完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

物の分からぬ人たち      ~政治家の目立ちたがり~

2013年01月27日 | 時事ネタ
私は初老男である。

Upが滞ってしまった。

まあ、いろいろ言い訳はいいたのだが・・・。


いつもの通り「怠けていた」だけと言うことにしよう。


さて、今回のタイトルのことが、忘れられようとしているうちに、やってくれました麻生さん。

最近の総理大臣の中でも「屈指のダメ総理」と、私は思っている。

なんたって、あれだけ読むのに好奇心と忍耐力が要る「ゴルゴ13」の愛読者であるといっていた人が「未曾有」って漢字を読めなかったのは、実は「ゴルゴファン」って言っているの自体が嘘なんじゃないかと思える。


この人を「副総理・財務大臣」にしたことで、今の安倍内閣に「暗雲」が立ち込めていると思うのだ。


血統が良くて、頭もよく、お金に困ったことが無い人が「政治家」になった。

そうすると・・・。


ああいう馬鹿を言うようになる。


次に、これも元総理大臣。

鳩山由紀夫と言う。

「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」って、中国に行って発言。

いったい何を考えているのか?


最後に橋下徹。

この人には、それなりに期待していたのだが、どんどん馬脚を現してきているね。

かの評論家故三宅久之氏が「正しい民主主義は時間がかかる」と、本質をとらえていたが、現代において「それでは遅い」とばかりに、登場したのこの人だろう。

しかし、最近、物の言いようがどんどん「アメリカの弁護士」みたいに聞こえるのは私だけだろうか?

今回の桜宮高校の問題も、散々騒ぎ立てているが結局の「オトシドコロ」が「看板の掛け替え」かい。って思うのは私だけだろか?

原発再稼働「あり得ない!」って言いながら、結局「仕方ない」ってありか?

だいたいこの人の原点である大阪都知事出馬の時に「(出馬は)200%無い」って言い切ったのが、気に入らない。


とにかく、この頃の政治家は「あまり考えず」に発言しているように思えてならない。


私が好きで読んでいる時代小説の中でも「貴人情けを知らず」と言う趣旨のキーワードが、度々出てくる。

つまり、自分は持ち上げられて「当たり前」家臣が言うことを聞いて「当たり前」と思っている節があるということ。

明治維新につながる徳川慶喜の「敵前逃亡」(大阪城から江戸へ逃げた)とかが、その代表的なエピソードだ。

残って戦った幕府側の兵士たちはいい面の皮である。


前の二人(麻生・鳩山)も、これに通じるものがある。

      
          「私は○○○だと思う」


まあ、人間だからいろんなことを考えるだろう。


しかし、それは自分の地位を良く考えてから発言してほしいものだ。


「チューブの人間だって、私は遺書を書いて『そういう必要はない。さっさと死ぬから』と手渡しているが、そういうことができないと死にませんもんね、なかなか」

自分がそう思っているのはいい。個人の自由だ。

しかし、副総理・財務大臣の言うセリフではあるまい。


本当のことを言えば、私も80代も後半になって苦しみながら亡くなった祖母のことを思えば延命治療が単純の正しいとは思っていない。

しかし、国民のすべてが「自分と同じ」でないことくらいは「元総理・現副総理・財務大臣」である人物はわきまえておいてもらわないと困る。


本人も家族も必死で「生きる」ことに頑張っている人も、その延命治療によって「やり残したこと」の始末をつけなければならない人もいるのだ。


どうせなら「『尊厳死』を討論すべきだ!」くらいのことを言うならわからなくもないが。


鳩山氏にしても、自分が「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」って思うのは勝手だが「元総理」がその発言をしたことの意味が、どれだけ重いかを分かっていない。

