ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

民主党、「ガソリン値下げ法案」提出へ 秋の臨時国会 暫定税率撤廃

2008年07月31日 11時30分18秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

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 民主党は「ガソリン値下げ法案(揮発油税の暫定税率を撤廃する法案)」を秋の臨時国会に提出する方針を決めました。民主党が第一党を占める参議院に提出し、審議のうえ、可決し、衆院に送付されるもようです。

 これはガソリンにかかる揮発油税(国税)の暫定税率を廃止する法案です。

 揮発油税はガソリン1リットルにつき23円30銭ですが、当面の間として「2倍」の46円60銭になっています。これを「1倍」にする内容の法案になると思います。

 ちなみに私の最寄りのガソリンスタンドでは、
「1リットル180円」→「1リットル153円」になります。
(消費税を含めて計算済み)。

 民主党は169通常国会にもガソリン値下げ法案を提出(3/14)することを検討しましたが、憲法の規定を考え、法律を3月31日に失効させる作戦をとり、成功しました。
 ガソリン値下げ決定、前半国会は民主党が勝利(3/29)
 【夜明け前】民主党の世直し大成功、ガソリン6割が値下げ!(4/2)



 169通常国会では、臨時措置にとどまり、自民党政府が5月に復活させましたが、170臨時国会では、恒久的な税制改革と国民のくらしを守るために、「ガソリン値下げ法案」提出することになりました。

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(ビデオで見ることができます)

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ミニ集会が少ないぞ!

2008年07月31日 10時26分11秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真は小山展弘・民主党静岡県第3区総支部長のミニ集会

 民主党・国民新党の猛烈な勢いの中、年内解散の可能性も出てきました。
 最近は多くの総支部長がブログで日常活動を紹介していますが、ひとつ気になることがあります。

 それは有権者数人と「ミニ集会を開きました!」という記述が少ないことです。
 「個人情報を気にしてあまりエントリにしていないのかな」と思ってよく見ると、時々「○○地区で座談会(ミニ集会)を開催しました」というエントリもあるんです。

 ミニ集会の重要性を指摘したいと思います。
 支援者にお願いして、数人~十数人の知り合いに声をかけて集まってもらい、自宅や公民館などで開く「ミニ集会」は日常活動の核です。

 ミニ集会なら、近い距離で総支部長の人柄や考えを知ってもらえます。そしてそれ以上に、総支部長は有権者の声を聞くことができます。そうすれば、総支部長を個人的に応援しようという人も増えるし、総支部長は世論を吸い上げ、演説の内容も良くなるでしょう。

 これについては、安住淳・国会対策委員長代理(宮城5区)のホームページが参考になります。



[写真は安住淳さん]

3人寄れば安住が来る!

(上記リンク先から引用はじめ)

 安住淳連合後援会では、“3人寄れば安住が来る!”と題して、「ミニ集会」や「お茶飲み懇談会」を地元各地で企画しています。直接お会いをして、話をさせていただき、また、皆さまのご意見をお聞きすることが、安住淳の活動の原点です。

 “3人寄れば安住が来る!”のキャッチフレーズのとおり少人数でかまいませんので「安住淳の話が聞いてみたい!」「安住淳に言いたい!」という方は安住事務所までご連絡をお願いいたします。

<会のすすめ方>

1、「近所で何人か集まるから、話をしに来い・聞きに来い!」という方は、まず安住事務所にご連絡をお願いいたします。

2、“3人寄れば安住が来る!”のキャッチフレーズのとおり少人数でかまいませんので、ご無理のないようにお願いいたします。

3、ご連絡をいただければ、日程調整などの打ち合わせをさせていただきます。(後略)

(引用おわり)


 安住さんは前回総選挙で宮城県で唯一、民主党で小選挙区を勝ち上がりました。

 人から聞いた話ですので、少し事実関係に相違があるかもしれませんが、安住さんには武勇伝があります。

 遊説会場に向かっていた安住さんの宣伝カーが“道路封鎖”にあったことがあるそうです。安住さんの対抗馬を応援している漁協のメンバーが、遊説会場につながる唯一の道路を“通せんぼ”して、安住さんの演説会を開催させないようにしたそうです。しかし、安住さんは、道路をあきらめ、急きょ船を借り、港から上陸し、現地入り。演説会は成功したそうです。

 この出来事はかなり有名になり、「安住というのは若いけど、本気だ」という情報が広がり、安住さんの勢いが高まったそうです。こうして今、当選4回・党幹部の安住淳がいるわけです。

 このように「あいつの演説を聞いてみよう」と思ってもらうことが、演説の内容に100倍優先します。そして、実際に演説を聞き比べれば、ほとんどの総支部長は対抗馬よりも「マシだ」という評価がもらえるでしょう。

 付け加えるならば、ミニ集会ではむしろ、有権者の声を聞くことに耳を傾けることが大事です。また、その場で回答できない質問があってもかまいません。ミニ集会後に確認して、迅速かつ丁寧に個別にお答えする方が大事です。新人なんですから。一度、ミニ集会を開けば、参加者へのお礼周り、友人・知人の紹介のお願い、新しく主催者としてミニ集会をお願いする--といった作業の中で、日常活動の時間はあっという間に過ぎていくでしょう。

