華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

チキン夫婦

2012年03月19日 22時46分03秒 | Weblog
今日は病院受付の日。私は慣れるまでに時間がかかるタイプだと最近悟った。慣れるまでは緊張が続くため、動きが妙になっているらしい。今日も上司から「そんなに緊張しないで!」と3回ぐらい言われた。小心者。ガラスのチキンハートなんです、私…。
明日も病院勤務のはずが、現在のところ誰の来院予定もないので基本お休み。予約が入れば働く…ということになった。ということは、もし入らなければ来週からもう独り立ち。やっていけるかしら。いや、やっていくしかない。けど緊張するなぁ。

さて。
病院の日は夜ゴハンを作る。冷蔵庫にあるのは先週末に買った鶏肉だけ。照り焼きチキンを作ればDは十中八九ハッピーなんだけど、それではあまりにも芸がない。というわけで今日は日○製粉の力を借りて鶏のから揚げを作った。
お肉に粉をまぶしてモミモミ。そして揚げ始めると良い香りが部屋にモワ~。ニオイに引かれてほら穴から出てきたDがから揚げ粉を発見し、「何これ?」と聞いてくる。「それは美味しいから揚げを作るマジックパウダーだよ」と回答。「ふーん」と半信半疑のD。
から揚げ粉もそうやけど、カレーペーストとかうどんのダシとか、日本の調味料には優れ物が多い。ちなみに先日の父来豪の際にはスパゲティーの素も持ってきてもらっていて、一人で明太子スパを堪能している。素敵☆日本のインスタント調味料。
そうこうしているうちにから揚げ完成。レタスとトマトを添えて出来上がり(私だけオクラ納豆付)。恐る恐るから揚げを口に運ぶD。

オイシー

彼はかなり気に入ったようで「これだったらいつ作ってくれてもボクは大丈夫だよ!」と見えない尻尾をブンブン振っている。そして明日にまわそうとよけておいた分にも「これも食べていい?」とモリモリ。照り焼きチキンと言い、鶏のから揚げと言い、要は鶏肉が好きなんやろうなぁ。「どっちにしても“チキンボーイ”やね」と言ったら「え~違うよぉ」と言いながらも嬉しそうに全部平らげていた。ちなみに“チキン”には“臆病者”という意味がある。

好き嫌いの激しいDの好物をひとつ見つけてホッ。作っても問題ないメニューが増えるのは嬉しい。日本にいた頃は油は数回使っていたけど、今は油のポットがないので一回使いでほかしてしまっている(固める油っこ使用。日本製品はほんまに賢い)。鶏からが定番メニューになるのであれば、ポット、買ってこようかなぁ。

ところで、レストランのメニューにも鶏のから揚げはある。英語表記は「Chicken Karaage」。そのままやねんけど、こちらの人がかなりの確率で「チキンカラアジ」と発音する。私たちはオーダーを取った後復唱するんだけど、その際に「カラアゲ」と正しく発音するか、相手に恥をかかせないように「カラアジ」と発音するでいつも一瞬迷う。もちろん正しく読むんだけど。“カラアゲ”ってどう書いたら一発で間違わずに発音されるんやろう? ナゾ。

コメント    この記事についてブログを書く
« ベッドの住人 | トップ | 休日の過ごし方 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