完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「自覚」の定義             ~ロシア国民の意識~

2022年05月03日 | ライフワーク

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

ロシアのウクライナ侵攻が止まらない。

 

 

 

その状況の分析を某公共放送が行っていた。

 

 

 

その中で、気になったのは・・・。

 

 

 

視聴者からの意見に

 

 

 

          「ロシア国民はなぜプーチン大統領を支持するのか?」

 

 

 

というような物が多々あった。

 

 

 

 

 

これも何かの情報番組で聞いた話であるが、現在の我々が1日に得る情報は「奈良時代の人間の一生分である」とのこと。

 

 

 

 

 

しかし、思うのだ。

 

 

 

 

これほど多量の情報が入ってくると「入ってこない状況」とある意味似ている。

 

 

 

 

情報が多すぎて「情報の信ぴょう性が確認できない」からだ。

 

 

 

 

そうした意味で言えば、現在は「自分自身の意識」で情報を選ぶしかない。

 

 

 

 

そしてそれは「『正しいと判断した情報が本当に正しいか』はわからない」ことになる。

 

 

 

 

ロシア国民がプーチン大統領を支持するのが、我々が「不思議」と思うのと同じように

 

 

 

 

ロシア国民は「他国民が自国を非難すること」の意味が分からないことは

 

 

 

 

実は「同じこと」なのだ。

 

 

 

 

そのことが分かっていない人が公共放送に、あのような意見を寄せる。

 

 

 

 

非難しているのではない。

 

 

 

 

もしかしたらロシア以外の国の私たちへの情報の方が「どこかからのプロパガンダ」なのかもしれない・・・と。

 

 

 

 

疑ってみる必要が「無くは無い」のである。

 

 

 

 

「自分の考えが正しい」という自覚を持つことは、間違っていない。というよりそう自覚するしかない。

 

 

 

 

しかし「自分の考えが本当に正しい」かどうかは、わからないのである。

 

 

 

 

同じ答えを繰り返してしまうが・・・。

 

 

 

 

大東亜戦争の時の「日本」は、今のロシアのようだったのではないだろうか・・・。

 

 

 

 

そうした意味でも、私はロシアをそれほど「おかしい」とは思えないのだ。

 

 

 

 

以前Upしたように、この侵攻が「どのように終わるか」が注目される。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の自覚が「独りよがり」なりませんように。

 

 

 

 

            May

 

 

 

 

日本の近くに「崩壊するのが近い、すぐにも崩壊する」と言われ続けて、結局今も崩壊していない「北朝鮮」という国がある。

 

ロシアは「大きな北朝鮮」になるだけで、体制がそう簡単に代わったりしないだろうね。

 

 

 

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「ウクライナ侵攻」と「真珠湾攻撃」     ~その類似点と相違点~

2022年03月17日 | ライフワーク

 

 

 

 

私は中老男である。







ネットニュースのヘッドラインに某モーニングショーのコメンテーターが・・・。

 

 

 

 

ウクライナ大統領の演説で「真珠湾攻撃」の話をしたことについて。

 

 

 

 

「戦後77年たって、僕はときどき太平洋戦争の話を例に出すんですけど、こんな昔の話、世界の現状と関係ないし~真珠湾攻撃を多発テロと同じように並べてしゃべるということは、太平洋戦争は歴史としてまだ生きていることなんだなともう一度改めて認識した」

 

 

 

 

と発言したという。

 

 

 

私には全く逆に見える。

 

 

 

今起きている「ウクライナ侵攻」は、私には「真珠湾攻撃」に見える。

 

 

 

 

時代・状況・その他諸々が違うのはもちろんだが・・・。

 

 

 

 

 

ウクライナ侵攻においてロシアには「ロシアの言い分」がある。

 

 

 

 

 

それは日本が「真珠湾攻撃」を実行したことに「日本なりの言い分」があったのと同じに見えるのだ。

 

 

 

 

 

 

