錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

このままでイイのか?

2021年02月26日 | 昆虫・植物

今日は雨。
それも昨日から降り続いている。
だから今日は種名ラベルを作ることにしたのですが、これまではラベルの幅を47mmで作ってた。
と、言うのも・・・・
種名ラベルを大きくすると箱のスペースを無駄に取っちゃいうので、このサイズで妥協していた。
でもぉ、最近では老眼が進んでモヤモヤして文字が見えない。
おまけに以前は退色を防ごうとラミネートを施し、それをパネルに貼り込んでカットして使ってたんだけど箱のガラスや光の差し込み具合ではラベルが光って、これまた見えずらい。
Cherryよ、このままでイイのか?
だから・・・・
今回は退色に強い光沢ラベルシールに25%の拡大プリントをし、それをパウチせずにパネルに貼り込んでカットしてみました。
ちなみに下が以前のサイズで上が今回のサイズなんだけど、これなら老眼鏡をかけなくてもギリで見える。👈 あくまでも個人的な見解だけど
所有者を失った標本が後にどうなるかは分からないけど、何時か誰かの目に触れた時に直ぐに活用できるようにはしておかないと・・・・

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明日27日はスノームーン

2021年02月26日 | 雑記(ひまつぶし)

25日の昨日は夜の帳が降りる頃に買い物へと出かけると、空から冷たいものがポツポツと落ちてきて8時を過ぎると本格的な雨へと変わりました。
そんな雨に降られながら車には戻りたくない。
だから店内で時間を潰して様子見していると・・・・ 
暫くして上がった。


そこで、この状況を逃すまいと駐車場に止めた車に向かうと、その空には薄雲を通して丸い月が浮かんでた。
そう言えば明日27日は満月、スノームーンかぁ・・・・
そして、今日から3日で2月が終わる。
なーんか新型コロナや変異株の感染に気を取られ、最近は時の移ろいすら忘ようとしている。

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温室の中は花盛り

2021年02月25日 | 昆虫・植物
今日の福岡県南部は曇り。
そして、今の最高気温は16.8℃と暖かくもなく寒くもなくという感じなんだけど・・・・
明日からは少しばかり気温は下がるらしい。
けど二桁の気温だから、これまでの冷え込みからするとなんてことはない。
だからじゃないけど・・・・・


昨日の夜に温泉から帰ってくると部屋が臭い!
それも覚えのある匂い。
あっ!
これって、あのヤコウボク(夜香木)の匂い。
昨年の11月だったか丸坊主に刈り込んでいたはずなのに、温かい温室の中だったものだから再び咲いちやった。
で、今日の昼間になって確認すると・・・・
全て株に花芽ができて、そのうちの一つが咲いてたみたい。
はぁ~
これから暫くは夜香木の甘い香り・・・・
いや、過ぎる匂いが漂ってくる。


そして・・・・
そんな温室の隅に目を向けるとウンカリーナの黄色い花が咲いていた。
と、言うかヤコウボク(夜香木)も咲いちやってるもんなぁ
ただ、このウンカリーナは種鞘が欲しくて育ててたのですが、何が気に入らないのか受粉しても一度も実のった事がない。
あの鏃型をしたヤバい種鞘が欲しかったのに、次々と花だけを咲かせて鳴かず飛ばずだんなぁ。
ならば・・・
信長じゃないけど『鳴かぬならチョンしてしまえウンカリーナ』ってね。
そして、そのチョンしたヤツは挿し木する


また、咲くといえば一昨年の夏から、ずーーーーっと咲いてるニチニチソウ。
おまけに勝手に種を蒔き散らし、あちらこちら植木鉢に寄生するかのように咲いている。


19年の夏にアオタテハモドキの吸蜜植物として購入してきた4つのポット苗が四季を通して咲き続け、その子たちまでもが増えていく・・・・
いやぁ、これらに加えてヤトロファの赤い花にハイビスカスと温室の中は花盛り。

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取り敢えず・・・

2021年02月24日 | 石ころ

化石ってパカーン!と割って、石からコロンと出てくることはない。
いや、モノによっては・・・・ たまにある。
けど、そんなことは極希な事例で大抵は専用のエアーチゼルやタガネなどを駆使して、周囲に纏わりつく石を剥がして化石本体を剥き出しにしてくんですよね。
ちなみに、この作業のことをクリーニングと言います。
そして今日も朝から天気に恵まれたことから気温が上昇した昼頃になって、昨日の化石をクリーニングすることにしました。


先ずは化石が石に埋没している方向を確かめながらセグメントカッターで切り込みを入れる。
それも少しずつ、少しずつ、慎重に・・・


そして、イケけるところは思いっきり大胆にカット・・・・


で不必要な部分を取り除くのですが・・・
そんな時に限ってドジを踏む。ww


それが証拠に、この直ぐ後に巻貝化石(オリゴプティクシス)は母岩からコロンと遊離した。
まぁ、こんなトラブルもあるさぁ!
だから、この遊離した化石は脇にでも置いといて・・・ おっ!


