完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

経過報告      ~私のダイエット~

2008年04月28日 | Weblog
私は中年である。

どうやら衆院山口2区補選で民主前職の平岡秀夫氏が「当選」したらしい。

山口県と言えばまさに「保守大国」

よくぞ山口県民の皆さんが、決断してくれたと思う。

しかし、よくわからないのは自民党の対抗候補が山本繁太郎氏だったことである。

この人物は全国を震撼させた「耐震偽装問題」当時の国土交通省の住宅局長だった人だ。

あの問題の原点はまさしく政府自民党の「規制緩和」と言う名の「切捨て」から
生まれた悲劇である。

なにやらきな臭い部署に居た人物である。

それを民主党からツッコまれることなど、わかっていただろうに・・・。


と言うことで、今月はじめに

    「いつまでもデブと思うな」岡田斗司夫著

と言う本の話をUpしたのだが、それに沿って私もダイエットをしている。

その経過を報告したいと思う。

結果から示そう。
 
       「3kgの減」

3kgと言うのは微妙な数字で、周りの人は私がやせたことに誰も気が付いていない。

やっぱり、ダイエットが成功したって言うのは5kg以上そして「見た目」で
分かるくらいにならないとだめなんだろうなぁ・・・。


そして、どれくらい「大変」だったかと言うと、これが「大して」大変じゃなかった。

最大に変わった点は、ダイエット前には「あまり食べなかった食品」を食べるように
していることだろうか。

      ひじき・わかめ・切干大根・大豆・豆乳等々

などを頻繁に摂っているのだ。

詳しくはとにかく表題になっている本を読んで欲しい。

わたしが一番この本から学び取ったことは人間の「空腹感」の意識についてだ。

人間は「頭脳」が感じる空腹と「体」が感じる空腹は別のものだと言うこと。

「体」が欲しがっているものを「頭脳」は意識しない限り欲しがらない。

そして、満腹になっても足りない栄養素があると「体」はその足りない栄養素を
摂るように「食べろ」と命令する。

しかし「頭脳」はそれが何なのか分からないと「適当に食べて」しまう。

まさに悪循環である。


自分の好きなものをおなかいっぱい食べても、なにか「ベツバラ」とか言いながら
食べているのはまさにこれのような気がする・・・。

必要なもの十分に摂っていれば、空腹になるのは遅いし我慢のできる空腹なのだ。

また「空腹」がどれくらいの「空腹」なのかを自分に聞いてみることも大切。

同じように「満腹」がどの状態の「満腹」かを聞いてみることも。

死にそうになるくらいの「空腹」にあなたはしばらくなってないのではないか?

そして、今の「満腹」は「超満腹」で体が必要の無い「満腹」ではないか?


ただ、本にも書いてあるが「基礎代謝」を下回るダイエットはしてはいけない。
それは体重が減るのは早いがかならず「代償」を払わされることになるから。


このことだけでは、到底本当の「岡田式ダイエット」を伝えることはできない。

前のブログでもUpしたが、いままで不思議に思っていた「ダイエットの謎」に
この本はほとんど答えていてくれる。

来月末に私の体重はどうなっているか?

私自身が一番楽しみなのだ。・・・って当たり前か。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「ダイエット」=「辛い」ってことではないことを認識します
ように。

                         may

本当にそんなに辛くないよ。
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明治は遠くになりにけり。Up    ~「警視庁草紙」読み終わりました~

2008年04月22日 | 
私は中年である。

昨日の夜のバラエティ番組「TFP2」で、よゐこの有野がダーツで「パジェロ」を
当てるところを見た。

この番組をかなり長い間見ているが「パジェロ」が当たるところは初めてみた。

有野という人は「よくこれで芸能人がやっていられるなぁ」って感じの人だが、
やっぱり何か「神通力」があるのだろう。


と言うことでこのところ本を読み進めていたのだが、なかなかUpすることができなかった。

興味深い本を読んだので紹介したい。

     山田風太郎著   「警視庁草紙」(上・下)

