マグロチャンピオンの料理道場

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シーチャン島周辺の釣り、やっぱり大雨の翌日はダメなのかな?

2015年10月11日 | ゆかいな釣り仲間

昨日(10月10日)は久しぶりに「シーチャン島周辺」に出撃した。

「シーチャン島周辺」での釣りは前回が9月22日~23日の一泊二日の釣行だったので約2週間ぶりだ。

実は10月5日~6日にも「夜焚き」のイカ釣りに5名程が行っているが、自分は10月10日の釣行が既に決まっていたのでイカ釣りの方はパスしていたので、釣りに行きたくて禁断症状が出始めそうだった。

我々の釣りのメンバーは主にバンコクに住んでいる「現役組」(会社務めの方々)と、シラチャーやパタヤに住んでいる「リタイヤ組」(仕事はせずにゴルフと釣りに明け暮れている方々)で、人数はリタイヤ組の方が多い。

自分や取田さんなど飲食業関係者は土曜、日曜はお客さんが多いのでどちらかと言うと平日の方が出やすく、リタイヤ組は土曜、日曜はゴルフのコンぺがあることから「現役組」の方々には申し訳ないがどうしても「平日に釣り」の企画の方が多くなってしまっている状況だ。

さて、今回は「現役組」の東谷さんが主催でメンバーを集め、バンコクがら東谷さんとSakuraさんと菜畑さん、そしてイカ釣り名人の青山さんと、パタヤから高谷さん、シラチャーから角南と合計で6名の参加となった。

前回、9月22日~23日の一泊二日の釣行「夜焚き」のイカでは大型の紋甲イカやアオリイカが、皆の合計で50㎏以上も釣れ、また翌日の朝からは型の良い「マテアジ」が入れ喰いとなり、大型のクイーンフイッシュやピヤなども釣れて6人のクーラーBOXに入りきらないような状況で、1年に一度あるかどうかの釣果となったが、10月5日~6日の釣行ではあまり釣れないどころか天候が急変してしまい、大雨が降らないうちに夜中の12時には納竿し、シラチャーまで戻ってきている。

また今回も前日は朝から大雨で当日も大雨が予想されるのかキャプテン・Wも前日にリコンファームの電話をした時に『明日は雨だよ』とあまり乗り気でないようだった。

そして釣行当日、朝の5時半に起きて窓の外を見ると冷たい雨がシトシトと降っている。

『やっぱり雨か・・・』と思い、身支度をしていると夜が明けて辺りりが明るくなってきた。そして6時を過ぎて外に出ると雨はすっかり上がっていて、予約をしておいた「トゥクトゥク」も自分のアパートに到着し颯爽と集合場所のコーロイの連絡船の乗り場に向かった。

朝の6時半ちょうどにコーロイに到着すると、既に他のメンバーは揃っていたので早速くじ引きをすることになった。

釣り船を右舷2名、左舷2名、船尾(トモ)2名に分けて、まずはSakuraさんにクジを引いてもらったところ、左舷(ミヨシ)を引いたので左舷(胴)が東谷さんに決まった。

そして、残りのクジを年長者から順番に引いて船尾(トモ)の右側が高谷さん、左舷(ミヨシ)を青山さん、左舷(胴)を菜畑さん、最後にクジを作った角南が船尾(トモ)の左側に決まった。

ここのところ「釣り座」をクジで決めることにしているが、公平ということもあるが、皆のコミュニケーションが円滑になるし、思わぬ人のところに急に魚が集中したりしてなかなか楽しいものだ。

さて、連絡船は時間通りに朝の7時に出港して、キャプテン・Wの待っている「カムヤーイ」に向かい、釣り船に乗り込み各自、自分で引いたクジの場所へと移動した。

今回はいったいどのポイントに行くのか?またいつものシーチャン島の南端かな?と考えていたら船はパイプラインの方角に進んでいる。

やっぱりシーチャン島の南端に向っているだな。と思ったところ突然減速して船が停止した。
そこは今までで初めてのポイントで、数字の「6」が書かれているブイだった。



皆、早速それぞれの仕掛けを下す準備をしているがたいへんなことが分かった。

いつもならキャプテンが「餌のカタクチイワシ」を配るのだが、それが来ない。

キャプテンに聞いてみると『今日は餌のカタクチイワシが無い』とのことだ。

しかたがなく皆、自分で持ち込んだ「イカの短冊」や「魚の切り身」を使うことになったが、こういう「餌が無い」ことは年に2回位はあるので、我々の釣りのグループでは皆に予備の餌を持ってくることを勧めている。

