313号室

いつか晴れた日に♪

優雅なるルーヴル展

2008-01-24 11:58:29 | Weddingまでの道のり
朝日新聞派の人や、電車の中吊りで、パっと心が浮き立つような
ピンクの広告を目にした女性も多いのでは?!
今日から、上野の東京都美術館で開催される
「ルーヴル美術展 フランス宮廷の美」(主催:朝日新聞社 他)。

http://www.asahi.com/louvre08/

アカデミックな要素の強いルーヴル巡回展が数あれど、本展は
“女子力”がくすぐられる内容。女性同士のデートにうってつけかと。

フランスの一流のショコラBarやジュエリーショップを彷彿させる
エレガンス溢れる空間構成が見事。
ロココ調の細工の施された“嗅ぎ煙草入れ”や“ボンボンケース”は
単純に「か、可愛いっ!!」



洗練された文化が開花した18世紀のフランス宮廷に焦点をあてた本展
でのハイライトは、当時のファッション・リーダーだったポンパドゥール
夫人やマリー・アントワネットの私物。
S・コッポラ監督『マリー・アントワネット』で表現されていた、
プチ・フールをつまみながら永遠に続く貴婦人たちのおしゃべり、
サテンドレスのきぬ擦れの音、夜ごと開かれていた舞踏会の愉しみ・・・。
そういった世界を想像するのも楽しいわけで。
見終わった後は、シャンパン&マカロンで乾杯したくなるから
不思議(って、結局ソコ?)。
そして会場には本展期間限定の、ピエール・エルメ特製マカロンが販売中。



マリー・アントワネットの頭文字「M&A」刻印入りショコラもラブリー♪

「ルーヴル美術展 フランス宮廷の美」東京都美術館 4月6日(日)まで。



New Dawn New Day♪♪♪

2005-12-19 16:42:49 | Weddingまでの道のり
婚礼準備における驚異的な慌しさを「ひとり24」と称した、先月花嫁をこなした
アルガちゃんの、この例えは秀逸!
「シーズン5」ぐらいか?ここ数週間は、朦朧とした私の頭の中で、常にタイム
カウント音が鳴っていたっけ…。
「願わくば延期」とさえ思ったりしたけれど、無事当日をこなした今は、もう、
「我、悔い無し!」髭を剃った野武士の心境でごわす!
あと「2度目なら、もっとうまく出来るハズ」と悪い子カツオの思考も少し…。

■「ひとり24 シーズン5」(悪役ゼロ・ハッピーエンド)
9:30
特殊メイク開始 劇的ではないBefore Afterをこなす。背中から肉を寄せ、コルセットで脇腹を押さえ込みDress!
しかし、寒っ!「本日、屋外撮影は辞める、私が無理だ」と即決。

14:30
挙式 介添人=親友アキ男 Ring Boy=甥っ子(イケメン) 私=両胸、背中に
ホッカイロべた貼りでヴァージンロードをアボジと歩く。
「君を見上げて~」風情。アボジが、私を…。
温かいお人柄の牧師先生の祝辞でリラックス。神前でのチューもつつがなく。
介添アキ男から式中、左右逆の手袋を渡され、互いに吹き出し、鼻が垂れ、手で拭く。
感動の涙でなく鼻水。ブーケトスはMika-rinが根性Get!
互いに「よっしゃー!」ポーズ。

16:00 
THE HANEZAWA GARDENへ移動 会場には電報が。
送り主は行きつけの居酒屋のスタッフ一同

17:00
披露宴開宴!かつて毎日聴いていた「ロシュフォールの恋人たち」のサントラで
入場。
みんなの笑顔、フラッシュ!夫凸も「我が家に来られたお客様のようにおもてなしをしたい。皆様もそんな気持ちでおくつろぎ下さい」と上気した感でスピーチ。
うん、幸先イー感じだ。ご無沙汰していた友も、ママになっていたり、華やかに
ドレスアップしたりで、とにかく再会が嬉しい。
二人をよーーく知るヒロシさんからの乾杯スピーチが笑いどころドンピシャで
ヒートアップ!
司会者Rimiさんも言霊降臨、両親への配慮伝わる司会進行により、会場の雰囲気が想像していたものよりもさらに深いものとなる。
ピアノの恩師による染み入る演奏、お皿の触れる音、キャンドルのゆらめきや
クロスの彩り。
高揚気分で我々はテーブルラウンド。
「新郎様の半歩後ろに!」「あ、そうでしたね…」のやりとりを何度も繰り返しながら。(アルガちゃんと同じパターン)

18:25
Weddingケーキ入刀!と思いきや、翌日バースデー(72)のお義父様へのバースデーケーキのサプライズ。
父上=若いお二人に託す言葉は?と聞かれ「特に有りません」斬り!

