リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

セイシカ、見つけました。

2019年04月30日 | 山が好き!

時間があったので沢沿いをグングン上って行くと気になる花びらが流れ着いていました。これはもしや?!と思ってそこからはゆっくり上を眺めながら上って行きました。

なかなか良い沢でしょ?流量も多いし夏に遊ぶには持って来いです。この先に滝もあれば最高ですね。

探していた物がありました。セイシカ(ツツジ科)です。この辺りにだけで2本を確認しました。川のそばで条件が良いのか10M近くあったでしょうか。日本では石垣島と西表島にしかない貴重な固有種です。絶滅危惧種にもなっていて、見る事が出来る場所はほんの少しです。石垣島で気軽にみられるのはバンナ公園で、3~4月が花の咲ごろですが、年によっては5月の事もあります。

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街から直ぐ

2019年04月26日 | 何でも

気根(支柱根)を沢山伸ばした立派なガジュマル(クワ科)ですね。このようなガジュマルには心がキレイな人にしか見えない、全身真っ赤なギョロ目の子供の妖精?妖怪?のキジムナーが住んでいると言います。どうです、貴方。この画像の中にそんな子供の姿が見えますか?

今度も見事なアコウ(クワ科)の木です。素晴らしい気根ですね。アコウもガジュマルも「絞め殺しの木の仲間」何て言うおっかないアダナが付けられています。実際は絞め殺していると言うより鳥さん等によって木の上に運ばれたこれらの種子が運よく発芽し成長すると、ご覧のように沢山の根を伸ばすので、土台になってしまった元の木は成長出来なくなってしまいます。結果死んでしまうと言う訳です。間違っても土台の木から栄養を吸い取るような寄生植物ではありません、寄宿しているだけです。

この様な樹を見るには裏の方とか北部とか自然が残されている場所に行かないと無理なんだろうなと思いがちですが、じつはこの二本は市街地の大浜・崎原公園で見られます。こんなの見ると、今の港辺りも昔は砂浜の海岸と、素晴らしい海岸林があったんだろうなぁ、と思ってしまいます。その頃の石垣島の方が絶対に観光客は満足して「また来よう!」と思ってくれるのになぁ。

#リフトアップ石垣島エコツアー #絞め殺しの木 #ガジュマル #アコウ 

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マンガみたいな柄の葉っぱ

2019年04月24日 | 山が好き!

森の中で絵に描いたような、作り物のような、チョコレートで出来たような葉っぱを見つけました。自然界には「えっ!」と思うような物が結構あって、本当に自然に出来たの?作り物?と思う事が良くあります。先日ハイビスカスの花がいっぱい落ちていて「何で花を沢山むしって、こんな所に捨ててるの!」と思って腹が立ったんですが、良く見たら全部造花。「何だよ、むしったんじゃないのか」と思ったんですが、今度は作り物の化学繊維で出来た花を不法投棄してる事に腹が立ちました。

これは本物の自然の葉っぱです。

#石垣島 #エコツアー 

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ピタンガが実を付けるようになりました。

2019年04月22日 | 美味しいもの

熱研(熱帯・島嶼研究拠点)に貰ったピタンガ(フトモモ科)がようやく実を付けるようになり今年は収穫出する事が出来ました。

チョッと酸っぱくて、アセロラに近い感じです。ビタミンやミネラルが多いので女性には最適だそうです。マラリアに効くキニーネの代わりにもなると書いてあるので、石垣島など亜熱帯には持って来いですね。現在の石垣島ではマラリアは撲滅されてますが、観光ブームの現在、またいつ外国からの観光客が持ってくるか分かりません。持ってくればマラリアの媒介者であるハマダラカ自体は今でも普通にいるので、あっという間に広がるでしょう。そんな時の薬に一家に一本、ピタンガの木!

#リフトアップ石垣島エコツアー #ナイトツアー始まり #ホタル 

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オオミドリサルハムシの会食

2019年04月19日 | 生き物

オオミドリサルハムシ(ハムシ科)が集まってお食事中でした。リュウキュウテイカカズラが好きなようで、この時もその葉を食べていました。キョウチクトウ科だから毒がある筈ですが平気なんですね。

葉を食べる虫だから葉虫だそうですが、葉を食べる虫は沢山いるのにね。ハムシの仲間は皆ピカピカ光ってたり模様がオシャレなので一部に熱狂的なマニアがいます。確かにキレイなんですが幼虫は根を食べ、成虫は葉を食べるので害虫扱いされる方が多いでしょう。石垣島には他にもハムシの仲間が沢山いるので葉の上で何やら光ってるなぁ、と思ったら注視して観察して見て下さい。

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嫁が欲しい、キシノウエトカゲ

2019年04月17日 | 生き物

山の中を歩いていると、そこそこ大きな物が複数で走り回っていたので足を止めて集中して見ると、キシノウエトカゲ(トカゲ科、国特別天然記念物、絶滅危惧種)がメスを追い掛け回していました。ちょうど3月の恋の季節。気温がグングン上がった日だったので変温動物の彼らも活性化し、嫁探しに夢中だったんでしょう。

この時はメスが2匹、オスが2匹いたようで、それぞれ3~40Cmくらい。日本のトカゲの中で最大種です。オイラがいると始めはなかなか出て来なかったんですが、座ってジッとしているとオイラが危険な存在じゃ無いと分かった様で目の前1.5m程まで近付いて来たというか、オイラを気にせずメスを追いかけ始めました(笑)。1時間ほど観察していると、あまり前脚を使わずに歩いてるように見えます。前脚が後脚に比べて小さい。食べ物はほぼ何でも食べます。昆虫でもカニとかでも他の爬虫類でも。

話は変わりますが、近年キシノウエトカゲやセマルハコガメが密猟され日本だけでなく中国やアメリカ、香港などのマーケットで多数販売されています。台湾の規制が厳しくなり、捕まっても刑罰が軽い日本・八重山がターゲットになっているようです。先日もTVでやっていましたね。両方とも「国天然記念物」に指定されているので、取るどころか移動させるだけで違法です!

