リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

世界湿地の日セミナー開催!

2022年01月29日 | 石垣島の問題
世界湿地の日 
アンパルの自然を守る会主催・日本野鳥の会&WWF共催セミナー
日本最南端のラムサール条約湿地・名蔵アンパルと名蔵湾の生物多様性
~石垣リゾート&コミュニティ計画の環境課題と提言~
 開催概要
 主催:アンパルの自然を守る会
 共催:日本野鳥の会、WWFジャパン
 協力:石垣島エコツーリズム協会、いのちと暮らしを守るオバーたちの会、カンムリワシ・リサーチ、日本魚類学会、日本自然保護協会、日本湿地ネットワーク(JAWAN )、八重山ネイチャーエージェンシー、ラムサール・ネットワーク日本、我がーやいまの自然環境を考える会
 形式:オンライン(zoomセミナー形式、東京(WWFジャパン事務局)から配信)
 開催日時:2022年2月1日(火)10:00~12:00
 参加方法:事前登録制(無料)※追って登録URLをご案内
 問い合わせ先:
WWFジャパン 森林・野生生物室 野生生物グループ 小田倫子
             電話03-3769-1716 eメール oda@wwf.or.jp
日本野鳥の会 自然保護室 葉山政治 電話03-5436-2633 eメールhayama@wbsj.org
 対象
八重山、沖縄県政、環境省記者クラブ所属メディア・報道機関
※後日一般向け公開予定
 プログラム:
10:00-10:05 緒言 開催趣旨 主催各団体
10:05-10:25 名蔵アンパルの自然とそれを支える水系 名蔵アンパルの豊かな生物多様性と価値、
地下水を含む水系の重要性と利用上の課題 アンパルの自然を守る会・島村会長
10:25-10:40 天然記念物カンムリワシの生態と保全 特別天然記念物カンムリワシの生態や石垣島の生息地の状況・リゾート計画がカンムリワシの生息に与える影響 カンムリワシ・リサーチ
(調整中)
10:40-10:55 日本最南端のラムサール条約湿地である名蔵アンパル 日本最南端のラムサール条約湿地としての名蔵アンパルの国際的価値と保全の重要性 日本野鳥の会・葉山常務理事
10:55-11:15 名蔵アンパル周辺の魚類群集とその保全 名蔵アンパル周辺に生息する希少淡水魚類の保全に向けた日本魚類学会からの要望 日本魚類学会・瀬能会長
11:15-11:30 名蔵湾の自然
名蔵湾のユニークな生態系とその価値 九州大学・浅海底フロンティア研究センター・菅センター長
11:30-11:45
(仮) 「経済効果」と自然環境の価値評価の重要性(仮題) 環境価値評価の重要性と開発計画の経済効果を評価する上での注意点(仮) (調整中)
11:45-12:00 名蔵アンパルをまもるために11団体からの要請~石垣島で求められるSDGsアクションとは 沖縄県・石垣市・関連省庁宛て要請のポイント~地域未来等促進法の適用や農地利用、SDGs目標達成の観点から WWFジャパン野生生物グループ・小田フィールドプロジェクトリーダー
12:00~ 質疑応答
クロージング
主催・共催団体ご紹介
主催:アンパルの自然を守る会 https://www.facebook.com/anparu.org/
 石垣島が世界に誇る亜熱帯マングローブ湿地「名蔵アンパル」の自然を守る会。
 名蔵アンパルはアンパルヌミダガーマユンタに代表される民謡にも歌われ、はるか昔から石垣島の人々に親しまれてきました。2005年には水鳥の渡りの重要な中継地・越冬地、特殊鳥類の生息地としてラムサール条約の指定湿地に登録され、2007年には西表石垣国立公園にも編入され、名実ともに世界に誇る亜熱帯マングローブ湿地となりました。
 しかしアンパル及び名蔵湾を取り巻く現状は、赤土汚染、農薬や汚水排水の流入、ゴミの投棄、さらには周辺の大規模開発計画など、このままではラムサール条約指定地からはずされてしまいかねない憂慮すべき状況になっています。そこで、島のかけがえのない財産である「アンパルの自然」をみんなで守っていこうと発足しました。
共催:日本野鳥の会 https://www.wbsj.org/
 公益財団法人日本野鳥の会は、「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然の素晴らしさを伝えながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現をめざし、活動を続けている自然保護団体です。全国の連携団体(支部)や会員、支援者と連携・協力しながら、日本各地の問題に取り組んでいます。
共催:WWFジャパン http://www.wwf.or.jp/
 WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年に設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止などの活動を行なっています。
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石垣島の環境破壊問題がWWFのサイトで取り上げられました!

2022年01月27日 | 石垣島の問題

今、石垣島では開発による沢山の自然破壊が問題視されているんですが、その中で特に問題視されている、「前勢岳・ゴルフ場付リゾート開発」の問題をパンダのマークで有名な世界的自然保護団体・WWFのサイトで取り上げてくれました! これには沖縄県内の自然保護団体だけでなく、日本野鳥の会や日本魚類学会、日本自然保護協会など、国内の名だたる団体が賛同してくれています。先日は沖縄県副知事が現場を視察にいらしてくれました。

日本最南端のラムサール条約湿地「名蔵アンパル」をまもろう

沖縄県・八重山諸島の石垣島には、日本最南端のラムサール条約湿地があります。名蔵湾に面した「名蔵アンパル」です。ここには豊かなマングローブ林が...

