おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の304ページ「第 2-5-31 図 金融機関の業態別に見た不良債権比率の推移」をみましたが、今日は305ページ「第 2-5-32 図 地域金融機関の不良債権比率の推移(都道府県別)」をみます。
下図から地域別の不良債権比率の推移を確認すると、リーマン・ショックの経験を経ても不良債権比率は低下傾向にあり、地域別の不良債権比率の推移を見ても、地域差はほとんど見受けられないことが分かります。
ここまでを踏まえ白書は、本節では、企業の借入金に着目し、その増減の動向や、要因について分析を行った。
大企業は海外を含む関係会社への投融資を増やす中で、足下では金融機関借入れを伸ばしている。
他方で、中小企業は内部留保の範囲内での投資を行うにとどまっており、金融機関借入れは横ばいの状況が続いていることが分かった。
また、同一規模企業間を比較しても収益力の差があるため、高収益企業の一部は無借金企業となっていく一方で、低収益企業は借入条件の変更を行うなど資金繰りに窮している企業が少なくはないことも確認した。
また、借入金を増加させる企業と減少させる企業の収益力の差を見ることで、金融機関によるリスク許容度合いも確認した。
そこでは、1990年以降緩やかにリスク許容度合が低下していたが、足下では景気拡大期の影響もあいまって、リスク許容度合が高まりつつある様子が見られた。
企業の収益環境が改善する中で、企業の投資ニーズも高まりつつある。
こうした投資意欲に対し、金融機関も企業の成長性を見極めた上で、積極的に資金供給を行うことが重要である、とあります。
論点がずれますが、年末から報告書と申請書の作成で追われまくっています。
まとめの書き方は、「~について行った。~分かった。~行うことが重要である」と、このような流れで書けば良いと、再確認しちゃいました(笑)!
昨日は中小企業白書(2016年版)の304ページ「第 2-5-31 図 金融機関の業態別に見た不良債権比率の推移」をみましたが、今日は305ページ「第 2-5-32 図 地域金融機関の不良債権比率の推移(都道府県別)」をみます。
下図から地域別の不良債権比率の推移を確認すると、リーマン・ショックの経験を経ても不良債権比率は低下傾向にあり、地域別の不良債権比率の推移を見ても、地域差はほとんど見受けられないことが分かります。
ここまでを踏まえ白書は、本節では、企業の借入金に着目し、その増減の動向や、要因について分析を行った。
大企業は海外を含む関係会社への投融資を増やす中で、足下では金融機関借入れを伸ばしている。
他方で、中小企業は内部留保の範囲内での投資を行うにとどまっており、金融機関借入れは横ばいの状況が続いていることが分かった。
また、同一規模企業間を比較しても収益力の差があるため、高収益企業の一部は無借金企業となっていく一方で、低収益企業は借入条件の変更を行うなど資金繰りに窮している企業が少なくはないことも確認した。
また、借入金を増加させる企業と減少させる企業の収益力の差を見ることで、金融機関によるリスク許容度合いも確認した。
そこでは、1990年以降緩やかにリスク許容度合が低下していたが、足下では景気拡大期の影響もあいまって、リスク許容度合が高まりつつある様子が見られた。
企業の収益環境が改善する中で、企業の投資ニーズも高まりつつある。
こうした投資意欲に対し、金融機関も企業の成長性を見極めた上で、積極的に資金供給を行うことが重要である、とあります。
論点がずれますが、年末から報告書と申請書の作成で追われまくっています。
まとめの書き方は、「~について行った。~分かった。~行うことが重要である」と、このような流れで書けば良いと、再確認しちゃいました(笑)!