 厳しいことを申せば、連合と地方議員と浮動層のおかげで勝てても、その次は厳しいですよ。自分の後援会をしっかり持っていないと、国会での発言にもどうしても制約が出てきます。これから先、何年、政治家をやるにしても、今ほど自分の後援会を作るチャンスはないはずです。

 「演説を聴いてみよう」と思ってもらえるかどうかが、衆院選・小選挙区の雌雄を決することになるんです。
 
 衆議院は違うんです。小選挙区は違うんです。
 それができなきゃ、「当選1回止まり」を覚悟すべきです。

 「民主党総支部長の話を聞いてみよう」「民主党総支部長と話してみよう」という国民の関心が史上最高潮になっていることは世論調査が示しています。


小沢一郎総理(仮)「初デートは?」「18か19歳、山の方へ」問答本8月1日発売

2008年07月30日 21時28分28秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 書店の一角は小沢本が華盛りの様相を呈してきました。こうなってくると、『小沢一郎のすべて』などといった題の本では関心をひかないですよね。

 で、8月1日発売のこの本は、
 『小沢一郎総理(仮)への50の質問』。

「(仮)」--便利ですよね。「(仮)」

 人によっては、

 『小沢一郎総理(仮) 』だったり、

 『小沢一郎総理(仮)』だったりするでしょう。

 もちろん後者の人は買わないでしょうが。

 一番面白そうな質問は、これ。

「初デートはいつ、どこへ行きました?」

「18か19のとき。山のほうへ(笑)」

 気楽に読めそうですね。

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総理就任した仮定で質問に回答…小沢が異色コラボ本(MSN産経)

 民主党の小沢一郎代表が来月1日、異色のコラボ本を出版する。テレビ番組の企画・構成などで活躍する人気プロデューサー、おちまさと氏が、あまり政治と関係なさそうな50の質問を投げかけ、小沢氏がていねいに答えていく企画本で、「総理になる」との宣言も。小沢氏の知られざる実像が浮かび上がる1冊だ。

 注目の新著は『小沢一郎総理(仮)への50の質問』」(扶桑社)。設定を2009年某月として、おち氏が総理大臣に就任した小沢氏に質問する形を取っている。

 おち氏は、人気テレビ番組「空飛ぶグータン」(フジテレビ)などのプロデュースをはじめ、作詞やラジオパーソナリティーまで手掛ける才人だ。

 その一部を紹介すると、おち氏の「自分のことは好きですか?」という質問に対し、小沢氏は「はい、好きです。自分のことが嫌いじゃ生きていけませんから」といいながらも、「田舎育ちのせいもあるが(中略)人の前でしゃべるのは嫌いです。(街頭演説やパーティーで)面白くない話を聞かせて申し訳ないという気分にもなりますしね」と謙虚に語る。

 「政治家にならなきゃ良かったな、と思うときは?」との問いにも、「永田町にいるとき(笑)」といい、「百術は一誠に如かず(=どんな権謀術数をめぐらせても、誠実さには適わない)というのが僕の生きざま。今やその哲学が永田町からなくなってしまった」などと嘆く。

 このほか、「初デートはいつ、どこへ行きました?」には、「18か19のとき。山のほうへ(笑)」。「一番辛かった失恋はいつですか?」には、「そのときの恋愛です(笑)」。「ブリーフ派、トランクス派、どちらですか?」には、「どちらでもなくT字帯」「簡単に言えばフンドシみたいなもんでね」と“衝撃告白”までしている。

 そして、最後の質問は、これまでの設定をオフにして、「小沢さん、総理大臣になるんですか?」という超直球。小沢氏は「はい。やります」と即答し、「国民の皆さんに支持していただければ、もうここまで来たんだから、やります」と明言する。

 本中には、満面の笑みでVサインをする小沢氏の“お宝写真”も。くつろいだ会話の中に、人間・小沢一郎がうまく引き出されている。

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民主党・国民新党、「郵政事業見直し検証委員会」を発足

2008年07月30日 20時02分47秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

[写真は直嶋正行民主党政調会長、自見庄三郎国民新党政審会長]

 民主党と国民新党は30日、第45回総選挙での協力の目玉となる郵政民営化プロセスの見直しに関する話し合いの場を設けました。

 出席者は国民新党から自見庄三郎副代表(政審会長)、糸川正晃国会対策委員長、民主党から直嶋正行政調会長、原口一博ネクスト総務大臣。

 名称は「郵政事業における国民の権利を保障するための改革委員会」(略称:郵政事業見直し検証委員会)に決まりました。

 「国民の権利を保障する」ための郵政事業見直し。

 実にいい名称だと思います。特に憲法29条の財産権を保障してほしい。財産権=自分のサイフを守る権利です。当然の権利です。

 しかし、2010年秋に日本郵政株を外資系が買い占めたら、日本国民のサイフ(郵便貯金200兆円など)を奪われるかもしれません。郵政民営化はいまさら元に戻すわけにはいきませんが、郵政民営化プロセス(なかでも株式売却)は凍結も含めた見直しが必要です。

