない気持ちの伝達。
 さりげない優しさや気持ちを、
 “瞬間の振る舞い”
 で表わす。

 茶道(お手前)に見る“もてなし”は、
 道具の取り合わせや細かな心遣いで表わされる。
 鈍感で学習意欲のない者に“もてなす”は伝わりにくい。
 ~私自身も茶道に通じていないので自身の言葉に心苦しいが。
 私達はそうした“複雑なもてなし”を否定してはいないか?
 と同時に複雑なもてなしが生み出したと考えられる日本の文化。
 それこそが高貴(複雑なもてなし=徹底した心遣い)であり、
 日本が誇る“ものづくり”の基礎になってはいなかったか?
 
 番組中語られた千玄室さんの、
 “和敬静寂”への思い。

 和=平和と調和。
 敬=互いに敬いあう。
 静=清らかな心。
 寂=落ち着いた心。

 強い調子で現代日本(世相)を否定された千玄室さんの思い。
 家元(立場)である限りは言えなかった言葉の数々。
 特攻時代を経験した激しい憤りと虚無感。
 千玄室大宗匠には伝えるべき言葉がある。
 
 
千利休が茶道を通して秀吉と対峙した時代。
 千玄室さんが対峙しているものは何か?
 茶道家元(伝承)の覚悟を知る番組となっていた。
 

 <ブログ内:関連記事>
 *京都・茶の湯大百科:NHK-BShi番組情報。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/0141629ea1aa63aae9b22c8ccbbe18ac

 *雨音を楽しむ:日本文化(日本人の精神)と音の関係。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/f9ef76c825dfaeedd837ff7ac9dff246

 
 
~以下NHKホームページより記事転載。

 今回のゲストは裏千家15代家元で現在は大宗匠の千玄室さん(87歳)。
 千玄室さんは海外でも茶の湯の普及に取り組み、
 “茶の湯を通して”平和の実現を目指してきた。
 一方人間関係が希薄になるなか、
 “相手を思いやる茶の湯の文化から人と人とのつながりを見つめ直そう”
 と訴える。
 茶の湯から見える今の日本。
 そして平和を導く“茶の力”とは何か。
 京都・裏千家で話をうかがう。
 聞き手は渡邊あゆみアナウンサー。

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NHK-SONGS 『山口百恵』:2週連続放送(番組情報)。

2010-09-27 21:43:11 | J-POP


 SONGS「山口百恵:Part1」

 放送局:総合/デジタル総合
 放送日:2010年9月29日(水)
 時間:午後10時55分~午後11時25分(30分)

 *再放送の予定
 総合:10月1日(金) 午前1時55分~2時24分
 BS2:10月4日(月) 午後5時30分~午後6時
 
 SONGS「山口百恵:Part2」

 放送局:総合/デジタル総合
 放送日:2010年10月6日(水)
 時間:午後10時55分~午後11時25分(30分)

 *再放送の予定
 総合:10月9日(土) 午前1時40分~2時09分
 BS2:10月11日(月) 午後5時30分~午後6時

 番組HP: http://www.nhk.or.jp/songs/

 <mimifukuから一言>

 1980年(昭和55年)10月5日。
 歌手:山口百恵さんは日本武道館の舞台に静かにマイクを置いた。
 今でも語り継がれる伝説の舞台(ステージ)は30年も昔の出来事。
 歌手として女優としてタレントとして。
 人気の絶頂期の引退は大きな社会現象となり、
 40代以上の人々の記憶に強く残っている。

 私の手元には山口百恵さんが書いた自叙伝。
 『蒼い時』が今でも保管されている。
 1980年9月25日に初版は発行された。
 ~手元にあるのは1981年4月25日発行の文庫本。
 
 出生、生い立ち、裁判、初体験、結婚、引退。
 赤裸々な文面に山口百恵さんの繊細で几帳面で、
 正直で真面目で勝気な性格等が読み取れる。
 “そこまで書かなくても?”
 当時のアイドル(大衆の見識)の自叙伝としては、
 衝撃的な内容だった。
 
 山口百恵さんが持つ凄み。
 それは、
 出生~生い立ち~成功への道のりと、
 大人の思惑との葛藤。
 
 ~しぶしぶと私を認知をしたあの人が、
 私が有名になる事で親権を要求してきた。
 母はクタクタになるまであの人に振り回された。
 母は静かに言う。
 何百万円かのお金を要求された。
 17歳の私が、
 金銭であの人と血縁を切ることに、
 何の迷いもなかった。

 父との確執と17歳の決断。
 経験が醸し出す人としての凄み。
 山口百恵さんが表現した憂いの表情や凛とした物腰。
 それは彼女の経験の投影に他ならない。

 もう一つの世間を驚かせた彼女の決断。
 “愛する人のために自らが身を引くこと”
 現在に暮らす(アメリカナイズされた)人々にとって、
 山口百恵さんの決断はいささか面喰うものだろう。
 自叙伝の中に記述されている30代女性のコメントとして、
 「あなたのおかげで女性の地位は十年前に逆戻りしたわ。」
 その返答としての、
 「私はこれから女房になろうと思う。
 女房という語から感じるいい意味でのニュアンスを、
 さりげなく大切にして行きたいと思う。
 それが今、
 21歳の最も私らしい姿だと思うのである。」 

 引退から既に30年もの月日が流れても、
 彼女のようなトップ・アイコンは出ていない。


 昭和のヒロイン
 戦後の美空ひばりさんは別格として、
 山口百恵さんは時代の鏡だった。
 そして今でも、
 多くの女性達は彼女を慕い、
 彼女を心の支えに生きている。

 そんな伝説のパフォーマンス。
 平成生まれの方々には、
 どのように映るのだろうか?
 
 興味は尽きない。


 ~以下NHKホームページから記事転載。

 衝撃的な引退から今年で30年。
 日本の歌謡史に大きな影響を与えた歌手・山口百恵さんの、
 軌跡をたどります。
 NHKに残る貴重な秘蔵映像を蔵出しし、
 今もなお多くの人々に歌い継がれる名曲の数々をお届けします。

 【Part1:曲目リスト】

 「ひと夏の経験」
 「夏ひらく青春」
 「横須賀ストーリー」
 「夢先案内人」
 「イミテイション・ゴールド」
 「乙女座宮」
 「絶体絶命」
 「美・サイレント」
 「しなやかに歌って」
 「プレイバックPART2」

 【Part2:曲目リスト】

 「秋桜」
 「いい日旅立ち」
 「曼珠沙華」
 「さよならの向こう側:Live」
 「しなやかに歌って」

 

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大横綱:白鵬の4場所連続全勝優勝&3日間分の日記。

2010-09-26 21:20:00 | 日記・雑記・独り言


 大横綱:白鵬 翔。
 秋場所千秋楽。
 大関:日馬富士の激しい立会いを正面から受け止め、
 一気に土俵の外に寄り切った相撲は見事。
 私達は歴史を目撃してるのだと実感する一番だった。
 優勝インタビューはこれまでの幾多の優勝者達のものとは違い、
 クレバーで計算された受け答えに横綱の心技体を感じた。
 4場所連続の全勝優勝と62連勝。
 私達は紛れもなく歴史を目撃している。

 海の向こうイチロー選手の活躍。
 異人さんの活躍は日米通じて微妙な心理でその時を待つ。
 でもハンク・アーロンがベーブルースの記録を破ろうとした時。
 大関:小錦の活躍を苦々しく見つめ一部の相撲ファン。

 大相撲をめぐる一連の不祥事や事件。
 すべてが、
 白鵬関のストーリーを引き立てるための神の悪戯?
 「運がよかった、でも運は努力なしには手に入らない。
 先場所(名古屋場所)の試練は私を強くしてくれた。
 一つでも勝って恩返し。
 私が勝つことで1人でも2人でも、
 多くの方々に会場に足を運んでいただければ。」

 心技体の充実。
 国籍がどこか?
 そんな視点で白鵬を見つめれば、
 数十年に1度の歴史の転換点を楽しむ事はできない。

 相撲を楽しむ。
 それは大横綱:白鵬を中心に回る。

 歴史に名を刻め!
 福岡場所で白鵬関に黒星をつけるのは誰か?
 一番一番が歴史に刻み込まれる。
 来場所は目が離せない。
 
 ・・・。

 2010年9月26日。

 24日の金曜日。
 友人から一通のメール。
 加賀市のBOOK OFFが、
 月末で閉店するんで50%引き。
 4~5枚買ってきた。
 ○○も行けば?

