錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

パラフズリナ・ヤベイ/米粒石

2018年02月06日 | 石ころ

何気に作業机の隅を見るとチャック付きの袋に入った葛生の米粒石(パラフズリナ)が目に入る。
こんな感じで何時か整理をしなければと思いつつも、気付けば見事なまでに忘れてる。
こんなんじゃダメだとは自身が一番良く理解しているんだけど、DATAは袋に書き込んでいるので大丈夫!
なーんて事を考えるようになると“物”は増える一方で抑止できなくなる。
そこで、そんなサンプルを少しでも減らそうと、今日は整理を頑張っちゃいました。
けど、これくらいじゃ焼け石に水ですけどね。

ちなみに・・・・
この米粒石とは古生代後期に栄えた大型の有孔虫(フズリナ)の化石で、風化などの働きにより石灰岩から遊離したもので、その見かけが米粒に似ていることから米粒石と呼ばれています。

------- DATA -------
パラフズリナ・ヤベイ
Parafusulina yabei 
古生代・二畳紀中期
栃木県佐野市山菅町葛生/鍋山層

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国際郵便でお取り寄せ

2017年08月25日 | 石ころ

いやぁ・・・
話は突然なのですが、国際郵便で一つの箱が届きました。
なーんて事を言っても心当たりはあるんですけどね。
と、言うのも国内で売られている標本は殆どが高価なんですよ。
それも現地の価格からすると馬鹿みたいに・・・
でも、このネット環境が普及するまでは、その馬鹿高いものを買うしか方法が無かったのですが、今では現地と直接取引ができて格安で購入することが出来るようになりました。
しかーし、ネットの場合は取引相手の素性って言うか信用できる相手かとうだか分からない。
そこで、試しに少額での取引をしてみたんですぅ。
それが、これって分けなのですが、取引の状況や内容のクオリティ共に良いものでした。

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アリゲターガーのウロコ(ガノイン鱗)

2017年07月23日 | 石ころ

アリゲターガーを含むアトラクトステウス属(Atractosteus)とレピソステウス属(Lepisosteus)のウロコは一般の魚のものとは違い、板状の骨質板の上に象牙質とエナメル質を由来とするガノインと呼ばれる層が覆い光沢がありメチャメチャ固い・・・
でも、そんな事は大抵のアクアリスが知っている話。
しかーし、このウロコを実際に手に取って見たことある人は何人いるんだろう?
そして、どれだけ固いか知る人は少ないと思う。
そこで、冷凍庫で眠っていアリゲターガーを使ってガノイン鱗の標本を作る事にしたのですが・・・ こいつの表皮はウロコが邪魔をして簡単には切れない事は知っている。


と、言う事もあって・・・
今回は剪定バサミでトライしてみたものの 3~4cmほどを切ったあたりでハサミ刃がボロボロになってしまった。
ならばと、次に思いついたのが薄ければ鉄板も切れるという万能ハサミ。
ん!
今度は切れる。
げと、剪定バサミよりは切れるという程度で簡単には切れない。
ん・・・
上手く伝えられないけど、思いっきり力を込めて切ったとしても進むのは1cmずつって感じかな?
だから・・・
ウロコが乗った体表の15cm×15cmを剥ぎ取ったところでCherryの心が折れた。
まぁ、体長が1.1mもあるアリゲターガーですからウロコも大きいし、その厚みも相当なモノですから当然です。
で、そんな苦労した中で得たウロコのサンプルが、ここにUPした画像なんだけど、もし、このアリゲターガーが縄文時代とかに日本に生息していたら、こいつのウロコを鏃の代わりとしても使っていたかも・・・ なーんてね。
でも、それくらい固いんですよ。
いやぁ・・・
こんだけ固ければ化石として残るはずですよ。

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開館20周年記念特別企画展

2017年07月11日 | 石ころ

今日は熊本の天草市立御所浦白亜紀資料館において7月の15日から9月の3日まで開催される開館20周年記念特別企画展『恐竜展』の紹介です・・・ が!
詳しくは公式ホームページ 👉 http://gcmuseum.ec-net.jp/ より確認ください。

