錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

終わりは新たな始まり

2024年04月02日 | 昆虫・植物
昨年の11月に南の端の石垣島が連れ帰ったルリモンシャノメの母ョウを用いて累代飼育をやってましたが、何時しか時は過ぎ暦は新たな年が明けました。
で、その時に得たF2の個体群は奇特な方々へと強制送付を行い、手持ちの数を減らしたのですが…
最後まで残ったオスの2蛹とメスの1蛹の内、1オスが羽化してきました。


そう、この3個の蛹から羽化するであろう2オスと1メスの3匹を使って新たな累代を始めます。
いやぁ…
昔より “ 終わりは新たな始まり ” なんて云いますが、飼育が終わると同時に新たな飼育の始まりですね。
そして、それと同時に…


先日に捕獲してきたクロコノマチョウも同様でホストであるジュズダマが育つまでは爺さん特製の蜜を吸って静養中。
今年はルリモンシャノメの累代からスタートし次はクロコノマにトライ。
さてさて今後は、どんな生き物との出会いがあるのだろう?

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箱(菓子折り)の下から…

2024年04月02日 | 昆虫・植物

こんちわー✋
孫の相手で身も心もガタガタの爺ちゃんです。
そして福岡管区気象台は4月2日の今日、県内の桜(ソメイヨシノ)が満開を迎えたと発表しました。
そんな桜咲く季節に😸ニャンコ便で一つの箱が届いた。
何かネット注文したっけ?
と、品名を確認すると、そこに記された内容はキムチ。
キムチ?
でも本当にキムチだったら生ものだから、急いで冷蔵庫に入れないとヤバい!


そこで箱を開けると…
その箱には間違いなくキムチが収められていた。
が!
キムチの上にキバナツノゴマの種鞘。
しかも、その種鞘は細くて小さく明らかに華奢。
あ゛!
そう言えば赤紫色の花が咲くツノゴマを育ててみますか?と聞かれてたのを思い出した。
と、言うことは……
これが、そのプロボスキデア・フラグランス(Proboscidea fragrans)ってやつですか?
いやぁ…
何時もありがとうございますぅ。
しかーし!
話は、これでだけでは終わらなかった。


そのキムチの下に薄い箱が仕込まれていたんだなぁ。
これって、もしや…
時代劇のシーンで良くある 『お主も中々の悪よのぉ』のセリフに続き
『いえいえ、お代官様ほどでは……』 なーんて言うワイロってやつ。
でもぉ、この箱の中に本物の山吹色に光るアレが入っていたら立場が逆ですよー!
で、その箱を恐る恐る開けてみると…
はい〰〰っ!
あのグライダーの原型になったとも言われるアルソミトラ・マクロカーパ(Alsomitra macrocarpa)の空飛ぶ種子じゃないですかぁ。
ただ、プロボスキデアは発芽させてみますが、このアルソミトラは発芽には使いません。
だって…
例のモダマもそうですが大きなツル性植物は、この爺ちゃんの手には負えませんからね。

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