 で25日の土曜日。
 朝早めに行ってきた。
 小さめのスペースの駐車場はまだ空いている。
 平素は500円以下のコーナーしか見ないのだけど、
 とりあえず洋楽盤を30分ほど物色。
 ルカサーのソロやUFOのライブ。
 ジェフ・ベックやピストルズ。
 フランク・ザッパのベスト盤が、
 425円で手に入ったのは大収穫。
 ザ・フーのロック・オペラ「トミー」は輸入盤。
 輸入盤はスタイル・カウンシルのベストも。
 で何枚?
 合計10枚購入して4000円位の出費。
 月末に痛いけど欲しい時に手に入れる。
 ザッパやトミーを安価で手に入れるのは至難。
 良い買物だった。

 今日は朝から温泉。
 近場の温泉で汗を流し、
 ウロウロと季節の食べ物を調達。
 そこに友人からの電話。
 運転中で出なかったのだけど、
 農協市場で家人が買物してる間に、
 着信履歴から電話。
 なんと、
 デジタル・テレビを買ったのだそうだ。
 ヤマダ電機小松店の移転にともなうセールで大出費。
 48、40、32、32型の計4台にブルーレイ・レコーダー3台。
 総額55万円なり。
 呆れた。
 でも、
 らしいと言えばらしいか。

 昼から部屋の掃除や秋服の準備。
 あちらこちらに動いていたら、
 うっすらと汗が。
 
 5時から大相撲中継を観て、
 6時30分に夕食。
 8時前に簡単にシャワーをして、
 8時20分に部屋に入った。
 テレビでは円空仏。
 スピーカーからはデュアン・オールマンのアンソロジー。
 なんとレコード。
 2枚組2枚目B面を聴きながら。

 今日はここまで。

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イチロー大記録、尖閣問題、台風12号&ドラッグは犯罪です。

2010-09-24 23:30:00 | mimifuku


 ついさっきまで友人とメールのやりとりをしていた。
 話でも良いのだけど再確認できるメールを選んだ。
 “強い悩み、トラウマ、病との闘い”
 誰が読んでいるか分からない世界(ブログ)よりも、
 身近の友人のレスキューに答えたい。
 それで、
 今日はお休みしようかとも思ったけれど、
 やはり愛読者?の皆様も大事。
 少しだけ。

 今日(9月24日=日本時間)の未明。
 イチロー選手が前人未到の10年連続200安打達成。
 10回目の200本安打は英雄:ピート・ローズと並ぶ。
 2004年には歴代シーズン最多安打記録の262本。
 伝説のジョージ・シスラーの記録を上回る。
 本当にイチローは大した男だ。
 同じく異国で大記録に挑もうとしている、
 横綱:白鵬は今日も勝って60連勝。
 あと上位対決を2勝すれば、
 福岡場所で69連勝を抜く可能性は極めて高い。
 ナショナリズムに偏らず、
 白鵬関の大記録にも称賛を贈りたい。
 伝説が消滅するのは寂しいが歴史の証人になれる。
 今後50年は塗り替えられる事のないだろう大記録。
 記録はどこまで伸びるのだろうか?

 台風12号 (マラカス)
 *台風進路→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/1012.html

 <24日21時の実況>
 強さ 強い
 存在地域 父島の北北西 約160km
 中心気圧 960hPa
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 190km
 15m/s以上の強風域 東側 500km 西側 330km
 
 <25日09時の予報>
 強さ 強い
 存在地域 八丈島の東北東 約360km
 進行方向、速さ 北北東 50km/h(28kt)
 中心気圧 960hPa

 <25日21時の予報>
 強さ 強い
 存在地域 日本の東
 中心気圧 960hPa
 
 <26日21時の予報>
 温帯低気圧
 存在地域 千島近海
 中心気圧 956hPa

 小笠原諸島~伊豆諸島にかけて厳重な警戒
 今後は関東から東北の沿岸部(接近の可能性も?)を、
 北上しても(さらに)強い勢力は維持。
 25~26日の関東以北太平洋側海岸でのレジャーは危険

 異例な事は、
 北海道・東の海上で温帯低気圧に変わっても960hPa
 強い勢力では高波が押し寄せる可能性に厳重注意。
 上陸しなくても暴風(突風)を齎しますので進路を注意深く観察。
 お気をつけください。


 尖閣諸島の問題
 三権分立に照らし合せて検察庁の及び腰。
 でもね?・・・推測は言うまい。
 ただし、
 検察庁が法に基き起訴猶予を決めたのなら理解できるけど、
 日中間の問題を鑑み云々の検察側のコメントは理解できない。
 それは政治の仕事で司法は日本の法律の番人に徹するべき。
 日本が自治権を有する領土(尖閣諸島)内への進入と艦船への衝突。
 せめて拘留期間満了まで…。
 ???は、
 目先の摩擦を避けるために将来の安全を放棄。
 あるいは、
 中国に脅しに屈した形のニッポン。
 やっぱり悔しいよ。
 色々なカードを切る事ができたのに。
 先日も言ったけど、
 “全体主義と民主主義の違い”
 中国国民に対して強いメッセージを出せたのに。
 格好悪い国ニッポン。
 イチローは滅茶格好イイのに。

 
~メールで交換する文書(女性の場合)はこんな感じ。
 イチロー選手がWBCで韓国選手(国家)を挑発=30年発言。
 “大風呂敷を広げたら自分で畳まなきゃいけない=有言実行”
 は矢沢永吉さんの名言(イチロー選手と矢沢さんはWBC前に対談)。
 イチロー選手の有言実行(賛否はあろうが)に、
 “サムライ魂”を感じた人は多いはず。
 でも国家としてのニッポンは?
 ふ~っ(溜息)、
 本当に残念。


 最後に当ブログ内記事、
 『歌伝説:尾崎豊/番組情報&再放送』に頂いたコメントで、
 “ドラッグ(使用)は犯罪ではなく病気ではないのか”
 
との意見がありました。
 私なりの考えを纏めて返事をさせていただきました。
 私のドラッグに関する考えは以下のとおりです。
 *記事→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/145c13daccf2fb19acc52666c09d2536


 *ドラッグ(違法薬物)について
 もう一人の通りすがりの者ですさん。
 長文のコメントありがとうございます。
 尾崎豊さんを犯罪者だと思っている人は、
 音楽ファンの間では少ないと思います。
 トップ・アイコンで活躍する多くのミュージシャンに、
 ドラック経験者が多いことは誰もが知っています。
 また、
 “麻薬が日常とはかけ離れた存在である日本のような環境”
 も認識違いで多くの一般庶民の手にドラッグが容易に入る環境。
 尾崎さんが活躍した20数年前とは違ったドラッグ汚染を耳にします。
 
 以前に当ブログ内で記述した文書を再掲載。
 
 *久しぶりに『完本:マイルス・デイビス自叙伝』に目を通した。
 1950年代のヘロイン中毒。
 1970年代のコカイン中毒。
 麻薬から足を洗うことのできない苦しみや自分の弱さに触れている。

 
ヘロインの常習癖を直すために親父の別宅に1人部屋へ籠った。
 とにかく具合が悪かった。
 叫びたかったが1人で我慢するしかなかった。
 ただ暗闇で横になって滅茶苦茶汗をかいた。
 体中の節々がゴチゴチになってひどいインフルエンザのもっとひどい状態。
 関節の痛みを触りたいのだが触ると叫び狂う激痛で触ることもできない。
 もし誰かが2秒で死なせてくれると言えばそちらを選ぶだろう。
 こんな調子が7~8日間続いた。
 何も喰えなかった。
 オレンジ・ジュースを飲んだがすべて吐き出した。
 そんな状態がさらに2~3日続いた。
 
