mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

記録的な株価の乱高下/ 2008年10月(第5週の動き)。

2008-10-31 18:50:10 | 経済・産業・mono

 株価の動きがジェットコースターのような2週間でした。

 5日間で約2000円下落し、3日間で約2000円戻した。
 なんて荒っぽい株価の動きは過去にあったのでしょうか?
 特にアメリカの動きとはまるで違った形で動いた、24日と27日の株価の動きの異常さは、今後の株式市場の動きを探る上で大きなキー・ポイントになった気がしました。

 この不思議な動きは、やはり
電子商取引の一般的な普及がもたらした象徴的な出来事のように思えます。
 
古くからの投資家の方々にとっては、憂いを持ってこの事態を静観されたこと思います。
 言葉は悪いですが投資と言う行為が、、嘗ての<手打ち式パチンコ>から、<スロットル式パチンコ>に変化したような、目まぐるしく博打性の高い投機行為へと変化してしまったような気がします。

 最近よく耳にするデイトレードに対する過熱心理は、この2週間で頂点に達したような気がしますし、株式投資に対する考え方が、『企業を買う。』のではなく、『数字を買う。』に変化したようです。

 個人的には、バリュー投資による長期保持が株式保有の大前提と考えますが、株はやらないと決めている私でも、トヨタ株が3000円前後をうろついた時には、思わず預金通帳を見ました(笑)。

 トヨタ自動車の話が出たので余談となりますが、
 アメリカの<自動車大手3社=BIG3>の話題を少しだけ。
 株価を決めるひとつの目安が、企業の持つ実績やその企業の将来性です。
 その中で、アメリカの魂とも言える自動車産業が苦境に立たされています。
 それも大手自動車3社すべてが経営危機に陥っている状況は、国家としての異常事態と言えるでしょう。
 その原因は、『未来予測の甘さ。』と、『経営陣の怠慢。』に尽きます。
 未来予測の甘さは、環境変化と資源の高騰による購買意欲の変化を見抜けなかったこと。
 経営陣の怠慢は、事業開発に使われるべき資金がマネーとして流れたこと。
 リストラ努力や賃金の抑制など日本企業が血を流し、断腸の思いで実行した事業計画を横目にバブル経済特有の<大型高級車、高給、役員への高配当、資金の流用等>の事業の健全化に逆行する経営手法を一直線に突き進んだことで国際競争力を失ったこと。
 <失墜と凋落>の原因は、
 この『未来予測の甘さ。』と、『経営陣の怠慢。』の2点に尽きるでしょう。


 株式は本来、『企業実績』や、『企業の未来への投資』として考えるべきもので、株主になると言うことは、その企業の将来を買うことだと考えますし、株主は企業に対する責任を持つべき立場であったはずです。

 株主総会において企業が株主に信認を求めるのは、株主と企業が一心同体であることを確認する場を提供しているのであって(そのため不信任を求める総会屋等を生み出す場所にもなります
が)、企業にとって求められる株主は、企業とともに歩む姿勢であったはずです。
 そのために儲けが出れば配当を出し、儲けが出なければお詫びし、業務の拡張を求める時は、社債や増資の案内を出し懇願する。
 そもそもの株式会社の創設の目的(個人経営から、有限・株式株式への移行)は、そうした長年の信頼関係を築くことからスタートします。

 そうした企業の起業、発展、成長の歴史を考えると、
 「今買った株を1時間後に売って別の株を買う。」
 と言った行為が、どれほど無責任であるかが理解できるでしょう。

 と言っても時代の流れと市場原理主義の観点から、ヘッジファンドやデイトレーダーを含む新しい形の株取引は違法なものではなく、多くの方々の投資意欲に火をつけ、未曾有の株式ブーム(アメリカでの1995年~2008年の流れ)を作り出した事実は注目すべき点です。
 企業にとっても株式が上昇することで企業体質が強まり、大きなチャレンジにも目を向けるチャンスを得ますし、資産が膨らむことで金融機関からの借り入れも容易になります。
 しかし、アメリカの失敗は、そうした資金を商品開発に求めず(バブル期の企業業績は概ね良好で、その中での新たな商品開発は踏襲が基本となるため)資金配当や資金運用に流れたことがこの度の不始末につながって行ったと見ます。

 そうしたバブル経済の中で掻き集められた資金は新しい金融商品が生み出し、今日の金融破綻や経済危機への道筋を考えると、今後の日本でも投資意欲が高まることで「寝た子を起こす状態。」になる前に対策を立てる必要もあるかと考えます。

 株主なき株価の変動。
 <株主の購入責任としての保有期間の設定>も、国際協調の中で話し合うべき課題だと感じた2週間でした。  

 2週間の乱高下の結果、最終的には先週の記事で記入した8500円~9500円の間(8500㌦~9500㌦)に終値がくれば、調整局面として安心できる数字のように感じます。
 10月最終日の終値は、
東京が8576円台、アメリカが9325㌦台と想定範囲内に落ち着いたことで来週への展望に期待が持てます。
 ただし、実体経済への影響や世界の経済状況の悪化は避けられないと考えられ、穏やかな下降線を辿ることは容易に予想できますし、現在の状態で株価が高騰することがあるとすれば金余り状態が齎すバブル再燃に繋がるので、金融当局は変わらぬ監視と管理が重要かと思います。

 これで、
 金融機関への対策(主要金融機関の債務は政府が保証する)と、
 株価に対する当面のパニック状態(乱高下は続くでしょうが、恐慌に陥るような一直線の下落や、急激な株価下降に対する投資家の免疫機能の高まり)は、終息するように感じます。

 来週は、アメリカの新しい大統領にオバマ氏が就任する見通しが強く(ほぼ決定的)、黒人初の大統領が、どのような経済政策を主張するのかに注目が集まります。

 また、15日の金融サミットで、世界は何を話し合うのか?
 オバマ氏の当選は、ご祝儀相場を生み出すのか?
 あるいは保守党支持の金満投資家の株離れを引き起こすのか?

 世界経済の動向は、次の段階へ入っていきます。


 <ブログ内の関連記事>

 *G20 金融サミット:首脳宣言 ~2008年11月15日。
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/e452e666d6acce6b3b36978f428ce127
 
 
*株価急落:円高要因/2008年10月(第3~4週の動き)。
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/ed693d12dcb69179eafddde8c720ee47

 *パニック売り再び:歴史的暴落/2008年10月27日。
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b82cb6af681ad7e3ea3ea4364c48d37d

 

 【 2008年10月28日 ~31日の株価の推移。】  


   日時      日本株   アメリカ株   円⇔ドル  円⇔ユーロ  原油価格

 10月27日  7162円台  8187㌦台   93円台   113円台   62㌦台

 10月28日  7621円台  9065㌦台   94円台   117円台   62㌦台 

 10月29日  8211円台  8990㌦台   97円台   126円台   67㌦台
 
 10月30日  9029円台  9180㌦台   98円台   127円台

 10月31日  8576円台  9325㌦台   
98円台   125円台


 <日経平均株価の動き>

  *27日の東京株式市場は急激な円高を受け、4営業日連続で株価が急落。
 日経平均株価は、2003年4月28日に記録したバブル崩壊後の最安値7607円88銭を5年6か月ぶりに下回った。
 終値は、前週末比486円18銭安の7162円90銭。
 7200円を下回るのは、1982年10月下旬以来の約26年ぶり。

 *28日の東京株式市場は、5営業日ぶりに大幅上昇。
 日経平均株価は、午前中に一時26年ぶりに7000円を割り込み6994円まで下落。
 しかし午後には反発し、終値は、前日比459円02銭高の7621円92銭。

 *29日の東京株式市場は、外国為替市場で一時、1ドル=99円台まで円安が進んだことなどから安心感が広がり2日続きの大幅上昇。
 日経平均株価(225種)の終値は、前日比589円98銭高の8211円90銭。
 上昇率は7・74%に達し、過去7番目の大きさだった。