「ホラ、『元総理』だって認めているじゃないか」と中国は思っただろうし、それをネタにこれからの外交を進めてくるだろう。

政界を引退した「一般人」は、当たり障りのない中国旅行を楽しむだけにしてほしいものだ。


「貴人情け(国民意識)を知らず」である。



最後の橋下氏は、どなたかが言っていたのだが、ただの「目立ちたがり屋」になってきている。

前の二人と逆で「正論」を、声高らかに言った後で「ちょっと引いて」後を収める。

裁判において慰謝料を高めに設定しておくみたいなやり方。

まあ、既成の政治家が「改革」とか「政府主導」なんて言いながら役人たちに取り込まれるよりはいいのかもしれないが、少々そのやり方も「鼻に突いて」きている。


「君は悪くない!言いたいことも言えずに何が政治家だ!」


小説吉田学校の中で池田勇人が「失言」を理由に辞表を出した時に、吉田茂が言い放った言葉である。

言わんとすることは分からなくもないが、そこに政治的熟慮があっての「言いたいことを言う」でなければ、単純な「失言」以外と取られても仕方ないだろう。

揚げ足ばかりを取るつもりはないが、今の政治家たちはあまりに不用意に発言している気がしてならない。

それらも側近の「頭のいい人たち」が上手にコントロールしていけばいいのに・・・。


最後に、安倍総理の前回の辞任劇の時がその最たるものだということ。

身体的な理由での辞任であれば、国会本会議中に「倒れてみせる」くらいの「芝居」をやるべきだったと思う。

そこから「不死鳥のように」よみがえってきたように「演出する」側近はいなかったのだろうか。

そうすれば、それ以降の自民党のながれも変わっていた気がする。


まあ、前半で言ったように麻生元総理を副総理・財務大臣に据えたことが安倍政権の「命取り」になるときが来るような気がするなぁ。


今回も最後まえお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、政治家のバカ発言に興味を持ちますように。


           May


・・・政治的なことはUpを途中で休んじゃだめなのね。Upがずいぶん滞ってもうしわけありませんでした。
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一生に一度でいいと思って・・・    ~「STARS ON ICE」鑑賞しました~

2013年01月17日 | スポーツ
私は初老男である。

関東地方は、大変なことになっているらしいね。

積雪7cmと言うのは、たしかに雪の降らない地方では我々雪国の70cm位の感覚だと思う。

いや、ちょっと言い過ぎるかもしれないが、われわれのところは70cm降ってもある意味驚かないからなぁ・・・。

実は昨日、家人と二人で東京にいたのだ。

それも、東京駅から日本橋・有楽町近辺・有明コロシアムを中心に行動していた。


昨日から今日まで、すべてがギリギリで「災難」をクリアしてきたことに、今日の東京の雪を見て気がついた。


数日前の先週水曜日から話は始まる。

家人が意外なことを言い出した。


「『SATRS ON ICE』の『おみくじチケット』があるって」


「おみくじ」ってとこが引っかかった。


「1万円で購入すると『良い席から普通の席』のどれかが当たるんだって」


私が30年来のフィギュアスケートのファンであることは、昔どこかにUpしたと思う。

「リンダ・フラチアニ」を知っているくらいだからね。


数年前に世界選手権の「練習日」の入場券を苦労して手に入れたのに、直前でキャンセルの憂き目にあった。

そのころから「一生に一度でいいから」生でフィギュア・スケートを見てみたい!