 そう考えると、2010年秋より前の衆院選って、おそらく次の総選挙しかないでしょう。
 民主党・国民新党のタンデム(二頭立て馬車)の足並みが乱れることは国民の損失になります。
 
 「郵政事業見直し検証委」の協議は8月から早速、始まります。

   
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[関連エントリ]
2008/7/17
「政権交代に全力」郵便局長会が民主党、国民新党と合意文書
2008/6/18郵政民営化見直しを第45回総選挙マニフェストに―菅直人さん
2007/12/12【参院本会議】郵政民営化凍結法案が可決→衆院へ
2007/10/12国民新党の郵政見直し法案、3党で参院提出へ
2007/10/012007年10月1日、郵政民営化!

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川端達夫副代表、「小沢代表の無投票3選を支持」

2008年07月30日 17時53分08秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 民主党副代表の川端達夫さん(滋賀1区比例)は29日、小沢代表の無投票3選を支持することを明らかにしました。

 川端さんは民社党で初当選。繊維産業の盛んな滋賀県で「東レ」出身です。ただし、繊維産業の低落で、東レなど「ゼンセン同盟」といった労組票だけで当選できる選挙区ではなく、個人票を多く集めてきました。そのため、民社党・同盟の“同窓会”である「民社協会」で早くからホープと目されていた人物です。

 私なりの情勢分析では、滋賀県は民主党が小選挙区全勝の可能性が47都道府県で最も高い状況です。

 川端さんは前回“1区現象”で小選挙区は惜敗、比例復活しましたが、滋賀県が衆参とも民主党王国になったのは、国会議員では川端さんが最大の功労者なのではないでしょうか。

 川端さんは「代表選はこうあるべきだ」という「べき論」だけで、対立候補を立てる必要がないとの認識を示しました。これは同時に、「小沢代表で次の総選挙を勝てる」という滋賀県連代表としての自信の表れではないでしょうか。

 ところで、民主党には何人副代表がいるかというと7人(衆4人、参3人)です。川端さんは副代表ながら、衆院議運委の筆頭理事として「前線隊長」の役割もしています。

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小沢代表の3選支持  川端氏「結果残した」(共同通信)7月29日

民主党の川端達夫副代表は29日夜、都内で開いた自らの政治資金パーティーであいさつし、9月の党代表選対応について「小沢一郎代表はリーダーとして結果を残した」と述べ、昨年夏の参院選で党を躍進させた小沢氏の3選を支持する考えを明らかにした。

 同時に「『私の方が(小沢氏より)もっと良くできる』という人が堂々と出ればいい。ただ『代表選はこうあるべきだ』という程度の議論は卒業してほしい」と指摘、複数候補による代表選実施を求める中堅、若手議員らをけん制した。川端氏は旧民社党系グループのリーダー的存在。


【地球温暖化】岡田・李克強会談で中期目標にはずみ

2008年07月30日 17時32分06秒 | 岡田克也、旅の途中

 「岡田・李克強会談(おかだ・りこくきょうかいだん)」が開かれ、地球温暖化(Climate Change、気候変動)に関して前進がありました。

 日本の新聞はほとんど報じていませんが、同会談で、李副首相は

 「(中国は)持続可能な発展(Sustainable Development)の道を歩み、資源節約と環境保護の度合いを強める」と明言しました。

 人民日報の電子版サイトの「人民網」などを見ると、李さんは同様の発言を時折、国内でしているようです。とはいえ、日本の政権準備政党の副代表と膝を交えて発言したということは、それ自体、意味があります。外交ですから。

 李さんの発言を記録として残す、ということは大きいと思います。

 岡田克也さんのブログ(岡田かつやTALK-ABOUT)と新華社(李诗佳記者)が伝えています=中国大使館HPの「李克強副首相、岡田民主党副代表と会見」 と題した記事で日本語訳を読めます=。

 ◇

 李克強(り・こくきょう)さんは53歳。中国共産党の政治局常務委員で国務院副総理(副首相)で、次の中国のリーダー争いのナンバー1、2につけているとされます。

 胡錦涛さんの次の総書記は、2012年ないし2017年の共産党大会で就任するスケジュールになっています。胡さんは共青団の“後輩”の李さんと、太子党(共産党エリート子息グループ)の習近平(しゅう・きんぺい)国家副主席を競わせて、どちらかを後継者にすると予想されています。

 ここまで書けば、賢明な方はお気づきだと思います。「岡田・李克強会談」は、近い将来、「日中首脳会談」と呼ばれる可能性があります。
 地球温暖化という中長期的なテーマで両者がコンセンサスを得たことは、日中の温暖化対策にとって大きな意味があります。