 *同じく『エリック・クラプトン自伝』にも薬物中毒の記述が多い。
 <失われた数年間>のタイトルの記述の中で1970年代の、
 自らのヘロイン中毒について語っている。

 “コールド・ターキー(禁断症状)”の最初の24時間は地獄だった。
 全身の神経と筋肉が痙攣を起こし私は胎児のように丸まりながら、
 苦痛に喘ぎ苦しんだ。
 その苦しみは丸3日間続き一睡もできなかった。
 最悪なことはドラッグが抜けてキレイになった身体は、
 肌がヒリヒリし、神経が昂ぶり、楽な状態に戻りたくて、
 またドラッグを求めた。
 
 いずれもドラッグ後の苦しみについて書かれている。
 しかし偉大な音楽であり多くのファンに神と尊敬を受ける2人は、
 そんな苦しみを経験しながらも再び麻薬やアルコールに手を出している。
 違法薬物の常習癖が持つ恐ろしさ。
 また幻覚症状が生み出す異常な興奮と攻撃性についても、
 マイルスの著書では記述されている。

 ドラッグを犯罪と認定するのはドラッグが持つ怖さ。
 自己を崩壊させ他者にも危害を与える危険性。
 その認識を失くしてはいけません。
 中国で何故日本人が中国法の下に死刑にされたのか?
 中国にとってのアヘン戦争の経験。
 尾崎豊さんは立ち直ろうとしていた。
 しかし…。

 尾崎豊に犯罪者の烙印を押すつもりはありません。
 尾崎さんの言葉。
 「この小説は僕の痛みからの財産だろう。
 この小説を読んで覚醒剤や麻薬に溺れ精神病の苦痛が、
 いかに困難なものであるかを示したい。
 そして同じような痛みを背負う人が一人でも減ることを、
 僕は希望する。
 新しきパラダイム(規範)が創造されるまで、
 この痛みを忘れてはならないだろう。」
 彼のメッセージをもう一度考えてみて下さい。
 ドラッグ使用は病気ではなく日本国法において犯罪です。

 *ドラッグについて(補足)
 “麻薬(ドラッグ)は犯罪ではなく病気である”
 とのもう一人の通りすがりさんの意見。
 私は、
 ドラッグ使用は日本の法律下で犯罪であることに疑いを持ちません。
 ただし、
 ドラッグ中毒の症状やドラッグ依存症の精神状態を病気と捉える。
 それは間違っていないと感じます。

 例えばアルコールはどうでしょうか?
 よく耳にするのがアルコールが入ると人が変わったように豹変。
 家庭内でのDVや地域での迷惑行為。
 特にアルコール依存による家庭内暴力は後を絶ちません。
 
 例えばタバコはどうでしょうか?
 タバコによって性格が豹変する話を聞いたことがありませんが、
 タバコが自身(本人)や社会(他者)に与える害の大きさ。
 発癌性を高め血管の収縮を誘引し心臓や脳へのリスクを高める。

 “オランダでの線引きと中国での線引き”

 犯罪を決めるのはその国の立法府(日本は国会)であり、
 日本においてはアルコールとタバコは許可されています。

 犯罪者とは立法府によって決められたルールを守らなかった者。
 すなわち犯罪者=堕落者ではありません。

 犯罪を犯しても更生する要素もありますし、
 犯罪そのものが10年前は許されていたもの、
 時に(近々)、
 検察庁の暴走がニュースになっていますが、
 犯罪事態が操作されることもあるようです。
 
 社会では、
 何らかの要因で意志とは異なり強制的に、
 違法ドラッグを摂取される事もあります。
 その場合は被害者として扱われ、
 犯罪者とはなりません。

 再度言いますが、
 依存や中毒は病気の内に含まれます。
 それは当然のこととして専門機関での治療が必要です。
 ただし、
 自身の意志で違法ドラッグに手を染める事。
 それを病気と認識すれば社会は混乱します。

 

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ロックな情報&世情のニュース:覚書(2010年9月22日)。

2010-09-22 23:21:00 | 伝言・メモ帳・その他

 Googleのアラートサービスに登録すると、
 登録した情報やニュースを電子メールで知らせてくれる。
 で知らせてくれた、
 70年代ロックのファンにとって嬉しいニュース。

 *ブルース・スプリングスティーン
 『闇に吠える街〜The Promise:』
 初デジタルリマスター+未発表曲2CD+未発表映像3DVD
 http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=410182

 『闇に吠える街』はマイ・ロック・ベスト10に入る作品。
 勿論CDは持っています(レコードも)。
 14700円と高価ですが是非欲しい一品です。
 う~ん。
 欲しいものが沢山あるのに不景気!
 地方経済はひどいものです。
 何とかしてよ~!

 *ローリング・ストーンズ70年代。
 絶頂期のステージを収めたフィルム
 『Ladies & Gentlemen』が武道館で蘇る!
 http://www.webdice.jp/dice/detail/2637/

 ストーンズの映画は当ブログで先日も紹介。
 東京以外でも東宝系で全国14館で公開。
 武道館は明日(23日)です。
 武道館で映画?
 どんな感じなんだろう。
 経験したいよ~。


 先日も記述した、
 村木厚子元局長の検察庁による誤認起訴事件は、
 検察庁の前代未聞の醜悪な事件へと展開を大きく変えた。
 エリートや権威者の暴走。
 自分が間違っている事を認めたくない人や、
 過去(現代)の自分への栄光にすがる人。
 ・大和銀行の1995年の巨額損失事件。
 ・神の手と言われた考古学者での捏造事件。
 そして、
 日本は官僚機構と言う名のエリート集団が、
 1990年のバブル崩壊の後始末(あとしまつ)以後に、
 日本経済の道筋を支配し崩壊へのカウント・ダウン?
 エリートって何?

 検察庁の信頼の崩壊をも起こしかねない、
 今回のストーリー重視の事情聴取&起訴。
 検察庁はこれまでも、
 日本の政治をどれだけ振り回してきたのか?
 彼等が作成するストーリー。

 ある人が言った。
 “法の番人は法が変わることを好まない”
 それが安倍内閣(憲法論議)を失墜させた。
 ホントなの?
 庶民が考えるストーリーと、
 エリートが考え出すストーリー。
 奇妙な展開になったものだ。

 
 横綱:白鵬58連勝
 どこまで続くこの強さ!
 白鵬関の連勝記録を止めた力士は歴史に名を刻む。
 みんな頑張れ!
 特に角番大関:魁皇。
 魁皇関に敗れたあとの横綱の連勝記録。
 魁皇関が連勝を止めることになれば、
 ストーリー展開としては最高なんだけど。
 白鵬関は尊敬もしているし好きだけど、
 双葉山の伝説が消えるのはさみしい気持ち。
 ところで白鵬関へ。
 黄金のマワシはどうしたのかな?