真珠湾攻撃において、日本に突き付けられた「ハル・ノート」の存在や日本への「対原油輸出禁止政策」は、日本側にとって「戦争開始」においての充分な理由としているが・・・。

 

 

 

 

 

その詳細を知らない他の国々からは、今現在の「ウクライナ侵攻」と同じように見えてしまったかもしれない。

 

 

 

 

 

そうした中で、思うのは・・・。

 

 

 

 

 

戦争・侵略は「如何に終わらせるか?」が、一番の問題だということ。

 

 

 

 

 

 

ナチスドイツの戦争は「ドイツが負ける時は、ドイツがこの世から消えること」としていた。

 

 

 

 

すくなくともヒトラーはそう思っていた。

 

 

 

 

それが敗戦国ドイツを悲惨な形にすることになった。

 

 

 

 

日本が日露戦争に「勝てた」のは、明確に「アメリカの仲裁による終戦」の計画をもっていたことである。

 

 

 

 

志那事変で日本が勝てなかったのは「首都南京陥落で勝利した」と思ったのがそうでなく国民党政府が負けを認めず「泥沼化」したためである。

 

 

 

そして、大東亜戦争に日本が勝てなかったのは「真珠湾攻撃」で山本五十六が「1~2年は暴れて見せる」と言った、その1~2年の間に「終戦の形」を見出せなかったからだろう。

 

 

 

今の状況を見れば、このウクライナ侵攻が結局ロシアにとって「負の遺産」しか残さないことは火を見るよりも明らかなのだが・・・。

 

 

 

 

戦端を開いたプーチンは、そうは考えなかったのだろう。

 

 

 

 

さらにどの国の軍隊も、戦闘においては「勝利すること」しか考えない。(当たり前である)

 

 

 

 

 

しかし、政治家(元首)は「敗戦の場合」を想定しておかなければ・・・ナチスドイツと同じ轍を踏むことになる。

 

 

 

 

現在の紛争は、やはり「暴力団同士の抗争」と同じであり、互いが「守るべき仁義」を守らなければ、まさに「仁義なき戦い」となる。

 

 

 

 

口では「民間を攻撃しない」と言っても「勝つため」には「なんでもあり」であり、「勝てば官軍」なのだ。

 

 

 

 

そうして、突き詰めると最後に「核兵器使用」までいってしまう。

 

 

 

 

 

プーチンが本当に「負けるくらいなら『核攻撃』をする!」とならない保証はどこにもないのだ・・・。

 

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「日常」がいかに危ない土台の上に成り立っているかを認識しますように。

 

 

 

 

          May

 

 

 

核兵器が「使用できない兵器」であり続けてくれることを、信じるしかないのだろうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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歴史は繰り返す。      ~ウクライナと終戦時の日本~

2022年03月16日 | ライフワーク

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

人間の「価値観」というモノは、似ているようでも実は「全く」違っている。

 

 

 

特にこうした「極限状態」(紛争状態)であると、その「相違」は自国の防衛・紛争観の「議論の的」となる。

 

 

 

 

既に気が付いている諸兄も多いだろうが・・・・。

 

 

 

 

今のロシアは、大東亜戦争末期(初期から?)の日本と酷似している。

 

 

 

 

言論統制と自国民の反政府行動の摘発。

 

 

 

 

それによって政治権力を維持する。(日本の場合は「軍」がらみ)

 

 

 

 

ただ違っているのは、当時より「情報管理」が格段にむずかしくなっていること。

 

 

 

 

全世界の経済的つながりが、数段「密」になっていること。

 

 

 

 

他国に侵攻することにおいては、まさに「歴史は繰り返す」のである。

 

 

 

 

こんなことはどうでもよい事なのかもしれないが、一応整理しておこう。

 

 

 

 

今起きている「ロシアのウクライナ侵攻」は・・・。

 

 

 

 

「戦争」ではない。

 

 

 

定義づけするなら「事変」である。

 

 

 

