錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ミカドアゲハとオガタマノキ

2024年04月27日 | 昆虫・植物

👆こちらはオガタマノキの若葉
名の由来は枝葉を神前に供えて神霊を迎える招霊(おきたま)が訛ってオガタマと呼ばれる… とか。
そんなモクレン科のオガタマノキですが、この枝葉を供える場はない!
と、言うか…
あるわけがない。
では何故に?
それは神霊を迎えるためではなくミカドアゲハを迎えるために用意しいてるんだなぁ。
だから、もう一つの食樹であるタイザンボクもセットでね。


で、そんなミカドアゲハがナミアゲハと共に飛ぶ姿を昨日の日中にチラ見した。
時期からして恐らくオスだと思うけど…
ただ既に食樹の御膳立ては整っているので産卵は何時でもどうぞー!

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広い空へと飛んでいけーー・・・ そして

2024年04月25日 | 昆虫・植物
役目を終えたソコラのナガサキアゲハ。
2時間と10分も頑張ってくれました。
いやぁ…
この爺ちゃんには絶対にマネができません!


その結果が👆これ。
分かりますぅ?
交尾後に他のオスと関係をもてないようにゲル状のセメントでフタがされている。
だから野外の個体を交尾に使用すると精子嚢やセメントを失い大半のオスはお腹が細くなるんたなぁ…


そうなると次の交尾には使えない。
いや、使えるかもしれないけれど産卵された卵の全て受精しているとは限らない。
そんな理由から交尾に使用したオスは、爺さん手作りの特製ドリンクをお腹いっぱいに吸わせ放してあげるとに…


で、その後は広い空へと飛んでいけーー
そして我が身に残った命を全うしてくださ~い。


で、このオスと同時にゲットしたソコラナガサキのメスはというと…
晩白柚の若葉にペタペタと卵を産みつけると同時に吹き流しのネットにも産卵しています。
いやぁ…
分かってはいたけど相も変わらず産み癖が悪いのね。
そして、このメスも後10卵ほど産卵してくれたら、オスと同様に広い空へと放してあげる予定
ただ、それは随分と先の話ではなく明日のお昼を過ぎた頃かな?

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灯台下暗し

2024年04月25日 | 昆虫・植物
昨日、『何処ぞにナガサキの婿殿が飛んでおらぬかぁ〰〰‼』と騒いでいた爺さん。
今日は朝から良く晴れたこともあって、ナガサキアゲハの婿探しに出かける……
つもりだった。
そして車に乗り込もうとした、その時!
我が家の庭木を縫うように黒いヤツが飛んでいた。
そう、そこで舞うものは紛うことなく尻尾のない黒いナガサキアゲハ。


まさか我が家の庭で飛んでいようとは…
正に灯台下暗しってやつですよ。
そしてポケモンじゃないけど2オス1メスの3頭をGETだぜ!
で、ここからは交尾意欲を失う前にと早々のペアリングすると直ぐにくっついた。
いやぁ…
久々のハンペ(ハンドペアレリング)だったけど上手いもんだ。👈誰も言ってくれないので自身で宣うww
もし、ここでオスが得られなかったらモンキアゲハかクロアゲハでトライしようかと画策していたのですが、この有尾系統は如何なる形であれ残しておきたかったので先ずは第一関門は突破!
後は、このメスが順調に産卵してくれるか否かにかかっています。

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有尾のナガサキが キタ ――(゚∀゚)――!!

2024年04月24日 | 昆虫・植物
今朝早く蛹で越冬したナガサキアゲハが羽化していました。
が!


そのナガサキアゲハを良く見ると優性の遺伝子を持つと云われる有尾型。
キタ ――(゚∀゚)――!!
しかし、有尾の個体と言うことは当然ながらメス……
おまけに大半のオスは昨年の秋に羽化してしまって、オスの蛹は弾切れ状態。😱

どうする…😨

どうする爺さん!😰

ん…
こうなれば オーストリア の司祭であり植物学者のメンデルさんヨロシク!とばかりに福岡でも佐賀生まれでもイイからソコラの婿さんでも探してやちゃう?
でも、この時期にソコラナガサキが飛んでるのかなぁ?

婿殿〰!

婿殿〰!


何処ぞにナガサキの婿殿が飛んでおらぬかぁ〰〰‼

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お呼びでないヤツ!

2024年04月23日 | 昆虫・植物

ぷ~ん(文)と飛ぶ虫と書いて蚊。
そう、闇に紛れるように近づいてプスッ!とやっちゃう迷惑なヤツ。
いやぁ…
ここ福岡南部では今年も厄介者(蚊)が飛ぶ季節到来ですよ。


だから 日本の夏、金〇の夏 とばかりに早々に蚊取り線香に火を点けた。
桜が咲いて本格的な春の到来と浮かれていると、それから直ぐに蚊の季節…
殺虫剤をプシューーーーーッ!とやりたいけど我が家では生き物を飼っているから、そすら簡単には出来ない。
いや、それは蚊取り線香だって然り。
お呼びでないヤツは…… 消えろ!
そんでもって百害あって一利なしみたいな蚊は、この世から絶滅してしまえ…

