私は初老男である。
前回の続きである。
「やっぱり、勘違いしている。」(1)を先にお読みいただきたい。
大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率の話。
幕末に出現する人物の順は、まず「思想家」と記した。
その代表格が「吉田松陰」に他ならない。
「思想」と言うのは、言い換えれば「哲学」であろう。
これは、・・・・・始末が悪い。
「哲学」をさらに言変えれば、個人個人の持っている「自分勝手な妄想」であろう。
時代背景がもちろん前提にあるのだが、時代劇にある「平時」から、この「自分勝手な妄想」を生み出すのは「突然変異」である。
これは「ドラマ」にして視聴者に分からせるのは、かなりむずかしい。
この「花燃ゆ」を見た人なら分かるはずだ。
しかも、その中心に「女性」を持って来れば、どうしても「感情」を持ち込まざるを得ない。
それを融合するのは至難の業だ。
「革命」を画にするのは、簡単である。
「革命」=「行動」であるから、その行動自体を見せればよい。
そして「行動」は、劇的に脚色することも容易だ。
だから、今までの大河ドラマにおいては「行動」した物が圧倒的に多いし、それの方がウケる。
行動家である「坂本竜馬」や「勝海舟」なんて人たちの方が、その代表格。
今、「花燃ゆ」の総集編を見終わって思う。
やっぱり、男優の起用とキャスティングを間違っている。主役級をこれだけ揃えれば、混乱するだけだ。
わずかに期待するのは、来週から「思想」から「行動」(幕末期)に入ることで画面上でも展開的にも「動き」が活発になる。
それと主役(文)の感情をうまく融合できれば、今よりはマシになるかもしれない。
ただ、最初の躓きを取り戻すのは大変だからなぁ・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、「花燃ゆ」のこれからに期待しますように。
May
ちなみに、他に思想家と言えば武智半平太とか島津斉彬が代表で、この人たちは迫害を受けたり天命なのか「早逝」する。
革命家とは西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允・江藤新平とかを差し、この人たちも大抵「早逝」する。
技術者は伊藤博文とか、大隈重信・山県有朋・井上馨などと言う人たちで、この人たちは・・・・結構長生きする人が多い。
前回の続きである。
「やっぱり、勘違いしている。」(1)を先にお読みいただきたい。
大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率の話。
幕末に出現する人物の順は、まず「思想家」と記した。
その代表格が「吉田松陰」に他ならない。
「思想」と言うのは、言い換えれば「哲学」であろう。
これは、・・・・・始末が悪い。
「哲学」をさらに言変えれば、個人個人の持っている「自分勝手な妄想」であろう。
時代背景がもちろん前提にあるのだが、時代劇にある「平時」から、この「自分勝手な妄想」を生み出すのは「突然変異」である。
これは「ドラマ」にして視聴者に分からせるのは、かなりむずかしい。
この「花燃ゆ」を見た人なら分かるはずだ。
しかも、その中心に「女性」を持って来れば、どうしても「感情」を持ち込まざるを得ない。
それを融合するのは至難の業だ。
「革命」を画にするのは、簡単である。
「革命」=「行動」であるから、その行動自体を見せればよい。
そして「行動」は、劇的に脚色することも容易だ。
だから、今までの大河ドラマにおいては「行動」した物が圧倒的に多いし、それの方がウケる。
行動家である「坂本竜馬」や「勝海舟」なんて人たちの方が、その代表格。
今、「花燃ゆ」の総集編を見終わって思う。
やっぱり、男優の起用とキャスティングを間違っている。主役級をこれだけ揃えれば、混乱するだけだ。
わずかに期待するのは、来週から「思想」から「行動」(幕末期)に入ることで画面上でも展開的にも「動き」が活発になる。
それと主役(文)の感情をうまく融合できれば、今よりはマシになるかもしれない。
ただ、最初の躓きを取り戻すのは大変だからなぁ・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、「花燃ゆ」のこれからに期待しますように。
May
ちなみに、他に思想家と言えば武智半平太とか島津斉彬が代表で、この人たちは迫害を受けたり天命なのか「早逝」する。
革命家とは西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允・江藤新平とかを差し、この人たちも大抵「早逝」する。
技術者は伊藤博文とか、大隈重信・山県有朋・井上馨などと言う人たちで、この人たちは・・・・結構長生きする人が多い。