長年の思いがあった。


かくて我が家の家人も、興味のあるスポーツはフィギュア・スケートくらいのものだ。

ひょんなことから、見つけたその「おみくじチケット」を・・・買わなかった。


つまりは、二人でこのチケットを買った場合、二人が「隣り合わせの席」になれる可能性がほとんどないからだ。

ありがたいことに一人もう3000円を出せば、それなりの席が手に入ることが分かって、そちらを手に入れた。

ヘタをすると二度と見れないかもしれないショーを、夫婦別々の席で見るバカもおるまい。

こうしたときのお金はケチってはいけない。


13日のPM1:00会場・2:00開演。

会場は「有明コロシアム」


そこに着くまでが、実はまさに「珍道中」だったのであるが、文字数が押してきたので『SATRS ON ICE』の話を進めるけど、珍道中はまた別の回でUpしよう。



・・・やはり、フィギュア・スケートは、ある種「選ばれた人間」のやるスポーツであることがよくわかった。

「ドロシー・ハミル」「アレクセイ・ヤグリン」「フィリップ・キャンデロロ」「カート・ブラウニング」「荒川静香」「高橋大輔」そして「浅田真央」

この人たちはそうした星の下に生まれ、さらに努力を重ねた結果、今私たちの目の前にいる。

ドロシー・ハミルは私より数歳上でありながら、現役のスケーター。

ヤグリンは、私がもっとも感動したロシアの大スター。

キャンデロロは、男子フィギュア・スケートに「個性」を持ち込んだ偉人。

カートは、まさに「プロ」どうやら、今回の構成も彼が担当したらしい。

荒川には、すでに「貫禄」さえ感じる。

高橋大輔は、史上最強の日本のフィギュア男子。

浅田真央に至っては、もう、人間の域を超えた存在に感じてしまう。


この演技をしているスケーターと「空間を共有している」感覚こそが、ある意味「生きている」ことの証明でもある。


・・・いい経験だった~~~。


最後に一つだけ、気になったことがある。

有明コロシアムは完全に「テニス」のために造られた建物だ。

日本におけるテニスの「国立競技場」にあたる。


と言うことで調べてみたが、テニスコートの国際的な「センターコート」(まあ、有明コロシアムはこれに沿っているだろう)は「約40m×約20m」である。

対してフィギュア・スケートのリンクは国際標準で「60m×30m」となっている。

二回りほど小さいのである。

そのため、プロのスケーター達はあまり気にせずに滑走していたが、アマチュアの選手の競技会のショートプログラムを滑っていた選手は辛そうだった。

だから、浅田のトリプルアクセルも、後半のトリプルも「詰まった」感じになってしまった。

それだけが残念。

こんな風に見てしまうと、やっぱり本当の「競技会」を見に行きたくなるなぁ。



つくずく思った。

人生にはこうした「出来事」があるからこそ、オモシロい!


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんにも、そうした「出来事」がたくさんありますように。


            May


高橋の「4回転ジャンプ」は、人間業ではないな。


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ことしはやるぞ!      ~まずはウィンター・ナイト・ウォーカー~

2013年01月14日 | ナイト・ウォーカー
私は初老男である。

さて、昨年最後のUpが、このナイト・ウォーカーカテゴリーのものだった。

それを読んでもらうとわかるのだが、まあ、やる気になったのだ。


本当のことを言えば・・・。

やり方は分かっている。


体重の落とし方だって、もう何度も経験してる。


だからこそ、思う。

ダイエットに必要なのは・・・。

      
            「精神力」

                   だということ。



雪が降り時には吹雪になることもあるが、実際その中を「ウォーカー」になることは、それほど辛いことではない。

どちらかと言えば、10月から12月の雪が降るまでの方がよっぽど寒々しい。

雪が降ってしまえば、しっかりとした装備で歩き始めれば、雪の日の方が歩きやすい。


ただ「装備」は厳重にしなければダメだし一番難儀なのは「履物」だ。

当然、雪の上を歩くわけだから「それ用」の物になる。


しかも、北海道や、長野のような乾いた雪ではない。

ところどころに消雪パイプの水を含んだ大根おろしのような雪もある雪だ。


完全防水の重いウィンターブーツ(長靴って言いたくないんだ)で歩くのは結構キツイ。


時間も大体8:30~9:00頃にしか、始めることはできない。(まあ、いろいろあってね)

それでも、モコモコとした格好で、ヘッドライトを点け反射テープの襷をかけて歩き始める。

ヘッドホンに流れるのはRCサクセションの「雨上がりの夜空に」・・・。


今年は、ちょっと本気で「ダイエット」することにする。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、今年一年の目標に向かって頑張れますように。

