リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

最近見なくなった、サイカブト(タイワンカブト)

2020年04月29日 | 生き物

久しぶりにサイカブト(コガネムシ科、別名タイワンカブトムシ)を見たと思ったら何だか角が短いなぁ。あっ、メスでした。

オスはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/ea059dc6e81dc6b020b6997d60340a05

サイカブトは外来種で、沖縄ではキビやヤシ、パインアップルに付く害虫扱いです。それでも石垣島に来た頃は良く見たのにここ数年見る回数が激減しました。今住んでる所なんか回りがキビ畑だから、良く見てもおかしくない筈なのに。

(画像が小さいから見えないと思うけど、瞳に撮影しているオイラが写っていました)

それくらい農薬が強力になったんでしょうか? ちなみにサトウキビの農薬はもともと物凄く強い薬を使っています。畑の周囲では除草剤も多く使っています。

ツノの後ろの凹みがサイカブトの特徴です。オスのツノはもっと長くなります。
外来種だから減るのは良い事だけど、カブトムシを見るとワクワクするのは仕方ないでしょ(笑)。

#リフトアップ石垣島エコツアー

月曜日は、Goo blog側で「メンテナンスの為、12時までサービス停止」という事で書けませんでした。

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ここから先は「森の世界」

2020年04月25日 | 山が好き!

ココから先は、人間が軽々しく踏み込んではいけない「森の世界」。
これ以上踏み込むにはそれなりのリスクと覚悟が必要です。すべては自分の責任のもと、何かあっても自分で何とかしなくてはいけない。それがイヤならお家へ帰りましょう。

ここ最近、例年より涼しい日が続きます。だけど子供の頃を思い出して見て下さい。こんなもんだったでしょ? 新型コロナの影響で世界中の生産がストップし、温暖化に歯止めがかかっているせいだと思うのはオイラだけではないようです。海や空気が非常にキレイになっていて、野生の生き物たちが喜んでいます。TVでいっていましたが、200km離れた地域からエベレストが見えるらしく、年寄り達が「昔はこうだった」と話していました。皮肉なもんですが、地球のガン細胞と比喩される人間の活動がストップすると、やっぱり地球は元気になるんですね。「う~む」です。

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快晴のアンパル!

2020年04月22日 | 何でも

ここ数日石垣島も天気が悪く、晴れればやらないといけない事が沢山あって、いずれにしても写真を撮りに行けてません。コロナに関係なく動けないのでネタ切れです(笑) と言う訳ですみませんが、いぜん仕事で撮影したのがそろそろ出しても良いだろう、と思い出してきました。撮影は同じ時ですがカットが違うので問題はないでしょう。

良いですねぇ、海水がある時の方が余計な物を隠してくれてもっと良いけど。
この名蔵アンパルの自然もリゾート開発などで非常に危ぶまれる状態です。何時までも永遠に残して行きたい、石垣島の宝物の一つです (^^)/

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フトモモの花

2020年04月20日 | 何でも

川沿いに多く見るフトモモ(フトモモ科)の花が咲いていました。石垣島には台湾から入って来たと言われています。今では野生化しているそうですが、オイラが見かけるのはココだけ。実はビワのような感じで桃とは程遠い。何となく甘味があります。

ブラシ状の花はマメ科のキャリアンドラ(オベニゴンカン、オシロゴウカン)などと良く似ていますが、ゴバンノアシ(サガリバナ科)やサガリバナ(サガリバナ科)とも似ていて、目にする場所もサガリバナが育つような場所が多いです。

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環境DNAもいける?!

2020年04月17日 | 何でも

自然関係の仲間のF先生が「Y先生が環境DNAの取り方を教えてくれる」と言う事でオイラも一緒に教えて貰う事になりました。

その前に「環境DNA」って何?と言う事で説明すると、水や土などその場所に残る動植物(生物由来)のDNAの事です。ウンコとか皮膚の垢、葉っぱの一部とか、ほんのちょっとの欠片とも言えないくらい小さな小さな物(DNA)を採取し調べると「この川にはこんな生き物がいます」と言う事が分かっちゃうんです。時には動物が川を渡った時のほんの少しの汗とか皮膚の剥がれたのとかでも採取出来さえすれば、それがどんな生物だったのかが分かってしまうんです。凄いですね~!

