313号室

いつか晴れた日に♪

クリスマスローズのような女性~megさんのこと~

2010-01-22 21:17:25 | 全般
ずっと身に着けたい宝物がまた一つ。
美しすぎるジャズシンガーmegさんから頂いた、心のこもったお手紙とキーホルダー。
私の名前入りでオーダーをして下さったというオリジナル。



■megさん公式ブログ
http://www.megvoice.com/top.html

最新アルバム『LUCK&PLUCK』は、インテリアとしても映えるゴージャスなジャケット
が素敵。
JOY感溢れる楽曲のオンパレード。
気のおけない友達が集う場に、ポットラックフードならぬ、ポットラックミュージック
として持参したい作品。



昨年、一度目の取材は、秋風が心地よいオープンカフェで。
ファンはもちろん、コラボレーションしたアーティストや制作スタッフの方々に対して
溢れだす感謝の想いを、キラキラした言葉で表現される姿に一目惚れ!
小さな頃から歌うことが大好きで、物心ついた頃にはすでに歌手を目指していたという
megさん。
LUCKだけではなく、謙虚で感謝の想いを忘れないその生き方が、夢を現実へと
引き寄せたのでしょう。

2度目の取材は、イルミネーションが輝くクリスマスの候。
彼女が大切にしている楽曲『クリスマスローズ』への想いを聞かせて頂いたのでした。
寒い冬に、薔薇に似た花を咲かせるクリスマスローズ(キンンポウゲ科)は、
「冬の貴婦人」とも呼ばれているのだとか。



レッド、ホワイト、パープル、フューシャピンク…。
一つとして同じ色の花を咲かせないワン・アンド・オンリーな花。
まるでmegさんの個性のように。

一回り近く年齢が若い彼女に、多くのことを学ばせて頂いたことも心の宝物。
これからも、いち女性として追い続けたいディーヴァとの出会いに祝杯♪



本と遊ぶ人・内沼晋太郎さん

2009-08-13 10:33:16 | 全般

“ハーフ・シリアス”=“面白半分”な生き方をする人物と出逢える
ことが、私にとっての仕事の醍醐味。


『FRaU』9月号「読書の時間をもう少し」(P82-85)で取材させて頂いた
ブック・コーディネーター内沼晋太郎さん(29歳)も、そんなハーフ・シリアス
な遊び心に溢れる方でした。
頭の中には、今か今かと順番を待っているアイディアがいっぱい。
自由な発想が、世の中を楽しくする!

例えば今、青山のスパイラルカフェで夕方5時から楽しめる「文庫本セット」
という限定メニューのプロデュースも、内沼さんの仕事のほんの一例。
カフェでコーヒーを頼むと、お皿に乗ったケーキ、ではなく文庫本がサーブ
される?!
カフェ・メニューには、内沼さんが選んだ5冊の文庫本のタイトルと、
それぞれの本の印象的なワン・フレーズが綴られていて、ケーキを選ぶように、
楽しく迷いながら1冊の本と出逢えるという仕掛け。
「こんなイベントやってるよ!」と、会社帰りの友人にその場でメールを
送りたくなるような“JOY感”があるのです。
(「文庫本セット」は9月12日まで)

「ブック・コーディネーター」という仕事が、ぐっと身近になった今日この頃。
店のコンセプトに寄り添い、「本を選ぶ人」という認識を持っていたけれど、
内沼さんの仕事の本質は、どうやらその先にありそう!
本来ならタブーとされる本への書き込みを楽しむ企画や、美容師さんたちに
好きな本を自由に切って作品を作ってもらうポップアートさながらのイベント
など、本を「上から見たら?下から見たら?」と、自由にまるごと遊び尽くそうと
いう姿勢は、「本と遊ぶ人」という印象。

「僕と同じか、その前後の世代は、どこかで“本を読まなきゃいけない”と
思ってる世代だと思います。親から本を読むように教育されてきたし、
“最近運動してないなぁ”というニュアンスで“本を読まなくては”と
インプットされてると思います」何気なく語っていらっしゃった言葉にも、
「まったくその通り」と共感したのです。
私の家や友達の家の本棚には全集ものが並んでいたし、オモニからの誕生日
プレゼントは毎年、本(とハードな登山)だったっけ。
こんな夏の日。座布団を折った枕で、布団の冷たいところを探しながら読書する
時間は幸せだったなぁ。(秋・冬は、その幸せの純度はUpするわけです)

本と出逢える愉しさを、改めて教えて頂いた次第。
ちなみに、内沼さんがこれまで手がけた全仕事を収めた初めての著書
『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)は、
手に取った瞬間から惹きこまれる1冊。
本に搭載された仕掛けにも、サプライズがあるのです。

