ドラマという形でテレビに関わっている私が、テレビの報道偏っているねえ、というのも
何であるが・・・・私自身は報道番組にたまに出るときは、極力真実を語ることを
心がけている(から、あんまり呼ばれないのであろうけど)。それでも諸般を考えて
真実もまず3分の1ほどしか語らぬけれど。
まず身が危ないし、局にもスタッフにも迷惑がかかるので、3分の1。
しかし・・・・現場で語る者の実感からすると、一頃より空気が
緩くなった。スタジオにナマで座っていると肌で感じる何か、というのが
あるのだが、ある程度喋りやすくなった、安倍政権誕生以降だ、
これは実感。
しかし靖国参拝に関しては、どこも批判一色で「街で拾った声」さえ
そればかり。
いやそれはないでしょう。
私なら多分、ずけっと本当の事を言ってしまうだろうが・・・・
靖国参拝なんて、中国も韓国も本気で怒っているわけではなく、
単なる外交カードである。その証拠に、A級戦犯が祀られてから
以降もその折々の総理が参拝なさっている。
韓国も中国も、なんにも言って来てはいない。
明らかに人工的にでっちあげられた反対論批判論である。
年代は忘れたが、せーので画然とそれが始まった時期はある。
ABC級戦犯の中で、Aが極悪だという思い込みの誤解は書いた。
従って「A級」が祀られているからけしからんというのは、成り立たないの。
これ基本中の基本なのだが、これすら押さえず語っている「論客」が
日本にさえいるので、本当に茶番なのである。
それに、中共なんて唯物主義の国がなんでまた、靖国にガタガタ言うの、
ってこと。無神論なんだから、国の方針が。彼らの思考からしたら、
靖国すっからかんなんだけどねえ。「何もない」ものに対して何を
文句言っているか、ってこと。
実際「何もない」のだけどねえ。それについても書いた。あるのは
魂という、本来「合祀」も「分祀」も、実体がないのだから
出来ないものだというのは解るでしょう?
神道の招魂の法により呼び寄せたお御霊をご供養しているだけなんだから、
無神論の中共が何を、魂を信じたようなクレームの付け方をするんだよ、
ってこと。形としてあるのは霊璽簿という、戦死者のお名前の末尾に
「命(みこと)」とつけた名簿が唯一形としてあるものである。
・・・・・どうやって、分祀するんだよ、目にも見えないものを。
あと突っ込むとすれば、韓国の人々も戦前は朝鮮後続が靖国にお参りなさっていた。
記録写真が残っている。これも「無理やり」と言われるのだろうが・・・
そうでもないのだが、まあそこは別の話。いずれ。
私の逝去した親友のお父さんが李登輝元総統の友達だとかで
李登輝さんのお名前はよく聞かされていたので、靖国神社の灯篭まつりで
私の稚拙な書と李登輝総統の書が並んでいたのは、恐悦至極であったのだが
調べてみたら案の定、安倍さんの靖国参拝に関しては、肯定である。
いや、国として反対しているのは、中国と韓国(北朝鮮)だけだろうに。
日本人で反対する人は、事実をご存知なく誤解なさっているか、思想的に
反対しないとまずい人たちだけだろう。
李登輝さんの反応を調べていたら、他の国々のご意見も拾えた。
以下は単なるコピペである。ご参考までに。
シンガポール リー元首相
「靖国問題も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけ」
台湾、李登輝前総統
「国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前の事。外国が口を差し挟むべきことではない」
台湾、陳総統
「中国の反発に負けずに靖国参拝をする首相を評価」
カンボジア:フン・セン首相
「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」小泉首相の靖国参拝に理解
インドネシア:ユドヨノ大統領
「国のために戦った兵士のためにお参り、当然」靖国参拝に理解
ベトナム:
「我々は中国や韓国のような卑怯な外交手法をとるつもりはない」
オーストラリア・マレーシア・タイ・フィリピン
「私たちはまったく問題ではない。問題にするのは中国だけ」
パラオ、レメンゲサウ大統領:
靖国参拝に「すべての人のために祈るのは正しいこと」と支持を表明
ソロモン諸島のケマケザ首相:
「日本とソロモン諸島の共通の文化は先祖に感謝すること。英霊が祭られている場所を拝見したい」
靖国神社を公式参拝した国々
S21年 1月 満州国 王充郷駐日大使