タイミング良く西表島のキバウミニナがあるじゃないですかぁ。
だから並べてみた。
そして、欠損した部分を合成して補ってみると・・・・・
いいねぇ!
ならば、この遊離した化石の欠損部分を石膏で補って展示に使いましょ!


まぁ、そんなこんなで今日の今日の作業は、これにて御終い。
次は暇をみつけて専用のエアーチゼルを用いた室内作業に移ります。

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黒曜石中のクリストバライト(方珪石)

2021年02月24日 | 石ころ
いやぁ・・・
このところ“石ころ”の話ばかりが続いています。
と、言うもの石は昆虫などの生き物に比べると四季の変化にも影響されないばかりか、例え雨が降ろうと雪だろうと全く関係なくオールシーズンで楽しめるので面白いんですよ。
そして、先週の始め頃だったか佐賀県伊万里市の腰岳で得た黒曜石を整理しいたところ、小さな二酸化ケイ素 (SiO2) の結晶であるクリストバライトのを見つけました。


ただ、このクリストバライトは決して珍しいものではなく、その産出場所によっては探さずとも普通に見られるものなのですがCherryのようにピカピカの黒曜石が大好きな者にとっては、あまり喜ばしいものではない。
そして、この程度の出現率からすれば長崎県佐世保市(針尾島)の黒曜石に比べると無いのに等しい。
とは言え・・・・
そんな針尾でも場所次第は綺麗な黒曜石がありますよ。


ただ 長野県諏訪郡下諏訪町の和田峠から得られる黒曜石に含まれるクリストバライトは他産地のものからすると比べ物にならない。
と、言うのも・・・・
この産地のものにはスノーフレーク呼ばれるほどの白いクリストバライトが帯状(層状)として入っているものがあり、ここにUPした黒曜石のようにクリストバライトが大量に含まれると別の意味で美しい。


そんでもって、👆これは北海道の紋別郡遠軽町で得られる黒曜石で、その中でも花十勝とか紅十勝と呼ばれていて黒と赤褐色の模様が美しい。


しかーし!
この地の黒曜石に含まれるクリストバライトはというと・・・・ でかい!
と言うのも・・・
スケールからも分かるかと思いますが 、その直径は2cmは超えている。
まぁ、そんなこんなで黒曜石の面白さは、そこに含まれるクリストバライトだけでなく・・・
今は赤石山などでの黒曜石採取はできません。


大分県東国東郡の姫島で得られる白いっていうかグレーから白っぽい色まであって黒い色をした黒曜石に比べると光を透過する。


まぁ、そんなこんなで・・・・
その地域地域で様々に変化する黒曜石はコレクション性が高くて知れば知るほど面白い。
ちなみに姫島の観音崎にある黒曜石も2007年7月26日に“国の天然記念物”に指定され、今では採取することはできません。

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御船層群探訪(石を割って潮干狩り)

2021年02月24日 | 石ころ

ちわー!
今日一番の記事は昨日の続きで化石採り。
タイトルは御船層群探訪。
して、サブタイトルは石を割っての潮干狩り。 👈そのまんまじゃん ww
そんでもって、昨日は天気にも恵まれて気分も爽快。


ただねぇ・・・
その行く道は次第に細くなり、川に沿って何やらヤバそうな感じ。
ガードレールなんかもベコベコになっちゃってるしねぇ。


さらに・・・・
時間の経過とともにヤバそうな雰囲気が増していく・・・・
とは言え、この程度は何時ものことで慣れてますけどね。

しかーし!

