完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

変われば変わるもんだねぇ。     ~BリーグアルビレックスBBvsアルバルク東京戦(参)~

2019年04月30日 | スポーツ




私は初老男である。






10連休の真っただ中。






やることは多いのだが、とりあえずBリーグQF観戦記を終わらせなければ!










さて、やっとゲームの話である。








バスケットに関して決して詳しくない私が頭で考える観戦方法で・・・・。







ゲームの最終盤のことだけUpしよう。







第4Q残り6:00の時点でアルビレックスは8点差をつけられていた。(57-65)








だが、残り4:36で2点差まで詰め寄る。(63-65)







そして、残り2:04でガードナーのシュートで同点!・・・・に見えたがなんと「オフェンスファール」の判定。(63-65)










さらに2点差の1:40でアルバルクのリバウンドをハミルトンがセーブしたと思った瞬間、五十嵐のリバウンドファールの判定。(63-65)









だが、その直後のアルバルク馬場のレイアップが決まったと思ったら、これも「オフェンス・ファール」の判定。(63-65)








残り1:21で五十嵐のフリースロー。2本決まって同点!(67-67)









残り1:00で67ー67の同点でアルビのオフェンス。










ここからが、素人ヒネクレ初老男の視点。試合終了までの頭の中が以下のようなことがグルグルグルグル回り続けていた。








残りが1分ということは、24秒ルールを単純に考えると「互いに1度ずつの攻撃で24秒ギリギリを使うと(48秒)で残り12秒余る」計算になる。







一番むずかしい状況だ。







アルビレックスが24秒ぎりぎり使って2点取ったとすると(69-67)残り36秒残り。







アルバルクが「もしも」24秒ギリギリで3Pシュートが決まると・・・。(69-70)






12秒で得点しないと勝てない。






2点取られたとすると(69-69)12秒で得点すれば勝ち。(71or72-69)






無得点だとovertime。(69-69)






で、どうなったかというと・・・・。







「エース」ガードナーのフックショットはリングに嫌われ弾けてこぼれる。(69-69)









残り38秒。







アルバルクのオフェンス。





ここでまた分析。






アルバルクのオフェンスが24秒ギリギリで2点の得点なら・・・・。(69-71)







アルビレックスが14秒で2点を取ればovertime。(71-71)






3Pなら勝ち。(72-71)






だがアルバルクが3得点なら(69-72)








アルビレックスが14秒で3点を取らなければovertime(72-72)にできず敗戦。








だが、14秒のオフェンスは無得点の可能性が「かなり」高い。







アルバルクの攻撃は残り19秒で2得点。(67-69)







これでアルビレックスが19秒で2得点でovertime。(69-69)





3Pで勝利。(70-69)







しかし、ゲームは意外な方向へ向かっていく。





ボールINからガードナーがゴール下へ切れ込んでいく時にファール。






チームファールが5つになっていたので、オートマチックフリースロー。






残り時間は17秒3。







ガードナーのフリースローが2本決まると同点。(69-69)







残り17秒ほどでアルバルクが得点すればアルビの負け。(69-71or72)








・・・これは周到に考えられたアルバルクの「作戦」では無かっただろうか?









アルバルクは17秒で最悪得点できなくてもそのまま流せばovertimeになる。(69-69)









そして、レギュラーシーズン得点王のガードナーが、なんと1本目を落としてしまう。(67-69)







さすがに2本目を決めてアルバルクのオフェンス。(68-69)







残り時間17秒3。





アルバルクはこのまま流せば勝利。





アルビレックスが勝つためには、ファール覚悟でディフェンスに行きボールを奪うしかない。








残り11秒9でガードナーの「アンスポーツマン・ファール」






アルバルク田中大貴のフリースロー2本が決まる。






得点は「アルビ68ー71アルバルク」







そして、さらにアルバルクボールで再開。






残り12秒9。






ボールがコートINされてアルバルク馬場がボールを持つ。





そして・・・。





「とどめのダンク」に行くが、なんとこれがリングに嫌われ「失敗」!






・・・・・馬場はまだ若い。





このままkeepすればアルバルクの勝利だった。(68-71)







しかし。






これだから「バスケットはおもしろい!」んだけどね。






残り10秒。






新潟は3ポイントでovertimeを狙うしかない。(71-71)





のこり、5秒。




フリースローレーンの手前でガードナーが3Pシュート!







