マグロチャンピオンの料理道場

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まこっちゃん おめでとう! そしてバンサレー沖での教訓 9月27日~28日

2015年09月29日 | ゆかいな釣り仲間


毎月恒例となったバンサレー沖の一泊二日の釣行に9月27日~28日で行ってきた。

今回もキャプテン・Mの船を予約したが、この船はとても人気の船でなかなか予約の取れないことで有名だ。

特に週末は3か月先まで予約で埋まっているような状況で、今回の我々の釣行は日曜日~月曜日がやっと取れたような状況だった。

そんな訳で会社務めをしている人はなかなか月曜日は休みを取れないこともあり、参加メンバーは秋本さん、取田さん、笠島さん、斎藤さん、黒滝まこっちゃん、角南の6名となった。

さて、釣行当日、シラチャー組の待ち合わせ場所(ジャスミンホテル近く)でバンコクから来られた笠島さんのマイクロバスに乗ろうとしていたところ、キャプテン・モッドから電話が掛かってきた。

一瞬、『沖の波が高いので中止』とかが頭によぎったが、電話の内容は今回はキャプテン・モッドが船に乗れないが、代わりの船頭も優秀だから大丈夫とのことと、船のチャーター代金が一泊二日で17,000バーツだが次回からは16,000バーツで良いとのことだった。

その理由だが、お客さんが釣り場を指定したり、何度も何度も「移動」して欲しいと注文を付けると船の燃料代がかさむので高くなるらしい。

たとえば「リン島まで行って欲しい」とか、ジギングをしたいので同じところを繰り返し流して欲しいとかの場合のようだ。

でも、我々の場合には皆、素人同然のような「釣り仲間」で、キャプテン任せなので値下げをしてくれるのだろう。

さて、予定通りシラチャーを午後の3時に出発して4位半に待ち合わせのバンサレーのお寺の駐車場に向かった。



途中の道路が空いていたこともあり、4時には着いてしまったが、近くのセブンイレブンで買い物をしているとほどなくパタヤから斎藤さんと黒滝さんが到着してメンバーが全員揃い、キャプテン・モッドの船が停泊しているいつもの桟橋に向かった。

まず、船にクーラーボックスや竿やリュックなどを積み込み、全員が船に乗り込み2階のキャビンに集合した。

そして、いつものように「釣り座」を決める「くじ引き」をしたが、このくじ引きが今回の釣果に大きく関わるとは、その時は誰も思っていなかった。

くじはいつものように年長者から引いてもらって、くじを作った角南が最後に引いて、トモの右側が秋本さん、トモの左側が黒滝まこっちゃん、ミヨシの右側が角南、ミヨシの左側が笠島さん、右舷が取田さん、左舷が斎藤さんと決まった。

大きな船なので10人位は乗れるのだが、この船は8人位で乗るのがちょうど良いような気がする。そして、今回は6名なのでかなりリラックスできるような状況だった。

船は5時少し前に出港したが、最初のイカ釣りの場所はバンサレー港から目と鼻の先なので15分程で着いてしまった。

日が暮れるまでにはまだ1時間以上もある。

しかし、サビキ仕掛けを下しても雑魚しか釣れないだろうし、イカの仕掛けを下しても釣れないことが分かっているので、ビールを飲みながら時間をつぶした。

そして、綺麗な夕焼けになったかと思っているうちに辺りが暗くなってきて船の集魚灯に明かりが灯った。

さて、いよいよイカ釣りのスタートだ。

今回も自分は「エサ巻きテーラ」やキーストンの「早福型」や「邪道編」と「干したカタクチイワシ」をステンレス線でくるくると巻いた物を用意した。(先日のシーチャン島のイカ釣りでも大型の紋甲イカで結果を出してくれている)

他の皆は下に「鉛スッテ」で、その上(30㎝~50㎝)のところに小さな餌木という仕掛けが多いようだ。

しかし、イカ釣りを開始して1時間以上経過しても誰もイカが乗らない。またまだ、時間もあるし「夕食」ができたとの中乗りの連絡で夕食を食べることにした。

でも夕食後もイカの活性は低く、時間は既に夜の9時過ぎになっていた。

皆の釣果は一人それぞれ2~3ハイの小さなケンサキイカだ。

しばらくして、中乗りが夕食の「かたずけ」を終えて船の右舷でイカ釣りを始めた。

するとどうだろう、型は小さいがケンサキイカを次々に釣り上げている。

自分はやっと15㎝程のアオリイカと小さなケンサキイカが4ハイといった状況だった。

ミヨシの左側の笠島さんは『イカが海面を泳いでいるのが見えた』と言っているのを聞いて、きっとイカが泳いでいる棚が底ではなく、もっと上の方なのではないか?と思った。

前にサメサンのキャプテン・Dの船で大型サイズのヤリイカがたくさん釣れた時にも、先日のシーチャン島での大型サイズの紋甲イカ釣りでも、ほとんど「底ベタ」だったので、今日も底ばかりを狙っていたのだ。

早速、イカの居る棚を探る為にリールをスピニング(バンキッシュ)からカウンター付きリール(バルケッタ)に取り換えて
水深が10m以下ではあるが、少しづつ棚を探っていった。

そのうちに夜の10時を過ぎて船の網の準備が整い一回目の網入れをすることになった。



集魚灯の光を少しづつ絞って暗くして、明かりをパッと点けて網を下す。

そして、網を巻き上げて行くと、クラゲに交じって50匹程のケンサキイカが獲れていた。

さて、自分のイカ釣りだが11時頃になると、イカはもうほとんどが表層(海面)に浮いてきているような状況だった。

せっかくカウンター付きのリールに取り換えたのだが、右舷の集魚灯の下で釣りをしている取田さんは「表層に居るイカをスッテで引っ掛けているような感じ」で次々とイカを釣り上げていたし、逆側の左舷の集魚灯の下で釣りをしていた斎藤さんも入れ喰い状態でイカを釣っていた。

そう言えば、さっき中乗りが居た場所も右舷の集魚灯の真下だった。

今日は、満月の「スーパームーン」か何からしい。中国では皆が「月餅」を食べている頃だろう。

大きな月が海面を照らしているのだが、船の右舷と左舷にそれぞれ1本づつ緑色の集魚灯があり、どうやら、その明かりを目がけてイカが集まってきているようだ。

実際、船の船首に居る笠島さん(左)、角南(右)は目の前をイカが素通りして船の右舷と左舷に居る取田さんや斎藤さんが釣り上げているんではないだろうか?と思ってしまうような状況だった。

今回の教訓その(1) 満月の日には船の右舷と左舷の集魚灯(緑色)の下にイカが集まる。

その後、夜の11時過ぎに再度、船の網入れをすることになり、中乗りが網(ネット)の準備を始めた。

その頃にはイカは完全に表層(海面)に浮いていて、網を下す前に既にイカが網の上を泳いでいるような状況だった。

網を揺らしながらイカを手前に集めて笠島さんがタモですくったが、たぶん70ハイ以上はあったと思う。

そして、その後、網を下したのだが一回で200ハイ以上は獲れたのではないだろうか。

生簀の中をのぞくと、所せましとイカが泳いでいて合計400ハイ以上は居るだろう。

思わぬケンサキイカの大漁となり、イカをジップロックに入れて持ち込んだ「沖漬けのタレ」を注いだ。

明日の夜の宴会頃にはちょうどよく漬かっているだろう。

さて、大物釣り用のイカはたっぷりある。

大物釣りポイントに移動だ。!!!

つづく・・・















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