         
                  May


まずは、毎日「体重計に乗る」ことね。これがダイエットの必須条件。
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期待大!      ~「八重の桜」放送開始~

2013年01月12日 | テレビ
私は初老男である。

今のところであるが、今年の冬は穏やかだ。

雪が降るのは当然だが、今年の降り方は私が子供の頃の「正統な降り方」に近い。

雪が2~3日降り、その後1~2日天気が良くなったり曇ったりして、また雪になる。

その間にたまに雨が降ったりして。


だから、その積雪量も20~30センチ程度。

一晩で50~70cmなんてのは勘弁してほしいし、一週間も降り続くのも許してほしい。

まあ、まだ冬は始まったばかり、どうなることやら。



さて、新年恒例の「大河ドラマ」が始まった。

もう、様々な報道でご存知のことと思うが「八重の桜」である。

初回の視聴率が21.4%だったとか。


まず、史上最低と言われた「平清盛」の後であるから、いろんな意味で注目が集まっているだろう。


私としては


       「期待大!」


              である。


主人公の「八重」は、実は全く知らなかった。


まあ、新島襄の奥さんであることくらいは知ってたけど。



最近、ドラマで綾瀬はるかを見ないなぁって思ってたら、やっぱりこれがメインだからテレビ出演が減っていたのだろう。


第一回「ならぬことはならぬ」は、よかったね。


最初が「戦闘シーン」ってのが、いいし、軽快に走り回り銃を撃ち放す八重の姿はとても凛々しい。

場面が変わっての八重の子ども時代の子役も、とても上手い。

最近の子役ってホント恐ろしいって感じね。


第一回はどうしても出演者紹介のパターンになるのは、仕方ないし、とにかく「ツカミはOK」って形にしなければいけないから、大変だよな。


とにかく、私のような「幕末・維新」が好きな人間にとっては、たまらない描写がそこここにあって狂喜乱舞の所も多い。

鶴ヶ城を攻めている官軍の将校がかぶっているシャグマも、色によって何藩だかわかるようになっているから、誰であるか調べてみたい。


そして、これから全編を通して問題になるであろう「銃」の話。

八重の兄の覚馬が、最初に家に帰って試射するのが「ゲベール銃」そして、戦闘シーンで官軍が撃っているのが、おそらく「ミニエー銃」そして、八重が撃っているのが、なんと「スペンサー銃」・・・。

このことだけで、維新の戦闘の8割が説明できちゃうなぁ。


後半出てきた吉田寅之助(後の松陰)をやっていた小栗旬だけが違和感あった。

吉田松陰はこの時期の諸国漫遊が原因で、長州藩で「犯罪者」扱いされて、のちのちの「松下村塾」を開くことになる。

いろいろな捉え方があるだろうが、すくなくともあんなに「薄っぺらい」感じの人物ではなかった思うな。


歳を取るとこうした見方をするのだが、大河ドラマは続けて同じ時代を取り上げない。

先回が「清盛」で、先々回が「江」。その前が「龍馬伝」でその前が「天地人」。その前が「篤姫」でさらに前が「風林火山」。その前が・・・って、もういいか。

あまり近い時空を取り上げると、ストーリーの矛盾とか人間関係が作りにくくなる。

だから、若いときはあまり考えなかったけど・・・ていうか、そんなに大河ドラマを真剣に見てなかったな。

まあ、今回の「八重の桜」は時代的に「龍馬伝」「篤姫」と同じ時期に重なる。

歴史を素材とした物語は史実としての部分は変更ができない。

だから、その史実を変更しないように話を盛り上げなければドラマにならない。


おそらくだが、本当の歴史ってのはそんなにドラマチックではないだろう。

だからこそ、この大河ドラマってのを1年で考えずに繰り返される同じ時代を扱ったどドラマと重ね合わせて見ることで、面白さが何倍にもなる。

とくに幕末に関しては、そこら辺をつかんでおくことをお勧めする。

今回は幕末の「幕府側」しかも新選組の後ろ盾になった会津藩のはなしだからね。

まあ、すべては綾瀬はるかの演技にかかってるのは言うまでもない。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、一年間大河ドラマを楽しみますように。