ただその同定調査をするには、その小さな小さなDNAを集めなければいけません。それを大学の研究所などに送り、前もって登録してある生物のDNA配列と一つ一つ照合しどんな生物がいるかを調べると、実物の生物を見た事が無くてもそこにいるって事が分かります。だからもう絶滅していないはずの生物でも(剥製の毛など)そのDNAサンプルさえあり、それが出てくれば、「ここにまだあの生き物がいるかもしれない!」とか「この辺りにマンモスのミイラがあるかも知れない!」と言う大発見にも繋がるわけです。

と言う事で行ったのがウチの近所の白水渓谷。手順はまずはバケツを現地の水で良く洗います(共洗い)。そのあとバケツで水を一回汲むに付きポンプ50mlを2回、水をぴゅーと出します。それを10回繰り返します。ようするにポンピングを20回、1リットル分やらないといけないんです。やってるうちにフィルターが詰まって来てポンプが重くなってくるのは何時もの水質調査と同じ。知ってればオイラ開発のスーパーマシンを持ってきたのに(笑)。

あまりの重さに膝を使ってポンピングするY先生↑

普段の水質調査の時はフィルターで不純物を漉した水が必要なんですが、今回はその不純物が必要なわけです。その不純物の中に生物由来のDNAが混じっていて、画像のフィルター部にドンドン引っかかり溜まって行きます。それを多分アルコールで固定し上下とも栓をし漏れないようにした物をチャック付きバックに入れ、常温で送って良いそうです。

注)
2ヶ所以上で行う時は、毎回ハイターなどでバケツを洗ってから共洗い。
ポンプは毎回新品を使うか、殺菌処理をして使用。

自分の手の皮膚のDNAも混じらないように、グローブ必須!

この状態で送ってあとは大学研究室で同定。Y先生の関係で無料でやってくれると言うか日本中の調査をしているとの事で、石垣島のサンプルも欲しいと言う事もあり、やって頂けるとの事。

F先生がオイラに声をかけてくれたのは、オイラが「八重山陸水研究会」で定期的に水質調査を行っているのを知っているので「その時一緒に環境DNAの採取もすれば一石二鳥だ」と言う事もあり連絡をくれた訳です。う~む、ますます面白くなってきましたね。
「コロナなんかに負けてたまるか!」ですね (^^)/。

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格好良いから好き、米為御嶽(いやなすおん)

2020年04月15日 | 文化・歴史好き!

石垣島にある御嶽の中でもかなり格好良いのでお気に入りの、米為御嶽(いやなすおん)です。石垣市指定・有形民俗文化財にもなっています。雰囲気を重視し現像したので暗めに仕上げました。お寺やお城が格好良いと思うのと同じ感覚だと思うのですが、どうですか? 映画や小説に出てきそうな格好良さでしょ? 
雰囲気とあいまって御嶽の場所は車の多い道路沿いにあり素通りする人も多いと思いますが、オイラがここを通る時はいつも「格好良いなぁ」と(運転中なので)チラ見します。

今回はオイラがとやかく書くよりも御嶽脇に説明看板があるので、その内容を書いておきます。石垣島の他の文化財にも興味がある方は「石垣市の文化財 」で検索すると、地図と説明文が載ったPDFが出て来るのでご覧ください。

米為御嶽は、八重山にはじめて稲作を伝えたとされる兄タルファイ、妹マルファイのうちマルファイの墓とされ、のちの人々が稲作を伝えた神として尊崇し、御嶽として信仰されるようになったといわれる。祭神はマルファイ神である。御嶽とは人々の健康や地域の繁栄などを祈願する聖地のことで、米為御嶽は字登野城の御嶽として信仰されている。また、タルファイの墓も同様に尊崇され、大石垣(う し ゃ ぎ )御嶽(お ん)として字大川の人々に信仰されている。

伝承によれば、タルファイ、マルファイは安南(現在のベトナム)のアレシンという所から稲種子を持って来島し、登野城の小波本原(くばんとぅばる)に家を建て、水田を開いて島民に稲作を指導したとされる。登野城の種子取祭や豊年祭などの農耕儀礼は、この御嶽と兄妹の住居跡とされる小波本(くばんとぅ)御嶽を中心に、現在でも古式豊かに執り行われている。

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久しぶりに水牛

2020年04月13日 | 文化・歴史好き!