 台風12号 (マラカス)
 
*台風進路→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/1012.html

 
 存在地域 マリアナ諸島
 進行方向、速さ 西 10km/h(6kt)
 中心気圧 996hPa
 15m/s以上の強風域 東側 330km、西側 280km
 
 
 存在地域 硫黄島の南南西 約350km
 中心気圧 980hPa 
 
 
 強さ 強い
 存在地域 父島の西 約130km
 中心気圧 965hPa 
 
 
 強さ 強い
 存在地域 日本の東
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)

 今年初めてのコースをたどる台風12号。。
 西よりに進路をとった場合には25日にも関東に接近 or 上陸.。
 暴風域をともなう予定。
 今のところは微弱な台風ですが、
 注意深く見守る必要がある台風です。

 寒さ。
 22日は北日本を除き気温が高め。
 全国19箇所の地点で猛暑日。
 また、
 東京では通算71日目の真夏日。
 記録的(歴史的)な猛暑が続きます。
 ただし、
 明日(23日=お彼岸の中日)以後は、
 急激に温度が低下する見込み。
 特に明け方の気温は、
 かなり下がりそうなので、
 傍らに大きな布団を用意してお眠りください。
 風邪などお引きにならぬように。


 最後に尖閣諸島
 絶対に妥協しないこと。
 日本の法律に基く三権分立。
 民主主義とは何か?
 中国国民のすべてが感情的な訳ではありません。
 悪いことをすれば司法判断によって裁定される。
 全体主義と民主主義の違い。
 日本の戦略は先進国が導入する民主主義の説明。
 政治でも“どうにもならない”三権分立の仕組み。
 そんな思想を中国国民にメッセージ。
 領土の問題でなくイデオロギーの問題。
 それでも情報操作するようなら、
 世界の目は変わります。
 それに円高。
 中国と日本の亀裂が表面化すれば円安方向にも…?
 ひとつを許すと、
 次から次へと踏み込んでくるのはモノの道理。

 絶対に妥協しない事。
 お願いします。

 追伸
 変わった形態の文書になりました。
 最近友人とのメール交換が多く、
 頭の中がこんがらがっています。
 お許しあれ(笑)。


 追伸2(9月23日朝):アラーキー
 朝刊のテレビ欄を見ていてみつけた。
 NHK総合で午後6時10分から放送の、
 『アラーキーとガン闘病の夏』
 死と真正面から対峙した写真家アラーキーの真実。
 どこかアラーキーの厭世的なエロスは、
 ライバル?篠山紀信さんの陽に対する陰のイメージ。
 でも最近は生への意欲も強く前向きな作品も多く発表。
 アラーキーの心の動きと作品への投影。
 変人のイメージは自身の心への忠誠。
 そんな感じで観ようかな?と思っています。
 是非に…。

  ~以下NHKホームページより記事転載。

 『アラーキー、センチメンタルな夏』
 番組HP→ http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-09-23&ch=21&eid=12319

 “天才・アラーキー”こと写真家・荒木経惟。
 この夏はこれまで経験したことのない「喪失感」と向き合う夏となった。
 最愛の妻・陽子さん亡き後の20年間。
 唯一の“家族”としてアラーキーに寄り添った愛猫チロが2010年春に逝く。
 自らもがんを抱えるアラーキーは「センチメンタルな旅は俺で終わり」と、
 自らの「死」も意識しながら空や街やヌードを撮り続ける。
 不世出の写真家の“センチメンタルな夏”を見つめる。


 追伸3(9月23日夜)。
 横綱:白鵬関の強さ。
 私のストーリーは覆されました。
 角番大関:魁皇危うし。
 現役の相撲取りの中で、
 一番好きな力士なんだけどね。

 アラーキーのセンチメンタルな夏(感想)
 陰鬱な制作手法。
 死を前にしても“生きたいね”と語る言葉に、
 焦点をあてても良かったような。
 死との対決をテーマにしても良いものを、
 死との対面をテーマに編集作業。

 アラーキーの内面に存在する、
 死との対決。
 妻の死を記録し、
 愛猫チロの死を記録し、
 最後は動けるギリギリまで、
 自分の死を記録するのだろう、
 アラーキーの世界。
 
 荒木経惟さんの死への覚悟。
 死期は私達が思っている以上に早いのかも?
 今後どんな活躍をされるのだろうか?
 番組は、
 編集・構成ともに不満が残る内容だった。

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『矢沢永吉×糸井重里・お金の話』:NHK教育&BShiで放送。

2010-09-21 23:10:00 | 経済・産業・mono


 『矢沢永吉&糸井重里』
  ~今だからこそお金の話~

 放送日
 ~2010年8月 1日 (日)NHK教育:午後 6時~午後 7時(放送終了)
 ~2010年9月23日(木)NHK-BShi:午後8時~午後9時30分(90分拡大版)
 ~2010年9月26日(日)NHK-BShi:午後3時~午後4時30分(再放送)

 <mimifukuから一言。>

 矢沢永吉×糸井重里
 1978年7月25日に初版発行された矢沢永吉著『成りあがり』
 著作は多くの<不良たち>に夢と希望を与え、
 現在活躍するクリエーターや企業経営者に、
 多くの“やる気”や“インスピレーション”を与えた。
 ゴーストライターの言葉が適当ではないことを承知で、
 『成りあがり』は糸井重里さんが文書を書いている。

 『成りあがり』:前書きには矢沢さんの言葉として、
 「銭が正義だ。こう思うしか生きてこれなかった。
 ほんとは銭が正義なんてウソなんだ。それは良く判っている。
 でも、そう思わなければ生きてこれなかった自分に腹が立つ。」
 『成りあがり』:後書きには糸井さんの言葉として、
 「ボクはカセットテープを速記録になおした状態で何度となく彼の言葉を読み返し、
 仕事を進めていったのだがその過程でさえ何度か泣いてしまった。」
 
 2010年6月6日(日曜日)。
 午後2時より東京大手町にある日経ホールで開催されたトーク・ライブ。
 
『矢沢永吉×糸井重里:お金のことをあえて(素人社長会議)』
 開催日当日の日経ホールは2人の対談を見ようと610席の客席が満席で、
 Ustream(ユーストリーム)
で同時中継もされたそうだ。
 ~反響が大きくユーストリームで再放送?も行われた。
 そのためWeb上ではトーク・ライブ参加者や視聴者の体験記事が既に満載。
 テレビ放送前にトーク・ライブの全容を知ろうと思えば容易に手に入る。
 ~ただしそれは野暮と言うもの。
 時代のスピードはどこまで進化するのだろう。
 
 トーク・ライブは、
 「ほぼ日刊イトイ新聞」「日経ビジネスオンライン」が主催。
 予定時間は2時間(午後4時終了予定)だったのだが、
 予定を大幅に超える2時間30分に渡る熱いトークバトル。
 ~放送時間は教育が60分、再放送・総合が45分の予定(ダイジェスト版)。 

 2人が選んだ道は“リスクの多い”中小企業の社長さん。
 トーク・ライブのテーマはズバリ!“素人社長会議”
 自分が“本当にやりたいこと”を手に入れる手段としての社長就任。
 それは傍目の華やかさとは裏腹の“茨の道”だろう。
 そして番組放送中に語られるだろう経営者としての、
 “トップの責任”についての両者の考えは必見。

 『成りあがり』後書きには糸井さんの言葉として、
 「幸運にも両親が健在で経済的にも豊かで、
 学校に通っている“あなた”だって、
 やっぱり選ぶなら“成りあがり”にして欲しい。
 もう一つは“ぶら下がり”しかないと思うからだ。」

 
しかし、
 多くの人は“ぶら下がって”生きている。
 それもまた決して平坦な道ではないだろう。
 国にぶら下がり、社会にぶら下がり、
 会社にぶら下がり、家庭にぶら下がる。
 世の中でぶら下がって生きていない人間なんて一人もいない。
 視点を変えれば私達誰もが、
 “世界中の多くの人達の労働や先人の知恵にぶら下がって生きている”
 ~それでも多くの誰もの本心は”自分の力で成りあがりたい”と願っているし、
 多くの成功者達は自分が“ぶら下がって生きている”ことを否定するだろうが。

 『成りあがり』が表わされたのは今から32年前:20代の思考の記録。
 『成りあがり』で語られた“お金の話”と放送で語られる“お金の話”。
 32年間の月日に“2人の考え”はどのように変化しているのだろう。

 1948年11月10日生まれの糸井重里さんは61歳。
 1949年 9月14日生まれの矢沢永吉さんは60歳。

 世間では還暦・定年の歳を迎えた“話好きな2人”が、
 予定時間を超えてまで熱く何を語り合ったのか?
 『成りあがり』を貪るように読んだ32年前の学生達も、
 今では立派なビジネスマン?

