おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の216ページ「人材採用の担当者」をみましたが、今日は217ページ「就職時に就職先に関して明確に分かっていた事項」をみます。
下図から採用される就業者の立場から中小企業・小規模事業者の採用に関する情報発信力を見ると、「賃金」や「労働条件」、「福利厚生」に関する回答が全体的に高くなっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4e/db55311d90fde4527bf5c69e58661147.png)
この結果について白書は、企業の規模によって就業時における情報の明確性が大きく異なることが分かり、中小企業、特に、小規模事業者において企業の就労条件や仕事内容が不明確で、就職希望者が求める情報提示が必ずしも十分とは受け止められていない。
就職を希望する者が入社を決断する上での判断基準となる情報が不足することが、中小企業・小規模事業者の人材確保におけるマイナス要因となっている可能性がある。
さらに、就職時に十分な情報がないことで、就職後に就労条件や仕事内容に関するミスマッチが生じ、人材の定着率の低下にも寄与している可能性が高い、としています。
全てを大企業と同様に発信していくことは難しいので、なぜそれが難しいのか、これらも併せて提示していくと就業者の不安が減少していくと思いますね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の216ページ「人材採用の担当者」をみましたが、今日は217ページ「就職時に就職先に関して明確に分かっていた事項」をみます。
下図から採用される就業者の立場から中小企業・小規模事業者の採用に関する情報発信力を見ると、「賃金」や「労働条件」、「福利厚生」に関する回答が全体的に高くなっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4e/db55311d90fde4527bf5c69e58661147.png)
この結果について白書は、企業の規模によって就業時における情報の明確性が大きく異なることが分かり、中小企業、特に、小規模事業者において企業の就労条件や仕事内容が不明確で、就職希望者が求める情報提示が必ずしも十分とは受け止められていない。
就職を希望する者が入社を決断する上での判断基準となる情報が不足することが、中小企業・小規模事業者の人材確保におけるマイナス要因となっている可能性がある。
さらに、就職時に十分な情報がないことで、就職後に就労条件や仕事内容に関するミスマッチが生じ、人材の定着率の低下にも寄与している可能性が高い、としています。
全てを大企業と同様に発信していくことは難しいので、なぜそれが難しいのか、これらも併せて提示していくと就業者の不安が減少していくと思いますね!