  である。

ずいぶんUpしていないが私のライフワークがある。

「日本はなぜ、勝てる見込みの無い戦争に突入してしまったのか?」
と言う謎を解き明かすことをライフワークとして、それらの本を読み続けている。

ただ、これだけは間違いないといえることがある。

それは「太平洋戦争」を知るためには「日露戦争」を知らねばならない。

そして「日露戦争」を知るためには「日清戦争」を知らねばならない。

さらに「日清戦争」を知るためには「征韓論」を知らねばならない。

「征韓論」を知るためには「明治維新」を知らねばならないのだ。


歴史と言うのは「時空の流れ」を意味する。だから、本当は地球の誕生から
調べなければ行けないのだろうけれど、さすがにそこまではやれないので、
端的に「近代日本」の創成期である「明治維新・明治時代」を理解しないと
この問題は解けないのだ。


今回は謎に迫るところまで行くのではなく、その「明治時代」が舞台となった
傑作小説を読んだことをUpしようと思う。


「川路利良」という人物を知っているだろうか。薩摩人である。

明治時代の英傑といえば「西郷隆盛」「大久保利通」「木戸孝允」「岩倉具視」などの
名前が早々に挙がるだろうが、この人物は知らない人も多いし実際「英傑」とよぶに
ふさわしいかどうか・・・。

司馬遼太郎の長編小説「翔ぶが如く」(全10巻)の、書き出しが実はこの人のこと
からなのだ。

簡単に言えば「近代警察の生みの親」である。

物語は、その川路利良と元江戸南町奉行・駒井某が中心になりその周りを取り巻く人々と
奇怪な事件を通して、明治時代を生き生きと描き出している。

「小説」はもちろん「作り事」なのだけれど、こうした現実に存在した人物達をふんだんに
登場させて、その時代の時代考証を持ち込んだ中でのフィクションは、とても説得力がある。


思えば文庫本になっている作家もずいぶん物故者が増えた。

山田風太郎などは、もうずいぶん前に亡くなったはずだ。

しかし、明治時代という戦後一回りもした後に生まれた私の「好奇心」を満たして
くれるのが、こうした古い作家であり、その作品であることは、それさえも大きな
「時の流れ」の不思議さを感じずにはいられない。


実はこの本は、読みはじめに一度躓いてしばらく遠ざかっていたのだが、ひょんな
ことから再開して、後は一気に読めた。

本を読むにも「勢い」というものが必要だと言うことが、今回良く分かった。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「明治時代」にもっともっと興味をしめしますように。

                         may

今からは考えられないほど「不便」の時代だったろう。でも、今よりもすごく
「明るい未来」を信じられた時代でもあったんだろうなぁ。

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北京オリンピックの切符Up    ~選考基準の怪~

2008年04月17日 | スポーツ
私は中年である。

会議があった。

たいした内容の会議ではないが、非常に会議慣れしていない人達が集まる会議だった。

自分がどれほど会議慣れしているつもりは無いが、無駄な会議ほど「腹立たしい」ものも
無い。

8割方は司会(議長)の責任が大きい。

その分責任も大きいし、皆が納得させることができないと批判されることになる。

いらいらしながら2時間近くを終えて、その後はぐったりしてしまった。

なんとかならんかねぇ。


さて、いよいよ北京オリンピックが近づいてきて「聖火リレー」で、世界的に
混乱が続いている。

人間の「自由」に対する意識には、とてもばらつきがあって、さらに「国」に対する
感覚にもずいぶん開きがあるのだと思う。

東西冷戦は、結局「自由主義陣営の勝利」のように見える。

しかし、それは世界中の人間が同じ「自由主義」を受け入れたわけではあるまい。

それが微妙に「オリンピック」というものにも、影を落としているように見える。

まあ、アジアにおいて日本・韓国に遅れを取ることに怒り心頭だった「中国」が
やっとの思いでつかんだ「オリンピック開催」の権利が、こうした「内政問題」で
世界的混乱を巻き起こすとは思ってもいなかっただろう・・・。