もし誰も餌を持って来なかった本当に釣りにならず、ただ海を見に行くことになってしまうからだ。

さて、皆、自分の仕掛け(針)に餌をつけてそろそろと仕掛けを下す。

しかし2分待っても5分待ってもまったくアタリがこない。

そんな状態が10分位続いた後キャプテンが船のエンジンを掛け『移動~(IDO~)』の合図。

そして次に向かったのがいつものシーチャン島の南端だった。



この場所は最近の当たり場所で、風が強くて波の高い日には来れないが、ここはいつも潮の流れがあり、マテアジやマブタシマアジが回遊してくると入れ喰いとなる。

前回の9月22日~23日の釣行でも23日の朝からこの場所で「マテアジ」が入れ喰いになった場所だ。

今日も大漁を願って皆、仕掛けを下していく。

さて、直ぐにでもあの「ガツン」とアジ特有のアタリとあちこちと暴れまわる強い引きが来るのではないかと思って待っていたが誰の竿にもアタリが来ない。

キャプテンも困り顔で、いつもの「ちょい移動」を繰り返すがまったくアタリがない。

結局、ちょい移動を繰り返しながら潮の流れのある場所を探が、釣れるのは「イトヨリ」等の小魚ばかりで2時間粘ってもアジが釣れないのでこの場所に見切りをつけることにした。

そして、次に向かったのはやはりこの場所だった。



以前は「筏」(ジンダ筏では無い)があったが場所だが、今はどこかに移動してしまったのか撤去されてしまったようだが、風の強い日や高波の日には決まってこの場所に来る。

水深が7m~10mしかなく、たまに型の良い「コロダイ」が釣れるが大型のアジは居ない場所だ。

小さい針のサビキ仕掛けで「カンルアン」がたくさん釣れることもあるが、通称「ネコのエサ」と呼んでいる横に茶色の線が入った赤い魚がこの場所には多い。

そして残念ながら今回は「カンルアン」はまったく釣れず、その赤い魚ばかりでサイズも5㎝程の小魚ばかりだった。

どの場所に行っても「極小アタリ」しかない状況で、キャプテンも本当に困り果てた顔だ。

まるで、顔に『申し訳ありません』と書いてあるかのような顔をしている。

そしてこの場所を諦めて1時間は掛かる島の反対側の「灯台のある島」に向かった。



約1時間ちょっとの移動の間、魚が釣れないこともあって皆、睡魔に襲われてうとうとと眠りについていたところやっと目的地に着いた。

時間は既に午後の1時近くになっていた。

久しぶりにこの場所に来たが、ここは大きな「ツバメウオ」や「クイーンフイッシュ」や型の良い「ハタ」も釣れる期待のできる場所だ。

キャプテンは「うまく潮の流れに合わせて船を停める」のにてこずっているのか、なかなか釣り開始の合図が出ない。

こちらは早く仕掛けを下したいのでイライラしていたところ、5分位してやっとOKの合図が出た。

しかし、『ここで爆釣で逆転だ!』との思いとは裏腹に、この場所が今日一番の最低の場所だった。

まったく、まったく何のアタリも無い。10分待っても20待っても30分待っても小魚のアタリも無い。

餌は小魚にもつつかれずにそのままいつまでも針に付いたままだ。

結局、この場所もあきらめることになり、まるで難民状態だ。

もう今日はどこに行ってもダメなんだなとキャプテンは諦めたのか、この場所を離れキャプテンが向かったのはシーチャン島に向かう途中の小島の近くだった。

こうなるともう消化試合のようなもので残り時間もあと1時間となった頃、東谷さんとSakuraさんがサビキ仕掛けの針を小さなサイズに変えて「カンルアン」をたくさん釣リ始めた。

また、粘ってイカを狙っていた青山さんが残り時間少しのところで大きな「紋甲イカ」を釣り上げたのが印象的だった。

結局、青山さんの「紋甲イカ」以外は大物が何も無い寂しい釣果となってしまったが、下の写真が青山さん、高谷さん、角南で釣った食べられそうな魚達だ。



魚は僅かしかないが宴会をする為に釣りをしているようなものなので、予定通り夜の7時から宴会がスタートした。

今回も釣りには行かなかったが、須藤さんと松原さんが宴会に駆けつけてくれた。

そして、夜遅くまで明るく楽しい時間を過ごすことができて本当に幸せだ。

ここのところ「リタイヤ組」での釣行が多かったが、「現役組」ともジョイントの機会を増やしたいと思う。(リタイヤ組は土日のゴルフを少し減らして下さいね。。。)

最後に今回の釣行で感じたのだが、シーチャン島周辺の釣り、やっぱり大雨の翌日はあまり魚が釣れないのではないか?と思う。

でも、斎藤さんや黒滝まこっちゃんなら、小さな針の「サビキ仕掛け」で「カンルアン」を一人で200匹位釣っていたかも知れない。

さあ、次回の釣行は10月14日(水曜日)にまたシーチャン島周辺に出撃する。

メンバーは今のところ、斎藤さんと黒滝まこっちゃんと山田さんと角南の4名だがあと2名程募集しているので皆さんもぜひ参加していただきたい。

須藤さんも夜の宴会に駆けつけてくれるとのこと。宴会だけの参加も大歓迎です。

そして、最後に一言。

キャプテン・ワンチャイさん、「エサのカタクチイワシ」頼みますよ!!!








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