リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

限定品・石垣島の自然水、数に限りがあります!

2021年09月29日 | 石垣島の問題

石垣島は沖縄県の中でも米作りが豊富で、全国的にも日本で一番早い田植として全国ニュースでも流れますよね。それはやはり山があり水が豊富で、適度な田舎なので田んぼが多く残っているからです。

ただ水が豊富といっても島ですから、雨が降った分しか使えません、ありません。オイラが石垣島に住むようになってからも何度も節水・断水がありました。最初石垣島に来た時、家やアパートの上にでっかい水タンクがあるのを見て何でだろうと?と思いました。

普通、マンションとかには屋上に水のタンクがあるのは内地でも珍しくありませんが、一般の家の屋根の上にでっかい水タンクがあるのはオイラにとって珍しい光景でした。「やはり島だから水に困るんだなぁ、雨水を貯めてるんだろう」と思いました。でもちがいました。次に思ったのは、「島の水道水はは硬水だから、屋根の上に溜めておくと少し硬度が抜けるのかな?」でした、違いました。
答えは断水や節水が良くあるから、その為に少しでも自分家用に溜めておく為です。当時は心配になり「水不足ってそんなに良くおこるの?」と地元の人に何度も聞いたのを覚えています。

実は今年の石垣島も節水状態で、何となくピリッとした感じでした。コロナ過でなければヤバかったかも知れません。その前にも大型ホテル建設のせいで近隣の水道の出が悪くなったり、確実に石垣島の水は限界に来ています。

あまり知識がない人は、水なんていくらでもある、どんどんダムを作れば良い、と気軽に言います。確かに飲み水の事だけを考えればそれで良いかも知れませんが、そしたら自然の水はどうなるでしょう? 樹々は枯れ、川も枯れ、水も食べ物も無いので生き物は激減! 
地下水も無くなるから内地では地盤沈下が昔は良く騒がれましたが、何所に行っても海が見えるくらい近い石垣島では地下塩水が上がって来て塩害、畑なども被害が出ます。当然田んぼも維持出来なくなるので、「沖縄の米所・石垣島!」も終わりです。
海に流れていたはずの川や地下水も減るから島の近海は自然が激変するでしょう。海水の塩分濃度がほんのチョッと濃くなるだけで物凄い変化がおこり、島の周りでは殆ど生き物がいなくなり、サンゴを守るとか一生懸命言ってるけど、ますますサンゴの無い海になるでしょう。

どういう訳か今の石垣市は開発が大好きで、今度は巨大なゴルフ場付きリゾートホテルを建てる、それも水源の1つである山の中腹にです。
それでなくても飲料水の2~3割の水源地である場所に島民の反対を押し切り、自衛隊基地の建設が進んでいます。この島の水はどうなっちゃんでしょう?

今までは他の島に水をあげてたくらい水があったんですが、これからは水の取り合いになるんじゃないか? 内地ではあちこちの水源地が中国資本に買われて大変な事になっていますが、水の取り合いになるのはもう少し先だと思います。が、石垣島の場合はまさにこれからです。

でも観光地として魅力が無くなった石垣島に誰も来ないどころか、島の人が常に水不足に悩まされ、人口も減って、そこをまたラッキー!って感じでますます自衛隊基地が増え、観光の島から今度は要塞の島になるんでしょうか。そしたらオイラは内地に帰るけど、地元の、島の人はどうなるの?

いやぁ~、珍しく真面目に書いてしまいました。でもこれが今の石垣島の現実です。
石垣市が企業と一緒になって、あまりにも滅茶苦茶やるので我慢できなくなりました。
ヤエヤマホタルや石垣島天文台で有名な前勢岳に、ゴルフ場やリゾートホテルを作るなんて許せません!

反対署名サイト↓
https://chng.it/96wGkyhG 

オイラも署名しました。
皆さんも読んでみて賛同できるようでしたら署名、拡散お願いします。島内では手書きの署名も行っています。寄付してって出るけど、それは「Wikipedia」みたいに無料サイトの運営資金になるようですから、しなくても大丈夫です。サギじゃないです(笑)。

#石垣島がヤバい!

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雲が

2021年09月22日 | 空が好き!

今日は石垣島の一部にだけずっと何と言えない雲が出ていて、そこの下だけ雨。上手く除けながらカブC70で移動していたんですが、夕方そろそろ帰路に立つころ高台から見るとまだまだ雲が。良く見ると所々、雨が降っているのが分かります。

ですがそれより前に気付いたのがこれ⇓。撮影するのに戸惑って崩れてしまったんですが、オイラが見た時はもっとキレイな三角錐で尖った部分がもっと下まで垂れていて、竜巻の始まりか?!、と思い観察していました。この三角錐が大小3つくらいあって、特にこの真ん中のがデカかったです。

あと30秒くらい早ければ説得力あったんですが、これじゃぁ分かんないですよね(笑)。
竜巻の出来始めかどうか分からないけど、ならなくて良かった~。

#リフトアップ石垣島エコツアー #竜巻?