 ◇

 7月16日の中国・北京、人民大会堂での岡田・李克強会談のようすを新華社と岡田ブログから再現します。

 冒頭、李副首相は「中国の汶川(ぶんせん)地震に民主党から同情と援助が寄せられたことに感謝」し、被災地の復興、中国の経済と社会の発展、気候変動(cimate change、地球温暖化)対応などの状況について説明しました。

 岡田副代表が「温暖化問題をしっかり議論したい」としていくつか質問をしました。

 李さんは「中国は科学的発展観を徹底させ、実行に移し、持続可能な発展の道を揺るぎなく歩み、資源節約と環境保護の度合いを強め、経済構造調整と成長パターンの転換を進め、国民経済の良好で速い発展をはかる」と表明しました。

 岡田さん一行が、温暖化問題での実務者協議を希望していると聞いた李さんはすばやく支持を出し、その晩、中国環境相との会談(およそ1時間半)がセットされました。この辺の中国共産党幹部の対応はいつもながら見事です。

 解振華・環境相と岡田さんの会談は昨年12月のインドネシア・バリ島でのCOP13(国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議)以来、7ヶ月ぶりです。


岡田さんと解「環境相」の会談

 解「環境相」は「中国は責任を共有しているが、差異ある責任だ」と発言。これは、先進国が2020年の中期目標を設定するよう促した発言のようです。

 これは北海道洞爺湖G8サミットでの福田議長のていたらくを上手く突いて、中国の国益につなげるという巧みな発言だと思います。たしかに解さんの言う通りの面が大きいですから、なんともなりません。
 民主党の地球温暖化対策本部長である岡田さんは
「民主党は2020年25%削減という目標をきちんと法律に書いて国会に提出した」と述べ、第169通常国会に提出した民主党の地球温暖化対策基本法案=審議入りせずいったん廃案=の内容を説明しました。同法案は170臨時国会にも提出する方針です。

【温暖化】排出権取引市場2010年創設 民主党、基本法案を提出

 そして、具体的な手段としてキャップ&トレード方式の排出量取引制度の2010年度導入や自然エネルギーの数値目標の導入、温暖化対策税(炭素税)などを説明して、「我々はやる気であるということを反論した」そうです。
 解さんは「中国も今一生懸命取り組んでいる」とし、「レジ袋の有料化を実現した」との成果を披露。解さんは「この前、市場に行ったら、まだそれが徹底されていないので改めて指示を出した」と話したようです。

 “首脳会談”と“実務者協議”を同日に行った実りある訪中だったようです。

 先進国である日本側が「基本法」などを先に作ってからでないと、地球温暖化対策での日中の話し合いは進まないでしょう。悠長に構えていられません。


政府、「社会保障費2200億円削減」 シーリング決定

2008年07月29日 19時30分34秒 | その他


[写真はロイター]

【「社会保障費2200億円削減」を政府が正式決定】

 自民党総務会での了承を得て、政府は29日午後の臨時閣議で、2009年度予算案の概算要求基準(シーリング)を「47兆8000億円程度」とすることを全会一致で了承しました。額賀財務相が提案しました。

 この中で、「社会保障費の2200億円削減」(=高齢化による自然増加分を8700億円→6500億円に圧縮)することも前年度に引き続き、決まりました。

 「社会保障費の2200億円削減」には日本医師会が抵抗しており、8月末に厚生労働省が財務省主計局に提出する概算要求書、12月末に相次いで決まる財務省原案、政府原案に向けた巻き返しがあるでしょう。

 あるいは、日本医師会内部から自民党への支持見直しの声が高まり、執行部も大きな方向転換を迫られる可能性が出てきました。

【財務省の権力が高まった2009年度予算のシーリング】

 各省庁は「シーリング×1.25」=概算要求額 として財務省に請求できます。
 昨年度は「シーリング×1.20」=概算要求額 でした。

 これは、主計官(財務省キャリア)が各省庁の概算要求の“削りしろ”を大きく得たことになります。財務省の力が増しそうです。

 ちなみに昨年は
 シーリング(8月)47兆3000億円→概算要求総額50兆4931億円でした。

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【政府は歳出を増やすべきだ】

 政府は昨年8月10日の閣議では、2008年度予算のシーリングを一般歳出総額は47兆3000億円とし、前年比約3000億円増やしました。今年は47兆8000億円で、前年比約6000億円の増加=昨年度は本予算に加えて2月補正予算を組んだので、数字は一致しない=となります。

 とはいえ、
 6000億円程度の歳出増≒6500億円程度の社会保障費の自然増
 です。

 「医師不足への対応や成長力強化など重点施策に予算配分する重点化枠=3000億円程度」を勘案しても、国民の医療費削減圧力は高まる一方でしょう。

 ですから、景気対策(食料高・原油高)にあてる財源は、税金のムダ削減&公共事業費の自然減によってまかなうしかありません。

 返還期限が来た国債を返したり、それに伴う新しい国債の発行を減らすことで、政策に関係のない歳出は減らせます。

 つまり、2009年度予算編成作業は、財務省の裁量を確保した大蔵族・大蔵官僚にとって好都合のペースで進んでいるといえます。

 家計に1500兆円のマネーがありながら、今の予算では2009年もマネーを働かす(動かす)呼び水(インセンティブ)となる政策的歳出は期待薄です。

【歳入を増やす策はいくらでもある】

 私のスタンスは「今すぐ解散総選挙」であることに変わりありません。

 そのうえで、仮に自民党政府が来年度予算案を組むとすれば、少なくとも2兆円程度は歳出を増加させるべきです。

 たとえば、幹線道路の新設は絶対に2009年度にやらなければいけないものではないでしょう。だったら、「新設は一時凍結」することも可能です。それによる失業者は、例えば「社会保障費の2200億円削減」を止めることなど違った分野で吸収は可能です。

