完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

こんなにワクワクしなかったのも珍しい。   ~サッカー日本代表vsガーナ戦とメンバー発表~

2018年05月31日 | スポーツ




私は初老男である。




昨日の「キリンカップ・ガーナ戦」である。




雨が降っていた。




私個人のイメージであるが・・・。






日本代表は基本的に「雨に弱い」





日韓ワールドカップの時の決勝トーナメントの1回戦vsトルコ戦。





これも雨だった。




大体、日本という国においてのアスリートたちには、結局「体格の差」「身体能力の差」というモノが競技を問わず最初の「壁」として存在している。





更に体格が追い付いても、その体格で欧米人並みの身体能力を持って動ける選手はそうはいないだろう。





いかに人気競技であるサッカーという競技において、そうしたメンバーを11名以上揃うことあるわけがない。





逆に言えば、だからこそそうした短所を補うための「日本らしい戦略・戦術」を構築するべく外国人監督を招聘し続けたのだと思っていた。







ハリルホジッチという人を監督から解任したのは、私的に言えば「最悪のタイミング」である。





彼が監督を続投していれば、今回選出されなかった「若手選手」をメンバーに選んでいたのでは?と感じるのはわたしだけだろうか?





発表されたメンバーで25歳未満の選手は2人しかいない。






しかも一人はGKの中村である。






フィールドプレーヤーで、25歳以下なのは植田だけである。






25歳という歳にこだわるのは、サッカー選手において余程のことがない限り「伸びしろ」がないと私には思えるからだ。






それは「完成度が高い」と見るよりも「今まで以上のパフォーマンス」が期待できないと捉えている。





そして昨日のゲームで25歳以上の選手たちが、その通りのパフォーマンスしかできないことをさらけ出してしまっている。





どんなスポーツも、またどんな国においても、良い意味での新陳代謝が行われることでメンバーのバランスがとれて強くなっていく。





若手の選手の「ラッキーボーイ的」な選手が出てくることで、チーム自体が波に乗っていくことは珍しいことではない。




私は今回のワールドカップでのそれを非常に期待していたのだ・・・。





つまりこれは、ハリルホジッチ監督を解任した時点での日本サッカー協会の「成長戦略不足」が、このメンバー選出に如実に表れてしまっている。






そして、この日本サッカー協会が「ある特定選手(複数)」をこのメンバーに入れるために監督解任に踏み切ったであろうことは容易に想像できる。





多分であるがその「ある特定選手(複数)」は、俗に言う「旬」は過ぎてしまっている存在だ。






そのことに日本サッカー協会幹部たちは気が付いていない。







こうしたことは「岡目八目」であり、直接かかわっている人間には自覚しにくいものだ。







そのことの証明が昨日のガーナ戦だと思えるのだが・・・・。






後任に選ばれた西野氏の目指しているサッカーが、以前のガンバ大阪のような戦術であるならば、いかにも「時間が」足らなすぎる。







ガーナ戦でのパス回しは、私のような者が見ていてもワンテンポ遅いなぁと思ったもの。






今の世界的フットボール戦術において「パスサッカー」を標榜するなら、ゴール前ですべてのパスをトラップ無しのワンタッチパスの連続からシュートまで繋げないと、体格・体力に勝る相手とは勝負になるまい。





それこそが「ガンバ大阪」の象徴的戦術だもの。





そして、何よりそのパスを着実に決める「エースストラーカー」が居なければ・・・・。





その「早いパス廻し」さえも意味がない。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんもロシアワールドカップを楽しみますように。






          May






本当のところ「久保建英」をメンバーに入れるくらいの戦略があっても、私は驚かなかった。ハリル氏なら選んだ可能性がホンの少しだが、あった気がする。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