しっかし、開館から20年ですかぁ・・・ 早いですねぇ。
って言うか、この Cherry がジジイになるはずですよね!
次は30周年を目指して頑張ってくださいね。

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やっと終わった・・・

2017年06月13日 | 石ころ

先日、鹿児島の新島(燃島)で採取した貝化石。
まぁ、化石とは言っても新島(燃島)から得られるものは比較的に新しいので、種の同定は容易にできます。
しかーし!長い年月、地中に埋まっていたのですから持ち帰った化石は、先ず表面の装飾を痛めないように土や泥を綺麗に洗い流してクリーニング。
そして、それらを十分に乾燥させたところで、同定を済ませなから種類別に仕分けする。
で、最後に・・・
種や採取地などを記したデータを、それぞれに添付し保管する。
でもって・・・・
可能であれば、個々の標本に整理番号を付けてPC上でデータべース化できれば、もう100点満点。(笑)
まぁ、そんな話は別にして・・・
先日に採取した貝化石の整理が、やっと終わりました。
いやぁ・・・
何にしても、標本の整理は大変だぁ。
ちなみに・・・
今回はセンスガイやフジツボ類を除く22種の貝標本を得ることが出来ました。

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今回採集できた燃島貝層の化石

2017年06月11日 | 石ころ

今回、鹿児島の新島で採集できた一部を、ここにUPしてみました。
二枚貝ではルシノマ(ツツガイモドキ)・ハネガイ・ビノスモドキ・カガミガイ・コウホネ・ワタゾコナデシコ などで、巻貝ではリュウグウボタル・ヨウラクガイ・クチペニフデ・タキイトカケ?・キヌカツギイモ?など。
また、その他のものではリュウグウカズラやミミズガイなど・・・
しっかし、これらの貝は堆積したと思われる6000年前から2000年前もの間に、地中に埋もれていた貝とは思えないような綺麗な貝化石ですよね。


で・・・
今回、お初だったキララガイ。
残念な事に殻頂の一部は欠けてしまってましたが、その表面にはキララガイ特有の左右に分かれる模様が見られます。


また、こちらは貝ではないのですが、今回はフジツボ(イワフジツボ?)や大きなセンスガイも採集することができました。
そして・・・
これから少しずつ整理していくと共に種類も、それなりに増えていくかとは思うのですが、今日のところは取り敢えずここまで・・・

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化石探訪(燃島貝層)/後編

2017年06月11日 | 石ころ

無事に浦之前港に到着し、AM10:05発の連絡船で新島(燃島)へと向けて、いざ出航!
雲がなければ後ろには桜島が見えるはずなのだが・・・ 残念。


正面に見える島が目的の新島(燃島)。


浦之前港を出て6~7分程だろうか?新島(燃島)港へと到着する。
で、港に入ると共に直ぐに目に付くのが桜峰校区公民館新島分館。
しかーし、ここは既に無人島となっている。
って事は・・・
この連絡船は誰と連絡する船なの?
な~んちゃってね。
ただ、この新島は安永8年(1779年)の桜島噴火に伴う海底噴火又は隆起によって、この新島(燃島)を含む8個の島が現れた場所を実際に訪れる観光船としての働きは大きいと思う。

そして、この白い建物の桜峰校区公民館新島分館を横目に島の中へと入り込む。
もちろん、大きなアコウなどが生い茂る中に住宅など、これまで人々が生活していた痕跡が隠れいるのだが、そんな場所には目もくれず向かう先は燃島貝層の露頭。
だって、のんびりしていたら時間なんて、あっ!と言う間に過ぎちゃいますからね。


そして、これが今から約6.000年前から2.000年前の新生代・第四期の完新世に堆積したの燃島貝層の露頭です。
層厚は1~3m程あるのですが島の上部に位置するためにナメてかかると・・・ ヤバイ!


でもって・・・
得るモノを得たら、とっとと帰る。
だって、ここは無人島なんだから水も食料も当然のように無い。
もちろん自動販売機なんてヤツも無い。
おまけに・・・・
最終の船に乗り損ねたら、次のお迎えは数日後ですからね。
そんでもって・・・
今回、新島(燃島)の燃島貝層で採取できたものは、次の記事にUPしまーす。
と、言う事で・・・

この話は、まだまだ続くのであった。

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化石探訪(燃島貝層)/前編

2017年06月10日 | 石ころ
先にUPした記事の続きだけど・・・
その内容はと言うと全くの別物。
だって、ネタは前記事の月じゃなくて化石掘りなんだもーーん。
って事で早速・・・