 *30日の日経平均株価が大幅に続伸。
 前日比817円86銭高の、9029円76銭で取引を終えた。
 上げ幅は、過去4番目の上昇率となった。

 *31日の日経平均株価は大幅に反落。
 終値は、前日比452円78銭安の、8576円98銭だった。
 前日までの3日間で1866円(26%)上昇した反動から目先的な利益確定売りが増えた。
 この日、日銀は午後、0・2%の利下げを決めたが、利下げ幅が当初の予想よりも低く抑えられたため株安になった。


 <ダウ工業株30種平均株価の動き>

 *28日のニューヨーク株式市場は、全面高の展開。
 ダウ平均株価は、前日比889・35ドル高の9065・12ドル。
 1日の上げ幅としては、10月13日(936・42ドル高)に次ぐ、史上2番目。

 *29日のダウ平均の株価の終値は、前日比74.16ドル安の8990.96ドル。
 この日午後に米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の0.5%引き下げを決定。
 その後一時、前日終値に比べ300ドル近く値を上げる場面もあったが、取引終了間際に売り注文が膨らんだ。


 <米国産標準油種(WTI)の動き>

 *28日のニューヨーク原油価格の取引指標となるWTIの12月渡しが、前の日に比べ49セント安い1バレル=62ドル73セントで取引を終えた。

 *29日のWTI原油の先物価格は、前日比4.77ドル高の1バレル=67ドル50セントで取引を終えた。

 
 【その他のニュース】

 *26日、国際通貨基金(IMF)は、世界的な金融危機の影響で通貨下落などに見舞われているウクライナに対し、緊急融資165億ドル(約1兆5500億円)を提供することでウクライナ政府と暫定合意した、と発表した。
 一連の金融危機でのIMF融資を巡る暫定合意はアイスランドに次ぐもの。
 海外の投資資金に頼ってきた新興国への打撃が深刻になっている。 

 *27日、国際通貨基金(IMF)は、世界的な金融危機の打撃を受けている欧州連合(EU)新興国のハンガリーに対する支援策で同国と大筋合意したと発表した。
 EUとIMFは「ハンガリー政府への財政支援を惜しまない」としており、今後具体的な融資額などが明らかにされる見通し。
 ハンガリーはユーロやスイス・フラン建てで海外から資金を借り入れる比率が高く、金融危機をきっかけに財政の安定性に対する懸念から通貨フォリントが急落。
 22日にはハンガリー国立銀行(中央銀行)が通貨急落に歯止めをかけるため、政策金利を3%引き上げ年11・5%にすることを決めた。
 (記事:朝日新聞/編集転載)

 *27日、アイスランドの最大手銀行カウプシング銀行が発行した円建て外債(サムライ債)が債務不履行(デフォルト)条件に該当したことがわかった。
 発行企業側が債務不履行を宣言すれば、米証券大手リーマン・ブラザーズに続き今年2件目で、海外企業の起債が相次いでいた日本のサムライ債市場に影響を与えそうだ。
 同行は世界的な金融危機で経営が行き詰まり、今月9日にアイスランド政府の管理下に入った。 20日の利払い日に利息を支払えず、27日まで7日間の猶予を与えられていた。
 危機は同国全体にも広がっており、国際通貨基金(IMF)から最大21億ドルの緊急融資を受けることで暫定合意している。
 (記事:日本経済新聞/編集転載。)

 *29日、米政府による自動車大手3社(ビッグ3)の救済は金融子会社を公的資金で支援するという異例の措置で今回の金融危機ですでに支援している金融機関以外の民間企業にも救済対象を拡大する形となる。
 部品産業などを含めると数十万人の雇用問題に直結する巨大産業だけに、政府もこのまま放置できないと判断したと見られる。
 (記事:毎日新聞/編集転載)

 

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『フェルメール展 :2008年』 ~展覧会とテレビ番組のご紹介。

2008-10-29 21:36:00 | 美術・芸術・創造


 【 展覧会のご案内。】 

 『フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~』
  http://www.tbs.co.jp/vermeer/

 会場:東京都美術館:企画展示室(上野公園)

 会期:2008年8月2日(土)~12月14日(日)
     :月曜休み(月曜日が祝日の場合は開館~翌火曜日休み)
     :開館時間:午前9時~午後5時
     :金曜日は午後8時
 

 <見所:2F展示室/展示順>

 1: 「マルタとマリアの家のキリスト」
 2: 「ディアナとニンフたち」
 3: 「小路(こみち)」
 4: 「ワイングラスを持つ娘」
 5: 「リュートを調弦する女」
 6: 「手紙を書く婦人と召使い」
 7: 「ヴァージナルの前に座る若い女」

  *日本初公開の5点。
    「マルタとマリアの家のキリスト」
     「小路(こみち)」
     「ワイングラスを持つ娘」
     「手紙を書く婦人と召使い」
     「ヴァージナルの前に座る若い女」

 <展覧会を鑑賞して

 既に8月の下旬に観覧してきた『フェルメール展』ですが、紹介記事が今日まで延びてしまいました。
 と、思っていたら11月はフェルメールのテレビ特番が数件あって、紹介するなら今かな?

 JR上野駅から動物園方向に歩いて3分程の小さな森の中に、大きな東京都美術館があります。
 今回開催されている『フェルメール展』は、2000年に大阪で開かれたフェルメール展の規模を超えて、過去最高数の作品が展示されています。
 展示されているのは、上記に記入しました7点ですが、その内5点が初来日。

 中でも「ヴァージナルの前に座る若い女」は、最近フェルメール作品と認定された個人蔵の作品で、今後見ることのできる機会は少ないのではないかと思います。
 この作品は、大阪の展覧会ではフェルメール作品としては認定されたおらず、逆に大阪では、フェルメール作品として紹介されたいた、<聖プラクセディス>が、今回の展覧会では認定が取り消されていました。(記憶に誤りがなければ)

 今回の作品群の中で、最も注目すべきは「手紙を書く婦人と召使い」ではないかと思います。
 特に窓辺のほとんど黒色に見える濃い緑のカーテンの筆致表現には驚かされました。
 写真や映像では、絶対に気付くことのできない本物の力を感じますし、この絵の持つドラマ性は、想像力をかき立てます。

 また、
「ワイングラスを持つ娘」の色の美しさには溜息がでます。
 女性のスカートのオレンジ(朱色)は、これまでの写真図版で見る赤色ではなく、鮮やかな光と影のコントラストに宝石と言われる所以を感じます。
 さらにホワイトのナプキン(or クロス)と水瓶(水差し)
を切り取れば、セザンヌもびっくりの<恐るべき静物画>に生まれ変わります。
 この絵は、<風俗画>として、あるいは<人物表現の妙>が話題になる作品ですが、細部のこだわりは職人芸としての高い技量を知ることができ、見れば見るほどに色々な発見があります。

  「マルタとマリアの家のキリスト」「ディアナとニンフたち」は、初期フェルメールを知る上では、貴重な作品。
 同題材の他の画家と比較し、飛びぬけて優れているわけではないのですが、歴史画家としてのデビュー当時のフェルメール作品は数が少なく、ぜひ見ておきたい逸品です。

 高い評判の、「小路(こみち)」の良さを私には感じることができず残念でした。
 2枚しかないとされる風景画の一枚で、デッサン能力と構図の不自然さが、後のゴッホの作風に影響を与えている?などと空想に耽りながら鑑賞しました。

  「リュートを調弦する女」は、フェルメールの絶頂期の作品ですが、痛みが激しくぼんやりとした色彩と、細緻な表現が稀薄になってしまったことが残念です。

 下記のアンケートは、会場内のグッズ売り場の隣室に飾られていた、原寸の複写画(パネル)が展示されている壁に貼られていた『フェルメール展』のアンケートの結果です。
 興味があれば、URLをクリックしてみてください。