篠竹氏に顔向けできるのですか?      ~日大のこと~

2018年05月23日 | スポーツ



私は初老男である。







今、日大アメフト部のコーチと元監督が記者会見をしている。






まず、私の感想。






未だに日本の大学において、このような体制でスポーツ部の運営が行われることに「驚愕」した。






元監督とコーチとのコミュニケーションがこれほど取れていない状況で、選手が監督とほとんど話をしない状況の中で、激しいコンタクトのあるスポーツ部が運営されていたという。








今、これほど「人と人とのつながりを大切にせねばならない」といわれている中でである。








私は人間がそれほど「清廉なもの」だとは思っていない。







多分であるが、元監督もコーチも「相手をケガさせろ」とは言っていないだろう。







しかし、少なくとも当の本人が「あのプレー」に至った経緯を真摯に語った会見を見た後では「あまりに嘘臭く」見える。







「ゲームにおいてのすべては私の責任です」の言葉には、選手にそうした意識を植え付けてしまった責任も含まれているはずだ。







そうした中での会見の発言は「本当に責任を感じている」ようには、残念ながら私には見えなかった。







日本のアメリカンフットボール界・大学アメリカンフットボール界のことを少しでも知っている人なら「日大の篠竹監督」を知らない人間はいない。








強面で日大のアメリカンフットボール部に生涯を捧げ、独身を貫き通し寝食も選手と共にしていたという。






         「ショットガンの威力を見せてやる!」







甲子園ボールの決勝戦を前に、この言葉を聞いたのが27年以上も前だとは思わなかった。











その時にコーチで行動を共にしていた元監督。












篠竹氏に顔向けができるのだろうか・・・・。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「責任」の本当の意味を理解しますように。







           May







こんな状況に陥っている大学に「危機管理学部」があるという。皮肉としか言いようがない・・・。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つとも凄かった。    ~「イタリアオープン」と「スーパーラグビー」~

2018年05月20日 | スポーツ



私は初老男である。






週末の深夜。







眠い目をこすりながらテレビを見ていた。





ヨーロッパのテニスシーンは「クレーシーズン」の真っただ中。





惜しくも錦織がジョコビッチに負けた。





大熱戦だった。




しかし、やはり錦織にとってジョコビッチという選手は「間があってしまう」相手という気がする。





間が合うがゆえに、プレースタイルが似ているがゆえに、ホンの少しミスが先に出てしまうと流れを手放してしまう。




第1セットのようなプレーをずっと続けない限り勝てない。





どんなスポーツもそうであるが「トップに立てる人」と「そうでない人」には、実はホンのちょっとの差しかない。





だが、そのちょっとの差は「超えられそうで、なかなか超えられない」差なのである。





錦織の「全米オープン準優勝」の時を超えるプレーができて「運」がよければ・・・。




グランドスラム大会で優勝することができるかもしれない。





それは彼が現役でいるうちに1度か2度しかないのではないだろうか。





それだって「大変!」なことなんだけどね。






回り道をしてしまった。




話はジョコビッチvsナダルの話。




準決勝で見るには、もったいないような対戦。




この二人の対戦は51度目の対戦という。




ジョコビッチ26勝。



ナダル24勝。




そして、今回はナダルの勝利。




スコア以上の見ごたえのあるゲーム。文にするのは無理である。









そして、チャンネルを変えると・・・。




スーパーラグビー香港大会。



サンウルブズvsストーマーズ。




「もう一つの日本代表」といわれるサンウルブズは、ラグビーファンにとっては「嘆きの元」の様に言われてきた。





わたしもそう思う。





失礼を承知で言うが、弱い時の「阪神」を応援するファンの様な気分なのである。




3シーズン目の今季の目標は「3勝」だという。




実は「無理だろう」と思っていた。





しかし、それは単純にサンウルブズが「弱い」といっているのではない。






錦織がジョコビッチになかなか勝てないのに似て「ホンのちょっと」の差が埋められていないという印象。





ちょっとしたところで「ミス」が出る。





このゲームを見始めたのは前半の残り10分くらいからだ。





やはり、南アフリカのチームであるストーマーズは強豪。





ちょうど「ジョコビッチ」みたいだ。




サンウルブズも「錦織」のように喰らいついてはいるが・・・。





ただ、ロースコアになっているので「ある種の期待」を持てた。




ずいぶん初歩的な話をしておくが、ラグビーにおいて「トライ(T)5点」「トライ後のコンバージョンキック(G)2点」「ペナルティキック(PG)3点」「ドロップゴール(DG)3点」である。



