probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

{短期企画}80年代の名曲は、じつはカバーだったのねん。(1)

2014-12-24 19:43:11 | 懐かし洋楽
少し前に、Stevie Wonderの曲を日本のバンドがカバーしていて、
オリジナルのほうを知らなかった、そのバンドのファンの人が、
Stevieのバージョンを聴いて、パクられたのなんのって書き込んだことが、
ちょっとだけ、ネット上で騒動になっていましたが、
そのとき思いついたのが、この企画でありました。

数曲しか思いつきませんので、
短期で終わる予定ですが(^_^;)、80年代にヒットした曲で、
自分が長年、カバーだとは知らずに聴いていた曲を、
何曲かピックアップする企画を始めようかなと思います。

まあ、50年代60年代の洋楽に精通されているような方からすると、
ちゃんちゃら可笑しい感じかとは思うのですが、
え?そんなことも知らなかったのぉ?と思って、お付き合いください。

(ってか、またカバーの話かよ。(^_^;))

で、第一回目は、↓この曲。



80年から81年にかけて大ヒットした、Leo Sayerの"More Than I Can Say"
『星影のバラード』なんていう邦題付きだったので、
長年、Leoさんがオリジナルだと思い込んでいたのですが、
1961年に、UKチャートで大ヒットさせていたのが、↓この方だったようであります。



50年代から活動を始めて、60年代に大活躍したシンガーBobby Vee。
こんなクリアな映像があることに驚き。
いまは、引退されているようでありますが、
数年前までは、ライブ活動などをされていたみたいです。

が、しかし、このBobbyさんもカバーのようで、
あの、Buddy Hollyが在籍していたバンドとして知られる、
The Cricketsが、Buddyの死後、60年にリリースした↓こちらがオリジナルのようです。



で、このBobby Veeという人は、Buddy Hollyの大ファンとして知られていまして、
さらに、それだけではなく、Buddy Hollyが飛行機事故で亡くなって、
穴が開いてしまったステージに、急きょ、変わりに立ったのが、
まだ無名で、ティーンエイジャーだった、Bobbyその人だったということらしいんですね。

それを聞くと、まさに、音楽に歴史あり!という気がしますが、
そういう名曲を、80年代にも大ヒットさせて届けてくれた、
Leo Sayerに感謝でありますね。