昨夜は店の営業が終わってから、店の近くに住むスタッフ2人と「ロイガトーン祭り」に行ってきた。
ロイガトーンは日本の「鐘楼流し・灯篭流し」のようなお祭りで、その歴史は古くルーツはインドのガンジス河の灯篭流しから来ているといわれているが、タイではスコータイ時代にプラルーアン王の御后(おきさき)のナングノッパマトが王様を喜ばせる為、12月の満月の日に王様の船から見えるようにバナナの葉で蓮の花をかたどった灯篭を川に浮かべ、その美しさに王様が大変喜んだのが始まりとされている。
今ではこの「ロイガトーン祭り」は「ソンクラーン祭り」と同じようにタイ各地で、タイ旧暦の12月の満月の日に盛大に行われている。
今年の「ロイガトーン祭り」は11月28日で、ちょうど昨日がこの日にあたり、うちの店のOPENの時にお浄めに来てくれたお坊さんのお寺に行くことにした。
もう、深夜に近い時間だったがお寺はたくさんの人で溢れていた。
そして、灯篭を一つ選んで買うことにした。
下が自分が選んだ「ガトーン」(灯篭)で400バーツ(約1200円)
ちなみに「ガトーン」は土台がバナナの幹や葉で作られているので水に浮き、その土台の上に花が飾られお線香とろうそくを灯して川や海へと流す。
「ロイ」がタイ語で「流す」という意味なので「ロイ」(流す)と「ガトーン」(灯篭)で、灯篭流しだ。
「ガトン」を購入したら次は神様のところ行き、お祈りをして「ろうそく」と「お線香」に火を付ける。
そして、専用の籠の上に「ガト-ン」を乗せて川へと流す。
この時にうちの店のスタッフの一人が「髪の毛」を一緒に入れて流すといいと言い始めたが、逆にもう一人のスタッフが、髪の毛や爪を入れるよりお金の方が良いと言いだした。
どうやら、髪の毛や爪を入れて一緒に流すと「悪魔祓い」になるらしいが、今回はお金の方の意見を選択して20バーツを「ガトーン」の中に入れ川へと流した。
さて、この「ライガトーン祭り」だが、日本の灯篭流しとは少し違うような感じを受けた。
日本の灯篭流しは死者の魂を弔って送る行事だが、タイの場合には一年間の罪や汚れを水に流すことによって新しい一年を迎えられると言われている。
そして、とても楽しいお祭りだった。
ただ、帰りのタクシーの中では不思議とこの歌を口ずさんでいた。
[精霊流し By さだまさし]
去年のあなたの想い出がテープレコーダーからこぼれています
あなたのためにお友達も集まってくれました
二人でこさえたおそろいの浴衣も今夜は一人で着ます
線香花火が見えますか 空の上から
約束通りに あなたの愛したレコードも一緒に流しましょう
そしてあなたの 舟のあとをついてゆきましょう
私の小さな弟が何にも知らずに はしゃぎまわって
精霊流しが華やかに始まるのです
あの頃あなたがつま弾いたギターを私が奏(ひ)いてみました
いつの間にさびついた糸でくすり指を切りました
あなたの愛した母さんの今夜の着物は浅黄色
わずかの間に年老いて 寂しそうです
約束通りに あなたの嫌いな涙は見せずに 過ごしましょう
そして黙って 舟のあとをついてゆきましょう
人ごみの中を縫う様に静かに時間が通り過ぎます
あなたと私の人生をかばうみたいに
ロイガトーンは日本の「鐘楼流し・灯篭流し」のようなお祭りで、その歴史は古くルーツはインドのガンジス河の灯篭流しから来ているといわれているが、タイではスコータイ時代にプラルーアン王の御后(おきさき)のナングノッパマトが王様を喜ばせる為、12月の満月の日に王様の船から見えるようにバナナの葉で蓮の花をかたどった灯篭を川に浮かべ、その美しさに王様が大変喜んだのが始まりとされている。
今ではこの「ロイガトーン祭り」は「ソンクラーン祭り」と同じようにタイ各地で、タイ旧暦の12月の満月の日に盛大に行われている。
今年の「ロイガトーン祭り」は11月28日で、ちょうど昨日がこの日にあたり、うちの店のOPENの時にお浄めに来てくれたお坊さんのお寺に行くことにした。
もう、深夜に近い時間だったがお寺はたくさんの人で溢れていた。
そして、灯篭を一つ選んで買うことにした。
下が自分が選んだ「ガトーン」(灯篭)で400バーツ(約1200円)
ちなみに「ガトーン」は土台がバナナの幹や葉で作られているので水に浮き、その土台の上に花が飾られお線香とろうそくを灯して川や海へと流す。
「ロイ」がタイ語で「流す」という意味なので「ロイ」(流す)と「ガトーン」(灯篭)で、灯篭流しだ。
「ガトン」を購入したら次は神様のところ行き、お祈りをして「ろうそく」と「お線香」に火を付ける。
そして、専用の籠の上に「ガト-ン」を乗せて川へと流す。
この時にうちの店のスタッフの一人が「髪の毛」を一緒に入れて流すといいと言い始めたが、逆にもう一人のスタッフが、髪の毛や爪を入れるよりお金の方が良いと言いだした。
どうやら、髪の毛や爪を入れて一緒に流すと「悪魔祓い」になるらしいが、今回はお金の方の意見を選択して20バーツを「ガトーン」の中に入れ川へと流した。
さて、この「ライガトーン祭り」だが、日本の灯篭流しとは少し違うような感じを受けた。
日本の灯篭流しは死者の魂を弔って送る行事だが、タイの場合には一年間の罪や汚れを水に流すことによって新しい一年を迎えられると言われている。
そして、とても楽しいお祭りだった。
ただ、帰りのタクシーの中では不思議とこの歌を口ずさんでいた。
[精霊流し By さだまさし]
去年のあなたの想い出がテープレコーダーからこぼれています
あなたのためにお友達も集まってくれました
二人でこさえたおそろいの浴衣も今夜は一人で着ます
線香花火が見えますか 空の上から
約束通りに あなたの愛したレコードも一緒に流しましょう
そしてあなたの 舟のあとをついてゆきましょう
私の小さな弟が何にも知らずに はしゃぎまわって
精霊流しが華やかに始まるのです
あの頃あなたがつま弾いたギターを私が奏(ひ)いてみました
いつの間にさびついた糸でくすり指を切りました
あなたの愛した母さんの今夜の着物は浅黄色
わずかの間に年老いて 寂しそうです
約束通りに あなたの嫌いな涙は見せずに 過ごしましょう
そして黙って 舟のあとをついてゆきましょう
人ごみの中を縫う様に静かに時間が通り過ぎます
あなたと私の人生をかばうみたいに