マツダは5月28日、ハンドル操作に応じて、自動的に速度を微調整することで走行時の安定性を高める世界初の技術を開発したと発表した。
車の進行方向を修正する際のハンドル操作も従来の半分程度で済むという。
夏以降に発売する新型モデルに採用し商品力を高める。
新技術はハンドルとエンジンを電子システムでつないだのが特徴。
カーブなどでハンドルを切り始めるとその情報がエンジンに伝わり、ドライバーが感じられない程度にわずかに減速して重心を前方に移し、車の操作性を高める。
カーブを抜ける際にハンドルを戻し始めると速度を回復させ、走行の安定性を確保する。
運転手が疲れにくくなる上、車の揺れも小さくなり、同乗者の快適性も向上するという。
ソフトウエアの改良で対応するため、新技術を搭載することによる価格面の影響はほとんどないという。
マツダは、2010年から神奈川工科大と共同開発を始めた。
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