18:30
ダイス&アキ男から感動的なスピーチ。何気にジュンとくる内容だったので、
あまりお二人の顔を見ないよう、いきなり泣き出すまい!と前方に視線を置く。
このお二人とは、永遠なんだよな~としみじみ…。

18:45
大好きなジャズユニット「FRIED PRIDE」のLive!会場に響き渡るShihoちゃん(http://yaplog.jp/friedpride/archive/109#ct)の歌声とリーダーのギタープレイ。この日をお二人に祝って頂けるなんて、夢って叶うものなんだな…。初めてShihoちゃんの歌声を耳にした感動を想い出しながら凸と手を繋ぎながら「ribbon in the sky」「Close to you(大好き)」に聴き入る。じーーん。

18:45
DJターーイム!狂喜乱舞!!留袖の60代親族、甥/姪、1歳児、少年の心のままの30代入り乱れで、気付いたら厨房/サービススタッフさん、プランナーさん、司会者さんがDanceダンス!熱気。アテンダーさんにいたっては私のヴェール裾を持ったままピョンピョンDance。「踊る寿司職人」も初めてこの目で見たっ!
あ~~、楽しかった~!

19:35
両親への花束贈呈&両親からの祝辞 お手紙は無し 
私の両親は是が非でも「晴れの日には泣かない!」を実践する人たちなので、
涙はほんの少しだけ(私が)

19:50
新婦から挨拶 「心の根幹で繋がっていたい人々と今日逢えて大感謝」
新郎から挨拶 「父が常々言う友情の大切さが今日ほど判った日は無いです」

20:00
閉宴&お見送り 皆様に手渡した、新居挨拶代わりの2枚組CDは日々工場長と化して作業した代物。何せ、朦朧としながらの作業だったので、音が数曲入ってないじゃん!とか同じやつが2枚も!などの誤りがあれば、早急に対応するので、お報せ下さいね~。

さて、、、
宴の後はいつだって切なさが伴うもの。
でも、今回のこの切なさは特別。
それは…。こんな素敵な時間を過ごした会場【HANEZAWA GARDEN】がクローズとなる故の寂しさ。
夫婦の絆を確認できる想い出レストランの不在は、心より残念。
数ヶ月前の予約時から直前まで、HG(レイザー・ラモンじゃなく)に打ち合わせで通う度、スタッフさんの心の温度の高さ、HGへの愛を感じていたので、現場の方々にとっては尚の事だろうな…と実感。
今日、私を心身ともに支えてくれたメイク塩田さん&アテンダー鈴木さんに心よりお礼を伝え、宴中食べれなかったフルコースを控え室で美味しく頂き、プランナー祐子さんと司会者Rimiさんと名残惜しい挨拶を交わし、

21:30 平服に着替え玄関に出ると!!

きゃーーー!! HANEZAWA GARDEN Last Weddingの我々のためにAllスタッフさんたちによる、感動の花道 
Fugaさんのキャンドルライティングの美しさ!
大・感・動の逆転ストーリーがあったとは! 
皆様の「お幸せにーーー」コールはタクシーに乗り込んでからもずーっと聞こえてきて
嗚呼、本当に、この会場と、この方々たちとの縁に感謝しよう!と決意再び 
皆様、大好きです!ほんとーーーーに有難うございましたっ!

画像:【花★道】

祝婚歌

2005-12-14 15:47:15 | Weddingまでの道のり
小学校高学年時の恩師である馳 佐代子先生から、思いがけない贈り物が届く。
数年前に退職され、現在はご趣味の陶芸や韓国伝統工芸の道を究めて
らっしゃるとか。
床に正座して開箱、その、豊かな塗りの夫婦腕と、達筆なお手紙に、しばし静かな感動に浸る。添えられたお手紙の最後には吉野 弘氏作の「祝婚歌」が綴られて
いる。

「健康で 風に吹かれながら 生きている事のなつかしさに ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい」という下りに胸の奥が‘ジュン…’とする。

と同時に、この祝婚歌にはこんな可笑しみのある下りも…。
「二人のうち どちらかがふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい」
嗚呼、先生!私は、このままでいいのですね。自然体で風に吹かれながら…と、
都合のよい解釈をもって、胸の奥が踊る。

馳先生と出逢った当時の私は、私立中学校へのお受験に見事失敗し、この世の終わり(のわきゃ、無いのにねエ)的厭世観にあったのだけど、そんな私をいつも励まし、ドンピシャな助言をして下さったっけ。
お陰で、多少の失敗もすぐ忘れ、基本ポジティブ(ある意味テキトー)な大人になりましたっ!