戦争というのは「宣戦布告」が行われて、初めて「戦争」であり、それがなされていなければ「事変」ないし「紛争」である。

 

 

 

 

そんなことに意味がないと考える人も多いだろうが・・・。

 

 

 

 

 

「事変」と「戦争」では、当事者としての「ロシア」と「ウクライナ」では無く周辺国と両国の同盟国の行動において大きな問題なのである。

 

 

 

事変の状態での一方国への「武器供与」や「後方支援」は、対峙国から「敵」とみなしてはいけないとされているのだ。

 

 

 

意味的には敵であっても、そのことを理由に攻撃はできないのである。

 

 

 

 

もっとも、こんなことは後付けであり戦闘状態の当事国が「追い詰められれば」何をするか分からない。

 

 

 

さらに某コメンテーター・解説者が「命を失うことが一番悪!早く『無条件降伏』した方が良い」などと発言しているが・・・。

 

 

 

「誇り」や「アイデンティティ」を失った人間(国)は「流民」となる。

 

 

 

 

紛争が終わったから、紛争前に戻れるということなど「まずありえない」だろう。

 

 

 

 

そうした中で、簡単に降伏してしまえば「国としていの体」を成し得ないだろう。

 

 

 

 

どちらにせよ・・・。

 

 

 

 

日本人には「政治体系・宗教・歴史」が全く違う両国のことを、理解するのは本当にむずかしいと思う。

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「戦争」のことを真剣に考えますように。

 

 

 

 

 

           May

 

 

 

 

しかし、考えてみると・・・。ロシアの状況は終戦時の日本の状況に「戦況」以外は良く似ている。

 

 

 

日本が大東亜戦争を始めたことに「それなりの理由」があるように、ロシアにはロシアの「言い分」がある。

 

 

 

この事変が、どのように収束するかによって「世界の軍事バランス」と「国際秩序」が大きく変わることだけは間違いない。

 

 

 

 

 

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なんだかわからない・・・。     ~戦争を始める「政治家」~

2022年03月01日 | ライフワーク

 

 




私は中老男である。







毛沢東が言った。







「スズメは田んぼの米をついばんで食べてしまう悪い鳥だ。皆で駆逐しよう!」








それを受けた中国国民は、寄って集ってスズメを駆逐した。

 

 

 

 

・・・すると中国全土にスズメが居なくなった。

 

 

 

 

田んぼの米が守られた・・・・のなら良いのであるが。

 

 

 

 

 

スズメが居なくなったことで、

 

 





天敵がいなくなった「虫たち」の大発生が起きる。

 

 

 

 

 

それによって、米を含む穀類が大打撃を受け・・・。

 

 

 

 

大飢饉が起き「餓死者」が多数に・・・。

 

 

 

 

 

独裁的政治体制の国における元首の行動には、

 

 

 

 

 

こうした「危うさ」を含んでいる。

 

 

 

 

 

過去におけるヒトラー・スターリン・毛沢東などという人達には

 

 

 

 

 

共通した性格がある。

 

 

 

 

「権力に執着」「猜疑心が強い」「小心者」

 

 

 

 

こうした人は「側近であろうとも」気を許したりしない。

 

 

 

 

 

そして、自分を脅かす「ナンバー2」の人間を排除する。

 

 

 

 

 

そうして「イエスマン」ばかりを周りを固める。

 

 

 

 

故に「国のため」と言いながら「国民」を蔑ろにする。

 

 

 

 

 

前回も書いたのだが・・・。

 

 

 

 

 

世界の「すべてのこと」が密接に絡み合っている現在。

 

 

 

 

大したことの無い「失言ひとことだけ」で、

 

 

 

 

 

株価や自国通貨が暴落してしまったりする。

 

 

 

 

 

大国であればあるほど、そのことの意味が大きい。

 

 

 

 

 

そんなことは、私のような中老男でも分かることだ。

 

 

 

 

 

そうした意味で。

 

 

 

 

プーチン大統領の「認知症」の噂が出るのもあながち不思議ではない。

 

 

 

 

 

 

今の状態からさらに自国の状況がさらに悪化することと引き換えに、

 

 

 

 

 

いったい「なにが」欲しいというのか?