 ちょうど今日発表された労働力調査では6月の就業者数は6451万人と1年前に比べ40万人減少しましたが、産業別では、
     建設業……………………  6万人減少
     製造業……………………  24万人減少
     卸売・小売業……………  1年前と同数
     医療,福祉………………  26万人増加
     サービス業………………  13万人増加
 となっており、医療・福祉は現在の日本最大の「成長産業」です。

 新規国債を発行を増やして歳出を確保すべきです。消費税率増は、内需を弱らせるだけです。いざとなれば、ゆうちょ銀行から現金で借りたらどうですか?政府は日本郵政グループの100%株主なんでしょう?

 付け加えれば、来年1月に解散し、2月に民主党・社民党・国民新党政権が発足したとします。この場合は、そこから予算を組み直すのが当然です。この場合、当初予算案の提出が3月以降、成立が4月以降~初夏にずれ込むことはやむを得ないと思います。このことに関しては事前に国民は頭に入れておいた方がいいのではないか、と思います。

(このエントリは読売新聞の過去の記事を参照して作成しました。)

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「逆転の夏」から1年 ひとつ検証すべきことがあるのではないか

2008年07月29日 13時09分55秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真はNHK開票特番での植松恵美子さん。19年初当選組の代表選手になりつつあります]

 逆転の夏から1年が経ちました。

 自民党が結党以来初めて参院第一党から転落し、民主党と交代した「第21回参議院議員通常選挙」(2007年7月29日)。

 あれから1年という感慨よりも、1年間も衆議院が解散されなかったということへの怒りの方が強く感じられます。

 さて、私は第21回参院選について、民主党がひとつ、検証し忘れていることを指摘します。そしてこれについてしっかり精査し、反省をいかさなければ、次の衆院選につながらないと思います。

 それは
 なぜ比例区で「20議席」しかとれなかったのか?

 昨年7月20日付朝日の情勢分析(17,18両日電話調査)では、民主党は選挙区で「31〜39」、比例区で「19〜24」の推計獲得議席を出しています。
 27日付朝日の終盤分析では、民主党は選挙区で「33〜40」と伸ばし、比例区で「19〜24」と勢いを維持していました。

 
[NHKの出口調査でも比例区は「20〜23」だったのに・・・=開票特番から]
 民主党は結果、選挙区では最大値の「40」をとりましたが、その一方、比例区は「20」にとどまりました。

 この「伸び悩み」の理由について、ひとつの場面が思い浮かびます。

 都内東部の駅前での遊説会場。

 候補者はAさんで、全国的な団体の組織的推薦を受けました=当選=。
 司会は都議のBさんで、候補者到着前から場所取りなどやっていました。
 冒頭あいさつは区議のCさん。同党の区議はほかにもいますが、この駅前周辺が地元のようです。
 応援演説は参院議員のDさん。今回は非改選の都選出議員で、知名度が高く聴衆を沸かせました。
 もう一人の応援演説は衆院議員のEさん。Eさんは都西部の選出で、前回は僅差で小選挙区を落とし、比例復活しました。

 そして、最後に候補者のAさんで、ユーモア、政策、分かりやすさ、お願いなどバランスのとれたいい演説でした。

 ここで指摘したいのは、衆院議員のEさんの存在です。
 Eさんが遊説に同行していたのはEさんの立場から十分理解できます。その団体の支持を積み重ねれば、Eさんは次の衆院選は小選挙区で勝ち上がることが有望です。

 ただ、Eさんを都東部で知っている人はほとんどいないと思います。Eさんはそれを自覚していたようで、控え目に立っていましたし、応援演説も申し訳なさそうに、「一言だけ申し上げます」と2分弱の控えめな内容でした。

 このように、各議員を各陣営に割り当てていく中で、思う存分な活動ができず、民主党全体の獲得議席が「20」にとどまったのではないでしょうか。

 仮に「22」とれていれば、今ごろ参院の「民主党・新緑風会・国民新・日本」の会派は122人となり、単独過半数になります。

 社民党、日本共産党の賛同がなくても、「民主党・国民新党・新党日本」だけで過半数で、逆転国会(ねじれ国会)の運営はよりスムーズになっていました。

 E議員は経歴をみると、例えば、有名国立大学の卒業生です。ここは同窓会のつながりが強いことで知られます。

 だったら、この日、E議員は議員会館などから、同窓会名簿を見て全国の友人・知人に電話で比例区での投票を呼びかけたら良かったのではないかと思います。小選挙区は日本の300分の1ですから、参院比例区は残りの日本の300分の299に住んでいる同窓会員に電話する良い機会です。たとえ、「あれ、Eさん(日焼けしないで)白いね」とからかわれても「党のためですから」と応えれば何も問題ないはずです。