これが・・・・決まらずに「こぼれ」る。






しかし、新潟ハミルトンがリバウンドを取りコートサイドへ回り込む。






一度今村に渡し、リターンをもらってハミルトンが3Pシュート!






・・・・最後の10秒間、私は3階の客席になだれ込み我を忘れて「入れ!ハイレ!入~れ~!」と絶叫していた。



           



             「68-71」







バスケットは、こんな風に見なければ本当の面白さが分からないと「偏屈男」は思っている。








バスケットにおいて3点差決着のゲームは本当に「激戦」と呼んでいいだろう。







敗因はハッキリしていた。







「エース」ガードナーをダブル・チーム(二人懸かりでディフェンスすること)で潰されたこと。いかな「怪物ガードナー」であっても、レギュラーシーズンの蓄積した疲労が本来の動きを許さなかった。






2年連続の得点王1ゲーム平均27点をたたき出すガードナーが、このゲームは20点に届かなかったのだ。






そして、アルバルクの「ファースト・ブレーク」を許してしまったこと。






だが、このゲームにおいてはアルバルクも、かなり凡ミスがあったように思う。






日本代表に多くの選手を送り込んでいるアルバルクにこれだけのゲームができたのは、やはり「ホームリンク」で試合をやれたことも大きなポイントだろう。





・・・・まあ、ホームでも勝てなかった。という見方もできますけどね。




スタッツを見ると第1Qで10点のリードし、第2Qは16-20でそれほど悪くない。






この時点で43-37とリードしていた。





そして、第4Qは13-12で1点リードしている。







やはり問題なのは「第3Qを12得点に抑えられた」ことだろう。(アルバルクは22得点)





観戦していた皆さん。






第3Qの最後のシーンおぼえてますか?






そうです。






残り1分でガードナーがフリースローを2本とも落とし、アルバルクのミルコに「ブサービートの3P」を決められ55-59となった。







もちろん、試合の流れの中では、このことだけで勝負が決まったわけではないけれど。






あまりに「象徴的」だ。






あれが逆にガードナーのフリースロー2本決まってミルコの3Pが外れていれば違った結果になっている可能性は高い。(そうすると第3Q終了時で「57-56」というスコアになっているはずだった・・・)





やはり、新潟は「ガードナーに始まり、ガードナーで終わった」というべきだろう。






今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、クルクルと頭の回転を速くしてスポーツを観ますように。







               May






・・・・・これは、あんまり言いたくないのだけれど・・・・。どんなスポーツもそうなんだけど・・・・。レフェリーの質がもう少しUpしていかないと、少々「興ざめ」しますな。



あと、某国営放送のBS番組「熱血解剖!Bリーグ」は大変おもしろいです。高橋クリス氏の分析は見事です!







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前言とはなにか?     ~アルビレックスvsアルバルク戦(弐)~

2019年04月29日 | スポーツ





私は初老男である。






前回の続きである。







このゲームの公式入場者数は4500人くらいだったはずだ。(未確認です。誰か正確な数を)









多分だが、アオーレ長岡のキャパを超えていただろう。










「自由席」というモノの考え方に「立ち見」というのがある。








しかし、アオーレに行ったことがある人は分かると思う。








3階自由席で立ち見ができるのは、身長180cm以上の人でないと「かなり」厳しい。









身長170cmの私は、つま先立ちでやっとコート半分見えるかどうかだった。










・・・・初めからその気のご年配の女性コンビは「小さな脚立」を持参し、使っていたのには驚いた。







少々釈然としない。







姑息な営業と感じるのは私だけだろうか。








しかも、例の「先乗り席取り」も無くならない。(一人が先乗りで、楽に座るために人数以上の席を取る行為、基本的にその場に居なければ「無効」のはずだけど、まあ、置いてある荷物やタオルを剥ぎ取る勇気はないやね)








結局、私は席が見つからなかった。







腹を決めた。








ゲームは「立ち見」にすると。








だが、ここからがひねくれ者の初老男の本領である。








つま先立ちで1時間以上見ることが出来る年齢ではない。







ゆえに。








コートの真上についている「大型モニター」で観戦することにしたのだ。









3階通路の壁にもたれると手すりがちょうど腰の下に当たる。ちょうどよい。








「外のオーロラビジョンで見ればいいじゃん」っていう人もいるだろう。









しかし、やはりその場の臨場感というモノ、一体感のあるブーストが観戦の魅力だからその場にいないって選択はない。








周りの人からは、さぞかし「変な人」に見えただろう。








そして、ゲームは始まった。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんは、ゲーム中も上ばかり見ている初老男を変に思いませんように。








            May





このままだと長くなるので、ゲームのことについては次回Upします。





タイトルの意味わかります?3年前にアルビレックスBBのプレシーズンマッチをみて「リピーターにはならない」って言ってたんですけど・・・・。(2016年9月19日参照)

その「前言」を撤回しようと思いまして・・・。今、Bリーグがおもしろい!