この「聖火リレー」を見ていると、何のためにやっているのかわからないなぁ。


閑話休題。

本題に入ろう。

各競技において「代表選考」が本格化している。

今は某国営放送が「水泳」の代表決定レースを盛んに放映している。

それを見ていて、先日行われた「柔道」の代表選考の大会をおもいだした。

今の「日本柔道界」の混乱は、こうした選考基準がもたらしているのだということを。


どのスポーツ団体にも、それなりの事情があるだろう。

オリンピック本大会でも「金メダル」を獲得するには、様々な考えがある。

それは分かるのだが、今回の全柔連の選考はまさに若手選手の「やる気」を失わせる
決定ではないだろうか。

谷選手の海外選手に対する「強さ」は、私も十分認識している。

しかし-48以下級の選手は、何もやっても谷をがいるうちはオリンピックに出れないって
絶望感を覚えたのではないのだろうか。


日本柔道界は、国際スポーツとしては一番の「岐路」に立たされていると思う。

そうした中で選考基準がこうした「玉虫色」であることは、それ自体が行く先を
「見失って」いるように見える。

様々なルールの改正も行われるようだが、結局「日本の柔道」が精神的な「柔」の
心を持ちつつ「世界スポーツの頂点に立ち続ける」ことは不可能だろう。

今回の谷のオリンピック出場と、彼女の戦いぶりがそれを証明することになりそうな
気がするのである。

柔道が「柔術」から変化して、今で言うスポーツ化したのであろうから、さらに
「JUDO」に変化することは仕方の無いことに思えるのだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが日本独特の「精神性」を否定したりしませんように。

                         may

さすがの谷も、キレが悪くなったって思うのは私だけだろうか・・・。
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まだまだドライバーの意識は・・・   ~エライ目にあいました~

