目的地までのタクシー運賃を乗車前にスマートフォンを使って確定させる新サービスの実証実験が8月7日、東京都内で始まった。
渋滞や回り道で運賃が高くなる心配をなくし、タクシー需要を掘り起こすのが狙い。
国土交通省は、利用者の増加など効果が確認できれば、全国展開も視野に本格
導入を検討する。
新サービスは、利用客がスマートフォンに取り込んだ専用アプリに目的地などを入力すると、走行距離や予測所要時間を基に、迎車料金を含む運賃が表示される。
承認ボタンを押すと、タクシーが指定の場所に配車される仕組み。
事前に運賃を確定させてから配車予約できるため、利用者の使いやすさにつながるとの期待がある。
実験は、東京23区と武蔵野、三鷹両市で10月6日まで行う予定。
対象は、迎車を含めた事前確定運賃が3千円以上の場合に限定する。
国交省は、事前確定運賃が実際の走行距離などに照らして適切だったかなども検証する方針だ。
8月7日午前は、実験に参加する日本父通、国際自動車など4グループの社員らが出席し、衷只都港区で新サービスの開始式があった。
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