 *フェルメール展アンケート結果。
 http://www.asahi.com/ad/clients/vermeer/result.html


 【 3本の記念番組:放送日。】 


 Ⅰ:文化の日:第一生命スペシャル

 世界芸術ミステリー『フェルメールの暗号』
  ~光の天才画家の作品と生涯の謎を解く~

 TBS:2008年11月3日 月曜日夜9時(放送終了)

 ▼出演者司会:関口 宏
          :小倉弘子(TBSアナウンサー)
      リポーター:稲森いずみ
             :加藤雅也

 ▼番組のみどころ

 17世紀に活躍したオランダ画家・フェルメール。
 その生涯については謎に包まれており、作品の工程日数や制作記録、デッサンなども発見されていない。
 しかし生涯の大半をオランダ・デルフトで過ごしたといわれている。
 現存する作品はわずか30数点。
 その作品の希少性と光を紡ぐ独特の美しさから「光の天才画家」と言われている。
 落ち着いた光の中で、日常的行為があたかも静物のように捉えられている作品、「真珠の耳飾りの少女」「牛乳を注ぐ女」をはじめとする有名作品を紹介しながら、なぜフェルメールの作品が人々を魅了するのか?今回の番組では、その秘密に迫る。

 ▼内容

 フェルメールは没後200年に渡ってその存在を忘れさられていたが、フェルメールに魅せられた3人の男によって再び世界中の脚光を浴びることになる。
 そして男たちはフェルメールが絵画に残した謎。
 言うなれば暗号を読み解くことに夢中になったというのだが、

 ・フェルメールを200年の眠りから蘇らせた男とは?
 ・フェルメールの絵画を売りさばき、世界中を混乱に陥れた男とは?
 ・あの、独裁者ヒトラーがフェルメールに魅せられた理由とは?

 光の天才画家「ヨハネス・フェルメール」のその美しい絵画は野心溢れた男たちの人生、そして歴史をも動かしたのだ。
 透明な光、その美しさの裏側に画家・フェルメールが託した、物言わぬ暗号の意味とは!


  Ⅱ:アート・エンターテインメント 

 「迷宮美術館:出張!フェルメール展」  
 
 NHK:BS- hi/ 11月10日(月) 午後7時(放送終了)

 史上初めて7点のフェルメール作品が同時に来日。
 8月から東京都美術館で開催されている「フェルメール展」。
 初日の開館前には400人近い客が並び、早速、同美術館の最高記録を作った。
 (初日の来館者数は5千人。)
 海外からも問合せが相次いでいるという、今年の美術界最大のイベントにおじゃまする出張版。
 フェルメールをめぐるミステリアスな世界を堪能する。

 *本日のクローズアップ/ フェルメールをめぐる七つの謎
 *迷宮伝説/ 世界をだました男。 ~ファン・メーヘレン~


 Ⅲ:かくて名画は生まれた。

 
「11月の特集は、フェルメール」
 BS-i/ 毎週土曜日:22:00~22:30
 http://w3.bs-i.co.jp/meiga/

 ヨハネス・フェルメール (Johannes Vermeer)

 #18 「牛乳を注ぐ女」:11月1日O.A.
 #19 「青衣の女」:11月8日O.A.
 #20 「真珠の耳飾りの少女」:11月15日O.A.
 #21 「絵画芸術」:11月22日O.A.
 #22 「デルフト眺望」:11月29日O.A.                          

                ~以上ホームページより転載。



 <過去10年間でmimifukuが、国内で見たフェルメール作品16点。>

 1999年:京都市美術館
      <手紙を書く女>

 2000年:大阪市立美術館
      <聖プラクセディス>
      <天秤を持つ女>
      <リュートを調弦する女>
       <真珠の耳飾の少女>
       <地理学者>

 2000年:愛知県美術館
          <恋文>

 2004年:東京都美術館
      <絵画芸術>

 2005年:兵庫県立美術館
          <手紙を読む女>

 2007年:国立新美術館
         <牛乳を注ぐ女>

 2008年:東京都美術館
         <マルタとマリアの家のキリスト>
          <ディアナとニンフたち>
          <小路(こみち)>
         <ワイングラスを持つ娘>
         <手紙を書く婦人と召使い>
       <ヴァージナルの前に座る若い女>


 *ブログ内の関連記事:「フェルメール・牛乳を注ぐ女」
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/f894068c2d20aaef2110d5534051867e

 

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<株取引の話>と、世間話。 ~mimifukuの独り言。 

2008-10-28 21:46:00 | 経済・産業・mono

 今日は少しリラックス。
 
 夜のニュースを見ていたら、高橋尚子選手の引退。
 お疲れ様でした。
 色々と記憶に残る感動的なレースがあり、特に2000年3月だったかな?
 シドニーへの最後の切符を賭けた名古屋でのレースの強さが印象に残っています。
 
 今日(2008年10月28日)の株価は、大幅な上昇で終値をつけました。
 午前は、7,000円を割ってどうなることかと思いましたが、午後には良識のある相場展開になったように感じます。
 今日から、繰上げ開始された[ 空売り禁止策 ]が巧を奏したように思います。
 
 随分昔(20代前半の頃)に、株に詳しい人にいくつかの売買にまつわる例を聞いた事があるのですが、その中に、
 「円高傾向になったら、まず持ち株を売って様子を見ろ。」
 と言う話があって、おそらく今の50~60代の投資家の人達にとっての
 <円高株売り>は、テキストになっているんじゃないかと思います。

 昨日の記事の中で、今回の株安は、
 「運用難に直面するヘッジファンドのさらなる資産処分を迫らたため。」
 との専門家の意見に疑問を持っていました。

 今日の株価の動きを見ると、やはり10月23~27日の局面は、円高含みの国内売買のように感じます。
 
 株価の話でもう1つ、印象に残っているのは、最近聞いた話ですがリーマンショックから、一週間も経たない内に、手持株のほとんどを売った人の話。
 「落ちると分かっている株を持っていると、心配で心臓に悪いから(バブルの時の苦い経験から)一度処分して換金し、落ち着いたら買い戻すよ。」とのこと。

 で、昔聞いた同じ人の話を、また1つ。

 「株価は、上がる時よりも、下がる局面の判断が容易なので下がる時がチャンスなんだ。例えば60万円で買って長期間持っていて100万円になっている輸出関連株を円高の気配と同時に売る。円高が半年から1年続くとして、その間は固定定期(1985~7年当時の金利は5%位かな?)に資金を逃がして、円安基調に局面が変わる頃には、下落して80~90万円で同じ株を買いなおす。それで、100万円で買った株を80~90万円で買い戻す事ができれば、10~20万円安く同じ株を手元におけることで利益を出したことになる。そうすれば最初に買った60万円の株は、40~50万円で買ったのと同じ意味を持ち、それを繰り返せば最初の投資金は限りなく下がる。ただし、この株は基本的に長期間持つことのできる安定株でなければ意味がない。」
 みたいな言葉だったように記憶しています。

 世間では、色々な思いが錯綜していることが分かります。
 10月23日~28日の株価の動きを見ながらこんな昔話を思い出しました。

 
 21日に、スタンドへガソリンを入れに行ったら、今日から151円と言われ、少しにっこり。
 「満タンお願い。」と言ったら、スタンドの方が、
 「最近は、1週間ごとにガソリン価格が下がる傾向から、10ℓずつしか入れない人もいるとの事で、12月には130円台は確実。」との話。
 北の地域に住む方々には、灯油価格も落ち着き気味なようなので朗報と言えるかな?