さて、今年の夏は……。
どんな本と、どんな風に出逢えるのだろう?
そんなことを考えながら過ぎる時間。
日常のささやかな幸福であります。




結婚なんて、するもんだ

2009-06-16 10:24:42 | 全般


女性のためのワンテーマ・マガジン『FRau』さん7月号。
「結婚なんて、するもんだ」で、楽天イーグルス岩隈投手の奥様、まどか
さんを取材させて頂きました(P70-73)。

20歳で結婚。
27歳の現在、2児の母として岩隈ファミリーを支えるまどかさんは、可憐な
外見の奥に、篤姫の「女の道は一本道でございます」に通じる芯の強さを
感じました。

有名野球選手の妻という立場故の葛藤や、投手の「健やかな時も病める時も」
見守り続けてきた女性だけに、包容力も兼ね備えていらっしゃる。
年齢こそずっと年下なれど、ただ結婚してるだけの私は、取材中何度も、
「こんな時、まどかさんだったらどうしますか?」と相談したくなるので
した。

「美しい花は強い!」
そんなことを実感した今回のオシゴト。
かつ、「結婚」とは、心の持ちようによってその人の人生を大きく変える
ものなのだという想いも強く。

結婚なんて、するもんだ?!





川床ラプソディー

2009-06-04 10:00:11 | 全般
去年取材させて頂いた、京都のデザインホテル『THE SCREEN』。
http://www.the-screen.jp/
招待券を利用して1泊。
白のカーテンで覆われた♯403。
猫足バスタブに癒==。



寺町通り(別称骨董通り)にあるオサムさんの骨董カフェ『大吉』さんで、
抹茶ミルクに和==。



夜のお楽しみは、『おきな』さんでの晩ご飯。
旬の鱧、生からすみ、米茄子と鴨のロースト…。
嗚呼、至福。
庭のお池で泳いでるスッポンちゃんも頂いちゃった!

合流させて頂いた西麻布『れいの』の永田ご夫婦との会話も美味しい。
この日バースデーだったおねえさん。
オメデトウゴザイマス!!



それにしても、京都は暑かった!
修学旅行以来の竜安寺→清水寺。





駆け足で、北上ガリ南下がり西入ル…うちに私の足は靴ズレ痛~い!!
「もう、一歩も歩けましぇ~ん」
ネをあげて、お土産屋さんで下駄購入。
洋装にゲタといういでたちで観光続行!

ホタル舞う夜空にはやや早いものの、加茂川沿いに、祇園の料亭が
味の競演を繰り広げる夏の風物詩「川床」を体感できたのがしみじみ
嬉しい。
川床、Yeah!!




カランコロン、下駄の音響かせてお江戸に帰還。
「下駄履いて帰ってきた」と言ったら、友達から「絵が目に浮かぶ」
と言われました、とさ。
旅慣れてないと、あきまへんなぁ~~~。








ようこそ、甥っ子!

2009-04-02 09:58:08 | 全般
春休みを利用して、甥っ子が我が家にやって来た。
先日、14歳を迎えたばかり。
1年に1、2回しか逢えないので、その成長にビックリ。
背丈が追い越されるのも、時間の問題。

にしても、今時の中学生って何に興味があるんだろ?!
ゲーム、お笑い、カラオケ、楽器…?
どれも、わがんね…。

「君は何がしたい?」と訊いたら
「チェスとかやってみたい」と言う。
チ、チェス~~?
「チェス盤とかインテリアには欲しいと思う」と曖昧な返事で却下。

「料理とかどう?」と尋ねたら
「いいね、料理は最近気になってる」と嬉しい発言。
料理系漫画も読破しているという。
よっし、決まった。
今宵は料理を楽しもう!

メインはスパゲッティ・ボロネーゼ。
副菜は春キャベツのサラダとニンジンのナムル。

1㌔強の角切り肉やトントンと細かくするところから
スタート。



野菜もみじん切り。
レバーの下処理もキチンとやってくれる。
「お手伝いとか結構好きなんだよね」と言うだけあって、
手際がいい。

ここからは、彼に早く逢いたくて、急いで帰宅した夫凸が
料理指導。
後姿が微笑ましい。



味付けも真剣勝負。



所要時間3時間。
土鍋いっぱいのポロネーゼが完成。
大量に作った方が美味しい料理とはいえ、軽く20人分の柔道部並。
押忍!!



男同士の乾杯。
39歳と14歳の小指に笑。
3人で囲む食事は美味し!




