ギャップ

土曜日のエアロビのインストラクターの鈴木先生。

ロングヘアーの似合う素敵な女性だ。

元気がよくて、パワフルそのもの。

お歳は、３０代かな、アラフォーかも？

毎月、動きを創作して私たちに提案して教えてくれる。

それがある月は、キックだったり、サルサだったりと・・・。

鈴木先生の動きは、一言、「セクシー」なのだ。

特におもしろいのが、鏡に向かって、「皆さんの内面に潜む部分を出してください。」と

本人がナルシシズムに陥っている表情で、動かれる。

そのクールでホットな鈴木先生。

更衣室で、お帰りの所に遭遇した。

「来週、お祭りがあるので、代行なんです。ごめんなさいね。」と言われた。

鈴木先生の口から「お祭り」という言葉にギャップがあって、意外だった。

きっと、地域では、誰誰さんのお母さんとしておつきあいがあるのだろう。

エアロビをしているときの、攻撃的で力強い鈴木先生ではなしに、素の鈴木さんになっていた。

案外、人は、状況によって、表情をいくつも替えるものなのだろう。

二十面相とは言わないが。