当日は、その馳先生が挙式に参列して下さる。
妙に力入っている自分の両親よりも(むしろ、これは笑える構図)、
先生のお姿を見た途端、目から液体ドバババ~っと出そうな気配が…。
(やっばいよなァ)
「どちらかがふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい」可笑しくも含蓄ある言葉を胸に、ただただ笑顔でいられるよう、ちばるべさっ←(何語?)

工場長

2005-12-05 12:42:30 | Weddingまでの道のり
休日ならではの、長風呂や読書の愉しみは何処へ……?
昼=出前  夜=コンビニ飯  
人として志しの低い「食事改め餌付け」を除いた残りの時間はずーっとずーっと
ウェディング回りの制作。
平日の疲れと休日作業。レンジでチンの温熱パックを首にあてて強行する夫の後姿に、「工場長の悲哀」を感じる。

「デザイン=夫 テキスト=私」の完全分担、互いに人の仕事には口は出さず、ダメ出しは2度まで!を基本姿勢にするものの、結果そうはいかないのが常。
明日からは、夫から託された作業のバトンを、自分の作業とやりくりしながらこなしてゆかなければならず。

全工程が終わった暁は、この、部屋に散乱するビッグカメラの紙袋やクリアフォルダに入れられた雑多な紙資料で、焚き火したい。
嗚呼、野麦峠……。

Wedding Dress結末

2005-12-01 17:16:37 | Weddingまでの道のり

「え?今日もお独りで来られたのですか?お相手様は?!」とドレス屋さんの担当者に軽く驚かれての入店。
ドレス購入以来、最初で最後のフィッティングを、お相手様不在でこなす。
結果…。
で、でけェ!
だからなのか、これまた写真も反転。
裾上げのお直し代をけちった分で、高めのヒールのレンタルシューズを選んだ私は、当日175cm強の花嫁となる予定…。

夏にこのドレスを即決した際「今年の猛暑と、花嫁様のご準備で、どんどんほっそりされますよ!」と言われて色めきだっていたのに、採寸の結果「特にお直しはございません」という事実が判明。嗚呼…。

対して、隣りには20代前半とおぼしきプレ花嫁ちゃんが、お母様同伴で試着中。
なんて、まあ、可愛いのだっ!
バレリーナのような華奢な身体つき、私には有り得なかったティアラ&A-ラインのDressに垂涎。
お付のお母様から「お式はいつなんですか?」と尋ねられたので「実感有りませんが1ヶ月を切っています」と申し上げていたところ、お二人は一瞬「ぎょっ!」としている。
逆に私からも同じ質問をしたところ、「来年6月なんです」と。既にドレス選びの
段取り?私もまた、「ぎょっ」とする。でも、本来は、そちらさまが正しい婚礼への算段なのだろうなァ。

慣れない高いヒールで、当日の歩き方や作法を教えて頂くが、真剣にやっているのに、ターンがコント並みに出来ず、コーディネーターさんに笑われる。
「大股過ぎますよォ(くすくす)。とにかく、スローモーションのように!はい、右イッチにー、はい、左イッチにー!」と、右にお相手様がいる事を想定してのつかまり歩きをする、30と2チャイの私。
会場段差多いし、かなり心配。
「足に優しいナースシューズ(1890円也)も、当日の衣装ケースにひっそり入れておこうと、決意する。
はやる気持ちを抑え、イッチにー右左、ゆっくり歩いてゆこうっと!!

天職

2005-11-17 15:09:52 | Weddingまでの道のり
20歳の時に、1ヶ月間スコットランドはエジンバラに初めてのホームステイをしたことがある。彼の地はまさに「嵐が丘」的台地や古城があり、全体的にグレーの寂しげな空気感。ネス湖にいたっては、「深すぎて底が尽きず、湖面が黒くみえる」とかで、怖エ、怖エ。
そんなエジンバラで同じく東京から短期ステイに来ていた1つ年上の女の子
「詠子」と出逢った。
ほの暗い地とあって、彼女の、好奇心旺盛で人懐っこい性格はいい感じで光を放っていて、ステイ期間は昼夜乙女トークを繰り広げていたっけ…。
帰国してから数回は逢ったけど、音信不通になって幾年…。
ことあるごとに、「嗚呼、どうしているのかしら?」でも、前向きでアグレッシブな詠子のこと、今は天職見つけてバリバリ働いているかもなーーーと心の片隅で想っていた。