後片付け後は、寸胴鍋が登場。
明日の朝ごはん=クッパのための下ごしらえ。
牛スジをコトコトと2時間煮る。

で、スタミナがっつりのクッパ定食で朝を迎え撃ち!



王子は、朝食の前にまず漫画 笑




ちなみに、大量のポロネーゼは、甥のママパパへのお土産に。

料理熱に火がついてしまった凸。
その夜は、残りの牛スジとゴルゴンゾーラを合わせたパスタを
作り、これが新食感で◎。



また、来てくれるかなぁ~。
次回はどんな料理にチャレンジしようかと、甥との料理対決が
早くも待たれる叔母であります。

思いがけず、甥と過ごせた美味しい時間に感謝!






















育ちの良い女性

2009-03-18 19:16:39 | 全般
活弁士・山崎バニラさんをインタビューさせて頂いた記事がUp
されました。

http://www.onnanoshigoto.net/iionna/tsukurikata/index.html

本業の活弁士としての活動は勿論。
毎週金曜12:00~のNHK「金曜バラエティ」では司会を務め、
『日めくりタイムトラベル』(NHK BS2)などにレギュラー出演中。
『どらえもん』のジャイ子始め、声優としてもご活躍。
マ・ル・チな女性であります。

バニラさんを初めてテレビの画面で見たのは、数年前の深夜番組。
金髪ウィッグにアンティークの和服。
耳に残る高音の声=自称“ヘリウムボイス”で、大正琴を爪弾きながら
新作映画の紹介をしている姿に「ムム?このアーティストは何モノぞ?」
と思った記憶が今も鮮明です。

「今日は宜しくお願いします」と現れた普段着のバニラさん。
何て、まァ、可愛らしいのでしょうか!
遅ればせながら、一瞬で、ファンになってしまいました。

彼女が4年間毎日欠かさず更新しているブログ

http://y-vanilla.blog.ocn.ne.jp/vanillas_diary/

からも、時折ご家族との微笑ましいエピソードが垣間見れるのですが、
そのあたりを伺った時のアンサーからは、真性の“育ちの良さ”を
実感したのでした。

これまでNHKというと。
たいがい13:00から「スタジオパーク」を見ていましたが。
このオシゴトを機に、金曜の12:00は、彼女の司会が楽しめる
「金曜バラエティ」を見るように。

憧憬するフレーズに「華奢な身体に無限大のパワーを秘めた…」というのが
ありますが。
自ら台本を作り、表舞台をこなし、右脳と左脳を常にフル回転させる
仕事を本業としている小柄なバニラさんは、まさにそのフレーズそのままの
女性。

改めて、今後ますますのご活躍が楽しみで仕方がありませぬ!
2時間弱の時間でしたが、貴重な出会いに心より感謝!!












換気・喚起・歓喜= 09

2009-01-05 23:42:24 | 全般
昨年夏より延々とコツコツと続いたマンションの『外壁工事』。

『害癖巧自』??

耳栓から漏れるドガガガガっな轟音。
マスクしてもジワワワ~と漏れるシンナー臭。

自宅仕事の身にとって、それはもう~~~~っ。
この上なくストレスフルっ。
いつまで続くの、こんな日々?!

家事も、うつ鬱。
常に下向き。



んが。
明けない夜は無い!
12月の終わりとともに。


数ヶ月ぶり。
ブルーシートのその先は
ぱァ~~~っと視界開け。

謹賀新年



『うぉ~~~~~っ!』
ご近所迷惑なので、叫びは心の中で。



元旦。
無音の幸せにひたりつつ。

リョナから頂いた和酒「水芭蕉」にて乾杯!
(多謝!)
With和お雑煮
(馳先生から頂いた大切な夫婦茶碗)




翌日は
韓国雑煮・トック


あれ?!
ビジュアル的に違い解らず。
と~っても地味。

なれど。
兎に角。。

心身穏やかな一年になりますように!
08騒音・シンナー臭よ、さらば永久に!!

