私は初老男である。
さて、みなさんはどうだろう。
私のテレビデコーダーのHDは、メモリーがいつも残りが10%くらいしかない。
それでも、かなりディスクの書き込んでいるのだが・・・。
次から次へと録画してしまう。
ドキュメント・スポーツ・ドラマ・映画・タモリ倶楽部etc・・・・。
そうするとやはり、見ていなくても「消去」してしまうものが出てくる。
で、今年は全部見ようと思っていた・・・。
「西郷どん」(大河ドラマ)
を、5話ほど撮りためていたのだが「消去」してしまった。
大河ドラマは「当たり」「はずれ」が大きい。
「西郷どん」は、かなりまで興味深く見ていた。
しかし、今までの話は基本的に「知っていること」ばかりである上に、残念ながら私の懸念が当たってしまった。
つまり・・・。
「女性脚本家の大河ドラマはイマイチ」という奴である。
もちろん、私の感覚であるから違う感覚の方も多いだろう。
よく言えば「ホンワカ」している。
悪く言えば「キレが悪い」
私が調べていた「維新期」において、最後のパーツというべき「西郷隆盛」のことを一年間かけてドラマとして見れると思ったのだが・・・。
私が知りたいのは西郷が維新を成し遂げたのちに、最後の内戦「西南戦争」を起こすところからその死までである。
この間に起こることが、それ以前(維新を成し遂げる迄)の彼とのギャップが、どうしても理解できないのだ。
ということで、いまドラマは維新が成し遂げられる直前である。
たしかに、この部分は大変おもしろい。
良く知っている。
ただ、私はもう当たり前の解釈の内容は見たくない。
今までドラマを見てきて、収穫は1点しかなかった。
「徳川慶喜は、自分勝手な人間だった」ということだけだ。
まあ、それ自体は大変有意義だったけれど。
ということで、5~6話録画してあった「西郷どん」を消去しました。
この後は、西郷どんが「征韓論」論争に敗れ「下野」したところから録画してみることにしよう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、楽しみにしているドラマを見逃しませんように。
May
まあ、笑福亭鶴瓶の「岩倉具視」なんてのは、かなり秀逸なキャスティングですけどね・・・。