ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」、医療映画のFINALです。

2014-08-21 14:41:08 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

医療映画好き向け

一応これ、ミステリーですので。

海堂尊氏のシリーズが原作。例によって、意味不明のカタカナ文字のタイトル。

作者が、医療関係者だけに、物語の背景やミステリーの立て方は、専門的。

まず登場するのが、Ai(オートプシー・イメージングの略)で、死亡時画像病理診断装置。

まだ日本にはないみたいだけど、画期的な装置。このお披露目がメイン。

当然、舞台は、大学と病院、それに厚生省が絡んで、いわゆる医療映画だ。

さらに、重水の話が出てきて、まあ素人にはなるほどとうなずくしか仕方ない。

それぞれの担当者の会話が、重要で、聞き逃すと、全体像がつかめなくなる。

テレビが先行する形で進み、本作はその延長線上の作品。したがって、役者さんもダブっているものが多い。

更に話は、新薬の副作用という問題におよび、確かによく効く薬ほど副作用が強いと聞くが、最近では、「副作用で殺された」など物騒な話になりかねない。

伊藤淳史と仲村トオルのコンビが事件の解決に動くが、そのほかにも芸達者がそろっており、飽きさせない。

これでFINALとは、寂しいと思う人も多いだろう。
コメント
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