       May


八重の撃っている銃は「スナイドル銃」だと、思っていた。・・・違ったのね。
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悪酔いしました!    ~年末年始の酒放浪記~

2013年01月06日 | 
私は初老男である。


明けましておめでとうございます。

今年も駄文を重ねることになるやもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。



さて、年末年始は当然のことながら酒を飲んだ。


私だけだろうか?

人がどんな酒を飲んでいるのか気になるのは。

もっとも某BS放送に、ハンチングをかぶったおっさんが酒場を飲み歩くところを流し続けるだけなのに人気がある番組もあるからなぁ・・・。

と言うことで、私の年末年始の酒がどんなものだったかをちょっと記してみようと思う。


まず、28日は仕事納め。

近所の同級生がやっている赤ちょうちんにての一杯。

この店での最初の一杯はいつもきまっている。

     
            「アサヒの黒生」

                       である。

このビールは、コクがあり今の時期の「暖房のきいた部屋」で飲むのに非常に良い。

お通しは「おろし和え」大根おろしになめこと、しらす干しを和えて軽く絞った一品。

・・・実は私はこの「大根おろし」があまり好きでなく、ちょっと手を付けて止めてしまった。


次に頼んだのは「冷奴」と「生野菜(サラダ)」である。

この「冷奴」は、やはり定番。

ほぼこの店に来たときは必ず頼んでいる。


まあ、珍しいものではない。四角に切った豆腐が4つにおろしショウガ・ミニトマト・刻み葱・かつをぶしを載せてある。しょうゆを差していただく。

そして、次に何を飲もうかと思っていたら「思わぬもの」が目に入った。


それは「サントリープレミアム・モルツ用のジョッキ」である。

実はこのジョッキは、普通のビールジョッキより容量が小さい。


それは、悪いことでなく「うまいもの」はある程度少ないくらいでちょうどいいのである。

モルツを飲み始めると、2人前はありそうなサラダがとどく。


と同時に近所の先輩が夫婦連れでやってくる。


「ひとり?」「うん、ひとり」

「ふたり?」「うん、ふたり」


50代半ばの人たちはこうして、夫婦二人で飲みに来る人達も多くなった。

うちは女房があまり酒が好きでないので、あんまりないけど。


プレミアム・モルツを飲み干すと、おかみさんが黙って「いつもの奴」を出してくれる。

「ジム・ビーム」である。

これは私が持ち込みでキープしているバーボンだ。

器も人と違うものを使う。


ふつうの人が使う「お湯割」用のジョッキを、ハイボール用に使う。

一般用のジョッキは、大きすぎて炭酸の抜けが早すぎる。

ビールの大ジョッキより中ジョッキの方が、おいしい内に飲み干せるのと同じ理由だ。


この頃になると、店が混み始めて同級生のおやじとも、おかみとも話すことができなくなり、ポツねんと雑誌を開いた。

にぎやかな年末の酒場の隅で、古い「新撰組特集」の雑誌を開きながら、ゆっくり飲る。

こんなのは、一年の終わりをじっくり感じるのにとてもよかった。

メインディッシュのつまみを頼む前に、腹の具合もちょうど良く、酔いはそれ以上にちょうど良い。

ビールを2杯に、バーボン・ソーダを3杯。

まあ、こんな程度で満足してしまってもいいじゃないか。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも新しい年を楽しんで行けますように。


       May


しかし、結構「一人酒場」って人はいるね。私のほかに、ひとり飲みが似合う30出たくらいのお姉さんが居たっけ。


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