さらなる難関がCherryを待っている。


それが・・・・  👆これ!
わかるかなぁ?
車は無理だけど、これでも道なんですよ。


そう、俗にいう獣道ってやつですよ ww
で、この画像に黄色い線でルートを記すと、こんな感じね。
なーんかヤバくない?
おーいクマが出るぞぉ!って、クマはいません。
ブヒブヒのイノシシはいますけど・・・
まぁ、そんなことよりも前にCherryにとっては何時ものことですけどね。


すると・・・・
突然、視界が開けて川へと出る。
後は川の中をジヤバジャバ歩き、ルートが無くなれば川横の壁面を高巻きして上流へと向かう。
いやぁ、正に『虎穴に入らざれば虎子を得ず』ってやつですよ。


そして、さらに上り続けると川幅は狭くなり周囲も何となく暗くなる。
いやぁ・・・ ワクワク感が増すってもんですよ。


そうこうしていると現場に到着。
露頭は、もう少し先なんだけど・・・・ ここまでの画像でご勘弁。


そして、露頭から落ちてきた石を探す。
とは言っても川床に散乱する阿蘇の凝灰岩の中から御船層群の堆積岩を探すだけなので苦労はしないし、場合によっては、ここにUPしたような溶脱した巻貝の断面が見えていたりカキ(牡蠣)やら二枚貝の断面が見えてますからね。


で、そんな石を見つけて・・・・・ 
3.5キロの大ハンマーで叩く。
すると・・・・


パコーン!パコーン!と深い谷に音だけが響き、ゴクッ!という音と同時に割れる。
それをタガネやハンマーで注意深く割っていくんだけど、皆さんが考えるほど力は必要ないんですよ。
要は最初に叩いた反動を利用して次の一撃を打つみたいなコツがあるのです。


で、昨日の化石採りで得られたものは、👆こんなもの・・・
はぁ?
こんなに小さいの?
なーんて思われるかもしれないけれど、この巻貝は殻頂の保存が良ければ15cm程度にまで達する大型の巻貝なので、それなりに石も大きいんですよ。
そんでもって、この巻貝なのですが昔はセリシウム(Cerithium)と呼ばれていたのですが、のちに御所浦層群の個体群はオリゴプティクシス(Oligoptyxis)へと変更された。
と、いうことで・・・・
この御船層群の個体群もオリゴプティクシス・ピラミダエフォルミス(Oligoptyxis pyramidaeformis)かオリゴプティクシスの一種(Oligoptyxis sp,)でイイんじゃないのかなぁ?なんて思うんですよね。
だって、この地の個体群でも風化した縦断面や切断研磨した場合には軸に特有の螺管が確認できますから・・・
で、話は変わって右上の端に写る👈先の巻貝だけはオリゴプティクシスではなくメソグローコニア(Mesoglauconia )。
まぁ、そんなこんなで・・・・
これから化石のクリーニング作業が大変だぁ。


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春の陽気に誘われて・・・

2021年02月23日 | 石ころ

最近の福岡県南部は天気にも恵まれ昨日の最高気温は17.6℃まで上昇し、昨日なんて20℃を超える暖かさ。
そんなことから白い梅の花と競うように早咲きの河津桜や寒緋桜だけでなく、とうとうサクランボなんて花も咲き始めた。


だから、ここ一時の冷え込みを忘れさせてくれるくらい夜も暖かい。
こうなると何処かへ出かけたいんだなぁ。
けど・・・
このコロナ禍で街中なんかに飛び出しちゃうとバカ丸出しで即アウト!
でもぉ、5日後の満月を前に血が騒ぐ・・・・ 狼男かっ!


そこで以前にも、このブログにアップしていた大バールやら3.5キロのハンマーを車に積み込み化石採りに出かけることにしました。
が!
どこへ行く?
もちろんCherryが住む地元にもポイントは数多くある。
でも、一人静かに採りたいじゃじゃなですかぁ。


だから最初は先日っていうか先々週に出かけた山の近くまで走ろうと思ったんだけど、家を出たのが11時と遅かったのでポイントを急遽変更し九州自動車道を降りた。
どこへ行くことにした?
ん・・・・
内緒!なーんて言いたいところなのですが・・・・


この画像から、もうバレバレ。
だって下の方に御船町って大きく写ってんだもん。
だけど化石といっても広い範囲で採集できるので規制がかかるような面倒くさい場所には行きませんよ。
というか御船層群の露頭なんて広範囲にあるのですから・・・
まぁ、そんなこんなで化石採りへと出かけたCherryですが、ここは一旦終了し次の記事へと続く。
毎度、毎度、すんませーーーん。

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カブトガニの正体は・・・

2021年02月22日 | 魚(海・淡水)
はーい!
皆さん、こんばんは
何度も言いますが、今日は今年二度目の定期健診日でしたぁ。
そして、その定期健診からも解放されたこから早速ですがカブトガニを同定部位をチェックすることにしました。


