ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

エノキの丘の眺望

2012年02月29日 | 日記


いつも歩く散歩コースは帷子川沿いですが昨年から小規模な畑地帯
の中のあぜをコースに入れました。
あぜから駅に隣接の超高層タワービル「ココロット」を見下ろせて
その眺望が気に入っています。

昨年の夏、このあぜを歩いていたら、杖をついた90歳前後の
老人に出会い、その老人は立ち止まって息をととのえて
「ここは静かだね~」と話しかけてきました。
「横浜にもこんなに静かなところがあるんですね」と応じました。
そのとき以来老人に会っていませんが、変わりないでしょうか。



このあぜの中間地点に高さ10メートル近いエノキの大木があり、
私はここを「エノキの丘」と名付けることにしました。
このあぜを通る人は滅多になく野鳥の棲みかになっています。
エノキの丘にはブルーベリー畑があってツグミやホオジロや
カワラヒワが出ます。
昨日は久しぶりにホオジロが出てうれしかったです。
昨日の散歩で気がついたことは2日前まであったある民家
のクロガネモチの赤い実が食べ尽くされていました。

雪の降った翌日の3月1日、エノキの丘のエノキを撮りました。
このエノキの大木にツグミが約10羽とまっていました。
この時期にツグミの群れを見るのは珍しいです。
ツグミが集ってきたのは渡りの準備でしょうか。



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公園に咲いたマンサクと八重寒紅

2012年02月28日 | 日記


こども自然公園のマンサクは毎年2月はじめに咲きますが、
今年は半月ほど遅れたようです。
ここのマンサクを接写するのに高さ1メートルの石垣の斜面を
上がって、下を見下ろして細長い線形の黄色い花を撮りました。
そばの家内にあと何年この石垣を上がれるかなと話しかけました。

マンサクは黄色い花が木いっぱいに咲くので、”豊年満作”から
きたという説と、”まず咲く”がなまったという説があります。
私は春一番に咲く山の花ということから後者説をとります。

マンサクは枯れた葉がついたまま咲くので目立ちません。
近くを歩いてもマンサクの花に目をやる人は少なかったです。
一昨日の天声人語に、「冬から早春にかけて目につく花は黄色が
多い」と書いてありましたが、同感です。



帰りに梅林を通りましたが、冷たい風が吹く中八重寒紅は満開でしたが
人出がなく”梅祭り”ののぼり旗が泣いていました。



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竹林に出た蕗の薹(フキノトウ)

2012年02月27日 | 日記


数日前にスーパーの店頭に蕗の薹(フクノトウ)が出ていました。
4個入りのパックが398円で「お買い得」という表示がついて
いて驚きました。
私の頭には植物分布マップがあって、めぼしい身近な植物がどこに
あるかだいたい入っています。

古くからあるお屋敷のような農家の裏の竹林に蕗の薹が出ます。
時にはロープが張られていて、「立ち入り禁止」と受け取れる
ときもありますが、昨日はロープがなく竹林の中に入りカメラを
向けました。

販売されていた蕗の薹は、写真の左側にものです。
一ヶ月前に山の会の集まりでふき味噌をご馳走になりました。
苦味があり春の山菜らしさを感じました。
仲間の話では、蕗の薹が出る場所を覚えておいて地上に出立てを
採取するといっていました。
竹林にロープがないのはその農家が蕗の薹を食用にしていない
からのようです。

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ヒヨドリの食糧難

2012年02月26日 | 日記


ヒヨドリが庭にやってきてモクレンの花芽をよく食べています。
例年ならカメラを向けると素早く退散しますが、今年は
よほど食べ物が少ないのか、窓を開けてカメラを向けても
平気です。
もう3分の1くらい食べられていますが、花が咲く4月まで
どれだけつぼみが残るかやきもきしています。



ヒヨドリはロウバイの花を全部食べ尽くしました。
こんなことははじめてです。
また、1月に部分咲きした赤木瓜の花も全部食べられました。

昨日目の前の梅の木に白いテッシュの断片をくわえているのを見ました。
最初は滑稽に感じましたが、窓を開けても逃げることもなく、
私たちヒヨドリは食べ物がなく困っているんですと訴えているように
見えました。
冷静なカメラマンならテッシュをくわえた瞬間を撮ったでしょうが、
撮り逃しました。

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紅梅の中にカワラヒワが

2012年02月25日 | 日記


近くの公園の日溜りの紅梅は1ヶ月以上遅れて満開に
なりました。
紅梅は八重寒紅という早咲きの品種です。
この紅梅は5、6本植えられていますが、その下の枯れ草の
中でカワラヒワがよくエサを食べていて、近づくとぱっと
10羽以上の群れが近くの木に飛んでいきます。
梅の花の蜜を吸うメジロはよく見かけますが、カワラヒワを
見るのはあまりありません。

ここ数年この時期に公園の野球グランドの芝生にカワラヒワの
約30羽の群れをよく見かけましたが、今年は見かけません。
芝生に群れるカワラヒワの数をネット越しに双眼鏡で見て
数える楽しみがなくなりさびしいです。
なぜかわかりませんが、ちょっとした環境の変化に野鳥たちは
とても敏感です。
この画像は紅梅のそばの木にとまったところを撮りました。



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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。