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先を見越して仕込んでみました

2024年04月23日 | 昆虫・植物
ちわー
毎度、丑の刻に登場の爺ちゃんです。
さて、今朝のお話は…


こいつ… 👆
見ての通りアゲハの類ですが、その正体はオナガアゲハ。
昨年は年明け早々の手術でICUに入り、これで一安心と思っていたらコロナ感染で隔離病棟生活。
だから “ 今年こそは何事もない一年でありますように… ” と願ったものの…
先月は救急搬送されて緊急手術。
そんなこんなでシーズンに入っても強い脱力感に襲われて体が思うように動かない。
ならば!
飼育でもしながら少しずつでも体を慣らしましょうとトライはしているものの、何から手をつけて良いものか?
だから…
今は先のことは考えず、頂きものや目の前にあるものを黙々と飼育している次第。
まぁ、何かしら飼育していると気が紛れますしね。
で!
このオナガアゲハも後には累代に使えるし場合によってはハイブリット交配なんてこともできるので、今は先を見越して仕込んでみましたという感じ…
若い頃は何かあっても直ぐに立ち直れてたんだけど、この年になると回復に結構な時間を要するみたい。

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その後のクロコノマチョウとお菊さん

2024年04月20日 | 昆虫・植物
今日は4月20日の土曜日です。
こんちわー✋
錯乱坊の爺ちゃんです。


あのぉ…
今月の2日にクロコノマチョウの採卵開始なんて記事をUPしましたが覚えてますか?
その後、いろいろとあってブッチ!しちゃってましたけど、それかから半月ほどが経過したジュズダマの葉を見ると、孵化待ちの卵と合わせて幼虫の姿を見ーーーーっけ!
巷では昔から親は無くとも子は育つなんて云いますが、我が家では飼育者無くとも虫育つってやつですよ…ww


そして、これまた以前に春を待つ蛹という命の箱なんてタイトルでUPしたお菊虫ことジャコウアゲハの蛹ですが…
今では無事に羽化を済ませてた成虫が家の周囲を元気に飛び回っています。
そんな中、真っ黒なオスに混じって色の薄いメスの姿を発見!
そうメスです。
そこで、その後を追うと新たに伸びたウマノスズクサの葉裏に赤い卵を次々と産みつけてました。
そんなこんなで我が家には番町皿屋敷のように井戸はないけれど…
お菊さん、おかえりーーー!💕
で!
これから晩秋まで、この爺さんの目と心を癒してくださいな。
だだし…
夜な夜な現れて一枚、二枚と数えなくてもイイよ😱

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季節外れのカブトムシ

2024年04月19日 | 昆虫・植物
子供たちにとって夏の友達とも言えるカブトムシ。
そんな夏のカブトムシを季節外れの4月に交配をさせた。
何故かって?
それは羽化したカブトムシが後食を始めたから…


ただ、そんなカブトムシを亜種レベルで知る人は意外と少ない。
簡単に言えば九州から北に生息するカブトムシは便宜上ヤマトカブトムシとか呼んでるらしいんだけど、沖縄諸島に生息する小型のカブトムシをオキナワカブトムシ(沖縄亜種)とし、お隣の久米島に生息するものをクメジマカブトムシ(久米島亜種)として分けられている。
が!
話は、それだけに終わらず…
鹿児島県の口永良部島にはツチヤカブト(口永良部島亜種)が生息し、お隣の屋久島・種子島にはヤクシマカブトムシと呼ばれるカブトムシ(屋久島・種子島亜種)が生息してる。
そう日本のカブトムシは大きく5亜種に分けられているのです。
ならば、その5亜種のカブトムシを生物多様性の観点から全部集めて一箱にまとめようと企んだ爺さんですが、今から箱を埋めるだけの数を揃えるには残された時間が余りにも少な過ぎる。
と、言うことで…


爺さんはブリードによる増殖作戦に打って出た!
その一つが👆こちらのオキナワカブトムシ。
でも、交尾が成立しているのか良く見えない
そこで角度を変えて観察してみると…
安心してください、入ってますよ!
でもぉ…
こんな姿を何時まで見てんのよ!
気が散るから、早く消えて!ってかぁ?
そして、5亜種のうち4亜種は手元に揃いましたが、残る屋久島・種子島亜種たけは入手が難しそう…
だから今年の夏はヤクシマカブトを求めて遠征を計画中!

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アラカシの若葉は丸坊主😱

2024年04月18日 | 昆虫・植物

先日の13日に2度目の餌替えをしたキリシマミドリシジミ。
この2度目の餌替えで蛹化するんじゃね?
なーんて高を括っていたら…
ものの見事に丸坊主。
やっぱ2度の餌替えじゃ無理だったのね。


と、言うことで3度目の餌替えをやっちゃいました。
幼虫も赤く色づいてきてるし、こんだけの餌があったら大半の幼虫は蛹化に至るでしょ?
……いや、もしかすると4度目があったりして😱


でも、その体長は2㎝を越えてるし…
横着者のズボラ飼育でも2回の餌替えで、ここまでもっていければイイんじゃないのかなぁ?
そんでもって3回の餌替えで蛹化。
そうなると爺さんの怠慢飼育も大成功!ってね。

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袋のかけ替えと蛹の回収

2024年04月16日 | 昆虫・植物

この時期としては珍しく昨日の雨は良く降りました。
そして今日の福岡県南部は晴れ。
そこで庭ヘ出て庭木のチェックをしていると…
クワノハエノキ(リュウキュウエノキ)に袋がけしたオオムラサキやゴマダラチョウの餌が少なくなっていた。
と、言うことで…
今日は、その袋のかけ替えをしたのですがステージの短いゴマダラチョウだけに成長の早い子は既に蛹化を終えていました。


でもぉ、中には成長の遅い子もいるわけで…
全体の4割程度は終齢幼虫として留まってました。
ただ、その姿は丸々と成長していて何時蛹化しても良いサイズ。
それが証拠に前蛹態になったものも散見される。
袋のかけ替えはしたものの、後1週間もすると全てのゴマダラチョウは蛹化を終えるかもしれません。
しっかし、こんなゴマダラチョウを真剣に飼育するなんて何十年ぶりのことなんだろう…?

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