以前の新潟アルビレックスbbの記事に示したが、この「プレーによっての得点差」がゲームの面白さを生む。




それを前提に観戦しないと、面白さを堪能できない。





このスーパーラグビーは、ナショナルマッチと違いちょっと「ユルイ」というか「余裕がある」というか、なのでそれが「良い方向」に向いている気がする。




後半34分 ストーマーズ 自陣ハーフウェーライン付近中央から、FBマレーのペナルティゴール成功。ストーマーズ23-20。




これで「勝負あった」と思ったのだが・・・・。




ハーフウェー付近からのPGが決まるのは、私にとっては結構の「驚き」だった。




しかし、最終盤。



後半40分サンウルブズ 敵陣10mライン付近左から、SOパーカーのペナルティゴール成功。サンウルブズ23-23。




同点になった。





今のラグビーは、80分を過ぎるとホーンが鳴ってその時のプレーが途切れれば試合終了である。




まあ、ストーマーズは「引き分けで良い」と思っているわけがないので(サンウルブズに引分で許されるわけがない!)当然、攻めてくる。







そうした中で、ちょっとしたストーマーズの「ミス」というか、サンウルブズの「幸運」でボールがサンウルブズに収まる。






それとて、ストーマーズのディフェンスが強力だから「勝てる」とは思わなかった。







そして・・・・・。






劇的な後半44分サンウルブズ 敵陣22mライン付近右のラックからSH流のパスを右に受けたSOパーカーが右足でドロップゴールを決める。






サンウルブズ26-23。








ラグビーを知っている人なら分かると思うがこの「DG(ドロップゴール)」によるゲームの決着は一番「劇的」なのだ。







さすがに

 



              「目が覚めた!」





こうした「弱いチーム」の「劇的勝利」は、ひとしお感慨深い!







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、スポーツの面白さを堪能しますように。







                   May




来月にラグビーを観戦に行く予定だ。楽しみだなぁ。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しまった。忘れていた。   ~「将棋の時間・蛸島彰子引退特集」見忘れる~

2018年05月13日 | テレビ


私は初老男である。




忘れないように、パソコンのデスクトップにstickynotesでメモしておいたのに・・・。





毎日曜日に放送されているEテレの「将棋の時間」を見逃してしまった。





別に将棋が好きなわけではない。






・・・ちょっと違うか。






嫌いなわけでもない。







将棋自体を打つことはもう30年以上もやっていない。








だが、テレビっ子である私が小学生の頃からこの「将棋の時間」からの「NHK杯テレビ将棋トーナメント」を見ていた。






だから、将棋そのものより「将棋界」みたいなものと「棋士の人物」そのものに興味が沸いた。






その流れで、初老になるこの歳までなんとなくちょっとずつこの番組を見ていた。








この番組は、私が子供の頃から内容はほとんど変わっていない。







そんな中、先週番組の終わりに次週の予告として







          「女流棋士第1号・蛸島彰子 引退」








                           とあったのだ。










「郷愁」としか言いようないのだが・・・・。






この「蛸島彰子」という女流棋士が、プロになりたての頃にNHK杯トーナメントの棋譜の読み上げを度々やっていたのを憶えている。







将棋の世界では不思議なことに、ずっと以前からなぜか女性が活躍できていない。







「囲碁」の世界では、それほどの差が無い気がするのだが・・・。








そうした中で初の女流プロ棋士として彼女が現れた。







その彼女が「引退した」と言う。







実は、すっかり彼女のことを忘れていた。









そのことを特集する番組だったのだが・・・・。








見忘れてしまった。










現在の写真を見ると年相応に老けてはいるが、若い時の面影がある。








多分、特徴的なイントネーションで通る声は健在だったのだろう。









華やかな現在の将棋界に繫がる時期を、間違いなく支えた棋士の一人であった。








ご苦労様という労いの言葉を贈ろう。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、意外な人物との出会いで人生を感じますように。