 10月16日の出張時に伊勢丹新宿店で、男物の衣料バーゲンをしていて、本館からJR新宿駅に向かう小道にある小さな建物でインポート物のセールをやってて、インコテックスの出物がないか見に行きました。
 46のサイズは、デニム地の物しかなく21800円くらいだったかな?
 買わなかったのだけれど、
 「ウールは今いくら?」と尋ねたら、33800円とか言われて。
 2000年~03年の頃は、26800円位と記憶していたので、
 「高くなったね。」って言っていたのが、この円高。
 12月に、東京へ行く予定なので、もしかしたら30000円を切っているかも?
 でも、3万円もするスラックス。
 なかなか手が出ませんよ。

 今日は、気楽な気分でこの辺で。
 そうそう、先週は1週間かけて、グリーンスパンさんの『波乱の時代』(上・下・別)を読みました。
 現在の潮流の中でグリーンスパンさんは、色々と悪者扱いを受けていますが賢い方なのだとつくづく感じました。
 推薦できる書物なので、近い内にブログで紹介しようと考えています。

 今週は、『ソロスは警告する』と『ルービン回顧録』を読もうかと考えています。
 自分ながら、やる気は満々です。(笑)

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パニック売り再び:歴史的暴落/2008年10月27日。

2008-10-27 21:54:00 | 経済・産業・mono

 リーマン・ショック以来の株価の動きを観察していて、今日の動きほど驚かされた日はない。
 私の思いでは、<パニック売り再び。>と言った所だが、様々な見方があるので今日は、私の考えはさておき、Web上で検索できる『今日の詳細な動き。』と、『専門家による専門的な意見。』を下記に書き記した。

 <日本時間:10月24日>を境目に、動きが変わった。

 もし今の状態が、私の考える不安心理からのパニック売りでない場合、素人では想像も付かない株価の動きに再び恐怖を感じるし、仮に円高が反転されても株価が上昇しない場合には、『恐慌へとたどる道筋』を想定しなくてはなるまい。

 <歴史的な暴落>と明記したのも、理解不能な今日の株価の下落幅への懸念から生まれた言葉で、10月10日と並ぶ
記憶に残る日となったように感じる。

 まさに日本版『ブラック・マンディー(Black Monday )』である。

 

 【 2008年10月22日 ~27日の株価の推移。】  

   日時      日本株   アメリカ株  円⇔ドル  円⇔ユーロ  原油価格

 10月22日  8693円台  8519㌦台   99円台  127円台   67㌦台

 10月23日  8460円台  8691㌦台   97円台  125円台

 10月24日  7649円台  8378㌦台   95円台  120円台   64㌦台

 10月27日  7162円台  8187㌦台   93円台  113円台

    ~翌10月28日の取引では、午前に一時、6994円90銭まで下落。
       1982年以来26年ぶりに7000円台を割り込んだ。
 
 


 *日経平均終値は7162円、バブル崩壊後の最安値更新。
 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081027-OYT1T00424.htm?from=main2
 
 週明け27日の東京株式市場は急激な円高を受け4営業日続けて株価が下落し、日経平均株価(225種)は、2003年4月28日に記録したバブル崩壊後の最安値7607円88銭を5年6か月ぶりに下回った。
 終値は前週末比486円18銭安の7162円90銭で、7200円を下回るのは1982年10月下旬以来、約26年ぶりだ。
 東京外国為替市場では円が一時、1995年8月以来、約13年ぶりの円高水準となる1ドル=91円88銭まで急上昇した。

 日経平均は取引開始直後に、80円72銭安の7568円36銭を付け、バブル後最安値をあっさり割り込んだ。
 その後は、反発する場面もあったが、円高が急進していることや政府が発表した緊急市場対策への失望感などから売りが加速し、一時507円81銭安の7141円27銭まで下落した。

 巨額の資本増強を検討していることが明らかになった大手行を含め銀行株は軒並み売り込まれ、東証全体で12銘柄が値幅制限いっぱいのストップ安となった。
 東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値も同59・65ポイント低い746・46と、03年3月11日につけたバブル後最安値の770・62を下回った。東証1部の出来高は約30億9500万株だった。

 外為市場で円は午後5時、前週末(午後5時)比2円19銭円高・ドル安の1ドル=92円95~98銭で大方の取引を終えた。
 円は対ユーロでも大幅に値を上げ、午後5時、前週末(同)比4円87銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円65~69銭で大方の取引を終えた。
 一時、1ユーロ=113円60銭前後まで急伸した。

 先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が円高をけん制する共同声明を発表したものの、日米欧が実際に協調介入に乗り出すとの見方は少なく、円高の是正効果は限定的だった。
 市場では、「米欧が一段の金融安定化策などを打ち出さない限り、為替相場の不安定な状況は続く」(信託銀行)との見方が出ている。

 (2008年10月27日:読売新聞)


 *ファンド勢の株売り/円キャリー解消止まらず、需給主体の展開続く。
 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34550720081027


 <26年ぶりの安値、日本の対策には反応せず>

 株式市場では日経平均がバブル後の最安値を更新、82年以来、約26年ぶりの低水準となった。
 朝方は小反発する局面もあったが、午後に入ると、香港などアジア株とともに下げ幅を広げた。
 銀行の株式保有制限や自己資本比率規制の弾力化、空売り規制の強化などが政府から打ち出され、同時に円相場の急激な上昇を名指しで懸念するG7声明が発表されたが、効果はあまりなかった。

 三菱UFJ証券・投資情報部長の藤戸則弘氏は、
 「株式買い取りなどは需給面で下落スピードを弱めることはできるが、本格的に株価が反転するためには新たな需要創造が必要だ。利下げなど金融政策は前提条件」とし、
 「21世紀版のニューディール政策など思い切った景気対策することが求められる。減税など消費者への対策と合わせ、ばら撒きではない有効な公共投資を打ち出すことが必要だ」と話す。

 ドイツ証券・副会長の武者陵司氏は、
 「現在の株価は、大恐慌が来れば行きすぎとは言えなくなる。このまま株価の水準が変わらなければ、あるいはさらに下がれば、現実がマーケットに追いつく形で破局的な経済悪化が起きるだろう」と身構える。
 そのうえで、
 「今回の混乱は日本発ではないので、日本ができることは限定的だが、国際的なデフレ対策が進行する中で同調していくことが重要。金融緩和をするとともに、財政出動して内需拡大を行うことが必要」という。


 <需給不安の一言>

 打ち出す政策が市場心理の改善につながらないのは、株式の換金売りニーズが潜在的に強いためだ。
 運用難に直面するヘッジファンドは年末にかけて、さらに資産処分を迫られるとの見方が多い。

 ある邦銀関係者は、
 「閉鎖の瀬戸際に追い込まれているファンドは、数百から数千との話もあり、これらのファンドからの潜在的な換金売りが警戒されている」という。

 新生証券、市場商品開発部部長の作本覚氏は、
 「本格的な買い主体がいない。ショートカバーは入っても、新規買いがどこまで入るかは不透明だ。また、ヘッジファンドのレバレッジがどの程度かかっているのか、手仕舞い売りが今後どの程度出るのかが外部からはわからず、不透明感が強い」と話している。


 <ドル/円の単独介入、効果は疑問>

 為替市場は、株安との相互作用がとまらず、円の買い戻し地合いとなった。
 G7の共同声明への反応も限定的だった。
 みずほコーポレート銀行国際為替部の時田剛氏は、
 「今回の円高急進は外為市場単体の問題ではなく、株式市場や金利市場が絡んだ上で結果として円高が進んだことを考慮すると、声明の効果は時間とともに薄れていきそうだ。大きな潮流を止めきれるかといえば少し疑問」という。

 ドル/円は朝方92円を割り込み、その後、買い戻されたものの海外勢が本格参入する夕方になると再び軟調地合いに戻った。
 為替市場への介入に関しては日本単独のドル買い/円売り介入の場合、効果を疑問視する声が多い。
 「豪州やハンガリーなどは、自国通貨防衛のために自国通貨買い/ドル売りを実施している。(日本が)自国通貨売りの介入を行うとすれば、国際情勢を見極める必要があるだろう」(邦銀)という。