で、マンション。
どこが、どんだけ、キレイに?!
ぱっと見、わがんね…。涙

ふて寝します、か。
ZZZZZZZZZZZ












手紙の効用

2008-12-03 18:51:34 | 全般

今朝、ポストを覗いたら、素敵なバラの封緘がほどこされた
お手紙が届いていました。
送り主は、先日取材をさせて頂いた、大崎智代子さん。

http://www.onnanoshigoto.net/iionna/tsukurikata/index.html

20代は美容ライターとして『高橋ミカの毒素排出マッサージ』や
『ZACC高橋和義の運命のヘアサロン』など10万部単位のベストセラー
を世に送り出し。

30代に入り、新たな表現として手紙の代筆+αのコンサルティング
『恋文屋.com』をスタート。

その後、心理カウンセラー及び心理療法士の資格を取得。
昨年には、南青山にカウンセリングサロンをオープン。
“止まらない生き方”をしている素敵な女性です。

いい“気”が流れる大崎さんのサロンで取材をさせて頂きましたが、
何て頭の回転が早い!
何て説得力!!
そしてユーモアと気配り。
魅力的な女性は、キラキラしています。
おおいに感化された時間でした。

大崎さんの心のこもったお手紙を胸に、私も日々精進しなくては。
つくづく、手紙っていいものです、ね。
(年賀状に着手していないクセに棚に上げる…)

かしこ。





南房総・鮨孝行

2008-11-06 00:34:00 | 全般
11月1日は「いい寿司の日」なんだとか…。
同日、J-waveからは「紅茶の日」のジングルが…(笑)。
ともあれ、快晴。
ならば吉!

凸ご両親とともに、千倉へ。
私が千倉の地に出会えたのも、凸父上母上あってこそ。
コノ場をかりてお父さん・お母さんに大・感謝!
尽きせぬ感謝の想いは、鮨でプレゼンさせて頂きたく候。

行きます!
押忍!!

先付け4種
昆布〆・タコ柔らか煮・アワビの酒蒸し肝和え・オクラの和え物
名物の塩茹でピーナッツ



かわはぎ一尾 肝ポン酢で。



はこふぐの“あそび” 
さんが焼きがそのままはこふぐのお腹に!!
言葉足らず…。



ふぐ肝のテリーヌ もみじおろし柚子風味で。



伊勢えび・さざえ
中央つまようじと比較してみたり。



アクアパッツァ



え~~っと、再三。
ここまでが、一人前。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからが、鮨。
アンビリーバボー!
判っていながらも、やはり毎度新鮮な驚き。

軽く口直し、の三巻と具沢山の卵焼。



口直し再び(笑)

いかの印籠詰め



鯛の子



鯛と似て非なる、ブリの子「わらさ」



きん鯵



この辺りから意識朦朧…

多分、穴子とあともう1巻、そしてかんぴょう巻きも!

美味しい想いをしましたが。

臨海線超えた次第。

んが、〆の汁モノで再び覚醒。
伊勢海老まるごと。ラーメン丼サイズ。



デザートは湯むきされたミニトマト。
美味!



『昇天、極楽寿司!』
キャプションそのままの父子(笑)。
DNAですなァ…。



真ん中は、お献立を緻密な絵におこすお母さん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回も、寿司処○○さん、本当にお世話になりました!

PS セントシュヴァインさん、リブロスさん、お忙しい時間帯にバタバタッとお邪魔してしまい、恐縮です!次回はゆ~~っくりと寄らせて下さいませ。

かしこ











デザインというおもてなし

2008-10-10 13:46:41 | 全般
最近お気に入りのお香。
それは先月取材させて頂いた京都初のデザインホテル「THE SCREEN」
のハウスインセンス。
ホテル好きには恰好の気分転換♪

13ある客室すべてを、建築家、デザイナーなど13組のクリエイターが
思い思いにデザイン。
“デザインというおもてなし”そんなコンセプトが伝わってくる
フロント。




客室のプレゼンテーションもユニーク。



「胎内回帰。漆黒の空間で熟睡に誘われる♯304」




西陣織の壁がインパクトある♯201は実に78㎡!

映画SATCの1シーンのような「NYアッパーウェストの高級レジデンス
をイメージした♯401」は、女性同士の旅に選びたい部屋。

正直、訪れるまで感じていた敷居の高さは、お話を聞くにつけ親密感
へと変わりました。
フロントからウェイターに至るまで、現場スタッフの方々が私服姿で
働く姿も新鮮!
スピリチュアルスポットや、裏アートスポットなど興味深い京都情報を
教えてくれるコンシェルジュの応対も、程よい距離感が心地良し。

ディナータイムはレストランの電灯が落とされ、キャンドルが一斉に
灯される=キャンドルナイト。
ほのかな灯りに漂う独特の雰囲気に、懐かしきハネザワガーデンを想い
出したり…。

美しい広報ご担当者曰く。
凛とした冬の日、雪が積もった大文字が浮かぶ山の借景も、それは
美しいのだとか。
何とも叙情的ではないですか!
秋の京都もいいけれど、冬に「THE SCREEN」を訪れて、ゆっくりと部屋
で過ごすのも贅沢な選択枝。

「THE SCREEN」
http://www.the-screen.jp/