先日も保護地区で昆虫採集をしたと言う人を注意したんですが、「取って何が悪い、いくらでもいるだろ!。(標本にするのに)殺して何が悪い、お宅だって牛や豚を殺した肉を食べてるだろ!」と言って来ました。70才(自分で言ってた)を過ぎたいい歳の老人が子供のような事を言って来たのにはビックリ。その仲間内には島の人間が二人混じっていました。

「キシノウエトカゲ」と検索するだけで、密猟、販売、逮捕、などのワードが出て来ます。残念な事です。

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ゴリラ岩、見っけ。

2019年04月15日 | 何でも

海岸をウロウロしていたら、ゴリラの横顔と様に見える岩を発見しました。しかも顔の部分と頭の部分の岩肌の質感が違っていて、顔は皮膚が頭部には毛が生えている様に見えます。

どうでしょう、皆さんも見えますか?オイラだけ?

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水中アオウミガメ

2019年04月13日 | ウミガメ

以前素潜りしてる時に撮影した、アオウミガメ(ウミガメ科、絶滅危惧種)の画像が出て来たので紹介しましょう。早ければ4月くらいに産卵に来るママガメですが、遠くから泳いで来て石垣に着いたら直ぐに産むという訳ではありません。しばらく島の周りのリーフあたりで旅の疲れを癒したり、条件が整うのを待っています。沖から砂浜を眺め産卵に適した場所かもチェックし、いよいよ砂浜に上陸してからも気に入らないと帰ってしまい、また上陸を繰り返す、と言う事もあります。

オイラが出くわしたのはその上陸前のだったんだろうと思います。石垣島近海で出会うウミガメは人を見ると逃げて行きます。それは石垣島がウミガメを食べる習慣があったからでしょう。これが慶良間の方に行くとウミガメは逃げないのでかなり近くで写真を撮らせて貰えます(羨ましい)。ウミガメさん達にしてみると人間が敵だ!と言う感じじゃなく、この島で人間に会うと逃げなきゃ!、この島では大丈夫、と言う記憶がDNAに刻まれているんでしょう。

オイラが石垣に来た頃はまだウミガメ漁の「おじぃ」がいて、海亀料理の店も一軒だけですがありました。店の裏の駐車場には取っ来たウミガメがひっくり返して置いてあり、近所の人はかなり臭かったそうです。お腹の糞を全部出させる為にそうしてたんですが、食文化と言うのは分かっていますが何とも切ない光景ですね。ですがウミガメが来る地域では何所もウミガメ(卵も)を食べいたのも事実です。ウミガメ漁のおじぃが引退すると後継ぎも無く取る人がいなくなったせいか、海亀料理のお店も何時の間にか無くなっていました。

ちなみに、石垣島でウミガメの産卵を見るツアーを以前やっていた?人がいたようですが、今でもいるんでしょうか? T師匠が会長で石垣島ウミガメ研究会」と言うのがあり、数十年前から調査・保護を続けて来ましたが、基本的に「ウミガメを金儲けに使うのは止めよう」と言うのが石垣島でのウミガメに対するスタンダードです。

#素潜り #ウミガメ #亀捕りおじぃ 

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こっちが、ヒゲナガキンギンソウ

2019年04月10日 | 山が好き!

ワシワシさんからご指摘頂き、以前紹介したヒゲナガキンギンソウはキンギンソウだと言う事が分かりました。と言うかオイラが全く画像をはき違えて載せていた事に気付きました。今回紹介するのが本当のヒゲナガキンギンソウ(ラン科)です(本当?)。

図鑑などの説明通り花びらが赤く、形も同じ。しかも山仲間に「これがヒゲナガキンギンソウだよ」と教えて貰ったのに違う画像を使っていました。思い込みって怖いですね。ですがワシワシさんのお蔭で比較的直ぐに訂正が出来て良かった。ワシワシさん、ありがとうございます! また間違っていたらご指摘ください。

オイラのブログは、読者参加型なのでこれからも「違うよっ」て方や意見がある方は、どしどしコメント下さい! ただ「これの場所は何所か教えてっ」て言うのは毎回お断りしています。ご了承下さい。

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石垣島・海岸の戦争遺跡

2019年04月08日 | 文化・歴史好き!

石垣島の琉球石灰岩が発達した場所には、戦時中の掘られた(利用された)壕があちこちに残っています。それは林の中とか誰も来ないような場所だけでなく、民家が直ぐそばにある市街地の浜にもです。

特に銃眼跡は数多く残り、海に向けて掘られたり自然洞窟を利用したこれらは、中に人が入り上陸してくる敵を迎え撃つというお粗末な物でした。特に今回紹介する壕は人一人が這いつくばってやっと通れる穴だけで、上から(他から)の入口が無いので、戦時中の記録映像等で見た事があると思いますが、手榴弾や火炎放射器で攻められたら逃げ道は無く終わりです。

壕内はそれなりに広く刳り抜かれていますが、こんな中で「何時敵が攻めてくるかもわからない、攻め込まれたら逃げ場が無い」と言う状況で一日中いたら気が狂いそうです。

石垣島に来たら是非、自然などだけでなくこう言う物も見て帰って欲しいと思います。

#戦争遺跡 #銃眼 #豪

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