 トーク・ライブの主題は流行や音楽の話題でなく、
 “ビジネス・メッセージ&マネー・トーク”
 経済に興味を持つ“老若男女”必見の番組になりそうです。

 <番組感想:8月1日追記(教育放送分)>

 番組を見る前から“どんな感想”を文字にしようかと頭を巡らせた。
 糸井重里さんに焦点を合わせ番組を観て見ようかとも思った。
 でもやはり矢沢永吉さんが持つ
求心力(磁場)に目が行ってしまう。
 番組の感想を1000文字や2000文字で述べ尽くす事は無理だ。
 それだけ濃い(情報量の多い)内容の番組になっていた。

 番組を視聴した人と見逃した人。
 ~見逃した矢沢ファンの間では大騒ぎになっているだろう。
 番組は口コミで話題となり伝説となった『若い広場』同様に、
 アンコール放送の希望が殺到するだろう。

 1時間番組の前半30分は、
 『成りあがり』で既に述べられている事実の再確認。
 注目は後半の30分。 
 『お金の話』をさりげなく語りながら今の“日本の問題点”を列挙。
 自分で稼いだお金と他人のお金の区別。
 自分の責任で背負った負債を簡単に放棄する無責任。
 矢沢さん&糸井さんが成長した時代と彼等の子供達が成長した時代。
 矢沢さんが自身の子供に対して、
 「お前達には(見えない)敵がいる。それは(生きる)苦労をしてないことだ。」
 
 苦労を知らないの意味は、
 “矢沢家に育ったことでお金の苦労や生活の苦労を知らない”
 ~勿論ご子息・子女の意識の中には“矢沢の子供”と言う世間からの目や、
 自分の身にかかるプレッシャーなどの苦労が絶えず存在しただろうが。
 
と同時に、
 “何もなかった時代と何もかも揃う時代の苦労の所在”
 も含まれるのだろう。
 ~糸井さんが語った“カツ丼”がご馳走の時代と、
   牛丼並盛が300円台で平気で喰える時代。

 苦労を知らない時代。
 矢沢さんのバイタリティーの源は、
 “今に見とけ(見ていろ)”
 ハングリーは苦労(苦痛)の中から生まれる。
 番組中に語られた35億円詐欺事件解決への糸口。
 「仮想の敵を想定して負けてたまるかと自分に言い聞かせることと、
 スタッフや女房(妻)から“あなたならできる!”とおだてられた
こと。」
 番組で語られた
 「自分のケツは自分で拭け!」
 は矢沢さんが『若い広場』で語った言葉、
 
「自分が蒔いた種は自分で刈り取らなければいけない。」
 そうした言葉に隠された苦い経験こそが矢沢さんが子供達に語る、
 「お前達の敵は苦労を知らないことだ(=苦い経験が少ないこと)。」
 
につながり“経験の少なさ”は窮地の判断(行動)を鈍らせる。

 自分で稼いだお金と他人のお金の区別。
 自分の責任で背負った負債を簡単に放棄する無責任。
 矢沢さんは役人(公務員)に対してもサラリーマンに対しても、
 オブラートに包みながら痛烈に批判した。
 “国の金や会社の金だったら誰もが無駄(粗末)に使っていいのか?
 自分の財布のお金を使わないで他人のお金を当てにするな!”

 <多くの人達は“ぶら下がって”生きている>
 ただしサラリーマンの視点に立てば、
 <経営者による労働賃金の詐取>
 が脳裏をかすめるだろうことも事実だろうし
 役人(公務員)の立場に立てば、
 <能力の有無に係わらず給料が決まっている>
 との不満を口にする人もいるだろう。

 矢沢さん自身が“成りあがり”の頃に語っている、
 「現場で懸命に歌っている歌手達が喰うに困っているのに、
 事務所でふんぞり返っている連中が良い暮らしをする。
 それは何かが間違っていると感じていた。」
 
は、サラリーマンや公務員の立場に近い思いと考えられる。

 しかし、
 国家にせよ会社にせよ無駄遣いが度を越せば窮地を迎える。
 国家にせよ会社にせよ破産(倒産)してしまえば互いに元も子もない。
 現状を継続するには何を改革し何を我慢し何処へ進めばよいのか?
 私服を肥やす者や既得権に執着する者が増えれば未来は暗い。
 矢沢さんが言葉にした“自分のお金と他人のお金”の区別。

 
そんな、
 日本の問題点をもを考えさせられる番組になっていた。
 自分の過去の経験を中心に語った前半の30分と比較し、
 社会の責任を視聴者に問いかけた後半の30分。
 見応え充分な60分となっていた。

 【補足】
 今回の放送とは違った形のダイジェスト版、
 
『夏休み・お金をテツガクしてみよう』が、
 ~2010年8月14日(土)NHK総合:午後11時30分から、
 
放送されました。
 ~ただし教育テレビの放送とはまったく違った別バージョン。
   多くの目が不自然な編集に落胆したと思います。

 <番組関連リンク>
 *ほぼ日刊イトイ新聞
  http://www.1101.com/index.html

 *YAZAWA'S DOOR:インフォメーション
  http://www.yazawa.ne.jp/info/media/index.html

 *矢沢永吉×糸井重里:素人社長会議/対談詳細&ビデオ
  ~完全ネタバレ:テレビの視聴後 or 見逃した方は閲覧してください。
  http://www.1101.com/cgi-bin/photolive.cgi?p=100606event&dt=20100606131115&ob
  http://www.1101.com/okane/yokoku/index.html

 <ブログ内:関連記事>
 *矢沢永吉の“人を動かす”&コンサート・スケジュール2010
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/988d9969af6d6c24a95584c0d9a67eec

 *NHK教育「若い広場&YOU」:矢沢永吉登場。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/eca0a0f1a714dd4a5492315622fa9c11


 ~以下NHKホームページより記事転載。

 「お金があれば幸せになれるのか?」
 「お金は我々の人生にどんな意味があるのか?」
 こんなユニークなテーマでロック界の巨匠・矢沢永吉と、
 コピーライター・糸井重里が対談を行うという異色のイベントが行われた。
 2人の共通点は自らが経営する中小企業の経営者であること。
 それぞれ各界のカリスマとしてより良きモノを生み出そうと、
 クリエイティブな活動を続けているが一方会社経営では、
 利益を上げるために苦心してきた。
 どう2つのバランスをとりながら生き抜いてきたのか?
 番組では常に時代をリードしてきた2人の中小企業経営者が、
 実体験を伴った身近な目線で楽しくかつ真摯に語り合い、
 改めて「お金と幸せ」について深く考えていく。

 【出演】矢沢永吉、糸井重里

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空中浮遊の体験&金沢ジャズ・ストリート&坂本龍馬の拳銃。

2010-09-20 23:30:00 | 日記・雑記・独り言

 9月19日。
 金沢にお出かけ。
 写真の空中浮遊を体験してきました。

 人間は念じればなんでもできるのですね。
 “浮け”と自分に命じると、
 命ずるままに自然と身体が宙に浮き、
 高い天井に頭がつくまでに浮上。
 不思議な体験でした。

 ・・・。

 なんて嘘です。
 金沢市の21世紀美術館の企画展示。
 プロジェクト2『Good House』(プロジェクト工房)
 すみかーいつの間にかパッケージ化され、
 カタログから選んで買わされるモノになってしまった住処を、
 自分の手に取り戻すことを目指します。
 の展示品の1コマ。
 種明しはしません。
 機会があれば2011年3月21日までの展示なので、
 お時間が許せば体験してください。

 おっと。
 mimifukuの見苦しい両足を披露してしまいました。
 失礼。


 
 午後1時から始まった19日のジャズ・ストリート。
 写真は香林坊109での野外演奏。

 KANAZAWA JAZZ STREET2010は9月18日~20日。
 金沢市内中心部:香林坊~竪町~片町周辺をメイン会場に開催。
 滞在時間は午後1時~2時30分と短かったのですが、
 アトリオ広場、しいのき迎賓館、うつのみや書店前等でライブ演奏。
 楽しいひと時を経験しました。

 ラ・フォルジェルネのジャズ版って感じですが、
 野外の無料演奏が多く到る場所にくつろぎ空間を設置。
 階段に腰掛ペット・ボトル片手にJAZZを楽しみました。
 夕暮れならば秋の夜風を感じながらビール片手に…。
 なんて素敵なシチュエーションを演出。
 
