東日本大震災から2年半が経過した9月16日、ようやく我が家も除染が完了した。
あらかじめ担当者が数日前に、自宅の家回り数か所の50cm高さ地点の空間線量を測定し、
除染後の数値比較をするようだ。
第1日目は、放射能線量の高い屋根樋の手拭き作業3名と、常緑樹の選定作業4名で行った。
垣根などの常緑樹は0.8 マイクロシーベルト/時間もあり、全体を刈り込む作業で線量を下げることとなる。
第2日目は、汚染された庭土や砂利などの燃えないものを各自宅で保管するため、花壇に2立米を掘る作業
(我が家は機械が庭に入らないため手掘り)。
2立米を掘るのに邪魔となる花壇の植木、草花は撤去となった。
線量の高い芝生、竜のヒゲ、雑草、落葉など燃えるものは、剥がし作業後、市管轄で焼却。
庭に敷き詰めた砂利も線量が高いので、全て掘った穴に保管。
砂利の下の土と花壇の表土を含め、表面から5cm程を剥がし取り、やはり穴に保管。
第3日目は、駐車場のなどのインターロッキングブロック、コンクリート部分の洗浄し、洗浄後のヘドロも掘った穴に保管。
こうして掘った2立米の穴は、汚染された砂利と剥がした土で一杯。(保管する汚染物は、4~5年は漏れることの
ないという袋と包装で厳重に梱包)梱包して埋められた保管物の上から、厚さ50cmほどの新しい山土で覆い、
花壇にも山土を入れた。
その他、駐車場の一部と、庭全体に新しい砂利を蒔いてもらった。
こうして、除染作業は3日間をかけて行われ、あとは再度放射能セシウム線量の測定を待つこととなった。
↓ 常緑樹剪定 (前) ↓ 常緑樹剪定 (後)
↓ 駐車場芝生・竜のヒゲ・垣根引抜・剪定 (前) ↓ 駐車場芝生・竜のヒゲ・垣根引抜・剪定 (後)
↓ 庭の砂利交換・踏み石洗浄 (前) ↓ 庭の砂利交換・踏み石洗浄 (後)
↓ 庭入口 竜のヒゲ剥がし・垣根剪定 (前) ↓ 庭入口 竜のヒゲ剥がし・垣根剪定 (後)
↓ 花壇の一部 汚染物を埋めた(後)には鉢植えの花桃、花水木、花蘇芳を置きました。