まやの午睡

日常の記録です。

理想の家庭って…

2019-08-01 23:02:08 | 日記
ここのところ、長女の子どもたち3人をあずかっていた。

婿クンの両親から引き継ぎ。昼食に招待してもらった。
3人の子供連れでもシックなレストランで食事できて、国際情勢について婿クンのおとうさんとじっくり話し合うことができたのは、子供たちも大きくなったもんだと思う。

今日の夕方、次女の連れ合いであるパパクンが末っ子ちゃんを連れに来た。末っ子ちゃんは次女の所に泊まって、明日の朝早く、次女、Kちゃん、Pくんと、車でブルターニュに向かう。

孫クンと妹ちゃんは、私と夫が明日の午後、モンパルナス駅発のTGVに乗せる。アニメーター付きの子供専用車両だ。夜に9人が長女のうちに合流。

彼らは総勢9人で、今はやりの海辺の高級キャンピング場でいっしょにバカンスを過ごし、8月末は、長女の子どもたちは婿クンの両親の別荘で、次女の子供たちはパパクンの両親の別荘で過ごす。私たちは長男と南仏を旅行する。

孫クンに聞いてみた。

孫クンは、五組のカップルの家庭をよく知っている。

1. 自分の両親。野心家のスーパーウーマンの母親と、母親にメロメロな父親。

2, 婿クンの両親。資産家で綺麗好きで、教養がある。

3. 母親の両親、つまり私と夫。いろいろ規格外。

4. 婿クンのお兄さんの一家。三人の子供。奥さんはアンダルシアの貴族のスペイン人。とにかく子供たちを完璧に育てていて、今カタールのフランス人学校にいるけれど、ロイヤルファミリーというあだ名がついている。

5. 次女の一家。典型的なパリジャンたち。子供2人。パパクンは次女にメロメロ。

どこのカップルの生き方が一番気に入ってる? 将来どんな家庭を築きたい?

と、聞いてみた。どの家庭とでも長くバカンスをいっしょに過ごしたりしている。

そしたら、即座に返ってきた答えが…


「tonton M みたいな生き方が最高」


tontonとはおじさんのこと。

つまり、うちの長男のこと。

昨年秋にえらく仲良くしてたもんなあ。
長男が優雅に暮らしているように見えるらしい。
独身貴族、というやつだ。

うーん。

長男も孫クンと同じで二人の妹がいるので、「2人の妹がいるかわいそうな兄さんの会」を結成しているのは知っていたけど。
長男は妹たちにもいとこたちにも、甥や姪にも両親にも、おじやおばたちにも親切でやさしく気前もよく、孫クンの憧れのゲームの先輩だし、水墨画から格闘技まで趣味も広いし、あちこち旅行もしてるし、人生を謳歌してるのは分かるけど。

でも…。
いいのかなあ。
その後で、「特権的な生活」について孫クンといろいろ話し合った。
まあ、自分の両親よりずっと社会主義的な考えをしている子だということは知ってたけれど。

P君が生まれてから、孫クンが一体いつの間にこんなに大きくなったのかに驚く。

Pくんをはじめてあずかる日が来るとちょっと心細い。
10年以上離れた男の子だから、なんだか勝手が分からない。

後、少なくとも5年くらいは元気で今と同じような感じで彼らと交流して、それぞれの性格とかを観察したいとは思うけれど。

8月は、年末に向けた仕事の締め切りの月。
禁欲的にがんばろう。