星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

瞠目のラヴェル、衝撃のボレロ♪

2019-07-17 | MUSICにまつわるあれこれ


NDR Elbphilharmonie Orchesterさんのfacebook で、 ウルバンスキさん指揮の 2019シーズン OPENING NIGHT の映像をみました。

曲目は ラヴェル ダフニスとクロエの後、 ラヴェルの ピアノ協奏曲、、 これを弾いたソリストが ベルトラン・シャマユさん。

最初の「ダフニスとクロエ」も 本当に夢を音にしたような…  綺々しい美しさだったんですけど、 「ピアノ協奏曲」のシャマユさんの音色も… なんていうの? 美しい光の雨だれみたいな音色…

ベルトラン・シャマユさんて誰…? っておもわず検索しましたもの。。 フランスでとても話題のかた、、 ラ・フォル・ジュルネでも幾度か来日されていたそうで、、 わぁ 聴いてみたかった、、

ワーナークラシックスのCDのプロモーション映像がありましたので⤵
Bertrand Chamayou records Ravel complete Piano Works
こちらも美しい音色ですね。


前半も素晴らしかったんですけど 休憩後の後半もまたすばらしく、、 最初の曲が 初めて聴く難しい曲で、、 さきほど調べたら 現代音楽家のかたの 2017年の曲!!
Guillaume Connesson という方の 「les trois cités de lovecraft」という曲だそうです。
 
NDRエルプフィルの楽団員さんは わりと年輩のかたも多いのですが、 今回の前半のラヴェルといい、 この新しい曲といい、 すごく変則的な難しさもある曲なのに ウルバンスキ氏の明解な指揮のもと、、 みごとにこなしてて こういう曲も演るんだ~~、、と。 ウルバンスキさんとの相性もとても似合っていたので 今度こういうのも聴いてみたいと思ったのでした。。

、、 で、、 こういう新しい曲できっととってももう疲れているのでは… と思う楽団員さん、 ウルバンスキさん、、 なのに ラストは「ボレロ」、、と分かっているので どんなだろう… とちょっとどきどきしながら待ちました…

その、 「ボレロ」が… !!


… もう、、 私史上最大級の 衝撃的な 「ボレロ」で ありました。。 これは 書いちゃいけないですね、、 絶対。。 もう視聴していただくしかない、、 でも ボレロだけじゃなくて、 出来れば最初から このコンサート映像見ていただきたいです。 ぜひ、、 ぜひ、、


ウルバンスキさんが 指揮に対して、 指揮者というものに対して、 どうお考えなのかも、、

(最初、 楽器の位置を変えていたときに、、 ふ~ん、、 其処へ… と思ったのですが、、 その意味が聴いてわかりました)


そして、、 貴方の解釈は、、 正しいと思いますっっ! (それくらい目から鱗、でした)


素晴しいコンサートでした。  素晴しいボレロ、でした… ♪


あぁ 幸せ ♡