前に書いた記事の補足をしておく。スコットランド人の友人の所に遊びに行って庭でお茶をしている時に、彼らがゲイのカップルで最近いろいろ浮き沈みがあったので、例の「あなたの命令は私の欲するところ」と言うフレーズを披露した。
すると彼は、それは普通は「Your wish is my command」という決まり文句だと言った。
つまりお店などで客の注文に対して「お客様のお望みになることは私にとっては命令でございます」のようなニュアンスだ。「お客様は神様です」みたいな感じである。
で、私が「いや、そうじゃなくてその逆の Your command is my wish なのよ」、と言うと「それはいい」と笑っていたが、帰って検索してみたら、なんと、Phoebe Campbellというアメリカ人の作家が書いた連作エロティック小説に「Your command is my wish」というのがあったので驚いた。
つまりこの小説も、普通の言い回しを逆にして、「あなたの命令は私の望むものよ」という倒錯的な表現になっているわけだ。
前の記事でも、「そうともとれる」とは書いたが、実際にこのタイトルの本があったとは。
フランス語にも訳されている。
映画の中では男が婚約者に「ははっ」という感じでユーモラスに答えていたので、はたしてこの小説の含意があったのかどうかは知らないが、そして友人のスコットランド人もそんな本のことは知らなかったはずだが、なんだかけっこうリスキーな言葉だったかも、と思った。
だからよい子は真似をしないように。
すると彼は、それは普通は「Your wish is my command」という決まり文句だと言った。
つまりお店などで客の注文に対して「お客様のお望みになることは私にとっては命令でございます」のようなニュアンスだ。「お客様は神様です」みたいな感じである。
で、私が「いや、そうじゃなくてその逆の Your command is my wish なのよ」、と言うと「それはいい」と笑っていたが、帰って検索してみたら、なんと、Phoebe Campbellというアメリカ人の作家が書いた連作エロティック小説に「Your command is my wish」というのがあったので驚いた。
つまりこの小説も、普通の言い回しを逆にして、「あなたの命令は私の望むものよ」という倒錯的な表現になっているわけだ。
前の記事でも、「そうともとれる」とは書いたが、実際にこのタイトルの本があったとは。
フランス語にも訳されている。
映画の中では男が婚約者に「ははっ」という感じでユーモラスに答えていたので、はたしてこの小説の含意があったのかどうかは知らないが、そして友人のスコットランド人もそんな本のことは知らなかったはずだが、なんだかけっこうリスキーな言葉だったかも、と思った。
だからよい子は真似をしないように。