福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

私の外傷歴・疾病歴(4) 疾病歴(2) 膀胱頚部硬化症手術 心房細動

2017年09月08日 03時29分55秒 | 自己紹介・自伝
■3 2007年8月1日膀胱頚部硬化症(経尿道的切開)+膀胱憩室手術(腹部正中切開)     
 幼少の頃は友達と連れションしたり、飛ばし合い、オシッコのかけ合いをよくやったものである。私はその頃から、友人達より尿線が弱いことに気づいていた。以来、45年、先天性の膀胱頸部硬化症だろうと自己診断して泌尿器にも相談せずなんとか維持してきた。年とともに頻尿となり、時に尿漏れ失禁、発熱さえもきたすようになってきた。これ以上は隠し通せない。6月に腹部超音波検査を受けたが残尿量、膀胱壁の肥大から、一見して事態の深刻さを理解した。
 2007年8月各方面の業務整理を行い2週間ほど休暇を取る手続きをした。

 手術は経腹的に膀胱の憩室を摘出し、次いで内視鏡的に膀胱頚部切開術ということで全麻下に行うこととなった。手術は全く分からないうちに終了し、全く無痛。しかし、手術そのもの膀胱底部の隆起がひどく、切除するのに結構大変だったらしい。

 術後はベット上では出来ることは限られている。時間つぶしに苦労した。本読み、録音データ再聴、DVDなど、何かに飽きるとトロトロと眠る。ふだんは味わえない贅沢な感覚を味わった。

 硬膜外麻酔テューブ抜去後疼痛が襲ってきた。看護師達は鎮痛剤の使用を勧めてくれるが、この疼痛は術前予想したレベルであり、暫く疼痛と対話することとした。
 5日目についに尿道カテーテル抜去した。

 明らかに異なったのは私がいままでに体験したことのない、抵抗のないスムーズな排尿感である。これこそ求め続けてきた未体験ゾーンであり、最高の感覚である。45年間、私も耐えたが、膀胱もよく頑張ってくれた、と思う。
 2週間で病欠期間を終えることとした。良い体験、経験が出来たと思う。
 その後、現在まで排尿に関する苦痛は味わっていない。おそらく加齢に伴う前立腺肥大の症状も出ることもないだろうと思っている。
 この治療が私の人生の過ごし方に及ぼした影響は計り知れない。
 治療してくれた専門医ほか関係者に感謝してもしきれない。
 50年来の苦痛からの解放

■4 2007年頃から発作性心房細動自覚、2012年5月頃から心房細動の慢性化
 いつぞやから時折動悸を感じていた。その時は不整脈もある。心電図チェックでは散発性の上室性不整脈であったが、そのうちに発作性心房細動に移行しやがて持続性の慢性心房細動に移行した。それとともに動悸等の症状は消失した。
 当時は公私共々激務と心労が重なっていた時期であり、おそらくそれが原因の一つであったのであろう。心房細動の治療は多々あるが、症状は何にもないし、自転車で怪我する可能性があったために、自己判断で脳梗塞予防のための抗凝固療法を受けなかった。そのこともあって12年11月心原性脳塞栓を発症した。幸いなことに意識障害、右片麻痺、言語障害は数日で回復した。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私の外傷歴・疾病歴(3) 疾病... | トップ | 私の外傷歴・疾病歴(5) 疾病... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自己紹介・自伝」カテゴリの最新記事