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井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

ワンちゃんの若さを保つ方法

2016年03月17日 | 日本語について

「ワンちゃん、随分若いけど秘訣教えて」

とおっしゃったのは、長塚京三さんです。
一瞬混乱して、長塚さんも犬を飼ってらして、私が以前
飼っていたのをご存知で(室井滋さんが週刊文春のエッセーに書いて
くださったりしたので)、尋ねていらっしゃるのか・・・・いやしかし、
犬の若さを保つ秘訣とは、これいかに?

しかし、長塚さんはワンちゃんと仰っているわけではなく
「まんちゃん」と私の愛称を呼んでくださったのでした。

長塚さんが「先生」とおっしゃるので「先生はやめてくださいよ-」と
申し上げたら「じゃあ、なんて呼べばいいの」と。
そばで向井理くんが笑っていたのですが。

で、「まんちゃんの若さを保つ方法」もいろいろあるのですが、
とっさに「しじみ汁」のことをお教えしたら、「まずそう・・・・・」と
いわれたので、しじみの効用を説いていたら、かたわらから
「サポニンですよね」と援護してくれたのが村川絵梨ちゃんでした。

しじみ鍋といおうか、発案者のメークさんの名前をとって「きんちゃん鍋」といった
ほうが良いのかもしれませんが。村川絵梨ちゃんは作ってみると言ってましたが。

きんちゃん鍋を食べると、皆肌がぴかぴか光るので、これは
追求してみようと、私が考案したのは玄米しじみ鍋です。

玄米がいいのは、承知でもあのまずさと食感がどうにもダメで、
しかし最近の食べやすい玄米って、遺伝子組み換えとか妙なこと
してないだろうな、と最近の食事情は信用してないのです。
アメリカ産の小麦粉など、酷いことになっていそうで。まあ、
強烈な農薬と遺伝子組換えですが。それと総じて、中国、韓国産の
海産物、食品。全く信用していません。相当調べたことがあるのです。
原因不明や難病の病気が、多くは食品と心因性に由来しているのでは
ないかと、私は思っています。

だから無農薬の本物の玄米を使うことにしました。

小皿に、水に浸したコットンパフを敷き、そこに取り寄せた
玄米を数粒置いておいたら、数日後青い芽が吹き、
すくすく伸びて、けなげです。それは感動しました。

生きてるぞ、この玄米。命を頂戴してるんだな、と。

かといって、玄米食は何度もそのまずさに挫折しているので、
玄米スープを作って飲んでいた時期があります。

玄米を乾煎りして、ポップコーン状態に近くします。
ポプコーンはオーバーですが、はじけさせる
わけです。それに水を加え、細火でことこと煮出して上澄みのスープを
取って、出来上がり。

それに、私はシジミを加えます。これは、別に茹でて身が蓋から
離れたら、貝殻を取り除き(そのままでもいい)、そのスープと
玄米スープのドッキング。

以上が基本(ベース)で、味付けその他は味噌に、豆乳とか
昆布茶とか、コンソメ味とか、飽きないように。
私は更に、しいたけ茶の粉末も加えます。
近々これに、れんこんの粉末も加える予定。
れんこんは味の邪魔にならないし、花粉症他数々の
効用がいわれています。

あと、必ず生姜をすり入れます。体が温まるし、殺菌作用もありますね。

玄米としじみのスープをベースで作ったら、後のアレンジは好き好きですね。
野菜嫌いの人は乾燥野菜を煮だして、その「上澄みスープ」を加えるのも
よさそうです。野菜嫌いのお子さんもこれなら飲むでしょう。

乾燥野菜なんか、調理の後の残り野菜をざるにでも入れ、
蓋をしてベランダに放置、日光にさらせば自宅でも出来るのではないですか。
人参なんか、皮をむかぬまま乾燥させてもよさそうです。
どのみち、使うのは煮だした後のスープですので。
味が濃いのは、玄米しじみスープに合うかどうか分かりませんが。

「ワンちゃんの若さを保つ法」、今度長塚さんにお会いしたらもっと
教えて差し上げようと思うのですが、しかし長塚さんも
お若いですよねえ、色気があるし。
こっちが訊きたい。


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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食養 (なな)
2016-03-17 17:25:15
「わんちゃん」とは「まんちゃん」のことだったんですね。

今回のお話は、まさに食養の大切さ。
ご紹介有難うございます。
人の体は、その症状に対応した食べ物をとることで快復する可能性があることは、実際に体験いたしました。

それは「しじみ」です。

以前、主人が肝炎で入院した際に(後から先生に、実は危なかった、と言われました)白だし醤油で薄く味をつけたしじみの煮出しスープを、病院に持っていき毎日飲ませたところ、それまでは、変わらず高かった数値が、日々下がっていったのです。

ケミカルな治療も、もちろん必要なのですが、昔から伝わってきた食養という知恵も大切な宝物だと、その時に実感しました。 食べ物ですから副作用もなく、滋養にもなり、体に元気を与えてくれます。

でも、しじみもそうですが、昔の人はどのようにして、食べ物の薬効を知ったのでしょうか? 自然と交流が出来た時代から、すでに直観と体験でそのような知識が備わっていたのかも、そう考えると楽しいです。

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食育 (井沢満)
2016-03-17 18:03:29
ななさん


古代人は、データに基づく知識の蓄積がない分、
本能的な直感力が発達していたのだと思います。

宇宙からの叡智、地球や海が教えてくれる知恵を
聞き分ける事ができたのでしょう。

私達も持っていると思います。使わず忘れているだけで。

当たり前のことですが、食が体を作るので大事です。
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