完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

時のウツロイを感じる・・・。         ~12年に一度がやってきた~

2023年01月12日 | Weblog

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

今年は「卯年」である。

 

 

わが地域は12年に一度のお祭りがある。

 

 

・・・気の長い話だ。

 

 

12年に一度の意味は、ほぼその「卯年」には「災害がある」という。

 

 

 

それを鎮めるためのお祭りであるらしい。

 

 

 

前回の卯年は・・・説明に必要はないだろう。

 

 

 

2011年3月11日のことを説明しなければならないのは「12歳以下の子供」へにだけである。

 

 

 

その年の7~8月にわが地域にも「豪雨」があり、このお祭りをやるべきかどうか「激論」になった。

 

 

 

「中止」の声は少なくなかった。

 

 

 

しかし、このお祭りの意味は逆に「だからこそやる」との意見により行った覚えがある。

 

 

 

そうなのである。

 

 

 

神様を崇めることの意味には「神頼み」ではなく、神に向かって「復興する覚悟を示す」という意味があるのだと思うのだ。

 

 

 

あれから12年。

 

 

 

これも説明不要の「コロナ禍」である。

 

 

 

すでに3年近くになるが、日本人の感覚では「収束」には程遠い。

 

 

 

そうした中で「卯年祭り」が4月終わりと決まった。

 

 

 

そのお祭りで、私に課せられた任は・・・・。

 

 

 

「笛の師匠」である。

 

 

 

過去3回の卯年祭りでは、現役で2回笛の師匠で1回を経験している。

 

 

 

それほどやる気があって笛をやったわけではないのだが、なぜか私が一番笛がうまく吹けた。

 

 

 

3度目から4度目の今年の卯の年までに、一番変わったのは・・・。

 

 

 

「子供が減った」ことだ。(子供とは小学生を指す)

 

 

 

お祭りというのは「子供のためのもの」である。

 

 

 

前回のお祭りの時に30人を超える子供がいたのが、今回は一桁の人数の子供しかいない・・・。

 

 

 

果たして4月の終わりのお祭り本番までに、いったいどうなるのやら。

 

 

 

ちゃんと屋台でお囃子を奏でることができるのだろうか・・・。

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「おまつり」という非日常を楽しみますように。

 

 

 

             May

 

 

 

お祭りって、本当は当日じゃなくてそれまでの準備の日々が楽しいんだよね~~~。

 

 

 

この話は当日まで逐一Upします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「何度も繰り返す」ことの意味       ~映画「スラムダンク」と再読本~

2023年01月09日 | Weblog

 

 

 

私は中老男である。

 

 

さて、松も明けたが成人の日で3連休である。

 

 

結局のところ、この連休が明けないとなんとなく「通常モード」にならないなぁ・・・。

 

 

 

連休の初日に「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきた。

 

 

 

とにかく「強烈に」勧めてくれた人がいて、その人は「通算9回観た!」という。

 

 

 

実は私は今まで映画を「2度観た」コトはないのである。

 

 

 

でありながら・・・。

 

 

映画のDVDは「繰り返し観ること」を条件に買うのである。

 

 

矛盾しているだろうか?

 

 

 

「THE FIRST SLAM DUNK」は・・・。

 

 

とても面白かった。

 

 

私は漫画のスラムダンクを読んでいない。

 

 

ちょうど連載されている頃に「漫画を卒業」していたのである。

 

 

しかし、人気があって主人公が「桜木花道」であることや「流川楓」というキャラクターがいることくらいは知っている。

 

 

 

「アニメはアニメにしかできないことをやらないと意味がない」

 

 

 

というのが私の感覚であるが「THE FIRST SLAM DUNK」はまさに当てはまった。

 

 

 

このアニメのように「キャラクターが完全に確定している」場合、実写にして既存の俳優が演じることには非常に無理がある。(過去に小栗旬のルパン三世という好例?がある)

 

 

 

そして、映画の最後で分かったのだが監督が原作者自身だったことも成功した理由だろう。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★少し、ネタバレがあります。気を付けてね。★★★★★★★★★★★★

 

 

 

完全にキャラクターの感覚・原作の意図を映画にダイレクトに反映されている。

 

 

 

「間」もいい。

 

 

 

沖縄や神奈川の海岸の風景が、とても良い形で試合の緊張感のあるシーンの間に入っている。

 

 

 

「無音」のシーンの入れ方も絶妙。

 

 

 

「無音」の時に私は咳を一生懸命我慢した。

 

 

 

あとで教えられたが漫画もこのストーリーの後唐突に終わるらしい。

 

 

 

しかし、このクオリティで映画になったのなら確かに続きは作りにくいだろう。

 