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サガリバナ、今なら親子で(笑)。

2021年09月20日 | 何でも

もう9月も終わりに近づき、夜になると涼しい空気を感じます。今年の夏は昆虫も鳥も少なかったっと皆言うけど、ここ数年はそんな年が続いています。おそらく気候変動で自然の循環が狂い、それぞれの地域で今までの常識がおかしくなっているんでしょう。

出だしとタイトルが全然違いますがサガリバナ(サガリバナ科)の花、まだ見られます。これは気候変動関係なく以前からで、一年中とは言いませんがピークは過ぎても一生懸命探せば、どこかしらで見る事が出来ます。そこは八重山(笑)。

花の数は少ないですが、キレイでしょ。でもオイラが見て頂きたいのはそれだけじゃない。良く見るとハラビロカマキリの若者が、サガリバナの甘い匂いに釣られ寄って来た蛾を狙っているんです。蛾の存在がこの画像だと分かり辛いんですが一番下から2段目の左の花の中に。

サガリバナは種類によって食べられるのもありますが、普段見ているのは毒がある方かも知れないので食べるとエグイです。

早目に咲いた物はもう果実になり地に落ち、実生が育っています。残念ながら山道の途中なのでこの子は育たないと思いますが、他の落ちていたまだ芽が出てない物は出来る限り沢の方に投げておきました。なんで山の中にあるのかって? 数千年前はこの辺りも海の側だったからです。

#リフトアップ石垣島エコツアー #サガリバナ 

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やっぱり咲きました!

2021年09月19日 | 何でも

オカワカメ(標準和名 アカザカズラ、ツルムラサキ科)の花、やっぱりあの後、咲きました!

実物は1センチもないような花が可愛く連なっています。しかも割と良い匂い!
このあと種が出来るのか楽しみです。それより早く地植えしてあげないとね。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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リュウキュウアカショウビン、ヤモリいただきま~す。

2021年09月15日 | 生き物

昔の画像を調べていたら、リュウキュウアカショウビン(カワセミ科)の良いのが出て来ました。

チョッと暗いですが、ヤモリをいただいています。ヤモリがまだ生きてこっちを見ているような気がするのが肝ですね(>_<)。

これを書きながらビールを飲んでいたら最後のひとくち、口のからチャバネが! 
さっき飛んでた奴か!

#リフトアップ石垣島エコツアー #アカショウビン

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おかわかめ

2021年09月08日 | 何でも

知り合いから貰ったオカワカメ(標準和名 アカザカズラ、ツルムラサキ科)。ツルムラサキの仲間で食べられます。台風とかで一回ツルが全滅したんですが、イモが残っていたのでまた出て来てくれました。さらに今日見たら蕾がいっぱい!

別名、雲南百薬と言われ体に非常に良い食べ物です。オカヒジキのように石垣島では海岸林で良く見かけるような気がします。ミネラル豊富でカルシウム、亜鉛、マグネシウム、銅、葉酸やビタミンAなども多く含んでいます。ツルも葉もイモもムカゴも全て食べられます。茹でてネバネバ系で、それだけで体に良さそう。科を見て分かるようにツルムラサキの仲間だけど、こちらの方が癖がありません。

じ~と観察してたら一つ花が。

この花がこれから蕾の数だけ咲くのかと思うと楽しみです!

#リフトアップ石垣島エコツアー #ツルムラサキ #オカワカメ 

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石垣島でまたも遭難事故、市はやっと注意喚起の看板。

2021年09月04日 | 石垣島の問題

8月29日、石垣島でまたも遭難事故が起きてしまった。今回は「ぶざま岳」だが、ここだけで今年に入って3件もの遭難事故が起きている(今回遭難したのは島在中者)。

警察も消防も以前から石垣市に対し注意喚起の看板設置等を提案していたが、なかなか同意が得られず、9月1日あらたな遭難事故が起こる事によって、ようやく今回の設置に至った。地元紙・八重山毎日新聞によると、石垣市農政経済課は「市は登山を想定していない。登山道も整備されておらず、遭難防止や人命保護の観点から入林する事は控えてほしい、と呼び掛けている」とあるが、観光文化課が発行「島人ぬ宝さがしマップ」には「古道・桴海越路を登る事1時間、川平湾絶景テラス、目の前に開ける至極の川平湾。絶景パノラマを満喫できる」と紹介されている。これは農政経済課の「入林する事は控えて欲しい」と言うのと全く相反する内容である。それを事故が起こってから行くなと言うのは余りにも無責任ではないだろうか。