 このように35人の候補者への地域・応援議員の割り当てに問題がなかったか検証すべきだと思います。次期衆院選でも世論調査をふまえて、迅速かつ柔軟な対応を党本部から指示できる態勢をととのえておくべきでしょう。

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民主党幹部、「総選挙の準備急げ!」で一致

2008年07月29日 10時49分58秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 民主党は28日、小沢代表、鳩山幹事長らが東京・隼町交差点の党本部で協議し、「来年1月までに解散」と想定していた次期衆院選の準備を前倒しすることで一致しました。

 福田首相が内閣改造と秋の臨時国会召集を公明党の反対(?)で、決められないという状況になっており、臨時国会冒頭での解散もありうる情勢となったため。

 第45回総選挙マニフェスト(最強マニフェスト)の準備、とくに財源問題などの準備も急ぐことになります。これについては、9月の代表選を前に小沢代表が指示を出すと、党内であらぬ疑念を持たれるとの考えから、小沢さん自身が慎重姿勢でしたが、急ぐ分に超したことはないというコンセンサスができつつあるようです。

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民主、衆院選準備「前倒し」一致 審議復帰、状況見極め決定(日経)7月29日

 民主党は28日、党本部で小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長ら執行部が協議した。内閣改造や臨時国会の召集時期を巡る福田政権の混乱を踏まえ、「来年1月まで」としてきた衆院解散・総選挙の想定時期を前倒しして準備を急ぐ方針で一致。臨時国会は審議に応じて政府・与党を追及する構えだが、審議復帰の方法などは状況を見極めて判断する。

 協議では山岡賢次国会対策委員長が「選挙準備を早くやった方がいい」と指摘。ただ次期衆院選の政権公約(マニフェスト)作りの前倒しは「小沢代表が指示を出せば『代表選にらみ』と思われる」との慎重論が出た。


【解説】公明党の連立政権でのスタンスの変化について

2008年07月28日 20時16分07秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 ようやくまとまった時間ができたので、第45回総選挙・全300小選挙区の情勢分析をしてみました。全選挙区の当落予想をすべて終えたら、色々なことが見えてきました。

 きょうはその中の一つ、公明党の最近の福田内閣・自民党に対するスタンスの変化の理由に関する推論を書きます。

 公明党は前回、小選挙区に9人を立て、8勝1敗でした。
 東日本(東京、神奈川)で2勝0敗、近畿(大阪、兵庫)で6勝0敗、九州(沖縄)で0勝1敗でした。

 仮に次回もこの9人を立てるとすると、2~3人の取りこぼしの可能性が出てきています。これは現時点で民主党及び無所属(国民新党会派)の対抗馬が浸透していることから判断しました。

 その一方、勝てそうな小選挙区について面白い傾向があります。
 これらの選挙区ははじめから公明党の基礎票が多く、自民党票の上積みがなくても、当選ラインに届きそうだ、ということです。

 ということは、自公連立の“最大の選挙協力”はこの小選挙区に自民党公認・系列無所属候補を絶対に出さないということになります。もちろん苦戦している小選挙区では、より絶対的な条件になります。

 また、他の291小選挙区で自民党候補を公明党が懸命に支援し、「比例は公明党へ」というバーター票を獲得することは、費用対効果(B by C)はさておいても、前回のような風が期待できない現状では、自民党票と公明党票の食い合いになるかもしれません。

 だからといって自公連立を離脱してしまうと、自民党系候補の出馬で“虎の子”の小選挙区を落とす可能性が出てきます。

 ですから、公明党としては、自公連立を維持しながら、自民党→公明党への支援策の増加を要求するのが当然の判断ではないでしょうか?

 これは、あくまでも私の想像ですが、例として、

 ①公明党の小選挙区候補を増やす
 ②「比例は公明党へ」のバーター票などを政党間で明確(文書)化する
 ③参院選・地方選での支援を取り付ける

 などといった条件を自民党に突きつけることです。

 それが、内閣改造の見送り、臨時国会の8月末召集先送りの要求になっているのではないか。

 以上が選挙情勢の分析を終えて、見えてきた推論です。

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バスの乗り換え表示は明確に

2008年07月28日 06時50分59秒 | その他

 バスの乗り換えに関して、「表示が分かりにくい」という声があるようです。
 東京都交通局はケータイのiモードを使って、次のバスの接近表示サービスを提供しています。これは便利で、最近では多くの人がバス停でケータイを見ています。そして、お目当てのバスが前のバス停を出たことを確認すると、すばやくケータイを鞄にしまい、定期券や硬貨を用意するという光景をよく見ます。