2008年04月14日 | Weblog
私は中年である。

さて、プロ野球も開幕して2~3週間経って、いつものシーズンになっている。

けれど、わたしは昔の1/10くらいしか興味が無い。

このブログを始めてからも、なんどかUpしているが今シーズンは特に「巨人」の
神通力が失せた感じである。

いろんな見方があるが、それは少し悲しいけれどプロ野球のためには「良いこと」だと
思っている今日この頃だ。


さて、春になって豪雪の我が地域も、車のタイヤが「夏タイヤ」になった。

これは雪の降らない地域の人たちには、どういうことか判らないと思うけれど
ドライバーたちの意識もある意味「緩んでくる」ことを意味する。

それを象徴するような目に昨日あったのだ。


昨日の夕刻、私は車を走らせていた。

5時を過ぎてまだ暗くなるほどではないが、天気が悪かったのであまり明るくは無かった。

私の前に待避所からヨタヨタと一台の軽自動車が割り込んできた。

どうも老人らしい。

そのスピードは40km・・・。

すぐにも追い越したいが、対向車が多くてなかなか追い越せない。

諦めてついていって数分のことである。


対向車が来ているにもかかわらず、私の後ろの後ろの後ろ位から猛然と車が
追い越しをかけてきた。


        「ヒエ~~~~~~」


私の目の前で、ジイさんの車と追い越しをかけてきた車、対向車とが3列に並んだ。

ジイさんが追い越しの車に気が付いて、少し左に寄ったから良かったけれど、それに
気が付かなかったら3台絡みの事故になっていただろう。


追い越されてからは、ジイさんの車は猛然とダッシュをかけ始めた。

そして、結局5分とたたず前と同じヨタヨタの運転に戻った。


私は早くジイさんの後ろから逃れたかったが、市街地に入ってしまってタイミングが
つかめない。


そうこうする内に、目の前の信号が黄色になった。

このときとばかりにジイさんの横に出て右折をしようと思った。

しかし、私のすぐ後ろの車が猛然と右折しようとウィンカーを出して右折ラインに
入ってきた。

私はあわてて仕方なく、ジイさんの後ろに戻った。


しかし、あにはからんやジイさんはウィンカーも出さずにいきなり右折した。

私の目の前で、またもや私の後続車がフルブレーキングでジイさんの車のテールすれすれで
とまった。


・・・ほんの7~8分で、2度も事故の巻き込まれそうになった。


ジイさんはヒドイ。実際はジイさんではないかもしれない。しかし、いかにもジイさん
らしい運転だ。もしかすると「酒」も入っていたか?

ついその朝にも、76歳のバアさんが車を運転して民家に突っ込んで死んだというニュースを
やっていた。


うちのオヤジは70になるならないの頃にお袋を乗せて事故を起こしておふくろを殺して
しまった。

老人すべてが悪いといっているのではない。

運転免許の老人に対する技術の厳格化は、あっても良い気がする。


うちのオヤジは、それほどの事故を起こしておきながら車に乗るつもりだったし、
現実に免許停止の時点で、ノーへルでバイクに乗っているところを警察に捕まった。

すべての老人がそうではないだろうけれど、こうした「ドアホウ」が現実にいるのだ。

危なくて仕方ない・・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが交通事故を起こしませんように。

                         may

日曜日の昼間の話。
酒屋の前に止まった自動車から降りた4人が次々にビールを買った。
全員がすぐに開けて、それを飲みながら車に乗った。

もちろん、運転手も・・・。様々おきている「飲酒運転」の悲惨な事故をどうおもっているのだろう。






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どっちの言い分も正しくて、間違ってるUp   ~党首討論の話~

2008年04月10日 | Weblog
私は中年である。

今年は例年より桜の開花が早いらしい。

どんどんそれが早くなっている気がする。

私の子どもの頃は雪深いこの地域は、ゴールデンウィーク近くにならないと桜が
咲かなかった。

やっぱり、温暖化のせいかなかぁ。


さて、昨日福田総理と小沢代表の「党首討論」があった。

すべてを聞いてはいないのだが、面白かった。


とにかく、福田総理という人を見ていると自分のやっている政治に対して「他人事」
見たいな事ばっかり言っている感じ。

何がやりたいか分からないし、うまくいかないと「あの人がこうした・この人がこう
した」ってことばかり言っている。

たしかに自民党が参議院で過半数を取れないで、簡単に法案が通らないって事態は、
今の政治家たちが「経験」したことが無いだろう。

だからこそ新しい形の政府・自民党の対応が求められているのだ。

彼自身は、それに気がついているのにトボケているように見える。

自民党の中には「数の暴力だ!」とふざけたことを言う議員も続発している。


前にも書いたが、今まで「強行採決」のような「数の暴力」をやってきたのは
自民党だろうが!

それも大昔なら仕方が無いが、今の福田の前の安倍総理に散々やったことなのだ。

小沢氏がそういうツッコミをしたのを福田総理はどう聞いたのだろう?


大体「ねじれ国会」というのはそういう風に法案が通らない状態をいうのだ。

どちらにせよ「麻生氏有利」と言う大方の総裁レースの大勢が一気に覆って総理に
なった人だ。

大してやりたいことがあったわけでもないが今を逃したら「総理」の椅子が手に
入ることは無いって感じで総理になっちゃったって感じ?