WWFジャパン

 

前勢岳はヤエヤマホタルで有名な山で市街地から一番近く、島人にとっては馴染み深い里山です。またここが開発されると言う事はホタルは勿論、前勢岳水系に棲む絶滅危惧種のキバラヨシノボリやタウナギなどの淡水生物、サンゴや海洋生物の産卵、稚魚たちの生息場所になっている名蔵湾、そして石垣島最大のマングローブ湿地・名蔵アンパルなどにも影響が出るのです。オイラ達はそれを黙って見過ごすわけには行かないのです!

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ヤエヤマアオガエルのオタマ誕生!

2022年01月22日 | 生き物

気持ち悪く見えるかも知れませんが、ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)の泡々卵塊の中でオタマジャクシが無事、孵っていました。この後雨が降るか水溜りの中にあったので、しばらくして泡々が薄まって(解けて?)オタマ達は水溜りの中に移動するでしょう。

自然界ではこうやってオタマになり誕生出来るのも運が良い方です。現実は産卵してるそばからバエやアブ等が寄って来て卵産んで行ったり、陸からはアリや水の中ではサワガニなどが寄って来て食べられます。それ以前に雨が降らずに水溜りが乾き切って死んでしまう物も多いでしょう。

こちらを見て下さい、これは本当にキモイ! これは卵塊の中に産んで行ったハエやアブ等の幼虫(ウジ)が孵り、アオガエルの卵を全部食い尽くし成長している状況です。これが自然界の厳しい現実なのです。それにしても、ウジ虫達にはちゃんと眼が二つあって、みんなこちら(外)を見ているのがまた、キモ差倍増ですね!

#リフトアップ石垣島エコツアー #ヤエヤマアオガエル

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石垣島、夜の山中・冬の観察会3

2022年01月13日 | 生き物

今回でシリーズ最終回です。

クロヨシノボリ(ハゼ科)です。目は開いてますが寝てます。水面ギリギリ、凄く近付いても逃げません。随分青くなってますが、シマ?クロ?なのかな? 岩場だからクロ? 産卵時の卵を撮りたいですね、石の下に産むから発見するの難しいだろうな。

何サワガニか分かり辛いです。オキナワウラジロガシのドングリを大事そうに抱えていました。まさかドングリ食べるの?

サキシママダラ(ナミヘビ科)を撮影してたんですが、時間がかかり過ぎて黒目が鋭い怖い目になってしまいました。本当は夜だから真ん丸黒目の可愛い顔なんですが。この日は赤ライトを忘れてしまいました。

ズングリウマ(カマドウマ科)です。バッタ見たいな形をしているとみんな葉っぱを食べるのかと思う人が多いようですが、意外と肉食だったり雑食です。カマドウマの仲間は夜行性なので夜や洞窟なんかの方が出会えるでしょう。

サキシマキノボリトカゲ(アガマ科)が寝ていました。夜の野に行くと寝ている生き物に良く出会います。中には「こんな格好で寝てるの?」と言ったのもいます(笑)。

このシリーズは今回で終わりですが、夜に撮影した物は今後もドシドシ載せて行こうと思います。

#夜行性 #夜間撮影 #リフトアップ石垣島エコツアー

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石垣島、夜の山中・冬の観察会2

2022年01月05日 | 山が好き!

お正月、あっという間に終わってしまい、代わってやって来たのは沖縄県コロナ第6派到来!
は忘れて観察会と、その下見の時に見たモノを載せます。

 

アイフィンガーガエル(アオガエル科)です。アイフィンガーはほぼ一生樹上で過ごすと言われていますが、実はこの時見つけたのは地面です(笑)。地面にいたこの子を踏んづけちゃいけないと思って枝の上に載せました。樹上や水の溜まったウロのそば(中)で美しく鳴き、お嫁さんを誘います。ウロの中の水際に卵を産み、時々帰って来て孵ったオタマに無精卵の卵を与えるという、子育てするカエルとして有名です。

サツマゴキブリ、と言いたいところですが違います。おそらく日本最大種のヤエヤママダラゴキブリ(マダラゴキブリ科)の幼虫です。オイラは今まで水陸両用はサツマゴキブリだと思っていたら大間違いで、ヤエヤママダラゴキブリの幼虫こそが水陸両用だったのです。この時もオイラは水の中に完全に潜っている状態で見つけ、水中での状態を撮りたかったのですが、水中でも凄い速さで歩き回り?、カメラで狙っているうちに水上に出て来てしまいました、残念。卵胎生で赤ちゃんを産むゴキブリです。

ミネイサワガニかな?と思いますが、ミミズを捕らえていました。驚かすとせっかくの獲物を放して逃げてしまうので、そっと近づき撮影しました。これだけの獲物、ずっと観察していたらおそらく他の生き物が奪いに出て来たはずなんですが、オイラの根気が足りず撮影後先に進みました。

続く

#リフトアップ石垣島エコツアー 

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2022 明けましておめでとうございます!

2022年01月01日 | 生き物

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
石垣島に移住し、もう直ぐ21年。
20年以上お世話になっている石垣島。
100年後の子供達にもこの島の自然を残す為、
今年も頑張ります!

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