おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の371ページ「第 2-5-84 図 経営支援サービスを利用した企業が実際に効果を得た割合」をみましたが、今日は373ページ「第 2-5-86 図 経営支援サービスの項目別に見た効果」をみます。
下図は経営支援サービスの項目ごとに、経営支援サービスを利用し、かつ効果があったと回答した企業に対し、その効果の内容を確認したものです。
これを見ると、「販路・仕入先拡大支援」を受けた企業は「売上の増加」、「海外展開支援」を受けた企業は「事業分野の拡大」、「事業承継支援」を受けた企業は「事業の継続」の効果が高いなど、各項目に関係性の強い項目の効果が高く出ており、金融機関が提供する経営支援サービスの精度が高いことが推察されます。
この結果について白書は、利用率の高い経営支援サービスについては、サービスの精度を上げるよう取り組むとともに、利用率の低い経営支援サービスについては、その利用率を高めるため、サービスの認知度を向上させる取組が必要といえるのではないだろうか、とあります。
まあ、当たり前の記載ですが、これから何が言いたいのか、もう少し読み進んでいきましょう~!
昨日は中小企業白書(2016年版)の371ページ「第 2-5-84 図 経営支援サービスを利用した企業が実際に効果を得た割合」をみましたが、今日は373ページ「第 2-5-86 図 経営支援サービスの項目別に見た効果」をみます。
下図は経営支援サービスの項目ごとに、経営支援サービスを利用し、かつ効果があったと回答した企業に対し、その効果の内容を確認したものです。
これを見ると、「販路・仕入先拡大支援」を受けた企業は「売上の増加」、「海外展開支援」を受けた企業は「事業分野の拡大」、「事業承継支援」を受けた企業は「事業の継続」の効果が高いなど、各項目に関係性の強い項目の効果が高く出ており、金融機関が提供する経営支援サービスの精度が高いことが推察されます。
この結果について白書は、利用率の高い経営支援サービスについては、サービスの精度を上げるよう取り組むとともに、利用率の低い経営支援サービスについては、その利用率を高めるため、サービスの認知度を向上させる取組が必要といえるのではないだろうか、とあります。
まあ、当たり前の記載ですが、これから何が言いたいのか、もう少し読み進んでいきましょう~!