だから、今の状況を良く飲み込めないし、どうしたらいいか分からない。
歴代の総理と同じにやろうと思ったら、参議院で数が足りなくて思ったとおりに行かない。

だから発言する内容もどこか駄々っ子の言い分に似てる。

まあ、あの「コイズミ」と「安倍」の後じゃかわいそうって気もするけどね。


対して小沢一郎。

よくもまあ、ここまでやってきたって感じ。

「壊し屋」の異名がぴったりで、政党を作っては壊し作っては壊しして、ついには
野党第一党の「党首」になったのだから、たいしたものだと思う。

しかし、どこか民主党を「与党」にして「総理」に納まる人物には思えない。

「品格」なんてモノを引き合いに出したくないのだが、この人が総理に納まる「品格」に
欠けているように思える。

言っている政策や提言は正しいのであろうけれど、いかにも「裏」がありそうだ。

まあ「品格」なんてものは、その地位にいれば身についてくるものだろうけれど。


互いに党を背負っての発言内容に、互いの党の「正義」と「正義」がぶつかり合って
いるわけで「どっちも正しくてどっちも間違っている」

そして結局「先のことは分からない」

政治なんて本当に「不確定」なモノなのだ。

二流に国民は二流の政治家しか持ち得ない。


つまりは、私たち自身が一流の国民・市民にならぬ限り「一流の政治家」を
手に入れることはできないってことだね。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが自分自身が「政治の一員」であることに気が付きますように。

                         may

一度、政権交代させてみてもいいんじゃないかなぁ・・・。






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今「新書」がおもしろい!Up  ~「いつまでもデブと思うな」~

2008年04月09日 | 
私は中年である。

そろそろ「解散総選挙」っていいそうだけど、あんまり上手な流れじゃないね。

コイズミって人はひどい男だったけど「劇場型」っていわれただけに、こうした
時に選挙まで持ってく「ストーリー」作りはうまかったなぁ・・・。

小沢一郎って人は、その点ではずいぶんへたくそだと思う。


まずいまずい。政治の話を始めると、この回全部それになっちゃう。


さて、最近「新書」を読む機会が多くなった。

新書には新書のよさがある。(当たり前だ)

特に「今」読まなければならない本が多い。

ということで読み終わったのが

     「いつまでもデブと思うな」  岡田斗司夫著

 である。


やっぱり売れる本には「理由」があるのである。

昨今の世相の中で「ダイエット」を試みたことの無い人はほとんどいないだろう。

「メタボ健診」などという馬鹿げた制度も始まったし、自分のプロポーションに満足
している人は、ほとんどいないというし・・・。

そうした中で「1年で50kgの減量」に成功した著者が、実体験を基にして書いたのが
この本だ。


実際この本のすごいところは、普通にダイエットをした時に沸いてくる「疑問」を
ほぼ全部答えてくれているところだ。

たいていの人は一度くらいはダイエットに成功しているはずだ。しかし、

そのとき「じゃあ、ダイエットっていつまで続ければいいの?」って思わなかっただ
ろうか。

辛い思いをしてダイエットしたのはいいけれど「こんな、辛い思いはいつまで続くの?」って
思わなかっただろうか?

そして「リバウンド」したのではないだろうか。

私もご多分に漏れず、最大8kgのダイエットに成功したが、見事にリバウンド
した。


実は、この本にあるダイエット法にとてもよく似た方法を私は試したことがある。

それこそ「パソコンのフリーソフト」を使ってだ。

そのソフトであまり辛い思いをせずに2kg減った。

「じゃあ、なぜその方法を続けなかったんだ?」って言われそうだけれど、そこが
ダイエットの難しいところじゃないですか・・・。


とにかく、この本は「お勧め」である。

単に「ダイエット」の話だけでなく、それによって「人生」自体を変えるチャンスに
なりそうな本なのだ。


ここまで言っていてなんなのだが、私はまだこのダイエット法の成果が出ていない。

ただ、今までのダイエット法とまったく違う現実に「無理なくやせる」方法が書いてあること
だけは確かである。


なんとなく、この本を読破して今こうしていると「確信的」なものを感じている。

その経過もブログでUpしていこうと思っている。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「無理」をしても何事もうまくいかないってことを認識します
ように。