ぶざま岳も山の専門サイトなどでは以前から紹介されてはいたが、野底岳(マーペ)や屋良部岳ほどSNSで紹介されたりするような場所では無かった。地元の人間でもこの場所を知るのは普段から山に入っている人や猟友会(20年ぐらい前はハング・グライダー関係者)など、一部の人だけではなかっただろうか。登山の専門サイトではもちろん長袖・長ズボンなど、ちゃんとした登山の格好をした人が画像で紹介されている。「島人ぬ宝さがしマップ」には難易度5つ星「登山道に目印が無いためフィールドツアーなどに参加するのがおすすめです」とは書いてはあるものの、先ほども書いたように道がある事や所要時間も書かれており、それを助長するようにSNSでも簡単に行けると紹介されている。「大丈夫だろう、行って見よう」と思うのは当然である。観光文化課も当然さらなる観光客誘致、広める為に掲載したのだろうから。

石垣市によって山への進入路に付けられた注意喚起の看板。撮影の後、周辺の方何人かに話を聞いて見る事にした。

「数年前から来る人が増え、ゴミが増えた。出入り口の前に車を停められ、自分の車を出す時に困る事があった。最近来るのはサンダルとか軽装で来て、服装を見るとちゃんとした登山の人と違うから直ぐわかる」「最初警察の大きい車が2台と消防の人が来て、何があったのかと驚いた。理由を聞いてからは、またかと思った」
(この時も進入路付近に飴の袋が幾つか落ちていたのを私は確認している)

ここから、今回の遭難事故とは違う話でだんだん話はそれていく、
「大きい網を持って虫取りに来ているのがいるさ。あれは捕まえられないの?」
「勝手に畑に入って来て、挨拶もしない」
「屋良部崎の海に何か造ろうとしてるさ、あれはダメだ、魚が減る。漁協は賛成したろ、何でかね?」

「ゴルフ場なんかあんな所に作ったらダメさ、あそこは一等の農地で、あんなの作ったら自然も畑も海も皆ダメになるさ。水を守らんといかん」

「裏の海が良く見える所にナイチャーが家を建ててるだろ、みんな数年でいなくなるさ、あんな所に住んでも北風が来て住みづらいだろ、山の陰に棲まんと」

かなり話がそれたが思わぬところで島人ならではのもっともな意見を多々聞く事が出来た。もともと島の人達は迷惑をかけられてもあまり表には出さない事が多いが、本音で話しを聞いていると、

「何が良くて何がいけない事なのか、ちゃんと分かっている」

そして観光客の為ではなく、子や孫の為に、今流行りの言葉で言えば「持続する~」の石垣島をそろそろ本気で考えなければいけない時が来ているのだ。

#石垣島 #遭難 #ぶざま岳

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現在のイネ、9週目、平均9.5葉、分結20です。

2021年09月01日 | 何でも

伝統農法・無農薬の田んぼの現在の報告です。苗を植えてから9週目に入った今、葉の数は平均9.5葉、分結(茎の数)は平均20です。だいたい13葉になると穂が出て来ます。天候が順調であれば1週間で1葉出るので、あと4週間ほどで稲穂が見られるはず。 稲穂が出るとイノシシも食べに来るので、柵を作らないといけないかも知れません。既に何回かイノシシは目撃されています。分結は種類にもよりますが、22~24本くらいになると取り合えずOKです。

これくらい成長してくると無農薬だし色々と害虫が出て来ます。ただ内地の害虫とは違うようで、石垣ならではの害虫を見る事が出来ます。ただそんな田んぼにはツバメなど色んな鳥がやって来て結構食べてくれるので、意外と大丈夫です。

コノマチョウの仲間らしき幼虫がいました。他にハマキガの仲間の幼虫がいたり色々です。

最近はヤゴの抜け殻を沢山見ます。トンボは水上だけでなく、ヤゴの頃は物凄い数の水生害虫を食べてくれるので大歓迎です! 夜に来れば羽化シーンも見られるでしょう。

害虫や病気を減らすには湿度も大事です。田んぼの横の雑草を刈って湿度をこもらせず、空気の流れを良くするのも大切な作業の1つです。

メスの水牛の「若葉」はもう出番は無いんですが、今も田んぼの傍にいます。自分でヌタ場を作るのは良いんですが、皮膚を守ったり防虫する為そこに自分の糞尿を混ぜゴロンして体中に塗りたくるので、近付くと物凄く臭いです(>_<)。本人はこれが落ち着くんでしょうが。

それでもまだ虫に刺されるのか、木を使って体のアチコチを掻いています。特に耳の後ろが痒いようで、こうやって良く掻いてる姿を見かけます。今度来る時はお土産に塩を持って行こうと思います。ミネラル補給してあげないとね。

#リフトアップ石垣島エコツアー #伝統農法・無農薬 #水牛

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