そんな詠子と、同じ大学で姉妹のように親交深く、「この子、(私のフルネーム)○○ちゃんといってね、エジンバラで仲良くしてたんだーー。」と21歳(夏)の私の写真を見せられたことのある、Rimiさんという女性が、巡り巡って、今回私のWedding当日、司会者として、マイクを握る。
記録にある私の名前を見て、10年前に写真を見た記憶が蘇ったとかで、人の綾の妙にしみじみ。詠子の近況を聞くも、予想的中、年下部下引き連れてバリバリ働いているというのも、嬉しい。

類は友を呼ぶ。ブライダルコーディネーターからブライダルの司会者に転じたRimiさんも、詠子同様、明るくSoパワフル!学生時代は弁論大会とかに個性を発揮するクチ。そこにブライダル好きが嵩じて…とあらば、この仕事はまさに「天職」。

対して私は、仕事でインタビューをする際、毎度極度の緊張に襲われる。ミュージシャンの場合はホテルの狭い一室に事務所、PR会社が一同に介す時もあって、膝は震えるわ、知らない人たちの目線が気になるわで、テープ起こしの際「嗚呼、トンチンカンな日本語に内容の重複をかなりやらかしているのー。」と恥じ入ること幾多。それだけに、100人単位の人前で、他人の晴れの日を、段取りよく、七色の声を使い分ける「司会というお仕事」には畏敬の念を抱かずにはいられない。

Rimiさんの場合は…。何でも「言霊が降りてくる」らしい…。リハは無し。とにかくプロフィールを読み込み、当日まで一度しか無い(!)ミーティングで掘り下げた話、汲み取った二人の雰囲気を自分の身体に染み込ませ、本番、「言霊の降臨」を待つという…。
1日2件の日もあるわけで、体力は勿論、緊張への抗体、集中力には感服至極。

私たちのWeddingには、Rimiさんが適任!とコーディネートしてくれた祐子さんも素敵。
1年半待ちマストの披露宴会場に、ダメもとで、営業時間外の電話に「えー、空いてはいないでしょうが、この日に披露宴をしたいのですが…」とおぼつかないメッセージを残した5月のある日。そのメッセージを聞いてくれたのが祐子さんで本当に良かったっ!

かくも「天職」に付く女性は美しい…。
そんな彼女たちと祝杯交わした一夜。
いやーーー身が引き締まる!と思いながらも、深夜まで飲み脳内劣化…。
やることはてんこ盛りなるも、いそいそと布団をひっぱりだす、週の後半。





真珠の首飾り

2005-11-11 17:16:44 | Weddingまでの道のり
4年前、「彼が、今お付き合いしている男性です。」と両親に紹介した時と同じ
「銀座アスター」にて、My両親、今は夫婦となった私たち4人での昼食。
披露宴の趣旨・段取りを一番先に説明をしないといけないのに、時間の無さにかまけて後回しになってしまっていたので、今日という機会を持てて安堵。

アボジ(ハマコー似)には正装用の真珠飾りのタイピンをプレゼントし、
オモニ(猛スピードワゴン)からは長年愛用してきた真珠3点セットを譲り受ける。
それから私の幼少期(裸族)~女子高時代(デブのピーク時)までの驚愕的な写真も託される。「かわいくなーーい!」写真を見るにつけ、「よくぞ変わらぬ愛情を注いで下さいましたね…。」と感謝しつつ、運ばれる料理を爆食する。

「先走りドットコム」会長のアボジは当初からご機嫌で飛ばし、いつもの様に着席直後、お茶が運ばれるよりも先に「エビチリと焼き餃子。それから、旬のフルコースを人数分!」とメニューを見ずにオーダー。
「我々の時代の結婚式は、親が取り決めたもので、ひな壇に立たされた我々は漫画のようだった。君たちは新世代なんだから、友人をたくさん呼んで自分たちが大いに楽しみなさい、ガハハっ!」と終始笑顔。

「田舎に帰る度に両親が年老いてね…」的な哀愁は皆無。
むしろ、加齢とともに溢れ出るパワー、話力、食欲!
子育ても終わり、夫婦で歩むビジネス/ライプランを熱く語る姿に、ぽえーーっとしながら頷く、我ら若き(精神年齢)二人なのであった…。

食事後は、「あんたらの式までに見苦しくなってはいけない。今ダイエット中だからっ!」とエレベーターを無視して階段を小走りで降り、「私は用事があるからっ!ここでっ!」と別れ際、瞬時に走り去ったオモニ。
「バクスターとかでお茶はしなくていいな?」とアボジ。
それは、スターバックスのことです、ね。