 今年のイベントは終わりましたが、
 今後も続けて欲しいと感じました。
 ただし、
 午前11時には周辺の駐車場は満車状態。
 私はかなり遠くに車を止めてお散歩気分で参加。
 滞在時間は3時間30分と短めですが、
 21世紀美術館やしいのき迎賓館の展示物で時間をつぶし、
 お昼はアトリオ横の公園(中央公園だっけ?)で開催されていた、
 合同学園祭なるイベントで塩焼きソバを賞味。
 あっと言う間の時間が過ぎました。 


 
 最後の写真は、
 しいのき迎賓館で開催された“坂本龍馬展”。
 と言っても無料のミニ展示会なのでパネル展示が多く、
 ボリューム感は少なかったのですが。
 出演者のサインは多数展示。
 ただしサインの写真撮影はNGとのことで、
 ドラマ撮影で使用された龍馬の短銃をパシャリ。
 
 3枚の写真は何れも携帯電話での撮影。
 画像が小さく見難いことをご容赦ください。

 因みに今日(20日)の休日は彼岸の入り。
 お墓参りに行ってきました。
 
 
おしまい。

 

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お休み中の覚書 ~少し酔ってます~ :2010年9月17日

2010-09-17 23:32:00 | 伝言・メモ帳・その他


 今日の国内最大の話題は菅内閣の閣僚人事。

 *内閣総理大臣:菅 直人
 *内閣府特命担当大臣:片山 善博
 *法務大臣:柳田 稔
 *外務大臣:前原 誠司  
 *財務大臣:野田 佳彦  
 *文部科学大臣:木 義明  
 *厚生労働大臣:細川 律夫 
 *農林水産大臣:鹿野 道彦
 *経済産業大臣:大畠 章宏  
 *国土交通大臣:馬淵 澄夫
  *環境大臣:松本 龍   
 *防衛大臣 北澤 俊美   
 *内閣官房長官:仙谷 由人
 *国家公安委員会委員長:岡崎 トミ子
 *郵政・金融担当大臣:自見 庄三郎
 *経済財政担当大臣:海江田 万里
 *国家戦略担当大臣:玄葉 光一郎
 *行政刷新公務員制度改革担当大臣:蓮 舫
 資料→ http://www.kantei.go.jp/jp/kan/meibo/daijin/index.html

 大きく2つに分かれた民主党政権。
 って元々は寄せ集め集団。
 今後どうなるのかは分からないけれど、
 政策重視よりも政界再編。
 そんな空気が漂ってきた。

 仮に2つに分かれた民主党。
 もし自民党が、
 マニフェスト重視の派閥と手を組むなら自民党は終わり。
 社会党が自民党と連立した事でその役割を終えたように、
 旧社会党員が多いマニフェスト重視派閥と手を組むような事になれば、
 自民党は結党以来の役割を終えることになるだろう。
 それ以上に、
 自民党も2つに分かれる危険性がないわけでない。
 国家戦略が固まらない中での政局重視。
 民主党内部の反発路線は民主党の存亡すら脅かす。
 そのことを肝に銘じ自身の立場を明確に示して欲しい。
 何よりも、
 小沢一郎総理待望論が今後沸き立つ可能性は極めて高く、
 その実現を望むのであれば挙党一致で事にあたって欲しい。

 先週末の大きなニュースとしての、
 村木厚子元局長の検察庁による誤認起訴事件。
 検察庁が控訴を断念した時点で無罪が確定。

 私は以前当ブログに記述した文書。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/7c8078e4281008bb542091811e46c4f9

 厚生労働省の女性局長の逮捕は衝撃でした。
 舛添さんが語るように働く女性の希望の星の逮捕は残念です。
 女性として事務次官への道を只管に駆け上っての躓きは無念でしょう。
 何とか元の道に戻れればと感じますが、
 レース半ばの挫折は免れそうにありません。
 *係長→ 課長(現局長)→部長 →国会議員⇔白山会(凛の会)。
 の図式を頭の中に想定する国民が殆どなのだと感じます。
 <中間管理職の対場で断ることのできない社内体質。>
 があったと考えるのは自然の流れです。
 事務次官レースは年功序列型レース。
 事務次官レースは柵(しがらみ)の中での受託レース。
 トップに気に入られなければトップになれない。
 だから事務次官レースを闘うためには、
 前例主義に徹しますし過去の事例に拘ります。
 命令に対する絶対服従。
 トップ(直属の上司)の過ちをも受け入れなければ、
 組織として立ち行かなくなる。
 官僚主義とはそうした内部事情が長年慣例化し、
 硬直した独創性の乏しい保守的な自己防衛主義
 に走りやすいのでは?と感じます。

 裁判官は事件は事実無根の無罪と判断。
 “私の時間をこれ以上は奪わないでください”
 との村木厚子元局長の悲痛な訴え。
 検察側が必ずしも正義とは限らない。
 その事実を証明した事件でもある。

 この言葉、
 “私の時間をこれ以上は奪わないでください”は、
 小沢一郎代議士に対する対応も共通。
 検察庁は何の責任を背負う事もなく、
 事も無げに自身達の手柄のために、
 政治や行政を振り回してはいまいか?
 と言うよりも起訴は起訴であり、
 逮捕は逮捕であって、
 その時点で犯罪者とは限らない。
 その認識を私達国民は持つべきだ。
 と同時に、
 小沢一郎氏には次期代表選に向け、
 国会答弁などあらゆる場所で持論を展開し、
 自らの疑惑解明を国民に示すべき。
 小沢一郎氏の政策思考には賛同しかねるが、
 明快明晰な頭脳は国民にとっても魅力的。
 裏方にまわらず先頭に立った正々堂々の政治姿勢。
 小沢氏に欠けるものは国民からの信頼(信用)だけだ。
 それを払拭する事は難しいようで意外に容易い。

 大相撲秋場所(東京)で、
 白鵬関が千代の富士の連勝記録と並ぶ53連勝を達成。
 もっともっと大きな扱いになるべきニュースだ。
 明日の両国国技館。
 超満員の観客で大きな歓声があがる事を願う。
 なるか?54連勝!

 モンゴル人である白鵬関が有する日本人の美意識とは逆の、
 日本人でありながら恥ずかしくなる行為に及んだ元俳優・押尾学被告。
 裁判長が語った、
 「麻薬使用の発覚を恐れ、
 芸能人の地位や仕事を失いたくないという、
 自分本意な自己保身のために、
 被害者に対して必要な保護を放棄した事に、
 酌量の余地はない。
 また、
 自身が無罪を主張することで、
 反省の情の欠片も見られない。
 この事件は、
 社会的にも大きな非難を浴びるべき事件である。」
 私の言いたい事もまったく同じだ。

 模範となるべき著名人(セレブリティ)が、
 妻子がある身にもかかわらず、
 他人のマンション(密室)で、
 女性と違法薬物を摂取・交換し、
 女性の心停止を確認しながら、
 素人判断の心臓マッサージを続け、
 救急治療への連絡を怠りながらも、
 自分の力ではどうしようもないとの判断から
 マネージャー等他者に罪をなすりつけるよう画策し、
 証拠隠滅をはかり現場を後にした。
 結果:2年6ヶ月の実刑。

 押尾学容疑者の弁護士は、
 助かっても10~40%と命と明言。
 しかし、
 10%の命でも助かる可能性があれば手術に臨むだろう、
 重病患者とその家族の気持ちは日常でも耳にする。
 “10%の確立でもすべき事をしてくれていれば。”
 との家族の願い。
 ~別の見方では高い確率で命は守られたとの見解も。
 何故押尾学被告は、
 自身の無罪を主張するのかが理解できない。
 私の常識とは懸離れた押尾被告の常識。
 検察サイドも上告すべきではないだろうか?
 ~酔払いの独り言・上告ではなく正しくは控訴ですね(後日記述)