 東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満氏は、
 「円キャリーの巻き戻しが、対世界各国の通貨で起こっていることを念頭に置けば、円売り介入はドルに限定せず、他の通貨に対しても実施されるべきだろう。ただし、外貨準備で新興国の通貨を保有することが適当であるのか議論が必要だ」と言う。
 さらに、世界の市場がコラプス(崩壊)する中での円独歩高という現象は、ここ10年間に日本が超低金利を続ける中で世界中に広まり、累積した円キャリー(円売り/高金利通貨買い)ポジションが縮小過程にあることを示している、と斎藤氏は指摘する。


 <円債市場、日銀利下げも意識>

 円債市場は堅調。
 日経平均株価がバブル後最安値を更新するなどの外部環境を支えに国債先物中心に買われた。
 一部海外勢の先物買いにより、売り持ちの買い戻しを誘った。
 また、中川昭一財務・金融担当相が、
 「政府・日銀が一体となって事態に対処、日銀も認識共有」と述べたため、
 「日銀利下げも完全にあり得ないオプションではなくなった」(欧州系証券)との声も出た。
 現物では、中短期ゾーンに国内勢の買いが観測された。

 みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は市場安定化策に関して、
 「危機は世界的に広がっており、各国の対応も迷走気味だ。日本の対策だけで抜本的な市場の需給改善や不安心理が解消されるわけでもない」とみる。
 債券との兼ね合いでは、
 「リスク許容度や収益バランスとの兼ね合いで上値が重いが、今後の運用の選択肢の狭まりや、景気悪化と信用不安の長期化を念頭に国債を中心とする債券への投資増加は避けられそうにない」と予想している。

 (ロイター日本語ニュース:橋本浩氏)

 9月初めと比較した日経平均の28日終値は40%下落しているが、ドル建てでは32%、ユーロ建てでは20%の下落でしかない。
 その間、ドル/円<JPY=>で12%、ユーロ/円で25%の円高が進んでいるためだ。
 先進国の主要株価の中では、下落率が高い日本株だが外貨建てでは下げ幅が圧縮され、顧客からの解約で資産の現金化を迫られるヘッジファンドや投信など海外投資家にとって、日本株売りを選択しやすいという。

 みずほ投信投資顧問・執行役員の岡本佳久氏は、
 「円が独歩高となっているため、外貨建てでみると日本株の下げは相対的に小さく、売った場合の損失が少なくてすむ。このためヘッジファンドなどが換金売りをする場合、日本株が一番売りやすい」と指摘する。

  [東京 28日 ロイター] 


 
*首相が市場安定化策で政策総動員指示。
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34544020081027

 麻生太郎首相は27日、混乱を続ける金融市場の安定化策として、銀行の株式保有制限や自己資本比率規制の弾力化、金融機能強化法における公的資金枠拡大などを迅速に検討するよう中川昭一財務相兼金融担当相らに指示した。
 政府は同時に、最近の円高進行に対する懸念を明記し、各国間の協調を鮮明にしたG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)声明を発表。
 さらなる円高進行には介入など具体的な行動も辞さない考えも示し、政策総動員と国際協調で市場混乱による実体経済への悪影響を防ぐ姿勢を示した。


 <空売り規制の強化、従業員持ち株会の円滑化なども指示。>

 麻生首相は、中川財務・金融担当相、与謝野馨経済財政相と自民、公明の与党政調会長を首相官邸に呼び、 
 1)株式市場の安定化。
 2)金融機能の一層の強化。
 3)証券投資の拡大
 の3項目を指示した。

 株式市場の安定化としては、空売り規制の強化が具体策として上がった。
 中川財務・金融担当相は、
 「11月の第1営業日をめどに発動したい」との意向を会見で示した。
 さらに銀行の株式保有は自己資本の基本的項目以内に抑えることを規定しているが、この運用を弾力的にするようにと指示があった。

 金融機能の強化に向けては、銀行の自己資本比率規制の弾力運用について指示があり、中川財務・金融担当相は、国内基準行を対象に、自己資本比率規制における有価証券含み損の取り扱いを見直す方針を明らかにした。
 政府が国会提出した金融機能強化法の公的資金枠についても現行の公的資金枠2兆円の拡充方針が示された。

 中川財務・金融担当相は、
 「数字はまだ決めていない」と述べたが、この問題で与謝野馨経済財政相は26日のテレビ番組で10兆円規模に拡大すべきとの見解を示している。
 証券投資のすそ野拡大では、従業員持ち株会による株式取得円滑化のための方策を日本証券業協会に検討するよう依頼した。
 中川財務・金融担当相は「ただちに実行できると考えている」と述べた。


 <株式取得機構の買い取り再開・証券優遇の延長の検討を指示>

 麻生首相からは、中川財務・金融相への指示のほか、与党政調会長に対し、
 1)銀行等保有株式取得機構の株式買い取り。
 2)証券税制の軽減税率の延長、小額投資者の優遇。
 を検討するよう指示があった。

 自民党の保利耕輔政調会長は、麻生首相の指示について、
「速やかに党に持ち帰って検討したい」と述べた。
 公明党の山口那津男政調会長は、証券税制の軽減税率の延長について、
「税制全般は年末に検討することになると思う。立法措置が必要なので全体を考えて配慮していきたい」と語った。

 銀行等保有株式取得機構に関連して中川財務・金融担当相は、日銀による銀行保有株の買い取りについて、
 「日銀の判断だが、われわれとしては政府・日銀一体となってこの事態に対応したい。日銀もその考えを共有している。日銀にも効果的な対応をとっていただけると期待している」とした。

 また、中川財務・金融担当相は、与党との役割分担について、
 「税制の問題など議論していい案を作ってほしいという首相の気持ちだろう。私の財務・金融担当相ができる範囲内でやれとの指示だった」とした。


 <G7声明、最近の円は過度な変動>

 さらに株安の主因と見られている最近の円高進行を食い止めるため、G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)各国に要請して円高懸念を打ち出した共同声明の実現にこぎ着けた。
 中川財務・金融担当相は麻生首相からの指示を受けた後の会見で、最近の円相場を「過度な変動」と位置づけ、
 「引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する」ことを盛り込んだG7声明を発表した。
 さらなる円高が進行した場合は、
 「マーケットを見て迅速に対応したい。必要があればさらなる対策を当然打たなければならない」と円売り介入など具体的な行動に出る可能性をにじませた。
 ただ、<対策は介入か?>と問われ、
 「次に何をするかは決めていない」とかわし、
 麻生首相からも、
 「(為替市場での具体的な行動について)具体的にどうしろとの指示はなかった」ことを明らかにした。

 (ロイター日本語ニュース:村井令二氏 伊藤純夫氏)


 *経団連:御手洗会長/円高是正の介入必要。
  http://mainichi.jp/select/biz/news/20081028k0000m020049000c.html

 日本経団連の御手洗冨士夫会長は27日の定例会見で、世界経済の現状について、
 「けん引役不在の状況で、世界同時不況の入り口に来ている」と強い危機感を表明した。
 また、急激な円高の進行に対し、「円高是正の介入をすべき時期だ」と語り、政府に市場介入を促した。
 御手洗会長は、
「日本経済の先行きに強い危機感を持っている。景気の底割れを防ぐにはこれからが正念場だ」と強調し、政府・与党に中低所得者層や子育て世帯向けの減税や投資促進税制の拡充など景気対策の強化を求めた。
 与党内で先送り論が強まっている衆院解散・総選挙については、
 「世界の金融状況を落ち着かせるのが喫緊の課題。政治に空白期間を設けることは考えられない」と指摘し、危機対応を優先すべきだとの認識を示した。

 (毎日新聞 2008年10月27日)