何はともあれ、この元気な両親に、我々の結婚を祝福してもらって良かった…。
オモニ譲りのパールネックレスからパワー貰って、当日まで前向きに過ごそうと
思う。

花酔い

2005-11-10 11:38:46 | Weddingまでの道のり
何故か、外苑のキラー通り界隈は昔から気分が落ち着く。
Weddingお花まわりの打ち合わせのために、ワタリウム美術館方向にあるFlower&Plants Shop「Fuga」に赴く。

ジュエリーしかり、お花の嗜好も、「可憐さ」ではなく「グっとくる存在感」が
優先の私にとって、このお店のインパクトがあるコーディネート、枝モノの充実度、蓮を始めとするワインレッド系の品揃えに満足。
ご夫婦経営の、都内、というか全国で1店舗というのも、素敵。

立ちのぼる芳香にふわーーっとしながらも、当日の会場エントランスから廊下、
卓上、クロス周りをサクサクと決め、挙句、ブーケもここで購入する。

お花といえば…。
独り暮らし時代は、何故か、花を殺す体質だった事を思い出す。

『花に水』
幼子のように語りかけるも、答えも無く。
生花はなおのこと、生命力の強いサボテンすらも昇天。
不思議と、二人暮らしになった時から、お花が俄然、生き生き、そして長生き。

同じ部屋なのに何故…?と花酔いの頭で考えてみるも、答え出ず……。
世の中には、不思議な現象が多いものだから……。

“肥”への道のりをゆるゆると…

2005-11-09 10:22:18 | Weddingまでの道のり
画像キャプション:『口福の余韻…』

三日月の夜、高揚した気分で、披露宴会場のレストラン試食会へ。
このレストランが提案するFoodコンセプトは「モダン・メディタリアン」というもの。
当初、「メディタリアンって何ですか?シェフを呼びたもう!」的発想だったけれども、結局は、日と伊の融合料理の新しいカタチという認識に着地。

「へーー、初めて食べた!」的反応の、捻りの効いた素材/スパイスの使い方。
うん、美味美味。
とにかく、どどーんとHeavyなのではなく、前菜からデザートまで、記憶に残るような一皿で統一したいので、今後どのメニューに決定するかが、当日までの愉しみとなる。

ワインは、個性揃いの白・赤各5品づつ。
我ら夫婦にとっては「テイスティング=通常グラスワイン」なので、並々と注がれたワインをごきゅごきゅ飲み、さらに気に入ったものを追加して飲む。
唇を、赤ワインの‘おり’で染まらせ、料理の感想を語り合う。

満たされた気分で、いつも会場打ち合わせの後に寄るBarでまたワイン。
帰宅する頃には、フルコースカロリー摂取にたたみかけるワインの相乗効果によって、ストッキングは自動に下りてくるわで、まさに江頭2:50。
実際、帰宅後もあれやこれやして、就寝したのはAM2:50だし…。

「禁食」は夢の中で。
ZZZZZ……。

アノ本と私

2005-11-01 11:10:07 | Weddingまでの道のり
我が家で、週3ペースの鍋。
昆布にニンニク片を数チップ。ぐつぐつしたところで3種の野菜と茸を爆入。
お肉の方は脂の少ない豚をしゃぶしゃぶするのが定例だけど、昨夜は気分を変えて鶏団子にする。
休日時の外食では、しこたま飲み食いした後、〆にラーメン餃子を食す凸凹夫婦とあり、蓄積されたラードや塩分を、解毒する意味での平日鍋。
顔がミドリ色になるまで、野菜をひたすら、食う、喰う!!

そんな鍋時には、ほっこりとした心温まる話題がよく似合う。
しかし!しっぽりしてはならぬ!!
我らには、もはや余裕のかけらは一片も無く、ひたすら「席次・演出・作りものの手順」をメモりながら食す。

「やっぱ、席次ありきで招待状発送すべきだったか…。」
「ペーパーアイテムって、他にどんなんあるんだっけか…?」
「夫のスーツはどーすんの?何が主流なわけさっ…?」
基本的な質問てんこ盛りな我らにとって、やっぱり「アノ本」は必須だったのだろうか…?

時に買った直後、あまりの重さと広告ページにヤラレて、枕にしてZZZZZに堕ちた経緯が。
会場選びで必要な頁だけ破ったり。
「披露宴のサプライズで、二人でピアノを猛特訓!当日連弾しました♪」という事例に「アンタら、ニートカップルかっ。どこにそんな時間があるんじゃーー!」と吠えたり。
今は電球替える時の踏み台にしてみたり。
そう、「アノ本」とは…
「ゼク○ー」
片手で読むには、かなり重い。

以上、アノ本と私でした…。