新川のそばを通ったら水牛が草刈り中でした。「バリ、バリ」と美味しそうに食べています。体が大きいので川岸の雑草はあっという間に刈り取られ良い感じです。石垣に来た頃はけっこう見たんですがここ数年見かける事がなく、新聞でも「水牛車の跡継ぎがいなく困っている」なんて記事も出ていたくらいです。ですが去年くらいからまたよく見かけるようになって、おそらく「これではいけない」と言う事で増やしているんだと思います。

しばらく走るともう一頭。

こちらの水牛さんはお腹いっぱいよく食べて、気持ちよく寝ているようです。数時間後通りかかったらまた食べていて、かなり広範囲が草刈り済みになっていました。2頭いれば1週間もすれば新川の土手はキレイになるんじゃないかしら(笑)。

テレビで見た方もいると思いますがとうとう本日、石垣島でも新コロナ感染者が出てしまいました。石垣島では感染者用のベットが3床、増やすとしても10床で、人工呼吸器は4台しかないそうです。しかもエクモなんてあるわけない。石垣市長が「今は島に来ないで下さい」と会見した後も減りはしましたが、それでもまだ今日も来ていました。「どうしてやめてくれないんだろう?」

子供も多いですが、おじぃ・おばぁも多い石垣島。マスクやアルコールも当然内地よりも入荷しづらく内地以上に店頭には並びません。「離島医療の怖さ」を島民は良く知っているので「これからどうなるんだろうか」と、みんな怯えています。

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水質調査の秘密兵器

2020年04月10日 | 何でも

オイラは毎年6月の「身近な川の全国一斉水質調査」と言うのをやっていますが、それ以外にも水の先生・A博士と年数回、10ポイントでの定期調査もやっています。6月の水質調査は一般の参加者を募ってやってますが、定期調査は「八重山陸水研究会」のメンバーを中心に、より専門的な調査を行なっています。

調査内容は現場の水を直接計測する「PH」や「溶存酸素」「導電率(電気伝導度)」以外に水を採水してボトルに詰め、A博士と仲の良い大学の研究室にも送り様々の検査もして貰います。

その水を送るさいに6月の調査では原水をそのまま入れ送れば良いんですが、定期調査の時は画像のようにポンプに水を入れフィルターを通し、泥や藻その他ろ過した水をボトルに詰め送っています。↓の画像はA博士がやり方を説明してくれてる画です。

ただ問題は、原水がキレイな場所であればそんなに苦労はしないんですが、不純物が多い場所の水はフィルターがあっという間に詰まってしまい水の通りが悪くなるので、ポンプを押すのに無茶苦茶力が要ります。今までは、ただただ力任せに押すしかなく、10ヶ所終った頃には掌は痛いは、腕は疲れるはで物凄く苦労していました。しかもその係はオイラ!

一番手前が新品のフィルター。上列左、不純物が多い場所ではこんなにも汚れるんです。とにかくこのフィルターがメチャ高いので、出来れば一か所1個のフィルターでやりたいんですが、不純物が多い場所だとかなり力が要ります。フィルターを通した水をボトル2本分取るのにポンプの容量×3回+ちょっと=200cc位必要です。1ヶ所3回で10ヶ所で30回。これだけでもワリと疲れるのが分かると思うんですが、詰まってくると力任せに押してもポタッポタッと1滴づつ出るのがやっと、という感じで固くなります。

そこでオイラが開発したのがご覧のスーパーマシン、「楽々ポンプマスター(仮称)」(笑)。今だけ100名様限定価格!(笑)