                         may

でも、70kgくらいの人が1年で50kgも減量できたりしないからね。
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どうなってんの?今の世の中     ~時事ネタ~

2008年04月05日 | Weblog
私は中年である。

いろんなことが日々起きているわけで、その中でも自分自身ではどうにもならないこと
が、
たくさんある。

ちょっと中年の嘆きを吐露したいと思う。


「国民の声」を聞くことが政治家の役目であり、それを行政に生かしていくのが「政府」の
役目だろう。

しかし、この歳になってようやくわかってきたのだが「行政府」にとって見ると
「国のために国民がいる」のであって「国民のために国がある」のではなさそうだ。

まあ、単純に片方から一方的なものでなく、お互いが「綱の引き合い」をしているのは
間違いないが・・・。


前に書いたが「メタボ診断」がこの4月から始まった。

実際にこの制度で「メタボ」が抑止されて、医療費が減ることは「ありえる」ことだろう。

しかし、どこまでがその判断として正しいのかがいかにも怪しい・・・。

政府行政のすることはいつもそうだ。

「ゆとり教育」といったとき、私は絶対のおかしいと思った。(だからといって「つめこみ
教育」がいいとはもちろん思っていない)

案の定である。

ゆとり教育が生んだものは、短絡的な「学力の低下」である。誤解して欲しくないのは
「短絡的」というところだ。

世界的な調査における「学力」が、果たして正しい「学力」といえるかどうかも、かなり
怪しいと思う。

たしかに「世界の子供の学力の第○位」というのは、聞こえが良いが、それを発揮する
社会情勢に日本自体がなっていないように思える。


私は深読みして、そうした単純な学力でなく「ゆとり教育」の求めたものは「心のゆとり」
だと思っていた。

そのためには、逆に後退するものもあるだろう。しかし、後退してこそ前進するものが
あるはずだ。
それを「ゆとり教育」を提唱したときから、当然考えられていたと思っていた。

しかし、そうではなかったらしい。


今回の「メタボ検診」のことも、結果的に「メタボが減ること」と「医療費の抑制」が
連動していないことを確認するだけではないだろうか。

極論だが、結局メタボを達成できない働き盛りの「40~60代」の人たちを「精神的」に
追い込み「うつ病」者を増大させたり、検診自体にかかる費用がとても大きくなったり。

物理的な「メタボ」は減ったけれど、精神的な「メタボ」が増えるだけのような気がする。


高齢者医療制度もしかりである。

うちにも75歳を過ぎた父がいるが、こうした人はまあ、良かろう。家族と一緒の人は、
まだ救いがあるが、一人暮らしの75歳以上のお年寄りなどから、年金天引きで医療費を
取るという。生活ギリギリの人からも一律である。

厚生労働省は、ちゃんと「年金」を支払っていないのに、その年金から「天引き」すると
言う。
話がおかしく無いだろうか?

もちろん、今の75歳以上の人はちゃんと払っています。とか言いたいのだろうが、
年金全体がしっかりしていない中で、こうしたやり方はこちらの不安感を煽るだけだ。

なんで、自民党というところは「チャンと」ことをやらないのだろうか?

すべてのことを「いい加減」「見切り発車」でことを始める。

その中に「利権・既得権益」とかが絡んでいることは間違いないわけで、そのツケは
すべて国民に払わせる形になる。


今回の「参院野党多数」が、政府に突きつけたものは大きい。

今まで「ノールック」で、法案を通してきたものが「参院否決」を覚悟せねばならなく
なったのだ。

この期に及んで、野党に対して「数の暴力だ!」などとノタマッている。
散々自分達のやってきたことを棚に上げてだ。

こうした人たちに「緊張感」を与えるのは、自分の地位(国会議員)が、実は危うい
ものだと自覚させることだ。

「自民党」に入っていれば大丈夫。なんて思わせないように、我々国民が思わせれば
良いのだ。

私は民主党が良い、と言っているのではない。政党なんて、そんなに大きな違いはないと
思っている。
しかし、何十年も同じ地位にノサバッていれば気が緩んで自分達がなんでもできるように
なると思いだすと言いたいのだ。

