私は中老男である。
今年は「卯年」である。
わが地域は12年に一度のお祭りがある。
・・・気の長い話だ。
12年に一度の意味は、ほぼその「卯年」には「災害がある」という。
それを鎮めるためのお祭りであるらしい。
前回の卯年は・・・説明に必要はないだろう。
2011年3月11日のことを説明しなければならないのは「12歳以下の子供」へにだけである。
その年の7~8月にわが地域にも「豪雨」があり、このお祭りをやるべきかどうか「激論」になった。
「中止」の声は少なくなかった。
しかし、このお祭りの意味は逆に「だからこそやる」との意見により行った覚えがある。
そうなのである。
神様を崇めることの意味には「神頼み」ではなく、神に向かって「復興する覚悟を示す」という意味があるのだと思うのだ。
あれから12年。
これも説明不要の「コロナ禍」である。
すでに3年近くになるが、日本人の感覚では「収束」には程遠い。
そうした中で「卯年祭り」が4月終わりと決まった。
そのお祭りで、私に課せられた任は・・・・。
「笛の師匠」である。
過去3回の卯年祭りでは、現役で2回笛の師匠で1回を経験している。
それほどやる気があって笛をやったわけではないのだが、なぜか私が一番笛がうまく吹けた。
3度目から4度目の今年の卯の年までに、一番変わったのは・・・。
「子供が減った」ことだ。(子供とは小学生を指す)
お祭りというのは「子供のためのもの」である。
前回のお祭りの時に30人を超える子供がいたのが、今回は一桁の人数の子供しかいない・・・。
果たして4月の終わりのお祭り本番までに、いったいどうなるのやら。
ちゃんと屋台でお囃子を奏でることができるのだろうか・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「おまつり」という非日常を楽しみますように。
May
お祭りって、本当は当日じゃなくてそれまでの準備の日々が楽しいんだよね~~~。
この話は当日まで逐一Upします。