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前言撤回!      ~Bリーグ・CS「新潟アルビレックスBBvsアルバルク東京」観戦記(序)~

2019年04月28日 | スポーツ




私は初老男である。







10連休中に「お金を使わず遊ぶ」というのがモットーである。







だから、Bリーグに行った。







安く遊ぶのだから、その分「なにか」を犠牲にせねばならない。








大抵の場合、それは「時間」である。









逆に言えば「時間」は「お金」なのである。








     




試合開始はPM2:05。










開場は12:30。








私はの場合、会場までは電車でほぼ1時間かかる。








そして、会場入り口への時間前の整列は違反だという。









だが、その場にその時間に居なければどちらにしても席には座れない。








最低でも11:30には現地についていなければマズかろう。










良い席に座るには、さらに1時間前には居た方がいい。









もう気が付いているでしょう。










「安く遊ぶ」のだから、自由席1500円を買ったからこんな話になっている。












しかし「衰え」というのは恐ろしい。











若い時にはほとんどなかった「電車に乗り遅れ」てしまったのだ・・・・・。










若い時は最低でも発車時間の15分前には、ホームに居たものだ。









歳を重ね時間の読みが甘くなっているのだろう。









それでも、駅には3分前には着いたのだ。








問題なのは、その駅が「田舎の駅」だということだ。







窓口での切符販売が朝の場合「7:00~8:30まで」という看板。









つまり、窓口では切符を買えない。








自動販売機はある。







しかし、あと3分しかない状況で自販機が5000円札・10000円札が「受け付け中止」になっているではないか!







私はその時1000円札が無かった。








あわてて小銭を数えてみたが・・・・・足りない。








電車はむなしく呆然としている私を残して出て行った。








むしろ「無人駅」なら良かった。







今考えれば「入場券」で入ればよかったのね。。。。。










まあ、あの状況では思い出せなかったろうけれど。









結局現地に着いたのは開場の30分前。









すでに列は200mを超えている。









結局、入場した時に自由席はほとんど空席は無かった。









つづく。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、時間の読みを間違えませんように。












                 May









大体、チケットはほとんど売り切れていてコンビニで「3階自由席」しか買えなかったんだよね。しかも席が無かったこのにも腹立たしい理由が・・・・・。次回Upで明らかにします。






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しまった。見逃してしまった・・・・。      ~映画「聖の青春」~

2019年04月26日 | テレビ


私は初老男である。






10連休の始まりを控えた金曜の夜。






少々帰りが遅くなった。








部屋に帰りテレビをつけると。








松山ケンイチが苦悶の表情で将棋盤に向かっている。







相手は東出昌大。







その細かい演技から「羽生善治」を演じているのが分かる。







ラスト15分位だろうか・・・・。








実は私はこの「村山聖八段」を実際に見ている。











随分以前の話だ。









調べてみると1998年の3月らしいから、21年前になろうか。









日曜午前に放送されている「NHK杯将棋トーナメント中継の決勝」でである。









異様に膨れた顔に「病的なもの」を感じたものだ。









実は残念ながら最後まで、真剣に見たわけではない。










最終的に彼が勝てなかったことだけは、おぼろげながら覚えている。









かなり長い時間を経て「聖の青春」のタイトルの本を手に取ることになった。











私が観たNHKの放送が「伝説のNHK杯決勝」であることをその本で知った。









そして、彼の顔の膨れ方が「ムーンフェイス」と呼ばれる腎臓病によるものであることも。








プロ棋士と呼ばれる人たちに、少しだが興味を持ち続けて現在に至っている。









思い出してみれば、様々な棋士たちの顔が頭に浮かぶが、いつも喉に小骨が刺さったように村山の顔がいつも最後に浮かんでくる。









更に「聖 -天才・羽生が恐れた男-」(山本おさむ・著、森信雄・監修)を後年読むに至る。










映画は見逃してしまったが、29歳で逝った村山の無念は今も私の心に響く。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、忘れ得ぬ若人の無念を理解しますように。









                May






・・・・・私は村山の倍の歳月を生きたのだが・・・・。










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