そんなやつらに「緊張感」を与える必要がある。

どんなタイミングで総選挙になるかはわからないが、自民党に思い知らせてやろうじゃないかい。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが政治の主役は「自分達」だってことを思い出しますように。

                         may

本当の「自由」って、何だろう・・・。

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喫茶店で1冊読みきったUp  ~「ロング・グッバイ」レイモンド・チャンドラー~

2008年04月02日 | 
私は中年である。

ついにガソリンが値下げになって、小麦製品が値上げになった。
これもみんな「政治」が悪い。

昔はみんなこんなことを言って溜飲を下げていた。今でもあんまり変わりが無い。

確かに「ねじれ国会」になったことを与党自民党が、自覚できずにいることが
様々な混乱を招いたとしか私には見えないのだが、議員様たちは理解していないなぁ・・。


最近、気に入った喫茶店を見つけ半年ほど前から通っている。

何よりコーヒーがうまい。

コーヒーをおいしく入れるのは、とてもむずかしい。


コーヒーメーカーで、作るのでさえ個人的な違いが出てしまうのがコーヒーだ。

ましてや「喫茶店」である。

技術の差がはっきり出て当たり前なのだが、味わう側がそれを気にしなすぎることで
おいしいコーヒーを入れる人間が育たずにいる。

物事にはやはり「需要と供給」のバランスが大切だということだ。


その店には、経営者の私物である文庫・単行本がたくさん並んでいる。

様々なジャンルの本が並んでいる中で、一冊のハードカバーを見つけた。


  レイモンド・チャンドラー作

      「Long Good-by」(邦題・長いお別れ)


                              である。

「ハード・ボイルド」の原点。フィルップ・マーロウシリーズである。

清水俊二氏の訳で長らく世に出ていた本を村上春樹氏が、再訳したハードカバーだ。

この清水訳の方は7~8年に1度くらいは読み返すことがあった。

その全編に漂う雰囲気は私たちがあこがれたアメリカの匂いと、それとは全く逆の
「裏の顔」のアメリカを感じさせてくれたものだ。


「再読」ということは、他の人はあまりやら無いのだろうか?

私は、よい本は一生つきあうつもりでいるから、5年に一度くらいは読み返す。

このブログを始めてからも、ここにUpした本でも「銀座日記」(池波正太郎)とか
「坂の上の雲」(司馬遼太郎)などは、すでに再読している。

不思議なもので、かなり読み込んでいるにもかかわらず「新しい発見」が読むたびにある。


話が逸れた。

村上春樹は言うまでもなく、今や日本が世界に誇る「国際的作家」だ。

しかし、私はあまりこの人の小説が好みで無い。

有名になった「ノルウェーの森」の他に2冊ほどしか読んでいないのだが、どうも
しっくりこなかった。

しかし、「訳者」としての彼はすごいと思う。

訳すという行為の中には、オリジナルの物語を作れるセンスがやっぱり必要なのだと
思う。

どちらにせよ、文学というのはその言語で書かれた文化をベースとして持っていなければ、
本当のことは読み取れないのだと思う。

それを訳すということは、それをオリジナルに近い形で読ませ無ければならない。

ある意味矛盾している行為だ。


レベルの高い「コーヒー」を楽しみながら、ハードカバーのハードボイルドを2週間に
1度くらいのペースで通い、半年かけて読み終わった。

気の長い話だと呆れる人もいるだろう。しかし、そこでの30分~1時間は世間の
ウサから逃れられる大切な時間だ。

人はあんまりこんなことしないのだろうなぁ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが人生において「本を読む」ことがどんなに心の栄養になるか理解
しますように。

                         may

アルビレックスは鹿島アントラーズに0-2で負けました。



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