 

 

 

 

 

また、手に入れられると思っていたのか?

 

 

 

 

「権力に執着」「猜疑心が強い」「小心者」である政治家には、

 

 

 

 

 

もう一つの特徴がある。

 

 

 

 

 

 

「メンツがとても大事」であること。

 

 

 

 

 

ロシアのこの侵攻において「落としどころ」のハードルが、

 

 

 

 

 

 

そのことによって上がってしまっている。

 

 

 

 

 

「引くに引けない」状況になってしまっているのだ。

 

 

 

 

 

いったいどうなるのだろう・・・?

 

 

 

 

 

大東亜戦争における日本は「この形」に当てはまらない。

 

 

 

 

 

 

大日本帝国には「独裁的政治家」は存在しなかった。

 

 

 

 

 

「ファシズムとしての国家体制がとられていない中」で、

 

 

 

 

 

 

あのような戦争が行われた。

 

 

 

 

 

私がライフワークとして掲げたのは、

 

 

 

 

 

「日本が独自な体制」で戦争に突き進んだ、

 

 

 

 

 

珍しい事例だからだ。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、実は「核兵器使用」がすぐそこにあることを思い知りましように。

 

 

 

 

 

 

              May





 

 

プーチンが「ご乱心」で「核のスイッチを押す」ことは・・・。本当にないのだろうか・・・?

 

 

 

 

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むなしい・・・。        ~ロシア軍・ウクライナ侵攻~

2022年02月27日 | ライフワーク

 

 

 

 

 

私は中老男である。

 

 

 

 

私のライフワークは




      「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」



                    

                            の答えを探ること。

 

 

 

 

 

このことは、さらに大きく考えれば

 

 

 

 

 

 

           「なぜ『戦争』は起きるのか?」

 

 

 

 

 

 

ということになる。

 

 

 

 

 

 

そうした意味で今回のロシアのウクライナ侵攻は「象徴的」であろう。

 

 

 

 

 

プーチン大統領はもっともらしい「自論」を展開しているが、どんな理屈も「侵攻して良い理由」にはならない。

 

 

 

 

 

そこにあるのは「独裁的政治家の『妄想』もしくは『欲望』」と、それに従う側近たち」の力である。

 

 

 

 

しかも、ロシアという大国になると「シャレにならない」のである。

 

 

 

 

第2次世界大戦時のような時代と違い、世界はグローバルな形で形成されている。

 

 

 

 

 

どんな小さな国でも、世界的に何かの影響を及ぼしている。

 

 

 

 

 

そして、この「コロナ禍」でのこの蛮行。

 

 

 

 

 

正気の沙汰とは思えないのであるが・・・・。

 

 

 

 

 

独裁的政治家というのは、得てしてそうしたものなのかもしれない。

 

 

 

 

 

ヒトラー・レーニン・金日成等々の例を挙げるまでもないだろう。

 

 

 

 

「国連は何をしている!」とか言う人がいるが。

 

 

 

 

今もどこかのテレビ番組で解説していたが「UnitedNation」という呼称を「国際連合」と認識しているのは日本だけだ。

 

 

 

 

 

世界的にそれは第二次世界大戦の「連合国(戦勝国)」と認識されている。

 

 

 

 

 

特に日本人は「国際」なる言葉に、なにか「特別な意味」を感じているらしい。

 

 

 

 

 

 

現在の組織としての「国際」と名の付く組織は、ほぼすべて「利権の巣窟」であろう。

 

 

 

 

 

「正義の味方」みたいに思わない方がいい。

 

 

 

 

こうなると・・・・。

 

 

 

 

 

プーチンの強気意識vsロシア国内の反戦・厭戦世論。

 

 

 

 

ヨーロッパを中心としたロシア以外の世界各国の経済制裁vsロシア経済。

 

 

 

 

 

の我慢比べになるだろう。

 

 

 

 

一日も早い和平を強く望みたい!

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、戦争がいとも簡単に起きていしまうことに気が付きますように。

 

 

 

 

 

 

 

               May

 

 

 

 

どこかで言われているように、アメリカの大統領がトランプだったら・・・。少し違った展開になったかもしれない・・・。すべては「たら・れば」

 

 

 

 

 

 

 

 

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結論ではないけれど。    ~「ライフワーク」の答え(多分80%くらい)~

2020年08月16日 | ライフワーク

私は初老男である






一日遅れになってしまった。







そう「敗戦記念日」







私は8月15日をそう呼ぶことにしている。









勝った国は「戦勝記念日」という風に指定しているであろう。











そして、勝つべき計画と実行をしながら勝てなかったのに「終戦」というのは欺瞞に感じるからだ。










私のライフワーク




          「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」



                    

                                  の答えを探ること。









その答えが中年から初老になり、中老になろうとしている現在。










形になり始めている。









つまり、この疑問の答えは「複雑怪奇」であり、すべての面から見た場合結局










                「良く分からない」









                             という答えしかでてこない。










そうした中で、私の示せる事柄で答えを文字にすることにしよう。










まずもって。










「平和」の対義語が何であるか?









これの答えを「戦争」だと思っている人には、これから書くことの意味はほとんど理解できないであろう。










「平和」の対義語は「無秩序(混乱)」である。












また「戦争」と「事変」、「戦争」と「紛争」の違いが分からない方も同様である。














実も蓋もない結論であるが結局「歴史にもしもは許されない」というのが今の私の結論である。










日本が戦争に向かっていく中において、多分、政治家・軍人の誰かひとりでも欠けていれば。ちょっとしたアクシデントが起きていれば。ヨーロッパで起きていたことが数日遅れていれば。。。。。。。











今の日本の形は随分違ったものになっていただろう。









こんな陳腐な答えにしかたどり着けないことが情けないのであるが・・・やっぱりこれに尽きる。







そうした意味で今の私は「パールハーバー」は、軍事的には成功だったかもしれないが外交・政治的には成功と言い切れないのではないかと思っている。









アメリカが最終的にはこれを「開戦」の口実にしたからね。









当時の日本国民が世界で起きていることを「知らないで開戦を望んでいた」とも思えない。(アメリカとの開戦をほとんどの国民が狂喜乱舞したという)









まあ、本当の戦争の悲惨さを知っていたとも思えないけど。










だから単純に「政治家が悪い」とも思えないし、利益のために「戦争反対」を書かなかったマスコミを非難することも、答えを知っている者の後出しジャンケンのようで・・・・。










戦争と事変の違いが「宣戦布告」をしているかいないかであるとするなら、事変のおいての片方に援助している国に苦情は言えても攻撃はできない。








支那事変においてのアメリカ・イギリス(のちの連合国)の中国への援助は、日本側から見れば「憎むべき行為」であることは明白だが、彼の国には彼の国なりの事情と理由がある。









さりとて日本が支那事変に向かっていくことが、単純に「侵略」とは定義できるだろうか?










「やった方」と「やられた方」では、認識は全く違うのは当たり前である。








日本が戦争に向かっていったのに連合国側の「挑発」があったのも事実だし、その挑発の前に日本が「中国の挑発」に乗ったのも事実。










太平洋戦争(大東亜戦争)の始まりがそこにあるとするならば、さらにその中国の挑発にのらざるを得なかった日本の国内事情にその種がある。










そうやってたどっていけば・・・・。









明治維新あたりまで、最低でも遡らざるを得ない。









そして、最初に戻る。








その間に現れた主要な政治家(殿様)・軍人(侍)・市井の人達に突然変異的な人が居たら。






あるいは誰か欠けていたなら、違った歴史になったはずである。







現在「戦争状態」の国は、ほとんど無いはずだ。(韓国と北朝鮮は「休戦」だから戦争状態かもしれないが)










しかし「紛争」は絶えない。









戦争は「国vs国」であり、ある意味分かりやすかった。







だが、様々な理由から起きている紛争は「国vs主義(宗教・利益等々)」である。









だから、戦争という定義で守られるべき協定が守れない(先の事変と似ている)簡単に収まらないし落とし所が見つからない。











そして、憎しみと悲しみが拡散していく。








こんな「答え」では腑に落ちないのであるが・・・・。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、腑に落ちない答えでもとにかくたどり着きますように。








                May






本当のところ「日本はある時点で、うまく立ち回れば戦争回避の可能性があったんじゃないか」って結論なんだけどね。











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久しぶりに・・・おもしろい映画を見た。    ~「アルキメデスの大戦」観ました。~

2019年08月18日 | ライフワーク


私は初老男である。





毎年来る8月15日。






言い続けているが、この日は「終戦記念日」というのは欺瞞である。






その日を数日過ぎた本日、気になっていた映画を観た。








         「アルキメデスの大戦」






                    である。







現在公開中だから、あまりネタバレになるようなUpにしたくない。








が、邦画を観て「おもしろい!」と思ったのは、本当に久しぶりなものでついついUpしようと思った。








★★★★★本当に映画を楽しみたい人は、是非鑑賞してから読んでください!★★★★★






以前からメディアというモノは「それでなければ表現できないもの」を作らないと意味がない!と言い続けてきた。








特に日本においての「アニメ映画」は、その意味において「完全なる成功」している。(たまに外すのがあるけど)








そして、多分日本映画においてのこの「アルキメデスの大戦」はVFXを初めて「凄い!」と私に思わせ、その演出が「完全なる成功」になっている。









冒頭でそのVFXでの戦闘シーンで度肝を抜くことで、その後の「過去」からの物語の流れに緊張感を持たせている。










そして何より、その「キャスティングのうまさ」が際立っている。







以前どこかで記した覚えがあるのだが、役者には二通りのタイプがあると思っている。







作品の中に「俳優自身が居る」タイプと「役の人物が居る」タイプである。






いま現在の若手男優の中で一番の「役の人物が居る」タイプ(憑依型ってやつ?)である「菅田将暉」を主役に当てたのは秀逸。






某CMで「鬼ちゃん」をやっている人と同一人物とはとても思えない。






その他の軍部関係の重鎮。(大角海軍大臣の小林克也・平山造船中将の田中 泯・田中中尉の柄本 佑)






民間人・脇役もハマっている。(ヒロイン浜辺美波・女中木南晴夏・造船会社社長笑福亭鶴瓶)







これも以前に記したことだが、いまやドラマや映画の方向性は「スピンオフ」(サイドストーリー)の時代となっている。








この映画ももちろんフィクションであろう。







であるが、本質的な「結果(敗戦)」を知っている中で「似たようなこと」が起きていたことは容易に想像できる。









そして、最終盤で平山中将の口から語られるセリフは「私のライフワークの答え」である気がする。








もちろん、他に付け加えねばならないことが沢山あるのだけれど・・・・。









今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、物事の真実が「嘘をつかない数字」でてきていないことに気が付きますように。







                May






登場人物が実存した作品は特にであるが、その実存人物がどうした人であるかを知っていなくとも十分おもしろい。




だが予備知識としてどうい人物であるか(軍関係の人物はほぼ実在した)を知っていると「格段に」おもしろい!





・・・・・蛇足




映画の前の予告編で「ルパン三世」の次の映画が「フル3DCG」で作られるという。



果たして「それでなければ表現できないもの」になるだろうか・・・・。



予告編を観ただけでは「甚だ疑問」だ。







・・・・・・・・蛇足その2





8月15日は「終戦記念日」ではない。「敗戦記念日」である。












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ついに「破れた」のでしょうか?     ~IWC脱退とレーダー照射映像公開~

2018年12月30日 | ライフワーク



私は初老男である。





IWC(国際捕鯨委員会)から日本が脱退したという。





こうした国際機構から日本が脱退するのは「大変」珍しいことだ。






初老を名乗る私の感性が「高度成長期」に作られたのは間違いあるまい。







高度成長期というのは、戦後復興を成し遂げた後に続く経済成長であろう。







「国際協調」をある意味「絶対正義・絶対条件」と掲げていた。








その路線は間違っていなかったと思う。








・・・・というよりも、それなしで輸出を中心とした経済発展はできるわけがない。






経済発展のために、様々なものを「犠牲」にしてきた。







いちいち指摘していればキリがないが・・・・。東京の景観なんてその最たるものだろう。







そうした中で、今回の「クジラ問題」






今もワイドショーで言っていたが「感情的なことがこじれて『堪忍袋の緒が切れた』感じ」というのが本当のところだろう。







この歳になって思うのだが「政治」とか「国際協調・外交」というのは、結局「感情」で出来ているということ。








それこそ日本の高度経済成長と冷戦の間の緊張状態が続いている中ではそうしたことが無かった。






が、時代は変わった。







グローバルとネットが地球全体を覆う中で、アメリカ大統領という人が国際協調路線とは全く逆の政策を次々と打ち出している。






今回の脱退劇には、このことが無関係ではない気がするのは私だけだろうか?






ただ、IWCという組織自体が結局のところ「捕鯨の永久全面禁止」のままであるのであれば、この脱退は「致し方ない」ように私には思える。






30年という年月は「我慢の限界」でありこれ以上の時間が経れば、まさに「捕鯨の意味」自体が日本人の中でなくなってしまうだろう。






反捕鯨団体は、それを狙っていたようにも思える。










韓国が自衛隊機に対するレーダーを照射した問題をどう考えるべきか?





韓国という国に対するイメージや現状において、日本人としては「忸怩たる思い」があるのはある種当然だろう





言い古された言葉であるが「唐辛子の国」と「わさびの国」では、交わりようがないのである。






韓国にはびこる「反日」の感覚には、私は嫌悪感しかない。






引っ込みがつかなくなっている部分はあるだろうが、こと「武力的自衛」についてのことにおいてはほかのことと同じ対応をしてはいけない。







それこそワイドショーではないが、韓国は完全に「シビリアンコントロール」が利いているという。






それなら、今回のことは韓国青瓦台が知らなかったわけがない。(事後報告であっても)







そうした中で、どの国のどこ政治家も「政権を維持するため」「人気を保つため」に躍起になっていることで事が進んでいるのであれば、そうそう「落としどころ」が見つからないだろうね。










この問題でも、日本政府・安倍首相(ひいては日本国民の意識)の「堪忍袋の緒が切れた」って感じだろう。






こんな形で外交的なことが進んでいくことは、あまり良いことではない気もするが「初老男」としては仕方ないって気もしてる。





ただ、どこかでしっかり「ブレーキ」を掛ける必要はある!それは間違いない。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、人間は結局「感情」で物事を進めていることに気づきますように。






              May






繰り返すけれど・・・・。某アメリカ大統領の影響はおおきいなぁ。



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もうちょっとだけ、足りない。   ~また8月15日がやってくる~

2018年08月14日 | ライフワーク




私は初老男である。






もう、ずっと書いてきたことのなのだが、今年も繰り返すことにする。







また8月15日がやってくる。







そう



 
        「敗戦記念日」






                  である。







ここ数年どんどん「終戦」ということばを使うこと自体が、ある種の「思い込み」「洗脳」によるものだと認識せざるを得ない。










今起きている様々な事件が、日本人の・・・というより人間の「弱さ」を象徴している。









大勢の死刑囚をだしたオウム真理教ほどではないにしても。。。。







78歳という高齢の、しかも一般常識さえ欠如している老人が強固な組織を牛耳っていた。








さらに、その組織ほどではないにしても「監督」なる人間が、選手とほとんど会話することなく「反則」を強要したりする。









こうしたことを見ると、あながち大東亜戦争がお題目ほど「清々しい」ものだとも思えないが・・・。









ここまで来てナンであるが、カテゴリーにある「ライフワーク」のおさらいをしておこう。







     「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」







を死ぬまでに、最低自分が納得できるような答えを見つけようと思っている。











そして、今の時点において8割5分程度の答えが出ている。











最初に書いたように、まず敗戦記念日を「終戦記念日」と呼び、大東亜戦争を「太平洋戦争」と呼ぶことが間違いであることを自覚しない限り、その答えを導き出すことはできないのである。








原爆を落とされたことの意味を、その残虐さの意味、政治的意味を考え一定の答えを出さない限り最終的なまとまりのある答えにもならないのだ。








今言えることは、今も昔も「人間は矛盾の生き物」であり、戦争当時の各国元首・政治家たちの「意識(偏見)」が戦争そのものを左右したのだ。









そのことを、今まで表した資料はあまりなかったように思う。(私が見つけなかっただけかもしれないが)








間違いないのは、当時の日本を含むアジアの状況を「偏見」と「過小評価」そして、国際法の網の目を縫う「事変」(宣戦布告をしていない国家間の戦闘)のままに事を進めたアメリカを含む「連合国」に、開戦からしばらくの間焦りが無かったといえばウソになるということ。








もう少しだけ「埋めなければいけないピース」がある。








それが埋まれば、ほぼ「納得できる答え」にたどり着けるだろう。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、少なくとも第二次世界大戦のヨーロッパ戦線と太平洋戦線には、全く別の事情が存在していたことを認識しますように。







               May





「国際連合(United Nations)」なんて、訳し方は実は「日本向けの甘言」で「連合国(戦勝国連)」という意味だからね。そんなものに世界平和を期待してもムダですよ。


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輪郭がハッキリしてきた。    ~「ライフワーク」の答え~

2017年08月20日 | ライフワーク

私は初老男である。





すでに「敗戦記念日」が過ぎた。






世の人々が「終戦記念日」と呼んでいる8月15日のことだ。









なかなか、ここに書き込むことは無かったが、少しずつ少しずつ調べてきた。












話の見えない人のために確認しておこう。









私にはライフワークがある。








     「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」








という疑問の答えを探ることだ。









積み上げたものの最後にあったのが・・・。







            「極東軍事裁判」







そう、俗に言う東京裁判。










最終的な答えの鍵が、ここにあったようだ。










以前に購入しておいて、読んでいない資料が多い中で「パール判事」の本に手を付けた。








そうなのだ。










散々いろいろ調べていながら、そこに手を付けていなかった。









例の「A級戦犯」の話。








さて、ここで問題です。










「A級戦犯」と「B級戦犯」「C級戦犯」の違いは何でしょう?












実はこのことが、大東亜戦争の敗戦における大きなファクターになる。









そして、その裁判における「判決」が決定的に、この戦争が「なんであったか」を物語っている。












まず、さっきの質問の答えを記そう。









「B級戦犯」とは、戦時国際法に規定された(捕虜虐待など)戦争犯罪者。









「C級戦犯」とは、殺害・虐待などの「人道に対する罪」を犯したと認定される者。








そして、







「A級戦犯」とは、侵略戦争の計画・開始・遂行など「平和に対する罪」を犯したと認定される者。










とされている。










大抵の人は、A級戦犯の方が「責任が重い」と勘違いしている。もともと違う事象に対しての区分けであり「級」というより「項」と区分けをする方が正しいといえる。











まず、そのことが分からないと始まらない。











そして、そのA級戦犯に、何人がどういう理由で選ばれたか?











ここいら辺で、実はこの東京裁判がいかなるものかが分かってくる。












是非、調べて見て欲しい。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の国で何ががあったかを知る努力を怠りませんように。











                 May










やはり「時」が経たないと、分からないことがあるものなんだ・・・。


































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