ポンプマスターにポンプをセットして、あとは体重を利用して上から押すだけ。これでかなりポンピングが楽になりました。今までは電導度などを計るA博士の作業の方が早く終わっていたんですが、これを導入してからはオイラの方が早く終わる事の方が多くなり、調査時間も短縮。ただそれでも不純物が多い場所だとかなりの力を要し掌が痛くなるし、ポンプ自体が力に耐えられなくなり変形したりします。それくらいフィルターが詰まると、ブルーワーカーなんか目じゃないくらいポンプが固くなるんです。

これをクリアするにはポンプ底部に均等に力が加わるような押し板を開発すれば、掌が痛くならずに済むでしょう。本当は車のジャッキとかを使えばもっと楽に出来るんでしょうけど、そこまで真面目に作る気はありません(笑)。 同じような感じで採水されてる皆さん、何か良い知恵があったらご連絡ください。

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謎の穴だらけ!3

2020年04月08日 | 海が好き!

今回の最初の画像、細かいのの集団が嫌いな人は、イヤな画像です(+_+)。

何だか良く分かりませんね。ブドウがびっしり?タピオカ?

答えは、「イソギンチャク」の集団でした。わざわざこんなに狭い所に、こんなに沢山で、さびしがり屋さんですね(笑)。

ここからは番外編。「フジツボ」なんですが、オイラが今まで見た事がある中でもかなり大きいフジツボでした。イソギンチャクも地域と種類によって食用にしますが、フジツボこそ食べる地方は多いです。何せ甲殻類ですから、美味しいに決まってる。刺身で食べる地域もあるそうです。 ところで石垣島で「カメノテ」を見た事がある方いますか?どうもほんの一部にしかいないと言う事なんですが、どこにいるのか良く分かりません。あと石垣島でも「ヒジキ」が取れる所がある、という伝説みたいな話もあります。

もし知っている方がいたらコメント欄ではなく、メールでコッソリ教えてください!

最後は不思議な光景です。「コシダカアマガイ」などの殻に入った「ヤドカリ」がアチコチでひっくり返っています。なんで?と思ったら、人にビックリしてパッと引っ込んだヤドカリが、ひっくり返ってしまうようなんです。つまりアマガイの貝殻の形状のせいで、引っ込むとヤドカリ君の意に反して「クルンッ」とひっくり返ってしまう、と言う事のようです。ヤドカリ君にしてみたら、困った問題ですねぇ(笑)。

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謎の穴だらけ!2

2020年04月06日 | 海が好き!

通常ならなかなか見る事の出来ない潮間帯の生き物も、大潮の干潮時に行けば大抵の物は観察出来ます。今回はその2回目。ナガウニが開けた?謎の穴にはナガウニ以外どんな生物が見られるでしょうか?

最初はヒザラガイ(クサズリガイ科)。名前は知らなくとも大抵の人は見た事があると思います。8枚の殻に覆われ平たい海のワラジムシみたいですね。ただしワラジムシのような脚は無く貝に近い生き物です。味もアワビに近く美味しいのですが、下処理が大変で中途半端に煮ると固くなってしまいます。数時間茹でて薄皮とか殻を剥いて食べます。殻は基本的に8枚殻ですが、産まれて直ぐは7枚殻でやがて8枚目が出来てきます。たまに9枚のもいます(笑)。磁鉄鉱で固めた歯舌で岩面などを削りながら藻などを食べる為に、この穴をさらに深くする一因の一つと言って良いでしょう。

化石で見つかるこの仲間もほぼ同じなので古くからいる生きた化石の一つですが、あまりにも当たり前にいるのでシーラカンスのような扱いにはなりません(笑)

ハナマルユキ(タカラガイ科)がいました。これも良く知られた生き物ですね。動く時に外套膜を出し殻をほぼ包んでしまうので、こんなにツルツルキレイな状態を保てます。装飾品とか色々利用されますが食用にもなります。以前にも書きましたが、殻の周りを岩などにコンコン、コンコン叩いて割って一周するとパカッと上側取れ、身が取れるんだ、と昔々おじいさんに教わりました。

★食用にする場合、海の生き物は貝に限らず魚でも何でも稀に毒化してたりアレルギーの人がいるので自己責任でお願いします。

次回に続く

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