ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

散歩道に咲いた葛の花

2017年07月31日 | 帷子川
帷子川沿いを歩くとフェンスの向こうに葛(クズ)が
繁茂して川の中が見えないほどです。
つるは10m以上の伸びるといわれます。
そんな藪状の中に葛の花を見つけました。
葉の裏に花が咲くので別名裏見草です。



秋の七草のひとつですが、7月のいつごろから咲いた
のでしょうか。

その先の遊歩道に紫色の花びらがわずかに落ちていました。
それは紛れもなく葛の花で真上を見上げたら、木に
クズのつるが絡んで濃紺紫色の花が見えました。

自然観察の先輩から教わった釈迢空こと折口信夫の
名歌を思い出しました。
葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。
この山道を行きし人あり

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散歩道に咲いた百日紅

2017年07月29日 | 帷子川
帷子川沿いのマンション街のそばの民家に百日紅が
咲いていました。
手入れがいいのか毎年花つきがいいです。
花が咲き終わったら細い枝を切り落とすのがいいようです。





名前の由来は、樹皮がすべすべしていて猿も滑ることから
サルスベリですが、枝の先端に小さな花が夏から秋にかけて
咲くので百日紅です。

子供の頃、実家に直径20数センチの百日紅がありました。
アブラセミがとまってよく鳴いていました。
玄関の前にあったので自慢の木だったのでしょう。
その後、百日紅の古木が枯れてがっかりしました。

百日紅はサルスベリと読むのが普通ですが、さだまさしの
「百日紅」は「ひゃくじつこう」と仮名がふってありました。
サルスベリは語感が軽い感じがします。

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散歩道に咲いたハマボウ

2017年07月28日 | 帷子川
7月に入ってから猛暑が続き散歩を控えていました。
25日ぶりに帷子川に向かって歩きました。
途中のお屋敷のような民家にハマボウの黄色い花が
咲いていました。
フヨウ科の一日花です。



ハマボウの名前は浜に咲くホオノキからきています。
そういわれてみれば、葉が小さいですがホオノキの
葉に似ていることに気が付きました。
海水をかぶるような海岸の泥土に生えるようで、
庭木のハマボウは珍しいです。



帷子川沿いの藪の中に6月ごろからヤブガラシが
咲いていましたが、昆虫がいるところを撮りたいと
無視していました。
昨日はヤブガラシの花にハチが吸蜜しているのを
目の前で見ました。
スズメバチ科のハチのようですが、人を襲う気配は
ありませんでした。

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八方尾根に咲いた花々

2017年07月27日 | 白馬の花三昧
白馬旅行の3日目は八方尾根を歩きました。
八方駅からゴンドラ、リフトを乗り継いで標高1830m
八方山荘の手前に着きました。
前日栂池自然園を歩いたし、帰りの道路の渋滞を避けるため、
八方山荘の先を少し歩いて引き返す予定でした。





ところが山を歩いているうちに山歩きの魅力を感じて
先へ先へと進み標高2005mの第2ケルン(息ケルン)
まで歩きました。
ケルンのプレートには私が生まれた昭和10年代前半の
年号と同じ年号が書かれてありその偶然に驚きました。
ケルンは登山道の道標になるように石を円錐状に積み上げた
ものです。







高山植物を10数種見ましたが、オトギリソウ、
ウスユキソウ、クルマユリをアップします。

帰りは夕方までに自宅に帰る予定が、笹子トンネル内の
追突事故で勝沼~大月間が通行止めになり4時間遅れで
帰宅しました。

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栂池自然園に咲いた花々

2017年07月25日 | 白馬の花三昧
白馬の隣の小谷村(おたりむら)の栂池(つがいけ)自然園を
久しぶりに歩きました。
ゴンドラの乗って栂池高原駅まで行き標高2000mの高原を
4時間余り歩きました。





尾瀬のように起伏が少なく歩きやすかったです。
目当ての淡い青紫色のシラネアオイを見つけてこの時期に
きてよかったと思いました。









木道に沿って濃い紅色のイワカガミ、白いワタスゲ、
チングルマ、黄色いニッコウキスゲが咲いていました。
キスゲの花が少なったのが意外でした。



雪渓を見て一番奥の展望台に着いたら、ツアーの一行と
一緒になり昼食休憩するところがなく困りました。

急なヤセ尾根を下りるのに気を遣いましたが、普段山を
歩かない高齢の家内が最後まで頑張ってくれてほっとしました。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。