 <関連記事>
 
*パニック売り/ 不安から恐怖への移行/ 2008年10月10日。
   http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/9d15d3f9fa287031767fd8cd2d8b9a5d

 

 

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「進化する台風予報」サイエンスZERO ~mimi-fuku番組情報。

2008-10-26 20:00:00 | テレビ番組

 
  サイエンスZERO:「進化する台風予報」

 放送局 :NHK教育/デジタル教育1
 放送日 :2008年10月31日(金)
 放送時間 :午後7時 ~午後7時45分(放送終了)


 <mimifukuから一言。>

 このブログのひとつの核として、台風の記事があります。
 気象庁などが発表する台風の進路の予測を、より理解しやすいように工夫しているつもりです。

  10月23日の記事、「ヴィジュアル・データ百科:現代の世界」(原書房)の中に、台風の記述があり、1990年以降に台風(サイクロン・ハリケーン・モンスーン)により、
 亡くなった方が、1,210,074人。
 被害者数が、772,022,434人。
 被害総額が、6190億ドル。
 
と記載されています。
  (ただし、データの出し方が不明で、信憑性に疑いがあります。)

 
 今回紹介する番組は、その台風予報の最新情報を科学の目から捉えた番組で、すでに10月25日の深夜に放送された内容です。
 10月20日に、「クローズアップ現代」でも特集された台風研究最前線をより詳しく紹介しています。
 複雑な気象条件を把握し、5日先までの予報を可能とする手段とは?
 特に、熱帯低気圧ができる位置と時間を引き出すための最新情報は、一見の価値があります。

 ただし、5日先までの予報は流動性が強く、今年の台風15号での台湾気象局の予報が、当初香港の方に進むと発表後、台湾に上陸。
 その後、日本の南海上に進んだことは記憶に新しい所です。

 気象庁の予報は、他の進路予報に比べ情報が遅いのですが、信頼性は高く、これからもより精度の高い予報が望まれます。

 台風の行き先が決まらず、同じ所に停滞している状況に中で、5日先の予報は困難と思われ、あまり先走った進路予測は、情報の混乱を招きますので、『できるもの』と、『できないもの』の、すみ分けが必要と感じます。

 

 ~下記:NHKホーム・ページより転載。

 台風の進路予測が大きく変わりつつある。
 進路の範囲がより狭まり、来年度からは現在の3日(72時間)先から5日(120時間)先まで予報が延長されるという。
 また、予報精度の一層の向上の鍵を握ると注目されているのが、「高感度領域」と呼ばれるエリア。
 過去の進路の実績から、台風の東側がこの領域にあたるという。
 今年9月、日本とアメリカが共同で高感度領域のデータを集めるミッションを決行。
 台風の発生にあわせて航空機を飛ばし、上空から観測装置を投下。温度、湿度、風速などのデータを三次元的に収集した。
 あわせて船や地上からの観測データを集め、より正確な進路の割り出しに生かそうというものだ。
 同時に、そもそも台風がどのように発生するのか、そのメカニズムを明らかにしようという研究も進んでいる。
 台風が発生しやすいフィリピン近海で、年間を通して吹く東向きの風に、季節的に西向きの風が加わり、大気の渦が成長して台風が発生する可能性が示された。
 さらに、台風が成長する過程で、いくつもの小さな渦が集まって台風へと成長する可能性も見えつつあり、知られざる台風の素顔が見えてきた。
 災害対策に不可欠な、台風の発生、成長、そして進路という台風予報の研究最前線に迫る。


 【ゲスト】気象庁気象研究所台風研究部…中澤哲夫
 【コメンテーター】ヴィジュアリスト…手塚眞

 【司会】安めぐみ、山田賢治 
 【語り】土田大
 【声】 寺田はるひ

 

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株価急落:円高要因/2008年10月(第3~4週の動き)。

2008-10-24 23:00:30 | 経済・産業・mono

 2008年10月23~24日の株価の動きは、これまでとは違っていた。

 
『日米の株価:史上最大の上昇率。 ~2008年10月14日。』(下記URL参照)
 の記事以後の動きは、荒っぽい流れの中で大きな動きこそあったものの、基本的には調整局面と見ていた。

 東京株式市場における株価の動きは、アメリカ(NY株式市場)の動きに同調するかのように上下し、8500円~9500円の間(8500㌦~9500㌦)に終値がくれば、取引中の一時的な大きな動き
は、気に留めなくてよい値の中で取引が行われていたように思う。

 10月16日に過去2番目の大幅な下落率を記録したものの、その2日前に過去最大の上昇率を記録していただけに、終値が8458円と想定内であったため大きな動揺を感じることはなかったし、一時的な時間内乱高下の幅の大きさは、電子取引が一般社会に普及した後、最初の株式史上での大混乱のために、過去のデータと比較すること事態に無理があるのかな?とも感じていた。

 それよりも、あまりにアメリカの株価の動きと同調するため、株価の動きを支配しているのは海外投資家で、資金確保のための<見切売り>が、すべての価格(株価:相場)に連動して起きているのだろうと考えられた。

 そもそも世界が同調しての金融機関の保護を確定(G7合意=行動計画の表明)したことで、リスクの多い株式投資よりも確定利率(各国の公定歩合)が少なくても、資産を減らす不安のない預金への資金のシフトは予測できたことで、個人投資家の多くが資産確保(不安→安心へのシフト)に奔走した2週間だったと思う。

 情報(メディア)が、金融危機から実体経済の下降に目を変えたことで、企業収益の見込めない株式投資から一時撤退して、政府に保護される金融商品に買い換えることは、投資家にとって賢明な手段なのかも知れない。(その後、状況を見ながら下げ止まりを見極め、手放した株を買い戻す。)

 今後、金融機関保護のための財政投資を行う欧米諸国の政策金利の引き下げは明白な事実と考えられるが、それまでの期間、金利幅のある預金に不安定資産をシフトすることは安全策と考えられ、株価が徐々に下落傾向に進むのは仕方のないことと感じていた。

 ただし、昨日、今日(23~24日)の動きはこれまでとは違っていた。
 アメリカの株価が持ち直しているのに日本の株価が急落したのだ。


 これは、報道の通り急激な円高を嫌った国内投資家の動きが顕著と思われ、世界的な金融危機の中で日本に対する評価が高まったことが裏目に出てしまったことを表す。
 国内需要に見切りをつけて、海外市場にばかりに気を取られていた日本企業への厳しい目が、一般投資家に嫌われた結果だろう。

 
ただし、これまで好調をキープし続けた日本企業は、アメリカ企業の著しい衰退と比較すれば体力が残されており、また円高が進もうとも高品質・高燃費・環境保全の商品開発力は、まだまだ他国の追随を許さず、安価ラインで攻める他のアジア諸国とも違ったコンセプトを持って高い収益性を出せるブランド力(多少高価でも欲しいと思わせる製品)を身に付けて行けば、この円高も驚異になるまい。

 今回の世界の混乱の中で、僅か3ヶ月前の洞爺湖サミット時の、
 <インフレ懸念が、一時的ではあるにせよ払拭>できそうなことは、体力を低下させた国内産業に涼風をもたらし、本来なら株価が上がるべき企業も多くあるはずで、報道機関は、そうしたプラス要因にも目を向け、国内に蔓延する陰気なイメージを取り払うことに努力すべきだと考える。

 当面は、国内消費の推進(内需拡大)に向けてのイメージづくりが肝要で、インフレ懸念が解消されると考えられる、あらゆる好材料を探し出し紹介することも情報伝達媒体すべてにとって課せられた使命と感じる。

 また、原油高のために体力を落とし大きな損益を出した業界も、今後暫くは原油価格が低めで推移する中、廉価競争にばかり目を向けるのではなく、価格の維持と労働者の賃金確保に奔走すべきで、そのためにも各種業界の先頭を走る企業は、収益と価格のバランスをしっかりと見直すべき機会だとも感じる。