S21年 3月 アメリカ ロバート・G・ガード(GHQ関係者)
S31年 4月 中華民国 張道藩立法院院長
S34年 3月 トルコ エデム・メンデレス国防大臣・副首相
S35年 4月 ビルマ ウ・ヌー前首相
S36年 12月 アルゼンチン フロンデシ大統領夫妻
S38年 6月 タイ プミポン国王夫妻
S40年 3月 西ドイツ ハーバード・デビットマン大使、練習艦隊仕官候補生
S40年 9月 ベトナム クエンドウイ・クワン大使
S41年 2月 ペルー ホセカルロス・フェイレイドス大使
S47年 8月 オーストラリア アルフ・サイモン第39大隊隊員一行
S48年 9月 トンガ ツポトア皇太子一行
S55年 11月 チベット ダライ・ラマ14世
S57年 11月 エジプト モハメッド・サミー・オーエイダ前世界イスラム審議会事務総長
S60年 6月 エジプト モハメッド・サミー・サーベット公子
S63年 8月 パキスタン ブリカディー・ムハマド.ネイブ・テナ大使館武官
H元年 6月 アメリカ スティーブン・H・ハウエル横須賀基地司令官海軍大佐
H2年 1月 ソ連(ロシア) エリツィン人民代議員(社頭参拝)
H4年 3月 スリランカ C・マエンドラン大使
H4年 7月 フィンランド カリ・ベリホルム大使
H6年 6月 イギリス M・スミス大使館武官
H7年 6月 アメリカ ジェイムス・B・ケイン大東亜戦争参戦元パイロット
H8年 8月 イラン M・シャッケリ1等書記官
H8年 8月 スベロニア ダニ-ロ・チュルク国連大使
H8年 11月 旧朝鮮 李玖旧朝鮮王朝王子(朝鮮王朝李垠皇太子と李方子皇太子妃との第2王子)
H9年 4月 トルコ、ルーマニア、インド、マレーシア、イスラエル、ロシア、タイほかの駐在武官
H10年 4月 トルコ、ルーマニア、インド、イスラエル、ロシア、ブラジル、ポーランド、スイスほかの駐在武官
H11年 4月 トルコ、ルーマニア、インド、タイ、イラン、、ロシア、ブラジル、マレーシアほかの駐在武官
H14年 4月 ペルー アルベルト・フジモリ前ペルー大統領
H15年 2月 南アフリカ アッパ・オマール前広報庁次官
H15年 4月 スイス ハンズ・R・マイヤ大使館武官
参照:SAPIO 平成17年3月9日号
上記の国々の要人を含む次の国々が靖国神社を公式参拝しています。
・インドネシア
・スリランカ
・タイ
・インド・ドイツ
・スイス
・フィンランド
・ポーランド
・ルーマニア
・ロシア
・フランス
・イタリア
・リトアニア
・スロベニア
・エジプト
・チリ
・ブラジル
・イスラエル
・トルコ
・アメリカ
・オーストラリア
・アルゼンチン
・トンガ
・スペイン
・ペルー
・ベトナム
・カンボジア
・シンガポール
・台湾
・パラオ
靖国神社公式参拝関係年表(アメリカ政府編)
昭和21年3月22日 米国GHQ ロバート・G・ガード氏 参拝
昭和38年6月25日 米国空軍士官学校の士官候補生一行 参拝
昭和41年10月29日 米國・沖縄民政府政治顧問 ジェームス・マーチン夫妻 参拝
昭和44年4月9日 米国在日海軍司令官ダニエル・T・スミス海軍少将以下幹部25人 参拝
(昭和52年10月17日 靖國神社に所謂「A級戦犯」14名合祀)
昭和58年8月4日 米国・国立公園アリゾナ記念館(真珠湾) ゲーリー・カミンズ館長参拝
昭和60年7月23日 米軍横田基地空軍司令官ウォル・ファイル大佐 参拝
昭和61年6月6日 米軍横田基地空軍副司令官エドワード・フライ大佐 参拝
昭和63年10月27日 米軍横須賀基地司令官スティーブン・H・ハウエル海軍大佐 参拝
平成元年6月20日 米軍横須賀基地司令官スティーブン・H・ハウエル海軍大佐 参拝
平成10年6月27日 米国海軍第七艦隊ミカエル・ローランド・オリバー海軍大佐 参拝
平成12年1月12日 米国コルゲート大学学生 参拝
平成13年4月26日 米国海兵隊第三師団長ウォーレス・グレッグソン海兵隊少将 参拝
平成14年5月31日 在日米軍空軍基地将校会ロニー・デート空軍少佐以下 参拝
*参拝した国々や人々は画像が残っているので、以前アップしたことがある。
そうそう、前のブログで私がこのところ島倉千代子さんの「東京だよおっ母さん」の楽曲を、ドラマの参考までに聴いて自分も風呂で歌っていることを記した。
NHKでは、兄さんが祀られた靖国神社が現れる2番が歌唱禁止措置だった
そうだが、むろん私は風呂エコーの中で、2番もうろ覚えながら歌っている。