日々適当

hibitekitou

RapidCopy 購入

mac |2017-05-03
で、今回、大量のファイルコピーを行うために、RapidCopyを導入してみました。最初のリリースは2年弱前ですけど、Mac App Storeでの更新日は今年2/15となってますんで、バッチリメンテナンスもされているツールと言えましょう。



Windows上で定番らしいファイルのコピーツール、FastCopyをMacでも利用するってコンセプトのツールですかね。特にFastCopyの開発者が関わっているということはないようですが…

Finderでのファイルコピーは、若干信頼性が劣ります。最近はあまり聞きませんけど、以前、大量の連番ファイルをコピーした時、一部コピーされていないファイルがあって大騒ぎ、なんて話を聞いたこともありますし。また、Finderでのファイルコピーは決して早くはないって問題があります。
ということで、特に信頼性という部分に期待を込めての導入です。
信頼性というのは、データ化けをチェックしながらファイルコピーを行なってくれるという部分ですね。

それ以外にも差分コピーを行うモードがあるので、手動でのバックアップの作成に使えるかもしれません。

RapidCopyには無印版とPro版があり、無印版をMac App Storeで購入可能です。
Pro版では、
  • 複数ウインドウを開けて、必要なら同時実行可能とか、
  • 処理を行ったパスの履歴を保持できるとか、
  • 処理するファイルのパスをテキストとして用意しておいてそれを参照して実行できるとか、
  • バッチ処理とか、
  • シンボリックリンクへの対応とか
  • コマンドラインモードとか
  • 処理終了時にコマンドを走らせることができるとか
  • ログをCSVで出力できるとか、

つまりは日々の業務で利用する場合に必要な機能が追加されています。10000円とお高いのですけど、現場によってはとても価値がありましょう。

んが、自宅で利用するにあたって、そこまでは必要はないというのと、Mac App Storeでアプリを管理するのはなんだかんだで楽ってので、無印を購入しました。2300円。FastCopyがフリーで利用可能なことを考えると微妙な気分になるかもですが、価値はあるかなと思っております。

現在絶賛ファイルコピー中なので、そのうち、速度を調べるとかしてみましょうか。

<追記>
Pro版の複数ウインドウを開けて、必要なら同時実行可能って機能は、公式でそれをAppStore版で可能にするツールが配布されておりました。

"RapidCopy MultiLauncher" [L’espace Vision]

これはRapidCopyとは別アプリケーションですけど、RapidCopyを複数別プロセスで立ち上げるツールとなるようです。
こいつ経由でのRapidCopyの起動がちょっと遅い印象がありますが、これでいくらでもウインドウを開いておくことができますな。
</追記>

<追記>
Finderとのコピー速度比較をサクッとやってみました。
3539項目の画像が入ったフォルダ(967.4MB)をSSDから別のSSDにコピーするのに要した時間です。RapidCopyはベリファイのオプションをオンにしています。

Finder: 11秒
RapidCopy:7秒

同じフォルダを今度はネットワーク越しにDroboにコピーして見ます。Drobo自体が遅いので、それほど差はつかないと考えていますが、はたして…

Finder:4分30秒
RapidCopy:2分6秒

信頼性以外に圧倒的な速度のアドバンテージを確認できました。
映像を扱っている会社がこれを作ったというのも納得です。大容量のデータを日常にやり取りするところでは、コピー速度の差ってのはバカになりにくいですから。おそらくターミナルからコマンド使ってコピーしてやっても速度は出るとは思うのだけど、これはGUIで比較的簡単にできるってところも大切ですね。
ということで、職場の人にオススメしたいなぁ。
</追記>
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Drobo 5C 購入

mac |2017-05-03
や、俺にしては金を出しました。
Droboはその登場時、RAID的に冗長性をもたせつつ、容量が足りなくなって来たらストレージを追加することができるという点で、とても話題になったものですが、いかんせん普通のHDDケースとかと比べると高めのお値段でございました。

現状で売られているものでネットワークストレージじゃないものでは、接続がThunderboltがついているものとUSBのみのものがあります。このUSBのみのものが比較的お安かったのですね。 それがDrobo 5Cで、エントリーモデルに位置付けられるものです。

5発はいるわけですけど、5発分全部を埋める必要はなく、最小2発から利用を始めることができる。で、今回、4TB HDDが4発余っているのでそれを入れてみようかな、と。(5発全部埋まっても、容量が足りなくなったらデータを失うことなく大容量のものに交換可能、というのがDroboの魅力のはずです)

冗長性を持たせることに特化した印象の構造のため、搭載したHDDの全容量を利用できるわけではないことと、速度がほぼ出ないことから、これまではあんまり魅力を感じておりませんでした。(稼働させたまま故障したHDDを交換できて、自動的に復旧されるというのは魅力ですけど)

容量については、こちらのサイトでDroboにHDDを搭載した時に、実際にどれぐらいの容量を利用できるようになるかを調べることができます。今回、4TBを4発積もうと計画しているので、調べてみると、利用可能データ量は10.89TBと出ました。5TBほど冗長性を持たせるために利用されていることになります。
(5TBほど(利用時には)無駄になっているというのは、HDDが1台故障した場合の数字です。最大2台同時故障してもデータが保持される、という構成にした場合、利用可能量は7.26TBまで減ります)

速度についてはネット上のベンチマークを見ると、Thunderbolt 2対応の外付けのHDDケースでRAID5とかRAID6で運用すると、読み込み1000MB/sとか書き込み500MB/sとか期待できますが、Droboですとそれよりかなり遅い。

というわけで、支払うコストを考えると、ちょっと手を出すことができなかったのですけど(同じ値段を出すなら、よりパフォーマンスを重視ししたものを選んだでしょうし、職場ではそんな選択肢をしている)、5Cは比較的お安く、速度もそれほど求めない用途での利用を考えたために、購入に至りました。

これからセットアップを開始しようと思っているのですが、現在、Droboで利用予定HDDから絶賛データ逃し中でして、今日中にその作業ができるかどうか…
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