夜が明けきれぬ午前3時過ぎに九州縦貫自動車道を南下して鹿児島へと向かう。
そして、加久藤トンネルを過ぎるころに夜明けを迎えました。


九州縦貫自動車道の加治木ICから隼人道へと乗り換え、国分ICで下車。
そして国道220号を垂水方面へと走り桜島口から県道26号線へと乗り換えて浦之前港へと向かう。

で、ここが浦之前港。
そして、ここから目的地である新島(燃島)行きの定期船が出ている事を知らないとマジて不安になる。
おまけに定期船に乗船するための切符売り場も案内所も無い。
唯一、あるのは・・・ 画像に記した指の先。


これだけ・・・ (笑
だから初めての人にとっては、この場所から定期船が出ているのかなんて絶対に分からないと思う。

・・・・ つづく

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阿哲石灰岩のフズリナ化石と帝釈峡

2017年04月07日 | 石ころ

岡山県新見市の中南部及び真庭市南西部一帯にかけて見られるカルスト台地の阿哲台。
そして、その阿哲台の石灰岩は人家の脇や道の切通しなど様々な場所で見られます。
と、なると・・・・
その石灰岩に含まれるフズリナ化石(有孔虫)が気になりますし、場合によっては何か面白いモノでも入ってないかんなぁ・・・ 、なーんて棚ボタ的な期待もちょっとだけ。


そこで、石灰岩の風化面に見られる模様を頼りに石灰岩を割る・・・
そして、その割断面に水をかけた後にルーペを使って中に含まれる化石を確認。
ネオシュワゲリナ(Neoschwagerina)や同じネオシュワゲリナ科のレピドリナ(Lepidolina)と思われるフズリナ(有孔虫)が散見される。
って事は・・・・
この石灰岩は阿哲石灰岩中の上部二畳系ってところでしょうか。
ただ正確には、この石灰岩を切断し含まれるフズリナの薄片標本を作って同定しないといけませんけどね。

そして、その翌日は中国自動車道を下り、これまでの草間台より30kmほど離れた帝釈峡へと向かいました。


やっぱ、こんに見事な石灰岩の露頭を見ると気持ちも浮いちゃってワクワクです。
って言うか、こんなんで興奮するなんて、やっぱ病気かなぁ?


そして、東城ICから紅葉橋方面へ国道182を走り、田川瀬から帝釈川を登るように天瀬方面へと移動して白雲洞へと行ってきました。


ここにUPした画像は白雲洞(鍾乳洞)コースの半ば付近にある白雲洞を支配する神『白雲天』の横顔。
まぁ、そう言われると見えない事もないけど、中には無理があるようなものも・・・


と、言うことで再び東城ICから中国道を福岡方面へと向かい帰路へと就いたのは、日も西に傾きかけた午後3時過ぎの事でした。
2日から4日にかけての走行距離数1204km。
いやぁ、今回も本当に良く頑張りました。

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ケイブパール(洞窟真珠)

2017年04月01日 | 石ころ

今日は昨年の7月8日に際航空郵便で届いた鍾乳石の一種、ケイブパール(洞窟真珠)をUPしてみました。
って言うか、そのうちに中身のケイブパール(洞窟真珠)もUPしますねぇ、なーんて言いながら、そのままになっちゃってたもので・・・・
で、このケイブパール(洞窟真珠)はと言うと鍾乳洞に出来たプールのような中で砂粒のような物を核として水中の炭酸カルシウムが沈着して生成されて出来たものらしいんだけど、実際は、そんなに簡単な話じゃなくて鍾乳洞に出来たポットホールのような中で様々な外的要因が複雑に関わって出来るという説や、中には物理的な要因だけでなく微生物が関わったことによって生成されるという説など、まだ解明されていない部分も多いようなんですよね。
でもって・・・
このケイブパール(洞窟真珠)は日本の鍾乳洞などでも見る事ができるらしいのですが、これには色んな規制が掛かってて国内のケイブパールを手にすることは殆ど不可能。
そこで、昨年の夏にイギリスのケイブパールをアメリカ経由で取り寄せたってワケだったんです。
まぁ、興味のない人たちに言わせたら「だから、それが何なのよ!」って話なんですけどね。
でも、そんな人は・・・
世の中には、こんな面白い石ものもあるんだなぁ・・・ って、笑って許してやってくださいな。


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ケイブパール(洞窟真珠)
炭酸カルシウム(組成式CaCO3)
Hudeshope, Teesdale, England

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