 すべての事柄のプラスにはマイナスがある。
 すべての事態には、明と暗がある。

 プラス要因を作り出すのは、場当たり的な対策ではなく、臨機応変に対応できる企業体質と、未来を見据えた商品開発に他ならない。
 
 幸い、今日の段階での日本は、世界の中での脅威指数は低いと考えられる。


 <関連記事へのリンク。>

 *日米の株価:史上最大の上昇率。 ~2008年10月14日。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/4c922bb11d9dec63c957b5b181c84467

 *株価の暴落と欧州の混乱。  ~2008年10月/第2週。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/27ecb245dc19af302d67da71209289a1

 *記録的な株価の乱高下 ~2008年10月(第5週の動き)。
  http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b696393a261d313646c4cc0742ad7f9f



 【 2008年10月22日 ~24日の推移。】  

   日時      日本株   アメリカ株  円⇔ドル  円⇔ユーロ  原油価格

 10月22日  8693円台  8519㌦台   99円台  127円台   67㌦台

 10月23日  8460円台  8691㌦台   97円台  125円台

 10月24日  7649円台  8378㌦台   95円台  120円台   64㌦台

  9月16日 11609円台 10860㌦台? 103円台  147円台   
        
 ~リーマン・ブラザースの破綻適用の翌日。

 【 資料:2001年以後の高値/安値。 】

 <日経平均株価>

 ↑最高値:2007年 2月26日→18,300円39銭
 
↓最安値:2003年 4月28日→ 7,603円76銭

 <ダウ工業株30種平均>

 ↑最高値:2007年10月 9日→14,164ドル53セント

 <米国産標準:原油価格(WTI)>

 ↑最高値:2008年 7月11日→1バレル147ドル台。
 
↓最安値:2001年11月15日→1バレル 16ドル台。

 <円高:過去の史上最高値>

 ↑最高値:1995年4月19日→79円75銭

 ~以下、日本経済新聞 :Web記事編集転載。

 <東京株式市場>

  *16日の東京株式市場で日経平均株価は、急反落した。
 大引けは前日比1089円2銭(11・4%)安の8458円45銭だった。
 下落率は、1987年10月20日(14・9%)に起きた、ブラックマンデーに次ぐ歴代2位の大きさ。 

 *22日の東京株式市場で日経平均株価が、4営業日ぶりに反落。
 終値は、前日比631円56銭(6.79%)安の8674円69銭。

 *23日の東京株式市場で日経平均株価は続落。
 終値は、前日比213円71銭(2・466%)安の8460円98銭。

 *24日の東京株式市場で日経平均株価が、バブル崩壊後の最安値寸前まで急落。
 終値は、前日比811円90銭(9・60%)安の7649円08銭。


 <ニューヨーク株式市場>

 *22日のニューヨーク株式市場の、ダウ工業株30種平均は、前日終値比514・45ドル安の8519・21ドルまで下落して取引を終えた。

 *23日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は、3営業日ぶりに反発し、前日比172ドル4セント高の、86911ドル25セントで取引を終えた。
 前日までの2日間で、約750ドル近く下げていた反動もあり、取引終了にかけて割安感からの買いが優勢になった。

  *24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反落。
 前日比312ドル30セント安の、8378ドル95セントと2003年4月25日以来の安値で週を終えた。
 前日の日本株やアジア株の下落を嫌っての取引。

 <米国産標準油種(WTI)>
 
 *22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、世界的な景気悪化懸念などを背景に急落。
 米国産標準油種(WTI)の12月渡しの終値は、1バレル=66・75ドルと今年7月のピーク時の半値以下となった。

 *24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は急反落。
 WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月:先物は、前日比3・69ドル安の1バレル64・15ドルで取引を終えた。
 原油先物は、一時62・65ドルまで下げ、2007年5月末以来、約1年5カ月ぶりの安値を付けた。

 

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<ヴィジュアル・データ百科:現代の世界> 書籍のご案内。

2008-10-23 20:22:22 | 文芸・思想・書物
ヴィジュアル・データ百科 現代の世界
ケンブリッジ現代社会国際研究所
原書房

このアイテムの詳細を見る

 ヴィジュアル・データ百科 現代の世界
 ケンブリッジ現代社会国際研究所
 原書房

 ISBN4-562-04154-1
 B4変型判・224頁
 商品の寸法: 28.2x24.2x1.8cm
 5040円
 オールカラー

 【2008年10月10日;発売開始】


 <mimifukuから、一言。>

 偶然図書館で新書として見つけた本です。
 内容は、6部に分けられています。

 Ⅰ:環境
 Ⅱ:社会
 Ⅲ:国家
 Ⅳ:金融とビジネス
 Ⅴ:テクノロジー
 Ⅵ:文化

 それぞれの分野で、「これでもか!」と言えるようなデータがいっぱい。
 ただし、首を傾げるデータも多く、明らかに数値の間違いを指摘できる箇所もあり(レコードの売り上げや金保有量等)、全面的に信頼できるかは疑問です。

 それでもこの書籍を推薦できる理由は、キーワードが現代社会の隆盛に即しており、また欄外に出典URLが記載されるなど今までのデータ本とは違った見易さがあります。

 資源の埋蔵国や枯渇資源の推定年数。
 各国の債務や為替レートの変動などの注目されるデータも満載。

 著作は、アメリカの研究者なのでアメリカよりに偏った既述も多いのですが、国際認識はアメリカを中心に回っていますので、そのことを念頭に読み続ければそれなりに楽しく読み進むことができます。

 5040円と決してお安くはないので、図書館などで内容を確認してから手元に置くかどうか判断した方が良いでしょう。

 私は、買おうかな~って、思案してます。
 図書館に返すまで2週間あるし、じっくり検討。
 でも、データ好きの方には、本当にお薦めです。 


 【 商品の内容。】

 人間と地球がどんな状況に置かれていて、これから先、どうなっていくのか?
 最も関心の高い環境問題から人口、食糧、水、国家や政治、またメディアや文化にいたる全50項目を、フルカラーの写真や図表で読み解く、画期的な「世界百科」登場!

 { 推薦:池上彰氏 }
 何を読み取り、未来をどのように予測するのか。
 その楽しい作業は、あなたに託されている。

 { 推薦:弘兼憲史氏 }
 日本と言う国が、世界の中でどのように振舞えばいいのか?
 考えさせてくれる一冊である。

 <ケンブリッジ現代社会国際研究所。>
 1988年に設立。
 ケンブリッジ現代社会国際研究所(CIRCA)は、国際政治、経済、地理的な統計調査など、グローバルな時事統計情報を収集、分析し、各企業、団体へ向けて提供し続けている。
 
 <日本語版監修:猪口孝氏。>
 1944年新潟生まれ、国際政治学者、中央大学教授、東京大学名誉教授。
 1982年に『国際政治経済の構図』でサントリー学芸賞、2008年に『国際関係論の系譜』で日本公共政策学会作品賞を受賞。
 ほか著書に『地球政治の構想』『「国民」意識とグローバリズム』『国際政治の見方』など多数。
 またEU編『ヨーロッパ統計年鑑』の監訳も手がけている。

 

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ボブ・ディラン:映画「ノー・ディレクション・ホーム 」 ~番組情報。

2008-10-22 22:20:00 | 映画・芝居・落語


  <衛星映画劇場>

 ボブ・ディラン 「ノー・ディレクション・ホーム 」
  (2005年・アメリカ/イギリス/日本)
  NO DIRECTION HOME::BOB DYLAN

 放送局 :NHK-BS2
 放送日 :2008年10月24日(金)
 時間   :午前0:45~翌日午前4:15(放送終了)

 放送局   :BShi (ハイビジョン)
 放送日   :2008年 5月 2日(金)
 放送時間 :午後10:00~翌日午前1:30(放送終了)