先ずは手元に届いたカブトガニを引っぱり出して単眼を確認。
すると・・・ 単眼は突起の左右に二つ。
そうなると単眼を3つ持つアメリカカブトガニではなくマルオカブトガニ・カブトガニ・ミナミカブトガニを含むタキプレウス属の何れかとなる。
まぁ、添付されていたデータが東ジャワなのでリムルス属じゃないのは当然なんだけど・・・


そして次は第一歩脚と第二歩脚なんだけと鈎型なんだなぁ。
と、言うことは・・・
こいつはマルオカブトガニではなくミナミカブトガニとカブトガニの2種類に絞られる。
それも、このサイズで成体の♂つてかぁ?


また、外鰓脇の第5歩脚に見られる長いトゲ(長棘)も確認でき、これもミナミカブトガニとカブトガニの特徴


ならば次は決定的なチェックポイント。
日本に生息するカブトガニの学名はTachypleus tridentatus(タキプレウス・トリデンタトゥス)で、その種(種小名)は『tri≒3つ』に『dentatus≒トゲ』を合わせたtridentatusであり、その3つのトゲを確認すると・・・・
こいつには見られない!
はい、これでカブトガニの選択肢は消えたぁ!


そんでもって最後のダメ押しで・・・・
尾剣の裏を確認するとカブトガニはやフラットなのに対して、この個体の尾剣は溝状に窪んでる。
これもミナミカブトガニの特徴なんだなぁ。
と、言うとでポイントをチェックした結果はミナミカブトガニと同定されたんだけど Tachypleus gigas ですかぁ・・・・
でもgigasってサイズじゃないよなぁ。
あっ!
もしかしてマルオカブトガニよりも大きいって事を意味してんのなぁ?
それであれば理解はできるけど、どう見ても日本のカブトガニの方がデカイと思うんだけど、そんな話は置いといて・・・・
これで 2属4種のカブトガニが全て揃いました。
バンサーイ \(^o^)/


--------------------------------------------------------
ミナミカブトガニ
Tachypleus gigas
採集日不明(けっこう古い)
Pasuruan Regency, East Java, Indonesia

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モンシロチョウが飛んだ!

2021年02月22日 | 昆虫・植物

今日は憂鬱な定期健診日。
そして、検査結果が出るまで院内出で待てってかぁ?
はい!はい!
このコロナ禍で冗談は止めて。
だから駐車場に止めた愛車で待機してるから検査結果が上がってきたら電話して!って車中待機していると前方20mくらいかなぁ?
白いものがチラチラと飛んでいるじゃないですかぁ・・・・・
ん!?
モンキチョウの♀かぁ?
でも、どうみてもモンシロチョウに見えるんだよなぁ・・・・
でもカメラを持って接近すると『既にモンシロチョウらしき姿は消えてました』なーんて事にもなりかねない。


そこで証拠だけでもと600mmのレンズを乗っけた重いカメラを抱えて写しましたよぉ。
すると・・・・
そこには、やはりモンシロチョウらしき姿が写ってました。
よし、後は接近戦じゃぁ!


200mmレンズを乗っけたカメラを手に近づくと・・・・
畑の中を白いものがチラチラと1匹・・・・・
2匹・・・・
3匹・・・・
4匹・・・・と、次々に飛び出してくる。
へっ!?
どんだけいるの?
そんなわけでCherryが確認したモンシロチョウの初見報告でーーす。

------------- DATA -------------
2021年2月22日
熊本県荒尾市荒尾
モンシロチョウの飛翔を複数確認。
※確認個体は全て♂でした。
現認者はCherry本人

以上!

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取りかかる、その前に・・・

2021年02月21日 | 魚(海・淡水)

さぁ、今日は予告していたようにカブトガニの同定に取りかかろうとしたものの、その前に・・・・
明日は憂鬱な定期健診日。
だから一旦はカブトガニの標本を箱から出したものの再び戻した。
まぁ、出どころは East Java, Indonesia となっているのでマルオかミナミの何れかに間違いないし、尾剣も丸くないので結果は一目瞭然。
けど、確認するところは押さえておかないとイケないので、そこんところは明日の定期健診が終わってからって事で・・・・ すんません。
いやぁ、このコロナ禍での定期健診なんてマジで気が向かないって言うか、行きたくない。

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