 
 最後に、
 台風11号(ファナビ)
の進路
 
資料→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/1011.html

 

 強さ 強い
 存在地域 宮古島の南東 約350km
 中心気圧 965hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 
 
 強さ 強い
 存在地域 宮古島の南東 約220km
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 
 
 強さ 強い
 存在地域 石垣島の南南東 約130km
 中心気圧 950hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)

 
 存在地域 台湾海峡
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)

 
 熱帯低気圧
 中心気圧 1002hPa

 強い台風として一路台湾方面へ。
 今年最強の台風に発達しそうな勢いです。
 進路方面の方々は過分な注意が必要です。
 特に、
 明日、明後日の先島諸島~台湾は大荒れ必至。
 交通など混乱が生じる可能性は極めて高く、
 3連休のお出かけには留意してください。

 3連休はmimi-fuku通信もお休み。
 次の更新は9月20日 or 21日の夜の予定。
 良い休日をお迎えください。

 台風11号:追記
 (ファナピ)

 
 大きさ -
 強さ 非常に強い
 存在地域 台北の南東 約140km
 中心気圧 935hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
 最大瞬間風速 70m/s(135kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 170km(90NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 330km(180NM)

 
 強さ 非常に強い
 存在地域 台北の南南東 約130km
 中心気圧 935hPa
 
 
 強さ -
 存在地域 台湾海峡
 中心気圧 975hPa
 
 
 強さ -
 存在地域 華南
 中心気圧 998hPa

 台風11号。
 19日朝には台湾中北部が暴風域圏内
 非常に強力な台風で大きな被害が予想される事態に。
 今年は台風が少なく安堵していたのですが…。

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今週はお休み&一寸だけ世界柔道2010東京大会の話題。

2010-09-13 20:54:00 | mimifuku


 10日(金)は名古屋出張。
 11日(土)~12日(日)は多忙につぐ多忙で、
 朝刊を読む時間もありませんした。

 今朝は新聞休刊日のこともあり、
 早朝に昨日と一昨日の新聞に目を通し、
 日中は寝ぼけ眼(まなこ)で仕事をこなし、
 風呂、夕食を終え自室でPCに向かっています。

 テレビでは世界柔道の映像(無音)。
 杉本 vs シンセンの再戦。
 スピーカーからは名古屋タワレコで購入(11CD:4990円)した、
 バーンスタインのマーラー交響曲全集から第3番をチョイス。
 なんでブログに向かうの?と自問自答。

 そうだよね。
 秋の夜長に読みたい本や溜まっているビデオ鑑賞。
 やりたい事やすべき事が山積。
 と言うことで今週は思い切ってブログをお休みします。
 
 今日の杉本選手は、
 全試合通じて強さは感じなかったけど、
 勝って日本女子選手初の世界大会2階級制覇!
 ~ここでテレビ音声のミュートをはずす。
 女王:塚田選手の引退発表直後の快挙。
 ”大阪のオバちゃん?”
 金メダルおめでとうございます。

 追伸
 男子:上川選手が嬉しい勝利。
 相手は最強王者:リネール。
 疲れが見える両選手の我慢対決。
 序盤は消極的だった上川選手は、
 最後の最後に責めに出て攻勢に。
 見事な金メダルを獲得しました。
 ~篠原さんの胸を張れに共感。

 合計10個の金メダル。 
 世界選手権東京大会は最高の結末で全日程を終了。
 最後は嬉しい誤算で締めくくりました。

コメント (6)
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NHK-BShi:『伝説のギタリスト(全5夜)』番組情報。

2010-09-11 00:00:00 | Pop&Jazz

 
 ワールド・スーパー・ライブ 
 『完全保存版!伝説のギタリスト』

 前夜祭:2010年9月12日(日)BShi:午後10時45分~午前0時14分
 第1夜:2010年9月13日(月)BShi:午後10時~午後11時59分
 第2夜:2010年9月14日(火)BShi:午後10時~午後11時59分
 第3夜:2010年9月15日(水)BShi:午後10時~午後11時59分
 第4夜:2010年9月16日(木)BShi:午後10時~午後11時59分
 番組HP→ http://www.nhk.or.jp/bs/superlive/

 <mimifukuから一言>

 2010年9月。
 第2週に放送された『サマーソニック2010』は大きな反響。
 さらに
 2010年9月。
 第3週に放送される『ワールド・スーパー・ライブ:伝説のギタリスト』
 ロック・ファンにとって2つのスペシャル・メニューに誰もがご満悦。
 放送が予定されている映像の多くは今年の3月に放送が終了した、
 『ワールド・ロック・ライブ(ワールド・プレミアム・ライブ)』で紹介された、
 ライブ映像を元に再編集したもの。

 第一夜:『3大ギタリスト』
 エリック・クラプトン&ジェフ・ベックは放送済み。
 エリック・クラプトンは伝説の3Pバンド:クリーム再結成ライブ。
 ジェフ・ベックは究極の技巧派を集めた芸術性の高いお薦めライブ。
 そしてジミー・ペイジは、
 BS初登場と思われるレッド・ツェッペリン時代全盛期当時の、
 貴重なライブ映像はDVD(2枚組)でも高い評価を受けている。

 第2夜:『偉大なるパイオニア』
 B.B.キング チャック・ベリー、ジミ・ヘンドリックスが登場。
 何れもBS初登場と思われる映像。
 B.B.キング&チャック・ベリーは近年のライブ映像。
 ジミ・ヘンドリックスは1970年の亡くなる半年前のライブ映像。
 B.B.キングはブルース・ギターのルーツ的存在であり、
 チャック・ベリーはロックン・ロールのルーツ・アイコンとして著名。
 ローリング・ストーン誌が認めるロック・ギター名曲100選の第1位が、
 チャック・ベリーの『ジョニー・B・グッド』(下記リンク先参考)
 ジミ・ヘンドリックスは“ジミヘン”の愛称で知られる超絶ギタリスト。
 ギタリスト・ヒストリーのルーツを語る上での最重要人物3人が、
 総て黒人であり事にも注目。
 ~番組冒頭にベンチャーズが紹介されました。

 
第3夜『名バンドを支えたギタリスト』
 伝説のバンドには伝説のギタリストあり。
 第3夜は既に放送済みの映像の再編集。
 ・クイーンのブライアン・メイ、
 ・ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、
 ・スコーピオンズ&UFO&MSGのマイケル・シェンカー、
 ・イエス&エイジアのスティーヴ・ハウ。
 いずれもメロディアスなギター・フレーズを武器に現在も活躍。
 また、
 ・ザ・フーのピート・タウンゼントや、
 ・CCRのジョン・フォガティは、
 “チョイ悪”な感じが本当にカッコいい。
 ギターサウンドの色々な音色を楽しみたい方なら第3夜がお薦め。
 さらに、
 5.1サラウンドの最新映像は美しい画質と高音質。
 ギターヒーロー達の羨ましいような歳の重ね方を学ぶ1夜。
 60代で現役バリバリ。
 アレッ?どこかで聞いた言葉のような…。

 
第4夜:『ギター・ヒーロー大集合』
 第3夜とは一転して現代の若手?ギタリスト達。
 レッチリのジョン・フルシアンテ&ジョン・メイヤーはBSで放送済み。
 特にジョン・メイヤーは別会場の2つのライブ映像が、
 『ワールド・ロック・ライブ』で紹介されている。
 デレク・トラックスは観ていないのだが放送済みと思う(曖昧な記憶)。
 『サマソニ2010』にも出演したオリアンティはNHKの音楽番組の映像。
 選出に疑問も残るがニュー・ヒーロー&ヒロイン達に注目してください。
 ~『ワールドプレミアム・ライブ(ワールド・ロック・ライブ)』同様に、
 今年の3月に放送が終了した『黄金の洋楽ライブ』(BS2)からもチョイス。
 映像は再放送のダイジェスト版ながらZZトップ、リトル・フィート、
 チープ・トリック、ロリー・ギャラガー、ジャーニー、メタリカ等を紹介。
 短時間ながら見応えのある豪華なラインナップになっていた。

 番組ナビゲーターは日本屈指のギター・オタクでもある、
 ギタリストのChar(チャー)さんと野村義男さんの2人が担当。
 Char(チャー)さんは言わずと知れた日本のロックギタリストの第一人者。
 野村義男さんは“たのきんトリオ”で著名なタレントのイメージが未だ強いが、
 浜崎あゆみさんのライブ等をサポートするライブ・ギタリストとしても高い評価。
 この2人がギター片手に語りだせば2時間番組が10本はできそう。
 ~本人達は100本はできると豪語しそう?