 ただこの光景をお年寄りが不思議そうに見ていることがたまにあります。バスの乗り換えがスムーズに行くように、関係者の点検・徹底を図ってください。

建設会社会長が清家議長を殴り逮捕
 
 次期衆議院選挙をめぐり宇和島市内の建設会社会長がきのう愛媛県議会の清家俊蔵議長をビール瓶で殴り、きょう未明、傷害の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、宇和島市川内、建設会社会長、浅田毅容疑者74歳です。

 調べによると、浅田容疑者はきのう午後6時15分ごろ、出席していた結婚式で、清家議長の頭をビール瓶で殴り、およそ10日間のけがをさせた疑いです。

 関係者によりますと、浅田容疑者は、清家議長にビールを注ぎに行った際、次期衆議院選挙の話となり、浅田容疑者が「民主党も頑張っている。自民党候補は応援できない」などと一方的に話したため、清家議長が「それでは、今後はおつきあいできない」と応じたところ、浅田容疑者がいきなり、持っていたビール瓶で殴りつけたということです。

 清家議長は、救急車で市内の病院に運ばれましたが頭を数針縫うけがということです。

 警察では、浅田容疑者が酒に酔っていたとみて、さらに詳しく調べています。

 次期衆院選愛媛4区をめぐってはでは、現職と新人2人が争う三つ巴の激しい戦いが予想されています。

 
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【現役最年少首長】玄素さんの記録破られる 10日間若い福原慎太郎さん益田市長に当選 

2008年07月28日 00時34分25秒 | ルポ)最年少町長さんの誕生(2008年2月)

 現職と新人との一騎打ちとなった島根県益田市長選挙は27日投開票され、無所属新人で2度目の挑戦の福原慎太郎さんが初当選しました。福原さんは1973年(昭和48年)4月27日生まれ。和歌山県印南町長の玄素彰人さん=1973年(昭和48年)4月17日生まれ=より10日間若く、全国最年少首長となりました。

 なお、同日の兵庫県太子町長選に31歳の新人が立候補していましたが、現職に及びませんでした。

 というわけで、玄素君の記録は5ヶ月で抜かれてしまいました。引き続き「最年少町長」ですが、本人はあまり気にしてないようで、かえって腰を落ち着けた行革に取り組めるでしょう。玄素君もよろしくお願いします。<(_ _)>

益田市長に福原氏初当選 35歳、全国最年少 '08/7/27 中国新聞
 
 現職と新人の二人が立った益田市長選は二十七日、投開票され、無所属で新人の会社役員福原慎太郎氏(35)が、三選を目指した無所属現職の牛尾郁夫氏(65)を破り、初当選した。全国の市長で最年少となる。

 福原氏は「財政再建が急務」として市職員半減など市政の抜本的改革を訴えた。松下政経塾の同窓生の支援も受け、草の根選挙を展開して支持を広げた。

 


【勝つ選対】菅直人、ライブドア前社長らに“指南” 東京4区

2008年07月27日 19時16分28秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代


[写真左端は平松庚三前ライブドア社長、間を置いて、右端は菅直人さん]


 民主党(DPJ)の菅直人さんが、民間企業経営者である総支部長の事務所を訪れ、選対(選挙対策会議)に加わって、“勝てる選対”のつくり方を指南しました。

 菅さんが指南したのは、藤田憲彦さん(東京4区総支部長)の陣営です。

 藤田さんの後援会長は平松庚三さん(62歳)で、ライブドアホールディングスの前社長です。“ライブドア・ショック”の後の同社社長というリリーフ役を任され、昨年末に同社を退社し、今は藤田さんの会社の代表取締役会長です。



[ライブドア社長時代の平松さん]

 平松さんというと、どうしても私としては、ワシントンDC留学中にナベツネさん(渡邉恒雄読売新聞グループ会長・主筆)と知り合い、ナベツネさんを仲人に挙式をしたというすごい人、という認識です。


[経営者としての真摯な姿勢がうかがえるライブドア社長時代の平松さん]

 藤田総支部長は「小僧com株式会社」という会社の代表取締役社長。会員制のインターネットサービスやネット通販などを手がけている、資本金7700万円という会社です。

 藤田さんは東大法学部からソニーに入社しました。ソニー時代に知り合った平松さんや元常務らと立ち上げたのが「小僧com」だそうです。


藤田憲彦(藤田のりひこ)さん

 藤田さんは新潟県上越市で1歳~18歳を過ごしたとのことで、東京は新潟県出身者が多く、新潟県人会の活動も活発ですから、この辺も強みでしょう。

 第44回総選挙の小泉旋風の中で、25選挙区を抱える民主党東京都連で、ただ一人小選挙区を勝ち抜いた菅さん。

 東京4区(大田区の蒲田・羽田・池上など中南部)は、小選挙区になってから補選も含めて民主党は一度も勝っていません。

 また、ここは創価学会名誉会長の池田大作さんの出身地で、メンバーの中には“聖地”と呼ぶ人もいます。ただし、公明党が単独で候補者を擁立したときは、落選してます。

 二大政党とも戦術・戦略次第で議席が左右される注目選挙区です。
 「何が何でも総支部長を当選させたい」という思いを共有する15人が団結した強い“選対”をつくっておくのは公示前の必須条件といえるでしょう。