               May





故大橋巨泉が、伝説の番組「金曜11PM」の中で本当にたまにやる「将棋特集」に彼女を出演させて「蛸ちゃん・蛸ちゃん」と呼んでいたっけ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念ながら・・・・。     ~アルビレックスBB観戦Part2~

2018年05月03日 | スポーツ



私は初老男である。




・・・・残念ながら、昨日の富山グラウジーズ戦。





敗戦です。






ニワカなファンである私にはわからなかったが、どうも富山には分が悪いらしい。






今シーズンの五十嵐圭の地元上越での試合でも苦杯を舐めさせられたらしい。






まあ、勝者が居れば敗者がいる。





仕方のないことだ。







そうした状況の中で、Part2はやりにくいが・・・・。








実は私は中学生時代にバスケットをやっていた。







その当時は3pも無ければフリースローレーンも台形だった。







フリースローの1pショットもなかった。






多分30秒ルールもなかった気がする。







1回の攻撃で獲得できるポイントが違うスポーツは、他にラグビーやアメリカンフットボールがある。





こうしたスポーツが単純に1ポイントずつ重ねるスポーツよりエキサイティングさを増していることに感心する。





そして、それらのスポーツに共通するのが「時間制限」があること。




Bリーグのレギュレーションでは「10分・4ピリオド制」であるが、それを無茶を承知で得点の成り立ちを計算してみた。





Bリーグは24秒ルールであるから、10分を24で割ると「600÷24=25」




24秒ルールぎりぎりで攻撃をするならば25回の攻撃があることになる。



それが4ピリオドで100回。



すべて2Pショットが決まったとすると200点。



両チームが失敗しないで得点したら100対100になる計算だ。




私はこれが今のBリーグの得点経過の基礎だと思っている。




普通の人は積み重ねのゲームだと思っているだろうけれど、私は「引き算」のゲームとしてみる。




だから、100点以上を取ったチームはトンデモなく攻撃が冴えていたと見るべき。



しかし、Bリーグのゲームは80点代の決着が一番平均的に思えるので(20%)5本に1本の割合でミスしていることになる。




もちろん、24秒かからなかった得点も、3ポイントも1ポイントもターンオーバーもあるからそんなに単純でないことは百も承知だ。




だから、時間が減ってきて相手との得点差が何点であるかが見どころになる。




延々訳のわからない話をしているが、つまり、アルビレックスBBの29日のゲームの最終盤。




テクニカルタイムアウトが4ピリオドの残り5分に取られた場面でアルビは「9点差」で負けていた。





つまり、残り5分(300秒)で24秒ルール=12.5回。三遠は当然24秒ぎりぎりを使うだろうからアルビレックスBBの攻撃は7回くらいしかない計算。




7回の攻撃で9点を逆転するのは・・・・非常にむずかしいってのは誰でも分かるだろう。





結果は「84対81」でアルビレックスBBの勝利。





たまたま見たバスケットのゲームでこんなゲームが見れて幸せだったと思う。





昔サッカーアルビレックス新潟のゲームを初めてみた時の興奮に似ている。





ハマっちゃうかな?






最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、ハマっちゃう何かを見つけますように。






                May





デバンテ・ガードナーの38得点もすごかったけど、流れを引き寄せたのは五十嵐圭のカットインの2本のシュートだった気がする。やっぱり、ゲームの流れを知っているベテランですな。












コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする