私は前期高齢者寸前男である。
フランスワールドカップの前哨戦が22日札幌で行われた。
vsサモア代表である。
今回のワールドカップこそベスト8・4を狙っての大会になるのだが・・・。
どうも歯切れの悪いゲームが続く。
今日のサモア戦などその「典型」
とにかく「ミス・反則が多い・・・。」
多すぎる。
細かいノックオン(ボールを前に落とす)とかキャッチミス・キックのミス等がこれほど多いと・・・。
はっきり言って「ゲームになっていない」レベルだ。
どんなスポーツも、結局のところ「ミスが多い」と勝てないし、見ていてもおもしろくない。
(特にラグビーの場合、この「ノックオン」はしらける)
結局22ー24の敗戦。
私の記憶ではサモアに負けたのは、かなり久しぶりのはずだ。
実力的には拮抗しているサモアは「伝統的に短気」という欠点がある。
以前のゲームは粘り強く攻撃をかわしイエローカード・レッドカードを誘発させて「サモアが自滅していく」ゲーム展開だった。
今回は双方に「ハイタックル」(腰より上・・・まあ首あたりへのタックルのこと・昔はスクエアームタックルって言ったなぁ)があり、サモアにはイエローカード・ジャパンにはレッドカード。(しかもジャパンがもらったレッドカードは精神的柱のリーチマイケル)
フィジカルとパワー主体のサモアに一人少なくなったのでは・・・まあ、こんなもんだろう。
双方にほとんど「バックス攻撃」が見られなかったのが、このゲームが「凡戦」であったことの証明。
結局、FWである程度押し込まないとバックスに展開できないし、中途半端に回してもバックス連が孤立してしまう。
日本自慢の松島や中山がほとんど目立たなかったでしょ?
まあ、それはサモアもおんなじだったんだけどね。
前回のワールドカップがあまりに「うまく行き過ぎた」(開催地だったし、コロナ前でもあったしね)というのが、ちょっとラグビーに詳しい前期高齢者寸前男の感想なんだな。
とにかく、ワールドカップでは本当に「一個のミス」が命取りになる。
それが世界のラグビーのベスト8以上の国だから。
そうした国は「嵩に懸かって弱点」を突いてくるからね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、ラグビーワールドカップを楽しみますように。
May
こんなゲームになると、私の持論「レフェリーの感覚」を語るところまで行かないなぁ。(興味のある方は以前のラグビー関係のUpをご覧ください)