   
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[冒頭の写真は毎日新聞配信の写真を都合により一部トリミングさせていただきました]

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【内閣改造】民主代表、「ほとんど関心がない」

2008年07月27日 19時05分35秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 民主党(DPJ)の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表は27日、熊本市を訪れました。
 県内外から詰めかけた大勢の報道陣を前に記者会見を開催。

 福田自民党内閣が、公明党の反対を押し切って内閣を改造しようとしていることについて、「ほとんど関心がない」としました。

 小沢代表は「国民生活は苦しくなっている。できるだけ早い機会に解散総選挙をすることが大事。国民の側からもそういう大きな声が起きる」と話しました。

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小沢代表、臨時国会後の解散強調 内閣改造「関心ない」2008年7月27日18時32分
http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY200807270148.html
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 民主党の小沢代表は27日、熊本市での記者会見で「福田内閣には国民の審判を問う道しかないという気が最近、特にしている。臨時国会は国民の声を大事にして、解散総選挙によって改めて国民の意思を問う場であろうと思う」と述べ、福田首相が秋の臨時国会で衆院解散に踏み切るべきだとの認識を強調した。

 小沢氏は、内閣改造の有無には「ほとんど関心がない」としたうえで「国民生活は苦しくなっている。できるだけ早い機会に解散総選挙をすることが大事。国民の側からもそういう大きな声が起きる」とも語った。

tag Ichiro Ozawa,DPJ,The President of Democratic Party of Japan  


◎これがトドメでしょう

2008年07月26日 14時07分33秒 | その他

 政府自民党の2009年度予算案づくりの最大の焦点だった「社会保障費の2200億円減少」について、額賀財務相と舛添厚労相が「原則同意」しました。

 この時点で、日本医師会が自民党(公明党及び国民新党の数人含む)一辺倒の支持をやめることが確実と思われます。県ごとの医師会では、1年前の参院選以降、民主党を支援する動きが表面化しています。

 そして、財務省が厚労省に“武士のなさけ”の格好で「含み」を持たせたことによって自民党は「爆弾」をしょったと思います。

 それは、

 「秋以降の税制改正論議で安定的な財源を確保できれば、

 抑制幅を2200億円以下にとどめる」との条件を付けた


 ことです。

 「安定的な財源の確保」とは、
 「消費税率の引き上げ」と全く同じ意味です。

 政府自民党にとって2009年度予算案は今の衆院議員の任期中、最後の予算です。
 この中で、「2200億円の社会保障削減枠の維持」か「消費税率の大幅引き上げ」かの二者択一を迫られました。いうまでもなく、どちらも自民党を大敗に導くシナリオです。

 しかも厚労省にはラストチャンスとして、「消費税率を引き上げる」という同省の設置の趣旨とは何ら関係のない条件が、“生き残り”の条件として与えられたのです。

 総選挙前に事実上敗北が決まる、いわば自爆のシナリオが濃厚となったという見方もできます。自民党議員が29日(火曜日)の閣議了解の前に巻き返しを図っても、それ自体が導火線に着火することになる可能性があります。

 このまま政府・自民党が解散を先延ばししたら、「国が破れて財務省あり」という結果を招きかねません。どうやらターニングポイントは越えたようです。私はほぼ雌雄は決したと思います。改めて、財務省というシナリオライターのすごさには驚嘆します。

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関連)「総理、まだ国民の声が届きませんか。」日本医師会、再び全面広告で福田首相に“警告”(7月26日アップ)

社会保障費2200億円抑制、財務相と厚労相が原則合意(読売新聞) - goo ニュース

 額賀財務相と舛添厚生労働相は25日、財務省で会談し、2009年度予算の大枠を定める概算要求基準(シーリング)の焦点である社会保障費の伸びについて、前年度と同じく2200億円抑制することで原則合意した。

 ただ、秋以降の税制改正論議で安定的な財源を確保できれば、抑制幅を2200億円以下にとどめるとの条件を付け、前年度並みの抑制に強く反発していた厚労省側が年末の予算編成にかけて巻き返す余地を残した。(後略)

額賀財務相と舛添厚労相、社会保障2200億円抑制で合意
7月25日15時0分配信 ロイター

 [東京 25日 ロイター] 額賀福志郎財務相は25日午後、舛添要一厚生労働相との会談後に記者会見し、2009年度予算の概算要求基準(シーリング)において社会保障費の自然増を2200億円抑制することで合意したと発表した。
 この結果、社会保障費の増加額は自然増8700億円から2200億円を差し引いた6500億円となる。
 額賀財務相は「社会保障は2200億円の削減を行うことが基本であり、その実現に向けて努力する必要がある」と強調。ただ「仮に社会保障に関連して新たな安定財源、つまり税制上の措置が確保された場合には、その取り扱いについて必要に応じ予算編成過程で検討していく」とも付け加えた。(後略)