暑かった夏も終わり、明後日は「十五夜」。 今年も「食欲の秋」がやってきた。
そういえば昨年の大震災以降 昼の外食といえばファーストフードばかりだった。断トツで回転寿司の「カッパ」、続いて麺類の「幸楽苑」と「はなまるうどん」。これが我が家のベスト3。
今日は以前クインがテレビで見て一度行きたいと言っていた郡山市にある「和心庭 海味(うみ)」に出掛けた。開店時間のAM11時30分に到着したが、10人前後が店の前に待っていた。こんなにも人気があるのだろうか?と驚いた。しかし今日は例外、昼の弁当の注文が急遽入り、開店が30分ほど遅れたようだ。
ランチメニューは3種類 ○菊膳 780円 ○桜膳 1280円 ○胡蝶蘭膳(限定10食) 2300円 真ん中の「桜膳」にした。予約していなかったので部屋が空いて無く、カウンターに腰をかけたが、庭を眺めたり、大将の仕事ぶりも眺めたりして、私たちの最初に料理が出されまでの30分を待った。最初の御通しは地豆(生の落花生)の塩茹でが3個だけだった。でも今日の御通しは私たちにとって大変懐かしかった。地豆の塩茹では、故郷の愛知では秋になると毎年食べていたが、福島に来てからはなかなか食べられないので、わざわざ愛知から送ってもらってたいぐらいだからだ。それがわずかではあるが出されたのだ。今日はこれだけでも良かった。蒸し物の茶わん蒸し、御造り・煮物・酢の物・珍味・漬物が小鉢に入れられ2段に飾られた棚、焼き魚、ばらちらし、お吸い物と続いた。
鮮魚を売り物にしているだけに、御造りの鯛などは新鮮で歯ごたえがあるし、ばらちらしの上に載った魚類の具も種類も多いし、焼き魚は焼きたてで皮・小骨までもコリコリと美味しくいただいた。
今日は1年半ぶりに和食ランチを口にしたが、食欲の秋本番に向かいこれからも本格的なランチメニューを味わいたいものだ。