 

 

すっかり満足して映画館を出た。

 

 

 

そして、帰りに書店で池波正太郎の「銀座日記(全)」を買って帰った。

 

 

 

この本は以前から何度かUpしているが、買い替えるのは4冊目ということになる。

 

 

 

映画は何度も見ることはほとんどないが、この本は間違いなくこれからも再読するのだから。

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、繰り返すことの意味を考えますように。

 

 

 

           May

 

 

 

「THE FIRST SLAM DUNK」の中では、オフェンスバイオレーションが「30秒」だったね。

 

 

結構昔の漫画だったことを思い出した。

 

 

 

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まだまだ「間に合わなかった」        ~2022総決算「大河ドラマ」編~

2023年01月02日 | テレビ

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

正月2日である。

 

 

 

なのにまだ「2022年」の話。

 

 

 

申し訳ないがお付き合いいただきたい。

 

 

 

大河ドラマを全話見ることは実はあまり多くない。

 

 

 

だいたい最初で躓くか逆に5~10話くらいの中だるみで躓く。

 

 

 

「鎌倉殿の13人」の場合。

 

 

 

 

歴史好きの中老男であっても一番「苦手な時期」でありあまり興味がなかった。

 

 

 

そして、特に「三谷幸喜」という人は脚本の出来に「落差がある」と私は思っている。

 

 

 

外した時は「時間を返せ!」と言いたくなるのじゃ。

 

 

 

ゆえに今回は15話近くまで録画して4月頃に一気に観た。

 

 

 

悪くない。

 

 

 

というのが最初の感想。

 

 

 

彼のコメディ系の部分がうまく効いている。

 

 

 

キャストもいい。

 

 

 

この鎌倉幕府というものが「武家社会の礎」であったことも実は知らなかった。

 

 

 

どうしても「戦国時代の末期(天下統一)」の方が面白い。

 

 

 

だが、その「武家社会の元々の秩序」がいかに出来上がったかを知らなかった。

 

 

 

天皇と征夷大将軍・将軍と執権・公家と武家・将軍と御家人の関係性が出来上がった後に。

 

 

 

ようやく「戦国時代」がやってくる。

 

 

 

そのことを今回の大河ドラマでよく理解できた。

 

 

 

つまり「天皇の権威」・「将軍の権威」・「執権の権威」とはどこまであるか?

 

 

 

その関係性がどうなっていたのか?

 

 

 

それらは歴史の教科書を読んだだけではほとんどわからない。

 

 

 

なぜかといえば・・・。

 

 

 

その立場の各人の「人間関係とその野心」が深く関係しているからだ。

 

 

 

たとえフィクションであろうとも各人の感情的な部分を描いてこそリアリティーがあるのだ。

 

 

 

そうした意味で三谷幸喜の脚本は「非常に当たった」というべきだろう。

 

 

 

「悪役」が単なる悪役ではなく、その当人には当人なりの「正義や欲」があり、それが複雑に絡まり合い混沌としていく。

 

 

 

世界史において「宗教戦争」というものが「他宗教は皆殺し」という感覚がなくなることで「現代の国秩序」が出来上がっていった。

 

 

 

それと同じように北条「泰時」が「御成敗式目」を制定することで秩序が出来上がる。

 

 

 

「上皇」が流されることで「武家の社会」がやってくる。

 

 

 

「天皇」が政治に絡まなくなることで、ある意味「(権力のない)神的地位が確立」する。

 

 

 

人間関係が複雑で登場人物が多いこの時期を。

 

 

 

大河ドラマでこうした形で成功させたのにはやはり「三谷幸喜の脚本力」は賞賛に値するだろう。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、大河ドラマと歴史をリンクさせて楽しみますように。

 

 

 

 

          May

 

 

 

 

ちょっと知ったかぶりです。「上皇」って「天皇の父(先代天皇)」のことで、さらに現天皇が退位すると「上皇」は「法皇」になる。そうすると「頭を丸め」なければいけない決まり。

 

 

そのため、ドラマの最後で後白河は「坊主頭」になっているのです。

 

 

「天皇(家)」が「部下である将軍から命令された」のは、この時が初めてでありこれ以降天皇(家)が政治権力を取り戻すのは・・・・「明治」までないんですな。

 

 

 

 

 

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間に合わなかった・・・。           ~2022総決算「スポーツ編」~

2023年01月01日 | Weblog

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

みなさん、あけましておめでとうございます。

 

 

 

まるで一年を象徴するかのように、結局2022の総括を締めくくれなかった。

 

 

 

仕方がないので年マタギで続けることにします。

 

 

 

スポーツ編である。

 

 

 

