中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

国内生産の役割変化は高付加価値と汎用品の棲み分けにあり!

2014年11月20日 05時45分17秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書41ページ「図 121-8 国内生産能力の拡大目的」を見ましたが、今日は42ページ「図 121-10 海外拠点の新設・増強に伴う国内拠点の役割変化」をみます。

下表により生産・開発する製品の水準という観点から国内及び海外拠点の役割の変化を見ると、過去5年間に新設・増強された海外拠点の役割としては、「汎用品の生産」との回答が最も多いことが分かります。

一方、その海外拠点の新設・増強に伴って国内拠点の役割がどのように変化したかを見ると、「高付加価値品の研究開発」や「高付加価値品の生産」という位置付けが維持されつつも、「汎用品の研究開発」「汎用品の生産」という回答比率が低下していることが分かります。

この結果について白書は、汎用品に係る機能は国内拠点から海外拠点へと移管しつつ、国内拠点は高付加価値品へ特化する方向が強まっていることがうかがえる、とあります。

高付加価値と汎用品の棲み分けにより、国内とともに海外にも市場が拡大していくという、利用的なモデルの構築に取り組んでいることが読み取れる訳ですね!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


最新の画像もっと見る