気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

父の思い

2011-12-11 17:53:31 | Weblog
一人暮らしの父を、3週間ぶりに尋ねる。

外出して帰宅したようだった。

聞くと、明日、12日は、戦死したお兄さんの命日だとか。

それで、お墓参りに行って来たとか。

信心深い父だから。

弟夫婦が、実家を出て10年がたつ。

その間、孫たちとのふれあいもなく寂しかったのだろう。

それにひきかえ、嫁の実家の両親たちとは、楽しくファミリーしていたようだ。

父にすると、嫁をもらったはずが、息子を摂られたと感じているのだろう。

そして、いつも、解け合い課題について、案じている。

それは、父にもしものことがあったとき、

この家をするかだ。

だから、私は、「弟が、性を名乗り長男だから任せれば。」と言ったら、

その言動が父は引っかかったらしく、「あんただって、子どもなんだから。」と

無責任だと言わんばかりに非難した。

難しい。言葉は。

父は、嫁のいいなりになっている弟を信頼していないのだ。

それにしても、老後をもっと楽しめばいいのに。

どうも、この家の行く末と言う難問の呪縛にとらわれている。