2022にはスポーツの名勝負や偉業が多々あった。

 

 

 

しかし・・・。

 

 

 

細かいことをスッ飛ばして「スーパースター」を並べよう。

 

 

 

北京オリンピック(2022だったんですよ。覚えてます?)の

 

 

 

             「平野歩夢」

 

 

大リーグエンジェルスの

 

 

 

             「大谷翔平」

 

 

4団体統一王者

 

 

 

             「井上尚弥」

 

 

 

私の感覚的な「スーパースター」を並べてみた。

 

 

 

この人たちは「同時代に生きていてよかった!」と感じる人たちだ。

 

 

 

たぶん、日本という国が続く限り語り継がれるアスリートだろう。

 

 

 

 

そんな人たちを並べて、何が言いたいかというと・・・。

 

 

 

結局最後のビックイベント「サッカー・ワールドカップ」のことをUpしたい。

 

 

 

言わずと知れた「2つのジャイアントキリング」を成し遂げてノックアウトラウンドに進み、

 

 

 

悲願と言われた「BEST8」にあと一歩届かなかった日本代表。

 

 

 

       「何が足りなかったのか?」

 

 

 

・・・・勘の良い人ならわかりますよね。

 

 

 

森保監督がテレビ出演して図らずも発言していた。

 

 

 

MCの「日本にもメッシみたいな選手が現れるでしょうか・・・」

 

 

 

森保氏「現れます!必ず!」

 

 

 

こんな感じだった。

 

 

 

これはもちろん「願望」もあるだろう。

 

 

 

そしてBEST8その先のワールドカップ優勝を目標とするなら「出てこなければ困る」という意識もあったはずだ。

 

 

 

今回のワールドカップ決勝は歴史に残る名勝負だった。

 

 

 

「メッシ」と「エムバペ」というスーパースターの競演。

 

 

 

ゲーム展開も壮絶。

 

 

 

アルゼンチンの大勝・・・と思わせてのフランスの驚異の粘り。

 

 

 

そして、どこかで見たような「PK戦」

 

 

 

さらに見たことのあるような「幕切れ」

 

 

 

そう思うと、本当に「サッカー」というスポーツが世界中で熱狂を起こす理由がよくわかる。

 

 

 

今回のアルゼンチンは、間違いなく「メッシのチーム」だった。

 

 

 

メッシはほとんど(というか全く)ディフェンスをやらない。

 

 

 

相手の攻撃中はセンターライン付近でとぼとぼと歩いているだけだ。

 

 

 

しかし「決定的な仕事」をする。

 

 

 

今回のアルゼンチンは、その「メッシのため」と他の選手が全く批判的な意識を持たずにプレーしたがゆえに勝つことができたといえる。

 

 

 

これでメッシの調子が少しでも悪かったり、逆にメッシ以外の選手が失点を重ねたりしたなら優勝はなかっただろう。

 

 

 

さまざまな要素が揃ってさらに「運」という一番厄介なものを味方につけなければいけない。

 

 

 

連覇を狙いエムバペというスーパースターを擁し、決勝まで勝ち上がりあれだけのゲーム展開をしながらフランスは勝てなった。

 

 

 

「運」を手に入れられなかったのだ。

 

 

 

日本代表の試合をもう一度見返してみた。

 

 

 

一番感じたのは4年前のチームと今の代表の最大の違いは・・・。

 

 

 

「慌てていない」ことだろう。

 

 

 

ベルギーに負けたことが。

 

 

 

海外組が増えたことが。

 

 

 

以前の日本代表の選手たちの経験が。

 

 

 

ちゃんと生きていると感じ取れた。

 

 

 

ジャイアントキリングではあったが、それは意外性が「意外と薄い」感じのジャイキリであった。(わかりにくいですか?)

 

 

 

長々と書いてしまったが・・・。

 

 

 

結論は森保氏の言ったことに尽きる。

 

 

 

今の日本代表のクオリティを保ちつつ

 

 

 

 

     「平野・大谷・井上のようなスーパースター」

 

 

 

が出現すること。

 

 

 

それが「足りなかった何か」である。

 

 

 

しかし、さらにその条件がそろっても一番厄介な「運」を手に入れなければならないけどね。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分が生きている間にワールドカップ決勝で日本が勝つところを見れますように。

 

 

 

 

               May

 

 

 

森保監督が再任されたが、私は「賛成派」である。思うに「戦術」「戦略」もさることながら、代表監督に求められるものの最たるものは「選手を結びつける『絆』をしっかり作ること」だと思う。

 

それを作るには自国の監督であり、さらに今回ワールドカップを経験しことがさらに生きるであろう森保氏であることは「賛成」である。

 

 

 

 

 

 

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