 “この番組を観ればギタリストの総てが分かる?”

 第1夜に遜色のない、
 リッチー・ブラックモアやエドワード・ヴァン・ヘイレンやスティーヴィ
ー・レイボーン。
 第2夜に遜色ない、
 レス・ポールやマディ・ウォーターズやディアン・オールマン。
 第3夜に遜色ない、
 キース・リチャーズやブライアン・セッツァーやランディ・ローズ。
 第4夜に遜色ないヒロインは、
 女性ギタリストの第一人者はジェニファー・バトゥンでしょ。
 ~第1夜:ジェフ・ベックの女性ベーシスト:タル・ウィルケンフェルドも注目。

 その他にも、
 スティーブ・ルカサーやカート・コバーンの映像も観たいし
 ボーカリストとして認知されている、
 ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーン。
 彼等のギターも斬新な特徴があって紹介すべきだし、
 さらに
 U2のジ・エッジやAC/DCのアンガス・ヤング。
 挙げはじめたら枚挙に暇がない。

 早くも第2弾をリクエスト?
 乞うご期待。



 <ブログ内:関連記事>
 *ロック・ギター名曲100選を発表
  ~ローリング・ストーン誌発表。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/830b2d04463c01ac9685fef0e42f1772

 *今日は一日“ギタリスト”三昧
  ~Char(チャー)が選んだ名曲96選?
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/ed1d90ff6f322e7cf6ddec6f8516fee5

 ~以下NHKホームページより記事転載。

 前夜祭『伝説のギタリスト・スペシャル』
 ~2010年9月12日(日)BShi:午後10時45分~午前0時14分

 「この番組を観ればギタリストのすべてがわかる!」
 さまざまなタイプのギタリストを紹介するプログラム。
 元祖的存在のB.B.キングから話題のニュー・スター:オリアンティまで、
 幅広い世代のギタリストの名演を収めたライブ映像とともに、
 その魅力や人気の秘密、
 テクニックの素晴らしさや影響力の大きさを解説していきます。

 <登場するギタリスト>

 エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、
 ジミ・ヘンドリックス、B.B.キング、チャック・ベリー、ブライアン・メイ、
 デヴィッド・ギルモア、ピート・タウンゼント、マイケル・シェンカー、
 スティーヴ・ハウ、ジョン・フォガティ、ジョン・フルシアンテ、
 デレク・トラックス、ジョン・メイヤー、オリアンティ他

 Charと野村義男による解説パートでは,
 それぞれの奏法や楽器類の特徴、共通点と相違点。
 後進に与えた影響の大きさなどを実演を交え紹介します。


 第1夜:『三大ギタリストと呼ばれる男たち』
 ~E.クラプトン J.ベック J.ペイジ~
 ~2010年9月13日(月)BShi:午後10時~午後11時59分

 60年代の半ば相次いでヤードバーズのギタリストとして活躍し、
 現代まで脈々とつながるロック・ギターの基礎をつくり上げた3人のギタリスト。
 とりわけ日本では「三大ギタリスト」と称されて人気を集め、
 アマチュア・ギタリストにとっては憧れの存在でもある3人のライブを紹介。

 *エリック・クラプトン:クリームの再結成ライブ(2005年ロンドン)。
 *ジェフ・ベック:2007年:ロンドンのジャズ・クラブで収録されたライブ。
 *ジミー・ペイジ:ヤードバーズ(67年/スタジオ・ライブ)。
  :レッド・ツェッペリン(69年スタジオ/70年ロンドン/73年N.Y/79年ネブワース)

 第2夜:『偉大なるパイオニア』
 ~J.ヘンドリックス B.B.キング C.ベリー~
 ~2010年9月14日(火)BShi:午後10時~午後11時59分

 エレクトリックギターの可能性を拡大し各メディアの人気投票では、
 今でも1位になる史上最高のギタリスト:ジミ・ヘンドリックス。
 キング・オブ・ブルースとも呼ばれ多くのギタリストに影響を与えてきたB.B.キング。
 ロックンロール創始者として独特のパフォーマンスでも知られるチャック・ベリー。
 ブルースからロックンロールが派生し60年代のロックの時代へと、
 進んでいく過程で大きな役割をはたした偉大なギタリストのライブを紹介。
 また、
 60年代のエレキ・ギター・ブームの立役者だったベンチャーズもクローズアップ。

 *B.B.キング:ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラがゲスト参加(2008年収録)。
 *チャック・ベリー:フェスティバル出演時のライブ(2007年スイス・バーゼル)。
 *ジミ・ヘンドリックス:バークリーで収録されたライブ(1970年1月)。

 第3夜:名バンドを支えたギタリストたち
 ~B.メイ M.シェンカー P.タウンゼント~
 ~2010年9月15日(水)BShi:午後10時~午後11時59分

 *クイーンのブライアン・メイ(2008年ウクライナ)
 *ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア(2006年グダニスクの造船所)
 *ザ・フーのピート・タウンゼント(2006年ロンドン)
 *スコーピオンズ/UFO/MSGのマイケル・シェンカー(2010年東京)
 *イエス/エイジアのスティーヴ・ハウ(2007年東京)
 *CCRのジョン・フォガティ(2008年のライブ)
 等の伝説的なバンドのサウンドの要として活躍し、
 その成功を支えた名ギタリストたちをクローズアップ


 第4夜:ギター・ヒーロー大集合
 ~J.フルシアンテ J.メイヤー オリアンティ他~
 ~2010年9月16日(木)BShi:午後10時~午後11時59分

 米ローリング・ストーン誌2007年2月号が
 「ニュー・ギター・ゴッズ/新世代ギターの神様」と紹介した3人のギタリスト。
 ジョン・フルシアンテ、ジョン・メイヤー、デレク・トラックス。
 マイケル・ジャクソン幻のロンドン公演への起用が決まっていたことから、
 一躍注目を集めている女性ギタリスト:オリアンティ。
 ベテランのビリー・ギボンズ(ZZトップ)
 ジェイムス・ヘットフィールド&カーク・ハメット(メタリカ)
 などさまざまな世代、タイプのギタリストを紹介。

 *ジョン・フルシアンテ:レッチリのライブ・フロム・アビーロード。
 *ジョン・メイヤー:2004年収録のライブ。
 *デレク・トラックス:2006年に収録されたデレク・トラックス・バンドのライブ。
 *オリアンティ:NHK「MUSIC JAPAN」出演時のライブ。
 

 【関連番組】

 『我が青春のエレキサウンド:ベンチャーズ結成50周年スペシャル』
 ~2010年9月12日(日)BShi:午後1:00~午後2:30(90分)

 ベンチャーズ結成50周年!
 懐かしくも新しいエレキサウンド・ベンチャーズの魅力を、
 アーカイブス映像と本人達の生演奏や、
 彼らを愛する人々のインタビューでお伝えする。
 
 
 『ギター大百科:~これぞギターのAtoZ~』
 ~2010年9月12日(日)BShi:午後2:30~午後4:20(110分)

 今人気があり手軽に扱えてさまざまな音楽で使用されるギターの魅力を、
 AからZの26項目に分けて楽しく紹介する大百科。
 本場アメリカのギター工場や、
 滅多に見ることのできない国内のギター製作の現場を訪問。
 また国内外のスーパーギタリストの演奏・インタビュー。
 さらにギターコレクターの美しいギターを披露し、
 身近な楽器に潜む意外な歴史やエピソードなどその魅力を探っていく。

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