 *この映画の公式ホーム・ページ
  http://www.imageforum.co.jp/dylan/

 
 <mimifukuから、一言。>

 ハイビジョンでは、既に2回放送された番組の再放送。
 BS2での放送は初めてで、BSアナログ放送をご覧の方には朗報。

 監督のマーティン・スコセッシは、映画「ラスト・ワルツ」で、ザ・バンドの解散ライブを映画化した監督。

 気難しいとされるボブ・ディランが、スコセッシ監督の呼びかけに答えた理由には、ボブ・ディランとの間に永年の親交が深いザ・バンドとの信頼関係が、この映画制作に何らかの影響を与えているのでしょう。

 また、スコセッシ監督は、デニーロ&フォスターの出世作:「タクシー・ドライバー」の監督としても有名な社会派の映画監督。

 最近の話題では、スコセッシ監督に白羽の矢が飛んだ、ローリング・ストーンズの史上最強のコンサート・ツァーをドキュメンタリー化した映画:「Shine A Light」が、今年(2008年)の2月のベルリン映画祭において、オープニング作品として公開されています。

 音楽映像の大家としての地位を不動のものにしたスコセッシ監督が、ボブ・ディランに興味を示しを映像化したのは、自然の流れかも?

 男っぽい映画を得意とするスコセッシ監督が、唯我独尊のボブ・ディランのたどった音楽人生をドキュメンタリータッチで描き、貴重なフィルムをふんだんに織り込めながら、どのように料理したのか?
 洋楽ファンならずとも、若者文化に興味のある方にとって、実り深い映画です。

 深夜の放送ですので、録画してお楽しみください。

 
 
~以下、NHKホーム・ページより転載です。

 
<番組案内。>

 これまで自らについて語ることがなかったミュージシャン、ボブ・ディランが、マーティン・スコセッシ監督の呼びかけに応えて、初期の創作活動を語ったドキュメンタリー。
 未公開のライブ映像なども集約し、多角的なアプローチからボブ・ディランの豊かな人間性に迫る。
 ひとりのミュージシャンにスポットを当てながらも、アメリカ社会の多様な歴史を浮き彫りにした一作。

 〔英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

 【監督】:マーティン・スコセッシ             
                              
 【出演】:ボブ・ディラン
      :ジョーン・バエズ
      :アレン・ギンズバーグ
      :アル・クーパー
                         ほか
                              
    ~2005年:WENT/BBC/NHK制作~
                              
                              
 【製作総指揮】:ジェフ・ローゼン               
          :ナイジェル・シンクレア            
          :スーザン・レイシー              
          :アンソニー・ウォール             
          :磯部 信夫
                  
 【製作】:マーティン・スコセッシ 
              
 【原題】:「NO DIRECTION HOME:BOB DYLAN」
   

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鉄道ファン必見/ SL大図鑑:国内編&海外編 Ⅰ,Ⅱ(再放送)。

2008-10-20 21:18:00 | 番組メモ


 第1弾:「決定版 SL大図鑑・国内編」

 放送局 :BS-hi (ハイビジョン)
 放送日 :2008年10月19日(日)午後8:00~午後 9:50(放送終了)
 再放送 :2008年10月27日(月)午後2:00~午後 3:50(放送終了)

 単なる交通手段を超えて人々を魅了するSLの魅力を伝える番組の国内編。
 現在も保存されている車両やお宝映像を、
  当時の世相や各地の風景と共に一挙放送する。
 永久保存版の大図鑑としてお楽しみください。

 【語り】森 功至、おかなつこ

 第2弾:「決定版 SL大図鑑・海外編」

 放送局 :BS-hi (ハイビジョン)
 放送日 :2008年10月20日(月)午後8:00~午後 9:50(放送終了)
 再放送
:2008年10月28日(火)午後2:00~午後 3:50(放送終了)

 単なる交通手段を超えて人々を魅了するSLの魅力を描く番組の海外編。
 世界各地で活躍するSLの姿、市民の願いで復活した物語、
 お国柄あふれる素顔などを伝える。


 第3弾:「決定版 SL大図鑑 ~海外編 第2弾~」

 放送局 :BS-hi (ハイビジョン)
 放送日 :2008年10月21日(火) 午後8:00~午後 9:50
(放送終了)
  再放送
:2008年10月29日(水) 午後2:00~午後 3:50(放送終了)

 2007年に放送され人気を博した、
 「決定版SL大図鑑~海外編~」の第2弾。

 200年前。
 産業革命の象徴として誕生した蒸気機関車(SL)は、
 今では役割を終えた過去の遺物と思われている。
 しかし21世紀。
 スローライフがもてはやされる中でSLは再び人々の支持を集め、
 <観光の目玉>として、
 あるいは、
 <地域の再生を担う産業の核>として、
 世界の各地で続々と復活を遂げている。
 世界各国で活躍するSLの勇姿を沿線の美しい風景や、
 SLを支える人々の取り組みなどを織り込みながら、
 心ゆくまで楽しんでいただく番組。

 今回は、
 世界各国で活躍するSLの中から前回以上に選りすぐった7か所を特集。
 喜望峰に近い大自然の中を行く南アフリカのSLや、
 美しい石畳の路面を走る世界でも珍しいドイツのSL、
 自治体や企業に頼らずボランティアだけで運営されるニュージーランドのSLなど、
 魅力的なSLが次々に登場。

 沿線の美しい風景やSLを支える人々の取り組み、
 貴重な映像資料なども織り交ぜSLの勇姿を存分に味わっていただく。

 ~以上、NHKホームページより転載。
 

 <mimifukuから、一言。> 

 2007年に放送されたSP番組の第1弾と第2弾は、
 それまで鉄道にまったく興味のなかったmimifukuが、
 最初の放送を見たとたんに翌週の午後の再放送の録画予約を実行
 (永久保存用)した貴重なヒストリー&ドキュメント。

 この番組は何度も再放送されており、
 鉄道ファンの方々はすでに見られているとは思いますが、
 ゲスト・コーナーのないドキュメンタリー・タッチで構成されている2つの番組は、
 遊びのない制作姿勢とともに貴重な映像や蒸気機関車のあらゆる情報が満載。

 
映像資料としての価値も高くウンチクを語る上でも、
 
子供達に鉄道の仕組みや歴史を教える上の教材としても、
 一級の価値を持っています。
 
 さらに今回は、第3弾:海外編Ⅱの初回放送。
 これまでの放送同様の質の高い番組が期待できます。

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台風第18号 2008年10月

2008-10-20 21:17:20 | 台風関連


 *台風第18号 (バービー)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0818.html

 

大きさ:-
強さ  :-
温帯低気圧
存在地域 日本の東
中心位置 北緯 38度00分/東経 154度00分
進行方向、速さ 北 45km/h(25kt)
中心気圧:990hPa

 台風18号は、20日の夜、温帯低気圧になりました。

 

大きさ:-
強さ  :-
存在地域 日本の東
中心位置 北緯 36度25分/東経 153度20分
進行方向、速さ 北 50km/h(26kt)
中心気圧:992hPa
中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
最大瞬間風速 35m/s(65kt)
15m/s以上の強風域 東側 300km/西側 150km

 台風18号は、日本の東海上を北上しています。
 この台風は、今後も日本列島に影響を与える可能性は弱く、早ければ今夜中にも温帯低気圧に変わる見込みです。

 <19日21時の実況)
 
大きさ:-
強さ  :-
存在地域 小笠原近海
中心位置 北緯 28度25分/東経 149度10分
進行方向、速さ 北北東 35km/h(19kt)
中心気圧:998hPa
中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域 東側 260km/西側 110km

 今日の午後3時ごろ、日本の遥か南海上(小笠原諸島の東海上)で台風18号が、発生しました。
 今後は、それほど勢力を拡大することもなく北東へと進路をとる予報が出ています。

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